新連載企画『美容医療 よもやま話』は、開業されている医師を中心に、最新の美容医療事情はもちろんのこと、経営論、医師論、SNS論、美容論など、メディアなどでもあまり話す機会のない視点のインタビューにしています。激変する美容医療業界で、普段どんなことを考えて診療しているのか、患者側からの視点ではなかなか見えないこと、美容業界裏話!まで、さまざまな角度からの質問で、医師の人柄、美容医療に対する姿勢がよくわかる!
第一回は、「美人女医インタビュー」にも出ていただいた東京駅チカの八重洲形成外科・美容皮膚科の原かや院長です。

目次

  • ・最近の美容医療の流れ
  • ・開院してからの患者様に対する気持ちの変化、クリニックの運営方針の変化
  • ・男性の美容医療に対する意識の変化やどんなご要望が多いか
  • ・美容女医としてのあり方、若手美容医師に対するアドバイス
  • ・美容クリニック新規開院が多いことについて
  • ・美容クリニックの経営の難しさ、楽しさ、独立志望の方にアドバイス
  • ・コロナになってからのクリニックの変化、運営の変化、美容は不要不急か
  • ・SNSについて、スタンス、LIVE配信での反応、気になる医師のアカウント
  • ・もし自分で受けるならこの施術はこの先生に頼みたい

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師_カウンセリング

ーまず最近の美容医療全体の流れはいかがでしょうか。例えばどんな治療が流行っているか、どんな治療を好む患者さんが多いですか。またここ5年ほどの間の変化や、最近感じてることはありますか。

原先生(以下H):美容医療業界全体の流れですね。当院は小さなクリニックで、銀座などの美容激戦区と異なり、クリニックのある東京駅近辺はあまり美容激戦区ではないです。ですから、当院自体は手術の患者様が増えたりしているという流れがありますが、世の美容の主流とは完全に合致しないという前提で話を聞いていただけると良いかと思います。
体感として、コロナ禍になって、世の中全体としては、エンビロンやオバジ・ゼオスキンなどホームケアでダウンタイムがあるけれど、しっかり効果が出る治療が流行っているのは実感しています。

効果の実感できる化粧品が売れるのは良いことですし、歓迎したいところですが、本来ならカウンセリングが必要であるようなドクターズコスメをオンラインで簡単に売ってしまい、肌トラブルを抱え、その後見てもらえない、というような問題もあるようです。今は、ネットで検索できるから、遠方も含め、皆様コストパフォーマンスのいいものを求めると思います。
ただ、当面のコストパフォーマンスという表向きのことだけに捉われてしまうと、実際にトラブルなく経過すればよいのですが、実際なにか問題が起きたときに、解決するのが難しい状況になると思います。実際、エンビロンなど会社としては儲かっているようですね。

ーゼオスキンは皮膚科で人気だとほんとによく聞きます。

H:カウンセラーさんや、看護師さんが、患者様からの問い合わせ等ですごく疲弊しているとあちこちで聞くぐらい売れていると思います。コロナ禍中の当院は、開業から導入しているルビーレーザーでのシミ取り治療が増えています。この治療、ダウンタイムは2週間ありますが、マスクがスタンダードになってからは、その2週間が気にならないし、絆創膏を貼ってもマスクで隠れるので、ノーマスクの時代よりもシミの治療が動いています。マスクで隠れる部分はダウンタイムを気にしない患者様が増えてる印象です。

ーシミ取りは需要があると。コロナ禍でマスク着用になりましたが、その影響はありますか?

H:マスクで隠れない目の治療も増えています。露出してるパーツが目と眉毛、おでこだけですので、その部分もきれいに見せたいご要望も多く、美容医療のニーズが増えています。あと、今まで韓国など海外に渡って美容医療を受けていた方々が渡航できないため少し値段が高くても日本で受けるなど、日本の市場に帰ってきている気もします。どちらにしても美容医療業界は比較的賑わっていると思います。
世の中の流れとして、コロナになってダウンタイムを気にして今まで治療できなかった方々ができるようになったと思います。

ー他の治療の傾向はありますか?

