二重埋没法とは。失敗を避けるために知っておくべき必須知識など埋没法に関する美容外科医10人の見解まとめ
2017.07.31 更新

この記事は、 よだ形成外科クリニック 依田拓之 先生 が監修しています。
品川美容外科

わずらわしいアイプチやアイテープなどからサヨナラできて、効果も早い。二重を作るプチ整形の代表、二重埋没法。
でも、メリットやデメリットなど本当のところってどうなの? 失敗しないために、これだけは知っておくべき埋没法の必須知識を美容外科医10人の見解をベースにまとめました。 

目次

  • 1.二重埋没法とは
  • 1-1.二重埋没法のメリットって?
  • 1-2.二重埋没法のデメリットやダウンタイムについて
  • 1-3.二重埋没法が向いているのは、こんな悩みを持った人?
  • 1-4.二重埋没法手術のプロセス
  • 1-5.2点止め? 4点止め? 何点止めるのが正解?
  • 2.二重埋没法の手術によるトラブル
  • 2-1.事前に知りたい! 二重埋没法で起きるトラブルって?
  • 2-2.二重埋没法で元に戻ったという話を聞いたのですが……?
  • 2-3.なぜ眠そうに見えてしまう人がいるの?
  • 2-4.教えて! 一番美しく見える二重の作り方!
  • 3.まとめ〜二重埋没法は、比較的低価格でお手軽!

二重埋没法留め点数

出典 SEIKO MEDICAL BEAUTY CLINIC

1.二重埋没法とは

すべての女性が憧れるパッチリとした二重。でも「二重にしたいけれど、切開する手術は怖い。できれば切らない埋没法で二重にしたい」と考えている方が多いのではないでしょうか。まずは二重埋没法の手術がどんなものなのか正しく理解しておきましょう。

1-1.二重埋没法のメリットって?

日本における二重瞼の手術はとても古く、明治時代から行われていたのだとか。今、人気の埋没法は昭和に入ってから誕生した方法。歴史のある美容整形手術で安全性が高く費用も安く済むなどいろいろなメリットがあるとして人気の高い手術になっています。

湘南美容外科クリニックの総括院長を務める相川先生によると、こんなメリットがあるそうです。

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埋没法とは、メスを使わずに短時間で二重まぶたにすることができる二重術です。二重専用の針と、髪の毛よりも細い医療用の糸を使用し手術を行います。細くてしなやかなため切れる可能性は少なく生体との反応も安定している糸です。
二重のラインとなる皮膚の部分をまぶたの内側から留めるだけなので、傷も見えず、抜糸の必要もありません。
出典 湘南美容外科クリニック

湘南美容外科クリニック公式サイト

元に戻せない切開手術と比べてメスを使わない埋没法は安心感があります。また手術時間も15分程度。もちろん当日帰宅できます。

埋没法は切開する方法に比べてダウンタイムが短く費用も安いというメリットもあります。何か所で糸を止めるかによって金額は変わってきますが、一番手軽な2点留めの場合、両目で6~9万円、4点止めで12万円程度。眼窩脂肪の除去や部分切開などプラスαの施術を行わない限り、高くても20万円以内でおさまるクリニックがほとんどです。これなら若い方でもお金を貯めてチャレンジしやすいですよね。

また、高須クリニックのように手術料金は若干高めでも、2年以内に元の戻ってしまった場合は無料で再固定してくれる制度を用意しているクリニックや、プリモ麻布十番クリニックのように「6点留め5年間保証付きで16万円」という安心の保証制度を設けているところもあります。埋没法を検討するときには金額の安さだけで決めないようにしたいですね。

1-2.二重埋没法のデメリットやダウンタイムについて

二重埋没法は数ある美容整形手術の中でも簡単な手術と言われています。ただし、それはデメリットがまったくないという意味ではありません。では、二重埋没法はどんなデメリットが考えられるのでしょうか。ここではデメリットの他に、ダウンタイムについても触れます。

