「赤ら顔=かわいらしい」というイメージがありますが、実際に赤ら顔で悩んでいる方はたくさんいます。田舎っぽく見える、素朴な感じがしてしまう、などといったお悩みを持ち、赤ら顔を改善して理想の素肌を手に入れたい!と真剣に考えているケースが多いようです。
そこで今回は、赤ら顔を化粧品で改善する方法を一挙ご紹介。普段のお手入れ方法をちょっと変えるだけで、赤ら顔対策をばっちり行うことができます。美肌を手に入れたい方、必見です。
赤ら顔は、皮膚の下に通る毛細血管が何らかの原因により拡張し、血流が増大することによって赤みが持続してしまう症状のことを言います。原因はさまざまで、気温差や香辛料などの刺激、アルコール、更年期障害や胃腸障害などが挙げられます。赤ら顔は毛細血管に血栓ができている状態のため、この血栓を取り除くことが赤ら顔改善には必要不可欠です。
そこで注目すべきは、ビタミンK配合の化粧品。ビタミンK配合の化粧水やクリームを使用することにより、血栓が解消され血流が良くなります。すると何らかの原因により毛細血管に大量の血液が送り込まれてきたとしても、血栓ができずにスムーズに流れていくため、極端に赤みが出ることはありません。
ただし注意しなければならないことは、ビタミンKはビタミンのまま摂取してはいけないということです。直接摂取してしまうとかえって血液を凝固させる恐れがあるため、必ず化粧品やクリームなど外部から取り入れることが大切になります。
赤ら顔の方に、アルコール入りの化粧品はNGです。なぜかと言うと、アルコールには毛細血管を拡張させる働きがあるため、アルコール入りの化粧品を長期間使用し続けると、赤ら顔が慢性化してしまう恐れがあるからです。
一昔前までは、アルコール入りの化粧品が大半でした。しかし、アルコールにはお肌に不必要な刺激を与えたり、乾燥を促したりといったマイナス要素があることが分かり、近年はアルコールフリーの化粧品が増えてきています。赤ら顔を早く治すためには、アルコールフリーの化粧品を意識的に選ぶようにしましょう。また、アルコールを飲むこともできるだけ控えた方がよいでしょう。
赤ら顔は、メイクの仕方でだいぶ改善されます。効果的な方法は、ベースメイクにグリーン系のコントロールカラーを取り入れること。そうすることにより、赤みをしっかりカバーして、自然な肌色に見せることができます。
ただし、塗り方には十分に注意しましょう。コントロールカラーは少し塗るだけでも十分に効果を発揮するため、様子を見ながら少しずつ塗ることが大切です。赤みを隠したいあまりに塗りすぎてしまうと、かえって不自然な顔色になってしまったり、肌荒れの原因にもなってしまいます。赤ら顔を悪化させないためにも、厚化粧はせず、お肌に負担をかけないメイクのコツを掴んでいきましょう。
いかがでしたか? 赤ら顔にお悩みの方は、まずは普段使っている化粧品を見直すことから始めるとよいでしょう。それでも改善されない場合や即効性を求める場合は、美容皮膚科の施術を受けてみてはいかがでしょうか。美容皮膚科で行われているレーザーやフォトフェイシャルなどの治療は、赤ら顔を効果的に改善できるだけでなく、美肌にも優れた効果が期待できると言われています。赤ら顔をしっかりと改善して、自信を持てる素肌を手に入れましょう!
(注)なお、本コラムにて紹介した内容は、個人差や状態により異なるので、上記内容がすべてあてはまるわけではないことをご了承ください。実際の施術にあたってはカウンセリングで医師にご相談ください。
美容系ライター。元美容外科勤務。
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