H:世界全体の流れとして、ヒアルロン酸の使用量がアラガン社指導の下、一人当たりに大量に使う傾向が出てきています。それで満足される方も多いと思いますが、その一方で過剰な注入により、顔がパンパンになりすぎて特徴的な顔貌になる「オーバーフィルドシンドローム」に対する問題提起も各学会でされています。

ヒアルロン酸でボリュームを足すのは大事ですが、それ以外の治療と組み合わせて行うことの重要性を多くの先生や、患者様が実感するようになっていると思います。

ーその流れでスネコスが出てきて。

H:そうです。従来のヒアルロン酸はボリュームをひたすら充填するイメージです。例えば風船を膨らませたいときに思いっきり空気を入れると風船はパンパンに張ります。医師によってはそんなイメージで小ジワを思いっきりパンパンにして、シワを改善させたり、患者様に求められるがままにそうしてしまう場合があります。でも、本来行うべき治療はそうではない。実際、ボリュームロスは加齢とともに起こります。

組織のボリュームを簡単に増やせる治療として間違いなく、従来の架橋型ヒアルロン酸はすごくいい治療なので、それを適材適所、必要な部分にはもちろん従来通り注入します。ただ、皮膚の質感や瑞々しさ、テクスチャーを重視したときは、ボリュームを出すヒアルロン酸以外にも、肌を刺激して肌自体の張りを出す「第三の治療」といわれる非架橋ヒアルロン酸製剤のスネコスやプロファイロなどの選択肢があります。

この二つはコンセプトは似ていると思いますが、効果は大きく異なりますし、非なるものです。それぞれに代えがたい良さがあります。世界的なトレンドとして、ただ単にボリュームを出すのではなく、肌自体に張りを出すヒアルロン酸が出てきています。

ーヒアルロン酸はヒアルロニダーゼという酵素で分解してリセットできますよね。スネコスにもできるのでしょうか。

H:本来の架橋されていないヒアルロン酸は、皮膚の中に入れると5日間ぐらいで排出されてなくなるのですが、ボリュームを出したり、形を整えるようなヒアルロン酸は架橋剤と呼ばれる化学的薬品を入れて形態を維持することで体内にしばらく滞在してもらえるようにうまく作られてるんです。

スネコスは非架橋製剤なのでサラサラのヒアルロン酸です。おじいちゃん、おばあちゃんが整形外科でひじなどに入れるのと同じようなものがベースになっています。

非架橋のヒアルロン酸は単純に皮膚の中に入れると4~5日でなくなりますので、ヒアルロニダーゼで溶かさなくても、普通に吸収、排出されてなくなるのでボリュームは出ないんです。

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師

ーヒアルロン酸一つとっても今までと同じではなく新しいものが出てきているのですね。

H:そうです。スネコスは第三の注入剤と言われてますが、それ以外にもエランセとか、異物を体内に入れて張りを出すコラーゲンブースターと言われるものがあります。特に目元はパンパンにすると解剖学的な立体感がなくなり、「いかにも整形」的な顔貌になるから、あまりボリュームを出さずに自分の皮膚の張りを出して小ジワを減らす製剤が開発されていると思います。

ー例えば患者さんが従来のヒアルロン酸のイメージで、芸能人の方のようにふっくらする治療をご希望の場合でも原先生は「こういう製剤が出てきて……」と新しい製剤の解説をされると。

H:はい。当院は広告もしていないので、患者様はネットで検索してたどり着いてくる方が多く、私があまり過剰なパンパンの顔立ちが好きじゃないことや、スネコスという治療をしていることは、多くの方がブログを読んでくださって把握してくれています。中には把握してない方もいらっしゃるので、最初の段階で「あまりやりすぎるのは好きじゃないし、どちらかというとややもの足りないぐらいが好みです」とお伝えします。

ーナチュラル志向ということですね。

H:はい、ナチュラル志向ですね。でも、患者様には「普通にきれいだなと思う美魔女系の女性で、やりすぎてないと思っている方でも大体ヒアルロン酸注入はしています」と伝えます。過剰にやりすぎた人だけがピックアップされて目に付くけれども、ほどほどの若さを保つのに従来のヒアルロン酸は決して悪いものではないですから、従来のヒアルロン酸やスネコスなどをうまく取り入れてケアをする必要があるのです。