広比先生が院長を務めるリッツ美容外科では、埋没法のデメリットについてこのように説明されています。

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1.一般的な埋没法(※編注 1~2点留をさすと思われる)は3~5年で50%以上の確率で二重(ふたえ)が消失し、一重まぶたに戻ってしまう
2.例え数年二重が維持されたとしても、徐々に糸で固定したラインが重力で下がってきて、二重の幅が徐々に狭くなる
3.稀に埋没させた糸が皮膚の下に透けて見えることがある
出典 リッツ美容外科

リッツ美容外科公式サイト

埋没法の手術では、万が一の際に糸を簡単に抜きとれるよう黒や青など色のついたものを使用しています。そのため、糸が埋め込まれた箇所が浅い場合、皮膚の下に糸が透けて見えることがあるのです。メイクで隠せる程度であれば問題ありませんが、術後半年以上たっても糸が透けて見えるという場合、クリニックに相談してみましょう。

また、埋没法はまぶた側で糸を結び、皮膚のなかに結び目を埋めて見えないように処置しますが、まれにこの結び目が見えてくることがあります。結び目が気になって、なんども手で触れていたところ、そこからばい菌が入って炎症が起こり、目がパンパンに腫れてしまったというケースも。このような場合はすぐに手術を受けたクリニックを受診するようにしましょう。

・ダウンタイムについて

整形手術を受けるにあたってもっとも気になることといえば、ダウンタイムがどのくらいあるのかということ。二重埋没法は切開する方法に比べて圧倒的にダウンタイムが短くて済みます。二重埋没法の種類にもよりますが、目立つ腫れが引くまでに2~3日程度。3日くらい経つと、糸を通すためにあけた針穴も消えるため、アイメイクができるようになります。

手術直後は腫れもあり、二重のラインもきれいなラインではありませんが、通常は腫れが引くにしたがって手術前にイメージしたラインに整っていきます。手術を受けたことが分かるような目立つ腫れは1週間から10日程度でおさまります。

ただし、ダウンタイムが短いといっても完全に腫れが引いて二重が完成するまでには2~3カ月かかるということも覚えておきましょう。

1-3.二重埋没法が向いているのは、こんな悩みを持った人?

手軽にできる方法として人気の高い二重埋没法ですが、どんな人でも埋没法が向いているというわけではないようです。岩田先生が院長を務めるアイビューティークリニックでは、埋没法が向いている条件をこのように紹介されています。

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悩み1 二重にはしたいが、切るのはイヤだという方
悩み2 アイプチが合わない方
悩み3 元に戻すことも考慮したい方
出典 アイビューティークリニック

アイビューティークリニック公式サイト

確かに、切開で二重を作ってしまっては、元に戻すのがかなり難しいといいます。元に戻すことも視野に入れている人は、二重埋没法がオススメですね。

埋没法はまぶたに厚みがない方には適していますが、まぶたに厚みがあったり、加齢によるたるみで皮膚の余剰があったりする場合などは糸が外れやすくなることもあるようです。この場合、切開法で二重にする方法を勧められることもあります。

1-4.二重埋没法手術のプロセス

二重埋没法は「切らない手術」として知られていますが、まったく皮膚に傷をつけない、出血しないというわけではありません。具体的にどのように手術が進められるか、おおまかなプロセスを紹介しましょう。

  • ①医師とのカウンセリングで二重のラインを決めて、印をつける
  • ②まぶたに麻酔注射を打ち、糸を通す針穴をあける
  • クリームや目薬タイプの麻酔を事前に使用しているので、注射の痛みはあまり感じません。麻酔をしたあと、印をつけたライン上に糸を通す針穴を開けます。

  • ③まぶたの裏側(結膜)に麻酔注射をする
  • ④糸を通し、挙筋または瞼板と結びつける
  • ⑤糸をまぶた側か結膜側のいずれかに通し、結ぶ
  • ⑥糸をカットして糸玉の部分を皮膚の中に埋め込む

手術の所要時間は両目で15分程度と短時間で済みます。④の部分はクリニックによって瞼板法(けんばんほう)、挙筋法(きょきんほう)という2つの方法から選ばれています。

