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※この記事は望月医師が日本橋HALスキンケア在籍時に取材をした記事です。
「美人女医インタビュー」第五十五回は、東京人形町駅からすぐの日本橋HALスキンケアの望月怜花（もちづき れいか）先生です。
日本橋HALスキンケアは、歯科クリニック経営の医療法人が母体で、その美容皮膚科部門として開院されました。

『口元の美しさ』をコンセプトに、歯科との連携も充実していて、エイジングケア全般、特に口周り、頬周りのたるみなどのご相談も多いとか。ウェルエイジングを重視し、その方の良さを引き出し、自然な美しさで年齢を重ねることを大切にしているとのこと。

和をコンセプトに内装にのれん、盆栽の真柏を置き、その雰囲気にあっている望月先生のカウンセリングは、美容医療初めての方にも優しいので、ぜひ相談してみてはいかがでしょうか。
内科専門医取得から美容に転身した理由、歯科との連携の詳細、また、ご主人との交際期間中のエピソードまで、しっかりと語っていただきました。
それではご覧ください!

目次

• ・医師を志した理由は?
• ・大学ご卒業の経歴は?
• ・美容医療を志した理由は?
• ・得意な施術について
• ・日本橋HALスキンケアの特徴について
• ・来られる患者様に多いお悩みについて
• ・痛み対策について
• ・女性のエイジングケア開始時期について
• ・ご自身の美容法（結果が出た美容医療施術）は?
• ・どのようなクリニックにしていきたいか
• ・オフ、休みの過ごし方、趣味特技など
• ・ワークライフバランス、働き方について
• ・忘れられない恋愛について
• ・憧れの医師
• ・SNSで注目している医師

小さい頃、近くに小児科のクリニックがあって、そちらの女医さんがいつ伺っても優しく診療してくださったので、その女医さんに憧れがありました

ー望月先生が医師を志した理由を教えていただけますか。

望月先生（以下M）：小さい頃、近くに小児科のクリニックがあって、そちらの女医さんがいつ伺っても優しく診療してくださったので、その女医さんに憧れがありました。また、人体図鑑や人体の不思議展など、人体の仕組みに興味がありました。

あと以前実家のほうで同居していた祖母が認知症になってしまい、その認知症が進んでしまう過程で、さまざまな医療従事者の方と接する機会があったことも影響しました。

ーご家族の方に医療従事者の方はいらっしゃいますか。

M：親戚に医師はいましたが、両親は医師ではなく、進路を決めたときは「医師になるのは大変だけど応援するよ」と言われました。

ー大学ご卒業後のご経歴を教えてください。

M：東京医科歯科大学を卒業して武蔵野赤十字病院で初期研修をしまして、その後、腎臓内科を専門に数年いろいろな病院で働いてきました。2023年から美容のほうで働き始めました。

専門医取得が一つの目標で、それを達成したことで区切りもあったので、自分の好きな美容領域での手技をやってみたいと思うようになりました

ー望月先生は腎臓内科専門医や内科専門医など専門医を複数取られていますが、美容医療に進んだのはなぜでしょうか。

M：自分自身が美容医療を受けてすごくいいなと思ったり、昔からコスメや美容が好きでした。また腎臓内科でもシャント（血液透析時、動脈と静脈をつなぎ合わせた腕の血管）の手技、手術をやることもありまして、昔に自分が思っていたよりそのような手技、手術も好きだなという気持ちもあったので美容医療に挑戦しようと思いました。

ーなるほど。シャントというのはどのような手術ですか?

M：腕の細い静脈と動脈をつなぎ合わせる手術です。結構細かい操作が必要だったり、出血にも気を付ける必要がある手術です。そういった細かい操作が必要な手術もやってみると意外と好きでした。

ー内科をずっと専門にされて、美容に進む際に特別な思いはありましたか。

M：専門医取得が一つの目標で、それを達成したことで区切りもあったので、自分の好きな美容領域での手技をやってみたいと思うようになりました。

治療中は何度も鏡を見ていただいて、患者様の目指すゴールに向かっているかなどイメージの共有も大事にしています

ーでは、望月先生の得意な施術を教えていただけますか。

M：ヒアルロン酸注入が得意です。当院のキャンペーンや口コミで来てくださる方もいて、最近は多くの方をご担当させていただいています。

ー貴院にいらっしゃる患者さんは、どのようなお悩みが多いですか?

