老け顔の原因と特徴はくすみとたるみ! くすみ、たるみ除去に欠かせない美容医療的治療法はコレ! 
2017.09.21 更新

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仕事帰りの電車の窓に映った自分の顔を見て、老けたなぁ……と思ったことはありませんか?
シミやシワといった目立った肌トラブルがなくても、30代後半になると自分の顔を見て「なんとなく老けた」という印象を持つ女性が多いと言われています。今回は目立たずに進行していく老け顔の原因と治療方法について詳しくお話していきます。

目次

1.「なんとなく老けた」気がするのはなぜ? 老け顔の原因と治療方法を探る!

シミやしわといった分かりやすいトラブルはアプローチもしやすいと言えます。でも、なんとなく老けたという漠然とした悩みは日々のスキンケアや食事の改善ではなかなか解消できません。まずはこの老け顔の正体を突き止めることからはじめましょう。

1-1.老け顔の特徴とは

見た目年齢を上げる理由として考えられるエイジングサインにはどのようなものがあるでしょうか。

  • ・シミや肝斑
  • ・しわ
  • ・くすみ
  • ・たるみ
  • ・毛穴の開き

若い頃から屋外でスポーツをする習慣のある方は早い人では20代後半からシミや日焼けによる乾燥が原因のしわに悩まされることがあります。シミやしわは目につきやすく、比較的アプローチしやすいエイジングサイン。これに対して、くすみやたるみ、毛穴の開きといったエイジングサインはじわじわと進行して30代後半や40代前半になると目立ってくるトラブルです。

■「なんとなく老けた気がする」の正体はコレ!
「紫外線には気をつけていたからシミやしわはあまり気にならない」という人でも40歳近くになると、顔全体のくすみやフェイスラインのゆるみ、たるみによる毛穴の開きが気になるようになってきます。これが「なんとなく老ける」大きな原因です。なんとなく疲れて見える、なんとなくどんよりとした肌色に見える……こうした、漠然とした老化はじわじわと進んでいくため、分かりにくく、予防もしにくいのです。

ここからは気がつかないうちに進行して老け顔をつくる、くすみやたるみ、毛穴の開きの原因とその解消方法について考えていきます。

1-2.老け顔サインはなぜ起こる?

老け顔サインはなぜ起こる? 

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1-2-1.くすみの原因

肌色がどんよりとくすむ原因は大きく分けて2つあります。

  • ・日焼けや摩擦などによってメラニン色素が肌に残った色素沈着によるもの
  • ・糖化によるもの
  • ・日焼けや摩擦などによってメラニン色素が肌に残った色素沈着によるもの

くすみの原因 

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人間の肌は摩擦や紫外線などの外的刺激を受けると基底層と呼ばれる層にあるメラノサイトと呼ばれる色素細胞がメラニン色素を作り出して肌を守ろうとするはたらきがあります。

10~20代の肌では肌の新陳代謝が正常に行われているため、肌の奥でメラニン色素が作られても、徐々に有棘層、顆粒層、そして表面の角質層へと押し上げられていき、やがて垢となってはがれ落ちていくか、角質層に届くまえにメラニンが分解されるため、シミや色素沈着を起こすことはありません。

しかし、加齢によって肌の新陳代謝機能が低下するとメラニンを含んだ角質層が肌に留まりやすくなってシミや色素沈着が起こるのです。

肌の広範囲をどんよりとくすませるのは色素沈着によるもの。洗顔するときにゴシゴシこすったり、たくさんのスキンケアアイテムを顔に塗り重ねたりしていませんか? 過剰なお手入れで肌に触れる回数が増えることによって知らず知らずに摩擦は起きているのです。

過剰なお手入れや濃いメイクを繰り返していた人が、メイクをやめてシンプルなケアにしたところ、くすみだけではなく肝斑まで改善したという例もあるのだとか。美容皮膚科でくすみ改善のための施術を受けても、紫外線を浴び続けたり、摩擦を繰り返したりしているようでは、くすみはなかなか改善されません。日ごろのお手入れを見直してみるようにしましょう。

■糖化によるもの
酸化と同じように、体内で起きている老化現象に「糖化」があります。糖化とは食事によって摂ったたんぱく質と糖が結びついて起こるもの。この糖化によってできるAGEs(糖化最終生成物)と呼ばれる老化物質が肌のくすみをはじめとする老化サインを加速させていくのです。