「瞼板法とは、瞼板という軟骨部分に皮膚からの糸を結びつけて二重を作る方法です。安定した二重まぶたを作れ、腫れも挙筋法に比べると引きやすいのですが、糸が取れやすいという欠点があります。
挙筋法とは、上まぶたをあげる筋肉(上眼瞼挙筋)に皮膚からの糸を結びつけて二重を作る方法です。本来の二重まぶたの構造からすると、瞼板法より挙筋法の方が生まれながらの二重まぶたに近いつくりになり、糸も取れにくいのですが腫れが長引きやすいという欠点もあります」

出典 十仁美容整形

「ここで重要なのは、糸が眼球側に露出するということです。一般の埋没法ではまつ毛に近い瞼板という硬い軟骨組織に糸をかけます。これはそもそも角膜を外部からの異物などから守るための硬い組織です。つまりは角膜に触れるような位置にあります。ここに糸をかける通常の埋没法(瞼板法)は少し眼科的には問題があることもあります(上手な美容外科医の手術は問題ないと思いますが)」

出典 みやた形成外科・皮ふクリニック

角膜はものを見るためのレンズのような役割を果たす大切な器官。ごくまれにですが、瞼板法によって埋め込まれた糸が角膜に触れて傷がつき、角膜潰瘍(角膜の傷口にウィルスや細菌が感染して起こる眼病)を起こすこともあるようです。

ただし、「瞼板法は糸が出やすい。だから挙筋法で手術したい」と考えるのは性急かもしれません。高須クリニックの日下志先生はご自身のブログでこう説明されています。

「『糸が緩んだり切れたりすると稀ではありますが出ることがあります』これは本当です。しかし瞼板法に特有の合併症ではありません挙筋法でも瞼板上端固定法でも出ることはあります。つい先日も他院で挙筋固定法の埋没二重を受けられた患者様が来院されましたが瞼の裏から糸が7mm程度露出しており糸を抜去いたしました。長年美容外科をやっていると挙筋固定法でも糸が露出している人は何度か見かけます。挙筋固定法では糸は出ないと言い切るドクターはハッキリ言って経験不足です。瞼板固定法や瞼板上端固定法や挙筋固定法などありますがどんな方法でも糸で固定するかぎり糸が露出する可能性はゼロではないのです」

出典 Dr.日下志の「美は力なり!」(高須クリニック)

糸が出にくい方法であっても、医師の技術や患者さんの目の状態によっては糸が出る可能性がまったくないというわけではないのです。瞼板法、挙筋法どちらもメリットとデメリットがあるため、クリニックによって手術方法に工夫をしてオリジナルの方法を生み出しているところもあります。

「高須式クイック法は、1本の糸をループ状に留めて、点ではなく線で固定する方法であり、瞼板の裏に糸がそのまま出て残らないように1回瞼板の中に糸を通しています。そのため、瞼板法であるにもかかわらず、まぶたの裏に糸が出ることはなく、眼球に優しい方法なのです」

出典 高須クリニック

また、横浜美容クリニックの院長、白井先生のように患者さんの目の状態や好みの二重のタイプによって2つの方法を使い分けているというクリニックもあります。このようにどちらにも対応できて、患者さんに合った方法を提案できるクリニックがベストと言えそうですね。

「当院では挙筋法、瞼板法の特徴を生かし、使い分けています。出来るだけ元に戻りにくいよう挙筋法で行う事が多いですが、瞼板法で行う事もあります。例えば、かなり幅の狭い奥二重を作る場合、挙筋法で行うと食い込みが強過ぎて上まぶたのまつ毛部分が外反して裏の結膜の一部が見える場合があります。したがってこの場合は瞼板法で行うのがベストです」

出典 横浜美容クリニック

また、最近では瞼板上端固定法という新しい方法で埋没法の手術を行うクリニックも出てきています。瞼板法と挙筋法のメリットを合わせた方法として、施術数も増えてきています。ただし、すべてのクリニックで施術が受けられるわけではないので、興味がある方は事前に瞼板上端固定法を採用しているクリニックを探してみるといいでしょう。

「(瞼板上端固定法とは)瞼板と挙筋の中間の位置に固定する方法です。瞼板側には全く糸を出さないため、安全性も高く、自然で戻りにくい二重になります。この方法は、挙筋固定法のようにクッキリとしたラインを作りやすく、挙筋固定法で稀に見られる眼瞼下垂を回避することができます。糸を、完全にまぶたの下に埋没させるので、角膜を傷つけたりする心配もありません」