一つの食べ物だけ食べても健康にならないのと一緒で、いろんなアプローチでエイジングケアをする必要がある、ということを説明しています。

今は私が働ける時間は限られているのですが、子育てが一段落したら手術の時間のさらなる確保や、治療のプロトコールを作ったり、完全に新しい治療を検討する時間とかも欲しいです。あとは機械の開発などもしたいと思っています。老後が楽しみです(笑)

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師

ー開院してからの患者さんに対する気持ちの変化、またクリニックの運営方針に変化はありますか。

H:患者様に対しては、あまり変わってないです。当院はキャパが少ないので、多くの新しい患者様を集めたいというより、何かのきっかけで知っていただいた患者様に寄り添いご希望に合う施術をエビデンスベースで行い、お財布に辛くないレベル感で続けてもらえたらと思っています。

ー目指す美しさはありますか?

H:芸能人のような美しさや、写真映えがすごくする美しさ、実年齢からかけ離れた若返り、というようなものを目指してないです。一番はリアルで見て美しく感じる自然な美しさです。そのためには違和感がないことや、バランスがとても大事ですし、肌の美しさというのがとても大事です。別人を目指すのではなく、自分らしさは失われないけれども、すこしずつ年齢にあったバージョンアップをしていき、日常生活でちょっと幸せだとか、鏡を見るのがうれしいくらいの綺麗さになればみんなハッピーなのではと考えています。

当院の症例写真も出していますが、私は比較的控えめな変化が好みなので、その美意識に合致する方、そうなりたい方に患者様になっていただきたいと思います。

ーなるほど。以前お聞きしたときに(ビジネスパーソンが多い)ここの土地柄もありますが、経営者などエグゼクティブクラスの男性患者さんが多いとおっしゃっていて、その方たちも増えていますか。

H:それほどぐっと増えることはないですが、提供できる治療の選択肢が増えたということでリピートしていただいている実感があります。男性のエグゼクティブな患者様はゴルフなどで日焼けをする機会が多いので、今まで提供できる治療は少なかったです。でも、スネコスは美肌治療の中でも日焼けに関係なくできますし、むしろ日焼けをする前のタイミングで一回治療を受けてもらうと肌へのダメージが軽減すると言われていますので、お薦めしています。

男性の場合は、一度いらしていただくと長く通ってくださる方が多いです。病院を探して新しく開拓する方よりもお友達や信頼できる方の口コミで来院されて継続してくださるイメージです。私の考えですが、男性の場合、美しさの基準は少し女性と違います。あったほうがいいシワもあります。目のたるみを取ったら素敵にみえるのか、と言うと、そうでもないことが多いので、やらないほうがいい場合、説明して、何もしないこともあります。

ーいわゆる味や渋さと言われるもの。

H:男性に関しては清潔感重視で、ちょっと要らないものを取ったり、ヒゲ脱毛に関してもおヒゲがあったほうがイケメンに見えることもあるので、「大きいところは減らさずに首や頬にあるパラパラしたのだけ減らしましょう」とか、「目尻の小ジワもあったほうが目の幅があって見えるから素敵なんじゃないですか」とか、「眉間の縦ジワはあってもいいんじゃないですか」など正直にお伝えしています。

ー完全に若返ることが良いことではなく、バランスを見て渋いところは残したりということなんですね。

H:そうです。男性の場合は、アイドルグループ系のイケメンでも年を重ねるとそれで味が出てくるじゃないですか。

ーマッチさんとか。

H:はい、味がその方のプラスになることのほうが多いです。女性はシワなどを全部なくすと何となくきれいになりますが、男性は今までに歩んできた何かが分かるポジティブな要素としてシワなどを残しておくのも全然有りなんですと説明します。エグゼクティブの患者様は理解力が高くていらっしゃるので納得していただいて、シワ治療をご要望されていてもほかのお薦めする治療を受けていただくことが多いです。

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師

ークリニックの分院展開はいかがでしょうか。

H:クリニックの分院展開については、とてもしたいと思いますが、目が届かない範囲に分院を作るより、まず最初はもう少し院内を広くするのが先だと考えています。ここも移転して5年ほど経ちますのでだいぶ手狭になってきた印象です。予約が取りにくいとお叱りを受けることも多く、限られたベッドを、できるだけ待ち時間をとらずに予約をとるのがすごく難しく、大変なのでタイミングを見て広い場所に移動したいと思っています。