M：ほうれい線や下顔面のたるみなどのお悩みで来る方が多いです。どうしても糸リフトや脂肪吸引など外科的な処置まではしたくないという方にとっては、手軽にというか、あまり緊張度も高くなく、直後から効果も実感できるという点でヒアルロン酸注入はお薦めできる治療です。

（ヒアルロン酸の発売元である）アラガン社のMDコードに沿って、例えばほうれい線ですと溝を埋めればいいだけではなく、老化のメカニズムに沿って頬骨の部分や頬の高い部分にもきちんと入れてあげることでお顔全体のバランスを整えたり、自然な形でリフトアップし若返りができると思います。

ーヒアルロン酸の注入でリフトアップの効果もあるんですね。

M：はい。あとはHIFU（高密度焦点式超音波）やサーマジェンなど高周波・RFを使用した機械の扱いがありますので、その機械の施術とヒアルロン酸注入を組み合わせてあげると相乗効果があり、満足度が高まって、しっかりとリフトアップをご実感いただけると思います。

ー望月先生がヒアルロン酸注入で気を付けていることはありますか。

M：まずはどこが一番お悩みなのかをしっかりヒアリングするということです。ご希望をお聞きし、一回お顔全体を触らせていただいて、骨格などをご説明し、自分がベストだと思う治療のご提案をします。あとはヒアルロン酸の本数も含めてお話をして、患者様のご予算の関係もあるので、それで施術する範囲を決定します。

また、治療中は何度も鏡を見ていただいて、患者様の目指すゴールに向かっているかなどイメージの共有も大事にしています。あとは痛みがないようにお冷やしをしっかりするとか、必要な部位には局所麻酔を使って痛くないように、つらい思いをしないで受けていただけるように心掛けています。

美しく年を重ね、その人らしさ、自然さというか、その人の持っている良さをそのまま活かしつつ、ちょっと足りないところを美容医療で補っていくという考え方です

ーつぎに、こちらのクリニックは歯科が母体の美容皮膚科ですね。日本橋HALスキンケアの特徴は何でしょうか。

M：例えば歯科矯正後にどうしても口元のたるみが出たり、あとはくいしばりが激しいのを悩まれてマウスピースを使っても壊れてしまい、そのような方にはエラボトックスの治療が必要になることがあります。

矯正をしても骨格的に顎がもともと小さくて、口元の突出感が矯正だけでは改善できないなど、歯科だけでは対応困難なことがやはりあったようで、そのようなことから美容皮膚科部門が作られました。

もちろんスキンケアのメニューもたくさんあるのですが、ヒアルロン酸や糸リフト、機械系の施術などで、たるみや口元の美しさに力を入れています。また「ウェルエイジング」を大事にしていて、美しく年を重ねていくことをコンセプトにしています。

ー今はバックエイジングという言葉も聞きますが、若返りということではなくて、美しく年を重ねていくという。

M：美しく年を重ね、その人らしさ、自然さというか、その人の持っている良さをそのまま活かしつつ、ちょっと足りないところを美容医療で補っていくという考え方です。

またコロナ禍が落ち着いてマスクを外すようになると、ほうれい線だったり、口元のたるみが気になるという方がやはり多いです。目周りとかも大事だとは思いますが、フェイスラインや口元というのは、意外と人の印象を決める部分になるので大事だと思います。

各専門の医師が矯正に限らず、インプラントや審美歯科、外科も含めて揃っているので、美容皮膚科から紹介することもあります

ーマスクで隠していた口周りを見せるので余計に気になります。では歯科との連携はどのようにされていますか。

M：歯科との連携ですと一番多いのがエラボトックスです。歯科の先生が、口腔内でのくいしばり、歯ぎしりによる歯の減り方を診て、もしそういう方がいたらご紹介いただいてこちらでエラボトックスの治療をしています。

また、歯科で来たけれど、ヒアルロン酸などにもご興味を持って来てくださる方もいますし、シミ改善などのスキンケアも「今まで興味はあったけどちょっとケアできてなかった」とそのタイミングで通ってくださる方も結構いらっしゃいます。

ーヒアルロン酸注入はEラインなどですか?