出典 さくらビューティークリニック

「両方のメリットを活かし、解剖学的に自然である事、瞼板上端は柔らかい組織である事から術後の腫れや出血が抑えられます。瞼板(軟骨)という支持組織に糸をしっかり固定できる為、糸がとれにくい事と糸がまぶたの裏側に出ない為、角膜刺激が全くない完全埋没法です。瞼板法・挙筋法の欠点を改善、利点を活かした患者様に負担の少ない安全な治療法になります」

出典 大宮中央クリニック

1-5.2点止め? 4点止め? 何点止めるのが正解?

二重埋没法は1点、2点、4点、6点留めなど留める箇所を選べるようにしているところもあります。多く留めればそれだけ効果が継続しそうに感じますが、実際はどうなのでしょうか。鎌倉先生が統括院長を務める聖心美容クリニックでは、このように考えているそうです。

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まぶたに通す糸の本数によって1点留め、2点留めと呼びます(1点留め⇒1本、2点留め⇒2本)。
一般的に、多くの糸を使用した方が固定力は増し安定しますが、その反面、費用が高額となり、腫れや内出血も大きくなります。
また、少ない本数でも技術力によりカバーできる場合もあるため必ずしも本数を増やさなければならない、というわけではありません。
出典 聖心美容クリニック

聖心美容クリニック公式サイト

留める箇所が多ければいいというわけではなく、クリニックによっては点ではなく、ラインやループで留めることで糸を外れにくくしているところも。

「当院ではループとして固定するため、単純な2点固定法よりも強度があります。控え目なラインのご希望の方、部分的に補強を行いたい場合などに適応になります」

出典 プリモ麻布十番クリニック

ただ、止める箇所が多くなると料金も高くなる傾向にあります。また、手術操作が多くなれば、それだけ腫れやすくなってダウンタイムが長引くことに。やるならカウンセリングでしっかり納得してからにしましょう。

2.二重埋没法の手術によるトラブル

簡単な手術であるとはいえ、二重埋没法はトラブルがまったく起きない魔法のような方法というわけではありません。ここからは二重埋没法のトラブルや術後の問題点などについて説明していきます。

2-1.事前に知りたい! 二重埋没法で起きるトラブルって?

水野先生が院長を務める美容外科メディクスに、トラブル事例が詳しく書いてありました。

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(1)術後のハレがひどかった。
(2)目がチクチクして、違和感がする。
(3)すぐに二重が取れてしまった。
(4)点止めなので、二重のラインの仕上がりが、カーテンのようにハシのほうが下がってしまった。
(5)普段は気にならないが、まぶたをおさえると目がゴロゴロする。
(6)術後、目が少し引きつったままになってしまった。
(7)二重のラインが不自然で、あまりきれいではない。
(8)再手術をしても、またすぐに二重が取れてしまった。
(9)目を閉じると、点状のくぼみが残っているので、手術を受けたのが他人にすぐわかる。
(10)二重のラインが途中でとぎれている。
(11)術後は、しばらくコンタクトレンズがはめられなかった。
(12)術後、まぶたにシコリができてしまった。
(13)手術後、気がかわってもとにもどそうとしたが、糸をそのままぬくことができず、もとにもどせなかった。
(14)手術をする際、まぶたをひっくり返して麻酔の注射をされるので、とても痛く怖かった。
(15)眼科で診察をうけると、まぶたの裏側に糸が見えているので、眼科の先生に二重まぶたの手術を受けたのが、バレてしまった。
……etc.
出典 美容外科メディクス

美容外科メディクス公式サイト

広尾プライム皮膚科

ブログや口コミサイトで最も多く見かける「術後の腫れがひどい」と心配しているケースは、そのほとんどが手術後数日で書き込みをしています。留める箇所が少ない埋没法でも、完全に腫れが引いて二重が完成するまでに2~3カ月かかるのが普通。簡単な方法といっても、術後すぐにきれいな二重になるわけではありません。

また、埋没法は簡単な手術のように言われていますが、医師の技術によって結果が左右されることは言うまでもありません。さまざまなトラブルが起きたときのことを考えて元に戻しやすい手術方法を選んでおくというのもひとつの方法と言えそうです。

2-2.二重埋没法で元に戻ったという話を聞いたのですが……?