分院展開も良いのですが、うまくいかなくなった先生の話を聞くと、分院の院長を探すにしても自分のポリシーに全て同意してくれる先生を探すのが大変なようですし、院長が人気だと辞めて独立してしまうので質を保った治療を継続するのが難しいと聞きます。

ー手に職の仕事は個人の人気や実力でよくあることですね。

H:実力のある方はどんどん独立されていきますし、それはもちろん歓迎すべきことだと思っています。また、全く何も知らない方を院長として育てるのも時間がかかりますし、質が担保できないと患者様からの信頼を失ってしまいます。私が100%管理できるわけではないですから、自分の目の届く範囲でネガティブにならない程度に患者様のニーズを受けられるキャパに少しずつ広げるのがいいのかなと思います。

ー先生がおっしゃっていたのが、例えばクリニックにご自身の名前を付けると、分院展開したときにそこに本人がいないじゃないかと。

H:そうなんです。私は表に出て治療をするよりも、新しい治療法を検証して、万人に合うプロトコールを作る仕事に注力するほうがほんとはいいんじゃないかと考えたりもします。その作ったプロトコールを当院で勤務している医師やナースに下ろしていくイメージです。

ーなるほど。

H:ただ、私がプロトコールを確立するまでにはある程度患者様を診ないといけないですし、新しく導入した治療は予期せぬことが起こる可能性もあるので、慎重派の私は時間がかかるのです。いろいろな知見をスタッフにフィードバックしてもらって次のプロトコールづくりに活かしていきたいですね。

ー治療の戦略というか、上流工程を。

H:そういうことをしていきたいと考えています。でも、最近手術をご希望される患者様がすごく多くて時間の大半は手術に費やしています。

ー二重術とか、目頭切開などの手術ですか?

H:はい。形成外科医なので手術が好きですし、その中でも目の手術が大好きなので、必要としていただけるのはとてもうれしいんですが、私が働ける時間は限られているので歯がゆい気持ちです。子育てが一段落したら手術の時間のさらなる確保や、治療のプロトコールを作ったり、完全に新しい治療を検討する時間とかも欲しいですね。あとは機械の開発などもしたいと思っています。老後が楽しみです(笑)。

ーアートメイクについてはいかがでしょうか?

H:アートメイクも導入を考えています。当院にアートメイクの機械はありますし、私も以前は行っていました。ただ、一時期アートメイクを誰がやるのか、医師がやるのか、医療従事者がやるのか、素人や彫り師がやっていいのかというトラブルがあったじゃないですか。今はそういった問題がある程度落ち着いて、医療機関でナースが行うのがスタンダードになっていると思います。

看護師さんはメディカルアートメイクのスキルがあると、どこでも働きやすいと思うので、今後当院のナースにも身につけてもらって、万が一別のクリニックに行っても、よりよいお給料を得られるように教育できたらいいと思っています。

ー弊社のメディアで美容医療に関するいろんな記事を出してますが、アートメイクの記事のときはインスタなどの反応が一桁違います。ライターに独立してアートメイクアーティストや講師をしているナースさんがいて、その方の記事を出すと皆さん手技やどう考えてるか知りたいようで、食いつきが全然違うんです。

H:ナースさんは転職する方が多いじゃないですか。手に職が付いて自分でできることがあって、よりお給料が高いところに行きます。そういうときにステップアップするすごく良いスキルだと思います。そこは看護師さんも気付いているからやっぱりアートメイクに対して敏感になるんじゃないでしょうか。

しかしそれを自分で学ぶのに時間がかかるから、学ばせてもらえるクリニックがナースの働きたいクリニックなのかと思います。ナース側にはアートメイクに触れられて、学べるというメリットが、クリニック側はナースの人材確保に困らないというメリットがあってウィンウィンの関係になれるのではないでしょうか。

