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美容整形の相談・紹介【医師監修】

鼻プロテーゼとは。型の選び方から失敗の回避まで美容外科医の解説まとめです
2019.03.25 更新

プロテーゼとは美容整形等で使用する人工軟骨のことです。外国人セレブのように見るからに美形な鼻を手に入れたいと願う女性に人気の整形術ですが、経年劣化や拒否反応など安全性については意見が分かれるようです。本当のところはどうなのか、プロテーゼに詳しい医師の意見をまとめてみました。

鼻プロテーゼ挿入の具体的な効果について

高須幹弥先生が名古屋院の院長を務める高須クリニックでは、プロテーゼによってどの程度鼻が高くなるかを、このように説明されています。

統計をとると3.5mmのプロテーゼを入れる人が一番多いですが、何mmのプロテーゼを入れるのが適しているのかは人それぞれです。

因みに一番低いプロテーゼは2mmのものです。一番高いプロテーゼは、特別上限はありませんが、あまり高いプロテーゼを入れると皮膚に負担がかかったり、プロテーゼの輪郭が浮き出て不自然になることがあるので、私はせいぜい6mmくらいまでにしています

出典 http://www.takasu.co.jp/topics/column/face/118.html

鼻プロテーゼにおススメの形状とは?

鎌倉先生が統括院長を務める聖心美容クリニックによると、鼻のプロテーゼには「バード型」がいいそうです。

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L型のプロテーゼをそのまま使用すると、鼻先の皮膚に負担がかかり不自然な印象になったり、場合によってはプロテーゼが飛び出てしまったりする恐れもあります。

バード型にすることによって、鼻先の皮膚の負担が減り、よい自然に鼻先に高さを出すことができます。

I型プロテーゼを使用する場合は、鼻先に高さを出すことができません。

出典 http://www.biyougeka.com/contents/nose/prothese/

やっぱり異物は危険? 鼻プロテーゼの危険性

桑満先生が院長を務める五本木クリニック美容皮膚科は、他院で発生した鼻のトラブルに関する対応も行っています。下記は、先生たちが実際に鼻の修復を行ったトラブルの一例です。

プロテーゼによる隆鼻術を受けて、5年以上経過すると皮膚の色が変色(発赤・白変)したり、移動・変形、輪郭の不自然な浮き出し、被膜の石灰化によるしこりや凸凹、皮膚を突き破りプロテーゼが露出してくるなどのトラブルが生じてくる場合があるのです

実際、隆鼻術の人工物プロテーゼなどを長期間挿入している方のなかには、「皮膚が薄くなる」「変色する」「痛む」「凸凹」「鼻根部がぐらつく」などなど、さまざまなトラブルで悩んでいる方がいらっしゃいます。

出典 http://www.gohongi-beauty.jp/shojo/kao-hanaprosthesis/

鼻プロテーゼは一生もつの? 交換は出来る?

一方、坂田先生が総院長を務める大塚美容整形外科では、プロテーゼのトラブルは初期対応のミスによるもので、診断と対応が早ければ問題なし、一生もので交換も可能とのことです。

基本的には一生そのままで問題ありません。

プロテーゼが鼻から飛び出す原因として細菌の感染か、プロテーゼの大きさが大きすぎるといった原因が考えられます。感染が起きた場合にはまず皮膚に赤みなどの炎症症状が起きるので、その時点で抜去すれば皮膚から飛び出すことはありません。

プロテーゼを取り出すことは可能です。またご希望の高さや厚さのプロテーゼに入れ替えることもできます

出典 http://www.otsuka-biyo.co.jp/q_and_a/nose.html#Q9

相川先生が総括院長を務める湘南美容外科では、挿入の際のプロテーゼの位置や質が重要だと説明されています。

鼻シリコンプロテーゼは基本的に入れ換え等は不要であり、一生モノです。
プロテーゼが正しい位置(骨膜と呼ばれる膜の下)に挿入されていれば、基本的にはズレることもありません。

プロテーゼ周囲の石灰化に関してですが、体内に異物を入れた場合、プロテーゼに限らずその異物周囲に石灰化を起こす可能性はあります。ただ適切な位置にプロテーゼが正しく挿入されて、周囲の組織とフィットした状態であれば石灰化を起こす可能性は低いです。また、プロテーゼそのものの質も重要です

出典 出典 http://www.s-b-c.net/qa/n022052.html

鼻プロテーゼについては、間違った位置への挿入や形状や材質選びが原因でトラブルを起こすもので、プロテーゼ自体に危険性はないということですね。

鼻を高くする鼻プロテーゼについて紹介しました。技術としては実績もあり長年行われているもので、正しい方法を選べば危険はないようです。やはり美容整形は信頼できる医師の元で手術を行うというのが正解ですね。

(注)なお、本コラムにて紹介した内容は、個人差や状態により異なるので、治療法等すべてあてはまるわけではないことをご了承ください。実際の施術にあたってはカウンセリングで医師にご相談ください。

画像出典 http://weheartit.com/ http://www.biyougeka.com/

yuki

kanako

美容系ライター。元美容外科勤務。

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