夏には日焼け止めでしっかりお肌をガードしていたから大丈夫。そう思っていても、気がついたら思っていたより日焼けをしていた…。このようなことはよくある話です。日焼け止めは紫外線からお肌を守る効果の高いアイテムではありますが、部分的につけ忘れていたり、汗などで落ちてしまったりすることも多く、それによって紫外線がお肌の深部にまで侵入してしまっていることもあります。今回は飲む日焼け止めとして知られているヘリオケアというサプリメントを紹介します。
ヘリオケアとは、シタ科の植物から抽出した美容成分を中心としたサプリで、”飲む日焼け止め”としてテレビのバラエティ番組でも紹介されました。現在、ヘリオケアは美容外科や美容皮膚科などの医療機関で取り扱われており、一般のドラッグストアや薬局では販売されていません。
では、ヘリオケアはどのようにして私たちのお肌を日焼けから守るのでしょうか? ヘリオケアには米国で特許を取得しているFernblock(ファーンブロック)という抗酸化作用を持つ天然成分を含み、これを体内に取り込みれることにより、紫外線による活性酸素の大量発生を防ぐ効果を期待することができます。また、ヘリオケアにはビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ルテインなどの美容成分が配合されており、Fernblockの働きをしっかりとサポートします。つまり、ヘリオケアを服用することにより、皮下の活性酸素の発生を抑え、さらにお肌の乾燥を防ぎながら日焼け止め=美白ケアを行うことができる製品であるということです。なお、アメリカにおいて日本の厚生労働省のような機関に相当するFDAより認可を受けていますので、安心して使用できます。
また、ヘリオケアは3種類に分類されており、それぞれに配合されている成分に若干の違いがあります。
紫外線を浴びる30分前に1錠服用するだけというお手軽さ、これが最も大きなメリットでしょう。また、日焼け止めクリームのように身体の外部から紫外線をブロックするものではないので、つけ忘れや汗などの影響を受けることがないという点も、大きなメリットであるといえるでしょう。
ですが、ヘリオケアウルトラオーラルDの場合では、美容外科では30カプセルで5,800円前後と、価格が少々高額となっています。また、ヘリオケアとともに日焼け止めクリームなどでお肌を保護することが望ましい(ヘリオケアはジェルタイプもあります)とされていますので、ヘリオケアに加えて、日焼け止めクリームなどのケア製品の費用も必要となります。この部分がデメリットといえばデメリットなのではないでしょうか。
見た目が医薬品のような仕様となっているため、副作用を心配される方は多いことでしょう。ですが、ヘリオケアには薬物が配合されていないため、副作用が起こる心配はまずありません。ですが、もともとアレルギー体質の方の場合では、処方を受ける美容外科などで事前に説明を受けておくことをおススメします。
ヘリオケアがどのような製品なのか、ザックリとご説明させて頂きました。飲むだけで紫外線をブロックできるのであれば、手間いらずですし、本当に助かりますよね。
ネット通販では、一部販売されてますが、美容のためのスキンケアの専門家である美容皮膚科でカウンセリング後に購入、アフターケア方法など医師にしっかり聞くと安心ですね。身体の内外から日焼けを防ぎたいとお考えの方は、そちらも合わせて相談してみるとよいでしょう。
美容系ライター。エステから美容医療まで歴20年。
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