ニキビ、ニキビ跡治療

  • カーボンピーリング(レーザーピーリング)とは

    マックスピーリング、マックスピールとも呼ばれる毛穴専用の施術法です。カーボン(炭素)微粒子状を含んだローションやクリーム、ジェルなどを肌に塗布して毛穴に詰めて、黒い色に反応するQスイッチヤグレーザーを低出力で照射し、レーザーピーリングしていく施術法です。

    レーザーを照射すると瞬時に肌表面のカーボンが蒸散し、角栓や角質、産毛などが一緒に除去されて毛穴が引き締ります。肌のキメが整い、滑らかになるだけではなく与えられた熱によって線維芽細胞が活性化され、コラーゲン生成が促進して肌にハリや弾力が戻ってきます。また、過剰な皮脂の分泌やニキビ菌の働きを抑制し、ニキビ肌の改善にもつながります。

    レーザー照射時にバチバチと激しい音がしますが、肌へのダメージは少なく、痛みは我慢できる程度。他の治療と組み合わせることもできます。また、赤みや腫れなどもほとんどなく治療後すぐにメイクできるほどダウンタイムが軽いのが特徴です。

    この記事は、
    いなばクリニック
    稲葉岳也医師が監修しています。

  • 乳酸ピーリングとは

    古い角質をはがす効果のある肌に優しい乳酸を使用して行うケミカルピーリングの一種です。肌への浸透がよく、色素に対して高い効果を発揮しますので、メラニン色素が原因のシミやくすみの抑制に役立ちます。使用する乳酸はヨーグルトや乳清を発酵させ、その一部を抽出した基材です。

    乳酸は古い角質や毛穴に詰まった皮脂などをきれいに除去します。このことで肌のターンオーバー(新陳代謝)が整い、コラーゲンやセラミドの生成が促され、肌が本来のみずみずしさを取り戻します。肌のくすみも解消し、ツヤと弾力のある手触りが戻ってきます。顔や背中のニキビ跡改善にも役立ちます。

    乳酸ピーリングでは、PH(酸性度をあらわす単位)と濃度(乳酸が配合されている濃度)を医師が調整します。お肌の弱い方は10%からスタート、グリコール酸によるピーリングでもトラブルがない丈夫な肌の方は30%など、肌に合った濃度を選ぶことが可能です。イオン導入と組み合わせてさらに高い美肌効果やニキビ予防効果を目指すこともできます。

    この記事は、
    東京美容外科 沖縄院
    黒田愛美医師が監修しています。

  • ニキビ跡を消す方法を自宅ケアから美容皮膚科まで

    ポツンとできた白ニキビは、ニキビの初期段階の状態です。そして、この状態のまま自然に治ってしまうこともありますが、そのときの体調や外部からの刺激などにより、黒ニキビから赤味を帯びた赤ニキビへと変化し、さらにその状態を放置していると化膿した黄ニキビへと変化します。 そして、状態が黄ニキビまで進行してしまうと皮膚を突き破って膿が出てくるようになり、最悪の場合には跡が残ってしまうことがあります。 それでは、ニキビ跡を治す方法やニキビ跡はどこまで消すことができるのかということについて、考えていくことにしましょう。 【監修医師からのワンポイント】軽度のニキビ跡であれば食生活やスキンケア・生活習慣を見直すことで改善することがありますがなかなか治らないニキビ跡には専門機関での治療がおすすめです。ご心配な方は早めに医療機関を受診しましょう。 もくじ 1.ニキビ跡

    この記事は、
    ちぐさ内科クリニック覚王山
    近藤千種医師が監修しています。

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