M：そうですね。Eラインを整えたり、多いのが頬周りが痩せてきてしまって、ほうれい線が目立つという方が多いので頬周りのケアをすることが多いです。

ーなるほど。逆に美容皮膚科から歯科に取り次ぐことはありますか。

M：例えば歯並びが悩みだったけれど、今まで相談できなかった方が、美容皮膚科を受診して初めて悩みを打ち明けられるケースもあります。
そういう方々に対して、歯科のほうにご紹介して、各専門の医師が矯正に限らず、インプラントや審美歯科、外科も含めて揃っているので、美容皮膚科から紹介することもあります。

ー横顔とか口元のたるみの美容医療と歯科は密接なんですね。つぎに、こちらにいらっしゃる患者さんに多いお悩みは?　今日駅から歩いてきましたが、ビジネスマンが多い印象がありました。

M：ご自宅が近いという方もいらっしゃいますし、もちろん職場が近くで来てくださる方もいます。どちらかというと10代よりは20代後半とか30代、40代など少し上の年齢の方が場所柄多く、たるみ、ほうれい線やシミなどのお悩みが多いと思います。

ー男女の割合はどうですか。

M：やはり女性が多く、男性も結構来てくださりますが、女性が8、男性2ぐらいの割合です。

ー歯科のほうから紹介されてこちらにいらっしゃる方が多い?

M：そういう方も多いですし、あとは「ホームページを見ました」とか「SNSを見ました」とか、あとはチケット購入サイト経由でマッサージピールやIPLなどを希望されて来ていただいたりしています。オープンして間もないのもありますが、認知していただくところはこれからの課題なのかなと思います。

スキンチェックに医師が毎回入るようにしていて、出力調整をその都度しているので、ナース施術にも医師による診察で、こまめな対応や経過観察をしています

ーつぎに、施術に対しての痛みの対策はどのようにされていますか。注射を使う治療やレーザー系なども出力が強いと結構痛みを感じやすいです。

M：お冷やしをまずします。必要であれば麻酔クリームを使い、よほどであれば笑気麻酔もありますが、なかなかそこまで必要な方はいらっしゃらないです。あとナースも患者様に心地よく施術を受けていただくことをとても大事にしていて、例えばマッサージピールでも全部塗って薬液放置ではなくて、こまめにふき取りをしたり、あとIPLなどの施術でもお痛みがないか聞いています。

当院の場合はスキンチェックに医師が毎回入るようにしていてシミの悪化がないかとか、あと肝斑がある方はそちらは大丈夫か、出力調整をその都度しているので、ナース施術にも医師による診察で、こまめな対応や経過観察ができるところが当院のいいところなのかなと思います。
お手入れの最後にもきちんとWiQoの保湿クリームを塗ったりなど、施術後のアフターケアも大事にしています。

紫外線対策は本当に早いに越したことはないかなと思います。子供の頃から日焼け止めはちゃんと塗っておいたほうがいいと思っています

ー先生に都度確認していただけるのは安心です。それでは女性はいつからエイジングケアを始めるのがいいですか。

M：紫外線に関していうと積み重ねで気付かぬうちにシミが出てきてしまう場合もあるので、紫外線対策は本当に早いに越したことはないかなと思います。それこそ子供の頃から日焼け止めはちゃんと塗っておいたほうがいいと思っています。

また医療脱毛に関しては、やっぱり自己処理で剃刀で剃ってしまうとそれだけで肌を傷めるので、医療脱毛はムダ毛が気になり始めた方は、10代の頃からでもいいのかなと思います。

定期的に受けているのはマッサージピールとHIFU、あとボトックス注射やヒアルロン酸注入です。ヒアルロン酸注入は頬とほうれい線等に受けましたが満足度は高いかなと思います

ーつぎに、望月先生が実際に受けて結果が出た美容医療の施術は何かありますか。

M：マッサージピールです。人気でたくさんの方にも来ていただいていますが、直後から張り感、ツヤ感が出ますし、繰り返していただくと、ニキビができにくかったり、コウジ酸も入っているのでシミ、くすみに改善が得られます。

あとはHIFUも当院のスタッフに定期的にやってもらっています。当て方によってこけるのではないかと懸念される方もいますけど、当院はデザインもかなり大事にしていて、その方の輪郭に沿って当て方なども調整していますので、信頼していつもお任せしています。

ーナースさんに施術していただきながら、望月先生も「もうちょっとここをこうしたほうがいい」など確認したりとか。

M：はい、患者様からの心配も、施術を受けることで汲みやすいと思います。

ー定期的に受けているのはマッサージピールとHIFUですか?