AGEsは分解されにくく、肌や髪、骨などに蓄積されていくと考えられています。肌の場合、真皮層にあるコラーゲンや角質層のケラチンといった成分を劣化、変色させます。肌にある成分そのものが変色することで起きるくすみなので、洗顔をしても変化がありません。

20代のころは朝、顔を洗ったあと透明感のある肌がのぞいていたのに、30代後半になると洗顔直後から肌のくすんでいる気がする……そう感じるのは糖化が原因でくすみが起きているからだと考えていいでしょう。

1-2-2.たるみの原因

30代後半くらいになると、写真に写った自分の顔がなんだかぼんやりしているように感じることがあります。これはフェイスラインのたるみによるもの。頬の毛穴が徐々に目立つようなるのは、肌がたるむことで毛穴が縦に引っ張られているからなのです。

■ハリをキープする成分の劣化、減少
肌のハリは真皮層にあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンといった物質によって保たれています。この3つの成分はベッドのスプリングのような役割を果たしていますが、加齢によって積み重なった紫外線によるダメージや糖化によるダメージが蓄積されることで、徐々に劣化し弾力が失われていきます。

また、新陳代謝機能が低下することでこれらのハリキープ成分が生成されにくくなってくるのも、たるみの大きな原因と言えるでしょう。

■表情筋・深層筋の衰え
顔の表情を作る表情筋は肌のすぐ下にあります。そのため、表情筋が衰えると肌のたるみに直結してしまいます。

さらに内部にある深層筋と呼ばれる骨にくっついている筋肉が衰えると、その上にある表情筋や肌を支えきれなくなってしまうことに。深層筋には血液を顔全体にめぐらせる役割もあるので、肌に栄養や酸素がいきわたらなくなったり、老廃物が溜まりやすくなったりします。このことで、顔色が悪くなると、肌をくすませることにもつながります。ポニーテールをする時のように側頭部の筋肉を持ち上げると、フェイスラインが変わるという人は深層筋が衰え始めている証拠です。

■生活習慣の乱れ
睡眠不足や栄養バランスが取れていない食事といった生活習慣の乱れも肌のたるみの原因となります。

2.老け顔の治療方法

老け顔の治療方法 

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老け顔の大きな原因となる、くすみとたるみ。ここからは美容外科、美容皮膚科で行われているくすみとたるみの解消方法について紹介していきます。

2-1.くすみの解消方法

くすみを解消する方法には、薬剤を使った手軽な方法から、フォトフェイシャルやレーザーを用いた本格的なものまでいろいろあります。

■薬剤を使う方法
・ケミカルピーリング
AHA(フルーツ酸)、サリチル酸、グリコール酸、乳酸といった特殊な酸で、くすんだ古い角質を優しくはがし、肌の新陳代謝をサポート。新しい細胞が作られることで、くすみの解消だけではなく、肌のハリの改善効果も期待できます。費用は使用する成分によって異なり、1回当たり5,000~10,000円程度。イオン導入やエレクトロポレーションとの併用でより高いくすみ解消効果が期待できます。

・トレチノイン、ハイドロキノン
新陳代謝の促進、ピーリング作用のあるトレチノイン(ビタミンA誘導体)と肌の漂白剤と呼ばれるハイドロキノンの外用薬(クリーム)を使用する方法。スキンケアの一環として取り入れることで、肌のくすみを改善してくれます。トレチノインによって新陳代謝が促進されると、くすみを含んだ角質がはがれやすくなり、明るい肌に導いてくれます。

ハイドロキノンはシミや肝斑の除去に使用される成分。軽度のくすみだけをなんとかしたいという場合はトレチノインだけを単独で使用することも可能です。

トレチノインは肌の反応を見ながら0.025%、0.05%、0.1%と濃度を上げていきます。価格はクリニック、濃度によって異なりますが5g2,000~2,500円程度。鮮度が落ちると効果も落ちるので1カ月程度で使い切れる量が処方されます。ハイドロキノンは5g2,500円程度となっています。

・イオン導入、エレクトロポレーション(アクシダーム)
肌の表面に一時的に電気の刺激を加えることで、肌に有効成分を浸透しやすくするもの。家庭用の美顔器にも搭載されている技術ですが、美容皮膚科で使用されているもののほうが効果は高くなっています。