せっかく痛い思いをしてまで手術したのに、元に戻ってしまったら悲しいですよね。プリモ麻布十番クリニックの大場先生によると、元に戻りやすい手術というのがあるようです。

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クイック法(※編注 1~2点留をさすと思われる)の様な施術では外れて元に戻りやすいようです。~中略~6点固定は固定力が最強の方法で、腫れぼったいまぶた、タルミの多いまぶたにも対応可能です。6点固定で埋没したラインの消失は現在まで経験しておりません。
出典 プリモ麻布十番クリニック

プリモ麻布十番クリニック公式サイト

手術費用の安さで1~2点で留める埋没法を選んだところ、すぐに元に戻ってしまったという口コミもよく見かけます。また、手術がていねいに行われ、きれいな二重になっていたとしても外から強い衝撃を受けることで糸が切れる場合も。高須クリニックの高須幹弥先生によると、外部からの刺激で糸が切れてしまうことがあるのだとか。

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ある日突然戻ってしまう場合というのは、例えば、ドッジボールが目に思いっきり当たったり、喧嘩やボクシングなどで目を殴られれば、その衝撃で糸がプツっと切れて戻ってしまうことがあります(非常に稀なことです)。
あとは、質の悪い弱い糸を使用したために糸が切れてしまったり、手術の技術的な問題で、糸の結び方が緩かったり、すぐにほどけてしまうような結び方をしていれば、突然戻ってしまうことがあり得ます。~中略~一方、元に戻ってしまう人のほとんどは、作った二重の幅がだんだん狭くなって、ゆっくりとラインが浅くなって戻っていきます。
出典 高須クリニック

高須クリニック公式サイト

手術の方法や、まぶたの状態によっては徐々に元に戻ってしまうことがあるようですね。

さらに高須先生は埋没法が元に戻りやすいケースとして以下のような例を挙げています。

「どういう人が元に戻りやすいかというと、
・まぶたが腫れぼったい人
・目がくぼんでいる人
・目の開きが悪い人(目力がない人)
・アトピーや花粉症でよく目をこする人
・幅の広い二重をつくった場合etc.という方です」

出典 高須クリニック

この点から考えると、加齢によってまぶたのたるみやくぼみが目立ち始めている方は埋没法を行うと元に戻りやすいといえそう。

とはいえ、「元に戻ったら、また埋没法をすればいい」と安易に考えるのはNGです。埋没法とはいえ、何度も繰り返すとまぶたや目の器官に負担をかけることになります。加齢によってまぶたのたるみやくぼみが気になる方や眼瞼下垂ぎみという方は切開する方法も視野に入れて検討すべきと言えるでしょう。

2-3.なぜ眠そうに見えてしまう人がいるの?

「二重にしたけど、なぜか眠そうに見えてしまう……」というお悩みは、意外と珍しくないのです。
ヴェリテクリニックの李先生によれば、こんなことが原因だとか。

いわゆるぱっちりとした目は二重が広い目というより、瞳が大きく出ている目です。
どんなに広い二重にしても瞳があまり見えていなけれぱっちりとは見えません。
それどころか幅が広くなればなるほど重たい眠たそうな目に見えてしまいます。

出典 「迷える子羊のための美容整形教室」李先生ブログ(ヴェリテクリニック)

湘南美容外科クリニック長瀬先生によると、幅広二重の希望者はやっぱり多いそう。

二重形成の時に、目を大きく見せようとかなり幅広にしている方はけっこう多いです。化粧をガッツリすれば映えるのでしょうけれど、実際はかなり眠たいだけに見えます~中略~幅ひろくしたがる方ほど、目の開きが弱い傾向にあるように感じます。
悪循環ですね……