私はやりすぎた感じの男性は好きじゃないし、シワはあってもいいんじゃないかと思いますが、清潔感が大事だと思っています

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師_カウンセリング

ー分かりました。次に先ほどの質問と少し被りますが、男性の美容医療に対する意識の変化や、どんなご要望が多いですか。

H:当院でできることは限られています。また、くりかえしになりますが、私はやりすぎた感じの男性は好きじゃないし、シワはあってもいいんじゃないかと思っています。もっとも大事なのは清潔感だと考えています。お髭などはご自身では剃りもれなどがありますので、首や頬などの脱毛はしてもいいんじゃないかと思っていて、濃すぎる方は清潔感を維持するためにほどほどの量にするご提案をしています。

当院には2波長同時照射できるウォンテック社のサンドロデュアルという脱毛レーザーがあります。従来のレーザーは755nmとか1064nmなど1つの波長しか出ません。レーザーの波長によって到達する深さも異なるのです。例えば顎や鼻下は755nmで10回照射しても全然減らない方が多いんですが、このレーザーで2波長同時に照射することで通常の単波長の他機種での脱毛にくらべて早く減毛の効果が実感できると治療していて感じます。

エグゼクティブの方々にとってご来院頂く時間は経済的損失が大きいので、時短できる機器を使いながら、回数を減らせるのはすごくいいことだと思います。あとはスキンケアとしてオイリーな肌が気になる方には、当院のアクアピールと言われる処置、いわゆる世の中で言うハイドラフェイシャル(水流を利用し毛穴の奥の余分な皮脂や汚れなどを洗浄し、同時に保湿も行う美肌治療)のようなものや、老人性のイボなどを取ったり、必要ないものをなくす治療を勧めています。

ー男性の小顔、輪郭的な治療はいかがでしょうか。

H:ストレスが溜まって食いしばってしまう人は、咬筋が肥大し顔が四角くなってしまうことがあります。そういった方にはボトックス注射で少し咬筋のボリュームを減らすご提案をしています。咬筋の肥大は男性的には魅力的に見えるかもしれませんが、顎がカクカクしすぎると女性受けがあまりよくないです。また、フェイスラインはだんだん年齢とともに変化する部位で、年齢による変化がでます。

フェイスラインをすっきりさせると確実に若々しく変化しますが、不自然になりにくいので男性の治療部位としてかなりお勧めです。フェイスラインを整える治療はハイフなどでボリュームを減らす治療や溶ける糸による施術をお薦めしています。

Twitterをされてる方々の情報収集力のすごさに、いつもびっくりします。ネガティブな口コミを表に出すといろいろトラブルがあることを皆さん分かっているので、ネットには書かないけれども情報共有してるんです

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師_カウンセリング

ーでは、先生が考える美容女医としての在り方、若手の美容医師に対するアドバイスを聞かせてください。美容医療、特に美容皮膚科に関してはやはり女性の先生が主導しやすいと思います。SNSなど発信について考えていることなど。美容をしたい先生方にアドバイスがあればお願いします。

H:そもそもアドバイスする立場にあるか微妙なんですけど、超保守的な一医師の意見として聞いてほしいです。私も含めて発信というのを大事に考えている先生は多いと思います。発信力を持つために、フォロワーを増やしたいという気持ちはよくわかります。ただ、無茶なことをして、注目を浴びたり、フォロワーを増やすことには、リスクがあるのをよく考えてほしいです。

魚拓が残るリスクについてしっかり考えて、将来まで考えて発信するのがよいのではないかと思います。たとえば、将来結婚して子供を産んで、子がネットで検索できるようになった時にその情報が残っても大丈夫なのかまで考えてから発信しないと、後で自分の首を絞めることになるんじゃないかなと心配しています

ーほどほどにと(笑)。

H:そうなんです。ほんとにほどほどにです。最近眉下切開の施術がすごく多く、Twitter経由で紹介してくれる患者様が多いです。でも当院のキャパ的にはあまりたくさんの患者様に対応することができないのですが、ツイッターを利用されている患者様はそういったところまで配慮してくださっていて、クリニックに迷惑にならないようにと考えてくださる方が多いです。患者様と話していて、Twitterをされてる方々の情報収集力のすごさと情報共有にはいつも驚きます。