くすみの改善にはビタミンCやトランサミン(トラネキサム酸)などが使用されます。痛みやダウンタイムもまったくなく費用も手ごろ。トライしやすい施術と言えるでしょう。価格はイオン導入が6,000~12,000円、エレクトロポレーションが8,000~15,000円程度となっています。

■注射や点滴
・プラセンタ注射
美白作用のあるプラセンタ。肝機能障害の治療薬として認可されている安全性の高い成分です。肌の新陳代謝を高めてくれる効果が期待できます。1回で効果を実感できるものではありませんが、週に1回のペースで2~3カ月継続するとくすみの改善や美白効果が実感できるようになります。
プラセンタ注射はくすみの改善だけではなく、疲労回復や更年期障害の症状の軽減にも役立ちます。アンチエイジングケアとして定期的に取り入れてもいいでしょう。

・美白点滴
抗酸化、解毒、代謝促進作用のあるプラセンタ、ビタミンC、ミネラル、核酸といった成分を肌に直接点滴することで透明感のある若々しい肌を維持する点滴。顔のくすみ改善だけではなく全身の肌に効果があります。

■機械を使う方法
・IPLフォトフェイシャル、フォトRF

くすみの解消方法 

出典 http://www.lumenis.co.jp/

 

IPLと呼ばれる光を均等に肌に当てることで、メラニン色素の排出をサポート。フォトRFはRF(ラジオ波)の作用をプラスすることで、肌色に関係なくIPLの効果をより効率的に届けることができます。肌全体のトーンアップができる施術です。フォトRFならたるみやシミ、小じわなどさまざまなエイジングサインにまとめてアプローチできます。費用は顔全体で15,000~30,000円程度が相場となっています。

・ライムライト

くすみの解消方法 

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欧米の人向けに開発されていた従来の光治療と違って、日本人の肌色に合わせて開発された光治療器。費用は全顔10,000~15,000円程度が一般的です。薄いシミやそばかすの改善にも適しています。

2-2.たるみの解消方法

スキンケアではほとんど解消させることができない、たるみも美容皮膚科なら積極的に治療できます。ここでは顔全体にアプローチする切らないたるみ治療方法を紹介していきます。

■ウルセラシステム
アメリカのFDAがはじめてリフティング分野で認可した機械がウルセラシステムです。たるみの原因となる顔の筋膜SMASに高密度焦点式超音波という方法で熱エネルギーを当てて、肌の表面に傷をつけることなくSMASにダメージを与えていきます。
このダメージから肌が回復する際に、コラーゲンやエラスチンなどが再生され、肌のハリがアップ、たるみを解消してくれます。1~3カ月かけて徐々に効果が現れるのが特徴。価格は全顔1回で180,000~260,000円と高めです。

■サーマクールCPT
RF(高周波)の熱エネルギーによって肌の内部にダメージを与え、コラーゲンの再生を促すもの。肉を焼いたときサイズが熱で縮むのと同じように、施術後すぐに顔の肌全体を引き締めてフェイスラインをすきりさせてくれます。
施術直後に感じる変化のほか、創傷治癒によって1~3カ月かけて徐々に表れる効果も。価格は顔全体で180,000~300,000円程度となっています。

■ポラリス
ダイオードレーザーと高周波エネルギーの効果で肌内部のコラーゲンを増やす引き締めレーザー。ダイオードレーザーの効果に高周波をプラスすることで、より肌の内部までレーザーのエネルギーを届けることができます。
コラーゲンを作り出す繊維芽細胞に直接アプローチし、肌の表面にダメージを与えることがありません。たるみや肌全体の引き締め、弾力のアップなどが期待できます。費用は全顔1回10,000~15,000円程度です。

3.まとめ

老け顔の原因となるくすみやたるみは徐々に進行しているエイジングサイン。気がついたときに、すぐケアすることで将来的なエイジングを予防することにもつながります。フォトRFのようにくすみの改善と将来的なたるみの予防ができる施術もあるので、将来への投資と思ってお手入れを始めてみてもいいかもしれませんね。

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税抜きです。また価格は変更になる場合があります。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

Emiri

Emiri

美容系全般得意なライター。自身でも美容医療を実践。

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