出典 「湘南美容外科クリニック品川院院長 長瀬大蔵オフィシャルブログ」

どちらの先生もブログにて「眠そうな目を解消するには、目を開ける力を強くする必要あり」とコメントしており、眼瞼下垂手術が必要であるとも言っています。
後悔しないためにも、手術前の二重ラインを決めるシミュレーションで、手術後の目が眠たそうに見えないかどうか、しっかりチェックしてから手術に臨みましょう。シミュレーションではブジーと呼ばれる針金状の器具で二重のラインを実際に作りながら鏡を見て決めていきます。

このとき、眠そうな二重にならないためのシミュレーション時のポイントとして覚えておきたいのが

  • ・眉毛をあげないこと
  • ・目に力を入れすぎたり、逆に力を抜きすぎてとろんとした目にしないこと
  • ・鏡は目線の先まっすぐに置くこと

以上のポイントを守らないと、二重の幅が広すぎてしまい、眠そうな目に仕上がってしまうことがあります。
手術後にできるラインをイメージ通りにするためにも、あくまで自然に目を開けた状態でシミュレーションすること。また、当然のことですが自分が希望するラインをはっきりと遠慮せず、医師に伝えることも大切です。

2-4.教えて! 一番美しく見える二重の作り方!

美しい二重にするためにはその人にあった手術方法を選ぶ必要があります。ヴェリテクリニックの三苫先生によると、骨格や瞼の状態によって異なるようです。

~中略~日本人で二重の手術をする意味は、①黒目をはっきりみせること(まつげの際が見えるようになること)、②確かに第三者は二重のラインまでを目と認識するので、その意味で、目を開けたときの皮膚のかぶさりを、その人の骨格や瞼の状態に応じてラインを作成すること、となります。

出典 「いつまでも若く美しくをあなたへ」三苫葉子先生症例ブログ

目を大きく見せるために幅広平行二重にしたい!と希望する人は多いのですが、先に述べた通り、目が大きく見えるというのは黒目部分の見えている部分がより大きいということ。むやみに二重の幅だけを広くしても黒目にまぶたがかぶさるような状態では眠そうな顔に見えてしまいます。

ひとことで二重といっても、人によっていろいろな希望があります。幅広の二重にしたい、片目だけ一重なので反対の目と同じような自然な二重にしたい、末広型のすっきりした目元にしたい……など、なりたい二重をしっかりイメージしてカウンセリング時に医師に伝えることが大切です。

その結果、より美しく自然な二重に見せるために「埋没法+目頭切開」「埋没法+まぶたの脂肪除去」といった組み合わせが必要になることも。ネット上の情報をチェックするだけではなく、あなたにとってベストな方法を提案してくれる医師に手術をお願いすることが大切です。

ヴェリテクリニックの李先生は、患者さんの希望によって考え方が変わったのだとか。

私自身、素顔での美しさが大切だと以前は思っていましたが、最近はメイクをするという事を前提にそれぞれの治療を考えるようにもなってきています。
これは何も、派手なメイクにふさわしいものを作るという事ばかりではありません。
むしろ、手術はわざと控えめに留めておき、メイクでこれを強調することで無理のないナチュラルなものを作るという逆の発想にもつながります。

出典 「迷える子羊のための美容整形教室」李先生ブログ(ヴェリテクリニック)

3.まとめ〜二重埋没法は、比較的低価格でお手軽!

美容外科医10人の見解をもとに、二重埋没法についてご紹介しました。いかがでしたか?
二重埋没法は比較的低価格でダウンタイムも短い……と、プチ整形の中でもお手軽な部類に入ります。気になる方はまずカウンセリングに行ってシミュレーションしてみるのも良いでしょう。

※なお、本コラムにて紹介した内容は、あくまでも医師の見解です。目や瞼の状態は個人差があり、上記見解がすべてあてはまるわけではないことをご了承ください。本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

yuki

yuki

美容医療系ライター

品川美容外科

この記事の監修ドクターが所属するクリニック

形成外科 美容外科
住所:宮城県仙台市青葉区花京院1丁目1-6
最寄駅:JR仙台駅より徒歩3分地下鉄広瀬通駅より徒歩10分
院長:依田 拓之
診療時間:月・火・木・金9:30~12:30 14:00~18:30 第2・4土・日9:30~17:30
休診日:水・第2・4日・祝

二重埋没法が受けられるクリニック

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