SNSでクリニック名や医師の名前とともにネガティブな情報を出すとトラブルがあることを皆さん分かっていて、それぞれのコミュニティでネットには書かない情報を共有されているようです。ですから、カウンセリングでの態度やアフターフォローの際の扱いなど、個々人が発信する力を持っている今、我々医師側も、相手が一人だと思って接するのではなく、一人の患者様の後ろには多くの未来の患者様が控えていることを心に留めておくことが必要なのではないかと考えています。

高圧的に出たり、ものすごくやり込めたり、アフターフォローが雑だったりする、そういう情報は必ず共有されている。プライベートな空間での出来事でも公人のつもりでしっかり対応していかないと、どこかのタイミングで不満やクレームが噴出し、SNS等でいろいろ書かれるリスクはあると思います。SNSで得られた信頼もSNSで失うことがある。そう考えて日々診療していくように私は心がけています。

ーリスクを考えた上で、どんなポジションをとるのかと。

H:発信に関してもどの分野にも精通していますというように広範囲にするのではなく、ポジションを明確にするとフォロワーが多くつくのかなと思います。例えば、この先生のインスタでは治療の最新の情報が見れる、化粧品について詳しく書いてある、などと見る側が先生の特徴を一言で言えるような方向性の定まった投稿がフォロワー数獲得にはよいと思います。SNSを見ていても、信者が付いてる先生は芯が通った投稿をされています。

偉そうなことを言っていますが、私のSNSは特に芯も通ってませんし、好き勝手あげています。私の場合は、特段フォロワーを増やしたいわけではなく、既存の患者様に新しい当院の治療をお知らせしたり、当院でなにか施術を考えてくださっている方のカタログ的存在であればよいと考えているので、あの形で良いと考えています。あとは、本当に保守的なんですが、公に他人を攻撃しすぎないことも大事なのではないかと思っています。
炎上するとぐっと信者も付いてフォロワー数も増えますが、将来何かあったときに自分に返ってくる可能性があると思います。

独立開業を考えているのであれば、その他大勢で埋もれないよう、自分のスキルは世界一だと、自分の中で思えるものを作って、それをウリに開業するのがいいと思います

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師_施術

ー次ですが、最近の美容クリニックの新規開院が多いことについて何か感じることはあるでしょうか。特に都内の一等地、銀座、表参道などに大手の美容外科から独立した先生方がここ2~3年開院されている印象です。

H:確かに独立開業が多い気がします。独立することによって自分で施術から集客まで考えていくことになります。今後独立開業を考えているのであれば、その他大勢で埋もれないよう、自分のスキルは世界一だと、自分の中で思えるものを作って、それをウリに開業するのがいいと思います。

ー例えば医師が取得する資格とか。

H:本来医師としてその部分は何かと言うと、専門医だと思いますが、最近の若い先生方を見てると専門医を取っていなくても上手な先生もいらっしゃるので、専門医取得まで待たなくても大手にいらっしゃる間に何か一つ得意なものウリになるものを作るといいと思います。

ー原先生は開業されて経営の難しさはありますか。

H:海外渡航が難しい今、日本の美容医療業界はバブルの時期のようなところはあります。ただ、国内の患者様だけを考えると、日本の人口は減る一方だし、海外へ気軽にアプローチもできる時代ですし、安いというところを売りにしていると、どこかで落ち目になる時が来ると思うんです。もし、集客が難しくなった時に、来院された少ない患者様に大量に課金して頂くことで売上を上げる、という方向性だとリスクが高いと思います。

経営側も日々のランニングコストで絞れるところは絞るなど、強固な経営母体を作ることが大事だと思います。どうしても、美容外科は内装もゴージャスに、凝ってお金をかけて、ラグジュアリーな空間を演出することが多いです。また、最新の機械もたくさんそろえて、フル回転すること前提にスタッフも多めに雇用する。運転資金よりも設備投資を重要視して、最初から、予約がしっかり入る前提で計画してしまうことで、押し売りやセット売り、不本意な値下げが必要になってきます。

安いという点を売りにすると、価格競争に巻き込まれますし、価格競争では資本力の大きい大手に勝つには難しいですから、経営側からすると自らの首を絞める行為になるのではないかと思います。もちろん、価格競争が起こることは、患者様からするとメリットはあると思いますが、施術の質の低下などのリスクが受ける側には生じてきます。コスト削減のため、使用する製剤の質を下げる、などサービスを受ける側からは見えにくい弊害が生じてくる可能性があるのです。

