血液クレンジング(オゾン療法)とは
最終更新日:2020年4月16日
血液クレンジング(オゾン療法)とは(概要・基礎知識)
オゾン療法、オゾンセラピー、血液クリーニングとも呼ばれる治療法です。日本では最近になって美容医療に用いられるようになりましたが、ヨーロッパでは30〜40年ほど前から免疫力や自然治癒力を高めることを期待して用いられている歴史がある療法です。英国のエリザベス女王の母君も定期的に血液クレンジングを受けていたことが知られており、ドイツでは心臓疾患および虚血性心疾患については保険適用で行われている治療です。
血液クレンジングでは、専用のボトルに自分の血液を100ml程度採取し、代謝と免疫系を活性化させるのに適した濃度の医療用オゾンを投与し、血液と反応させます。こうしてオゾン化した血液を点滴で体内に戻していきます。
血液クレンジングでは、オゾンを混合した血液を体内に入れることで、老化防止や疲労回復、アンチエイジング効果さらに免疫機能や抗酸化力の向上にもつながり、保険診療ではなかなか改善しない慢性的な不調の解消効果も期待できると考えられています。しかし、医学的根拠のない代替医療の一種として、その効果について医師がメディア上で指摘したことがあります。
血液クレンジング(オゾン療法)が向いている人(こんなお悩みに)
・アンチエイジングをしたい方 ・健康になりたい方 ・慢性疲労を改善したい方 ・生活習慣が気になる方 ・冷え性や肩こりを改善したい方
施術の流れ
血液を採取するとき、戻すときに注射の痛みがあります。はじめは1週間に1回、その後は2~3週間に1回施術を受けると効果的です。
費用相場
1回10,000円〜15,000円程度
リスクと副作用
注射や点滴の痛みがある他にはリスクや副作用は特にありません。 ただし、甲状腺機能亢進症やG6PD欠損症の方は施術を受けられないので注意が必要です。
エイジングケアの治療
エイジングケアの治療が受けられるクリニック
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