女性のぽってりとした厚めの唇が魅力的だと感じる男性は多いという話を見聞きしたことがあります。
ところが、当のご本人はたらこ唇が嫌でなんとかしたいと考えていることもあるようですね。また、いくら魅力的とはいえ、あまりにも分厚い唇の場合では、もう少し薄くしたいと考えることもあるでしょう。
では、どうすればたらこ唇から解放されるのでしょうか? 唇を薄くするメリットは、どのようなところにあるのでしょうか?
顔立ちの形成は遺伝によるところが大きいものですが、歯並びやご自身の普段の生活が影響して唇が厚くなってしまうことがあります。
まず、歯並びの問題ですが、前歯か前方に浮いている状態の場合には、どうしてもそれを保護するために上唇が発達して厚くなります。これにお心当たりのある方は、ひとまず歯科医に相談して歯列矯正を検討してみてはいかがでしょうか。
次に、生活習慣の問題です。あなたは口元に締りがありますか? もしも、なんとなく口を半開きにする癖があるのであれば、今すぐにその癖を治しましょう。治し方はとても簡単、意識して口角を引き締めてあげる練習を行うだけです。これを意識して行っているうちに、唇の筋肉が鍛えられて徐々に薄い唇へと変化するはずですよ。
また、口元に締りがないと、当然頬の筋肉もサボりますので、やがては頬がたるんでしまう可能性が大。たらこ唇とともにブルドッグラインが現れてしまったら大変です。口角を上げて、表情筋を鍛えましょう。
あなたは今、どのような口紅を使っていますか? 色が濃い目の口紅を唇いっぱいにつけている? そうだとしたら、それがたらこ唇を強調している可能性があります。濃いめの口紅は、顔の中で唇を浮き上がられて見せる効果がありますので、必要以上にたらこ唇を強調することになってしまいます。
唇の厚さが気になるのであれば、薄いピンク系やベージュ系の口紅に変えてみる、あるいはグロスだけにしてみて下さい。これだけで、たらこ唇が気にならなくなることもありますよ。
また。目元のメイクをきちんと行うことによって視線がアイメイクに注がれるようになりますので、たらこ唇が目立たなくなることもあります。メイクテクニックを駆使して、目立たない唇づくりを研究してみてはいかがでしょうか。
まず、なんとなく清楚に見えるというメリットがあります。国内外を問わず、セクシー女優として活躍している女優を思い浮かべてみて下さい。その多くは唇がぽってりとしていないでしょうか? つまり、たらこ唇はセクシーなイメージが強く、清楚なイメージが弱いということです。さらに、唇の薄い女性はなんとなく知的に見られがちであるという点も、メリットとして捉えることができるでしょう。
また、唇が薄いと口紅の色を選ばないというメリットもあります。女性である以上、さまざまな色の口紅を楽しみたいと考えるのは当然ですから、そのようなときには、唇の薄い方のほうが有利となるでしょう。
それでも、どうしてもたらこ唇が気になるというのであれば、美容外科で唇を薄くする手術を受けるという方法があります。この手術は、美容整形の中では比較的短時間で終了する手術であり、30分~40分程度で終了します。
唇を薄くする手術は、不要な厚みをメスで切除するというもので、上唇のみ、下唇のみ、あるいは上下と、お好きな部分だけ行うこともできますが、手術後数週間は腫れが続きますので、その間の外出は難しくなるでしょう。また、食事の摂取は普通に行えるようですが、おせんべいなど、かけらが唇に張りつくような食品は避けたほうが無難でしょう。ただし、痛みでうまく食品を摂取することができなくなることはあるようです。
ご自身のコンプレックスは、他人にとってはたいしたことがないことがほとんどです。ですが、ご本人としたらひとたび気になりはじめると、どこまでも気にしてしまうのではないかと思います。
そのようなときには、これが私のチャームポイントなんだ、という捉え方をすることも大切です。あなたご自身がたらこ唇をチャームポイントとして受け入れれば、表情も明るくなり、周囲の方がたもあなたと過ごす時間が楽しいと感じるようになります。
いざとなったら美容整形という方法がありますので、決心がつかないのであれば、ひとまずそれをチャームポイントとして捉えてみてはいかがでしょうか。
*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税抜きです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
美容系ライター。エステから美容医療まで歴20年。
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