出典 http://www.photo-ac.com/
ダイエットしてもなかなか特定の部位だけ効率よく痩せることって難しいですよね。女性の場合、特にお腹周り、お尻、太ももといった下半身はダイエットしてもなかなか脂肪を落としにくい部分でもあります。
こういった脂肪がつきやすく落としにくい部位は脂肪が厚く肌表面がデコボコしていませんか?
このデコボコを美容業界では「セルライト」と呼んでいますが、果たして普通の脂肪(皮下脂肪)と何が違うのでしょうか。質感がデコボコしているだけなのでしょうか?
セルライトという言葉は、「脂肪のかたまり」、「老廃物がたまったもの」という意味で、今では広く認知されている言葉ですよね。
でも、実は医学用語ではありません。
セルライトという言葉や概念は海外発祥。1973年にアメリカのエステサロンの経営者がマーケティングのために作って広めた造語だったんです。
しかも、さらに驚きなのはセルライトも脂肪も医学的には同じ脂肪細胞の集合体だということなんです。
皮下脂肪ではなく「セルライト」と特別な言い方をすると、普通の皮下脂肪とはちょっと違うのかなという印象を受けますが、実は全く同じものだったんですね。
でもセルライトと呼ばれている部分はデコボコしていますよね。これはなぜでしょうか。
皮下脂肪がつきやすい下半身は、脂肪細胞が肥大化しすぎて脂肪が詰まっているため、圧力がかかり、皮膚表面が引っ張られてデコボコしているだけなんです。
つまり、脂肪とセルライトの違いはデコボコしているかどうかの「見た目の違い」だけなんですよね。
出典 http://www.photo-ac.com/
では、お尻、太ももなどのセルライトと呼ばれている部分を改善するにはどうしたらいいのでしょうか。
セルライトも皮下脂肪と一緒なので、結局は、マッサージや有酸素運動で血液やリンパの流れを良くし、代謝を上げて脂肪を燃焼しやすくするという地道な方法がベストな解消法です。
普通の脂肪よりも頑固なイメージがあるセルライトですが結局は運動しなきゃ改善しないんですよね。
でも運動する時間がない、運動は苦手という人もいますよね。そんな時は、美容クリニックをうまく活用しましょう。肥大化した脂肪細胞を吸引したり、破壊したりすることで効率よく脂肪を減らしていく方法(脂肪吸引術、超音波、高周波を使っての医療痩身機器など)で効果的に脂肪を落とすことができますよ。
美容系ライター
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