M：そうですね。あとボトックス注射やヒアルロン酸注入です。ヒアルロン酸注入は頬とほうれい線等に受けましたが満足度は高いかなと思います。

和の空間にかなりこだわって、日本橋らしい雰囲気を取り入れています。日々の疲れを癒しに来ていただき、施術中もリラックスしていただけるような環境のクリニックを目指しています

ーでは今後、日本橋HALスキンケアをどのようなクリニックにしていきたいですか。

M：カウンセリングの時間を大事にしていまして、お一人様30分は必ず取っています。患者様にはお悩みは毎回問診票にチェックしていただき、それに沿ってクリニックでできることと、ご自宅でできることを毎回アドバイスをしています。

またIPL治療に関してはリピーター割みたいなのも作っていて定期的に通っていただきやすくすることなど、患者様と長くお付き合いができるクリニックであることが理想です。またクリニックの内装は和の空間にかなりこだわって、日本橋らしい雰囲気を取り入れています。日々の疲れを癒しに来ていただき、施術中もリラックスしていただけるような環境のクリニックを目指しています。

趣味であるダンスのジャンルは「ガールズ」といって、女性らしい動きが多いダンスです

ー和の感じが溢れていますね。ここからはプライベートをお聞きします。望月先生の休日の過ごし方や特技などはありますか。

M：最近は、家族や友人とのお食事や、何日かまとめて休みが取れたら旅行に行くことが、気分転換になっています。好きなことはダンスです。

ージャンルは何ですか? 始めて長いのですか?

M：ジャンルは「ガールズ」といって、女性らしい動きが多いダンスです。Kポップとかジャズに近い感じですね。中学生の頃にダンスを始めて、その後はお休み期間もありましたが、マイペースに続けています。最近はあまりできていなくて、以前は週に1、2回程度やっていました。

ーかなり体型にも気をつかって。

M：そうですね。結婚式の時は結構気を付けていましたが、最近はあまり気にしていないかも（笑）。

ー衣装も見てみたいです。では、仕事とプライベートの両立はどのようにしていますか?

M：難しいですね。忙しくても家族で夜ご飯はなるべく一緒に食べたり、家族の時間をちゃんと持つようにしています。あとは、家をリラックスできる空間にすることで、自然と仕事とプライベートを分けている感じでしょうか。

優しさと人としても医師としても尊敬できるところです。ルックスもまあまあかっこいいです（笑）

ーつぎに、皆さんにお伺いしてますが、忘れられない恋愛を一つ教えてください。

M：旦那さんと付き合っていた時、彼も同業でいつも忙しいんですけど、私の体調や仕事のことをいつも気に掛けてくれて、自宅近くのレストランを探して予約してくれたりとか、うちのほうまでいつも送ってくれたりとか、優しいんです（笑）。

ー結婚の決め手は? ルックスはやっぱりカッコいいですか?

M：優しさと人としても医師としても尊敬できるところです。ルックスもまあまあかっこいいです（笑）。

憧れの医師は初期研修、後期研修時代の腎臓内科の先生方です。忙しくても何というかほんわかした癒し系の雰囲気があり、手技も上手でした

ーでは、憧れの医師はいらっしゃいますか。

M：初期研修、後期研修時代の腎臓内科の先生方です。忙しくても何というかほんわかした癒し系の雰囲気があり、手技も上手でした。また、科の内部に気を遣いつつ、病院全体のことや他科との連携もうまくやっていたところなど尊敬していました。今でも何かあると連絡させていただいています。あとは女医さんで、博士号を取って子育てもしつつバリバリ働いている先生は、やっぱりすごいなと思います。

SNSの症例で注目して見ているのはライネビューティークリニックの高柳純先生です

ー最後の質問です。望月先生がインスタやSNSの症例写真で注目して見ている医師はいらっしゃいますか。

M：ライネビューティークリニックの高柳純先生です。仕上がりの自然さや施術内容に関する写真だけでなく、丁寧に施術内容を細かく記載してくれるところや、こだわりを感じます。その人の特徴を考慮して施術している点など、施術内容がより詳しく伝わってきます。自分が施術を受ける側としても、高柳先生にお願いしたいなと思います。

ーインタビューは以上です。ありがとうございました。

プラス5（望月先生をよく知るための5つの質問）

Q：医師が出てくる本、ドラマ、映画で好きなの教えてください

A：『ブラックジャック』、『コードブルー』、『白い巨塔』、『アンナチュラル』

Q：日本橋エリアでおすすめのご飯屋さんは?

A：焼肉赤身にくがとう 人形町本店

Q：旦那さんに一番好評の手料理は?

A：肉じゃが

Q：お気に入りの洋服のブランドは?

A：CELFORD

Q：一番印象に残っているライブ、公演は?

A：学生時代に行った浜崎あゆみのライブ

＊本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

日本橋HALスキンケア
住所：東京都中央区日本橋堀留町1-8-10 三ッ美ビル4F
電話番号：03-6231-1186
診療時間：平日 10:00〜19:00 土日祝 10:00〜18:00
休診日：不定休
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撮影：新井章大