ですから、価格競争は大手や、非医師がオーナーのクリニックに任せて、個人経営の我々のようなクリニックは価格以外の点で選ばれるようにならないと生き残るのが難しいのではないかと考えています。

ーインスタグラムでフォロワーが数万になって、コメントもたくさんくる、そういう状態が独立を後押しするみたいなのはありますか。

H:見た目がすごくいいとか、カリスマ性がある先生はうまくいってる気がします。それが傍から見て過剰な自信に思えても実際患者様が付いてくれば良いと思います。でも、先生の見た目がよくてすてきだと思って患者様が来ている先生でも、加齢に伴って風貌の魅力が低下することもあるだろうし、緊急事態宣言のような不測の事態が起こる可能性もあります。経営に逆風が吹いたときに、簡単に閉院を検討するのも一つの方法だと思いますが、通院してくれる患者様のために継続してクリニックを運営していくことも大事だと思っています。

そのためには、何か柱となる戦略や、マーケティングはすごく大事だと思います。
もちろんそこにばかり頼るのではなく、来ていただいた患者様がリピートしてくれたり、周囲の人に「どこのクリニックに通ってるの?」と聞きたくなるような施術を提供していったり、身近な人に勧めたくなるようなクリニックになる、そういうリアルなコミュニケーションにおける地固めがやはり必要です。

ー長くやってるからこそ分かることはありますね。

H:顔の見えない、ネットのつながりだけだと特に手術などは不安だと言う方が多いです。既存の患者様などリアルなつながりの方はあんまり当日キャンセルなどはないのですが、ネットだけのつながりだと無断キャンセルがすごく多いです。飲食店でもそうですが、無断キャンセルは、損失が少なくないです。だからリアルの力がとても大事だと思っています。

モラルを持ってやっていたとしても、それは自己満足であって、他者から評価されることはほぼないです。だからといって、他院がやってるから、私たちもいいんじゃないか、となりそうですが、ポリシーというか、モラル、自分との戦いです

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師

ーではコロナになってからのクリニックの変化、あとは話題になった、美容は不要不急か論についてお聞かせください。

H:美容は世の標準からしたら、全く不急じゃないです。コロナ感染症について、初期の情報があまりないときは、保険診療の患者様も減りましたし、美容の患者様も皆さまいらっしゃるのを控えていた感じがあります。基本的に美容医療は不急ではないですし、健康な患者様が受けるものだと思います。

だから、コロナ禍になってから「こんな時期に行っていいのか分からなかったけど来てしまいました」と皆さま申し訳なさそうにつぶやきながら来院されていました。当院はコロナ前から完全予約制ですし、スタッフが一緒に昼食をとらないなど感染対策はしっかりしています。

ー美容は日常生活で必要なもの。

H:緊急事態宣言が出てお休みしていた美容皮膚科は最初のうちは多かったですが、残念ながら休んでいても評価されないです。当院も宣言期間中、SNSやキャンペーンのお知らせなど集客につながるようなものは一切しなかったので「休んでるのかと思ってました」と言われます。

そこはクリニックの総意としてモラルを持ってやっていましたが、あくまで自己満足であって決して何か評価されることはないです。辛い時期に、他院が集客を派手にやってるから、私たちもいいんじゃないか、となりそうですが、ポリシーというか、モラル、自分との戦いです。

人がやっているのを見ることで「ちょっと受けてみよう」と思うんだなと分かりましたので、やっぱり何かをするとその反応が見られるのは、意義があると思いました

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師

ー分かりました。原先生はインスタでのライブ配信もされています。そのときの反応とか、あとはSNSでよく見る医師のアカウント、気になっている医師のアカウントはありますか。

H:まず、ライブ配信については、積極的にしているほうではないですが、たまにするとすごく反響が得られます。先日当院の矢沢先生にボトックスを打ってもらうときに思いつきで配信をしたら「先生がやってるんだからやってみたいです」など各方面から反響を頂きました。

ー美容で基本的な施術は、よく聞くけど、配信は意外に少ない。

H:ボトックスの施術は美容の中でも基本すぎて発信しようと思いませんでしたが、美容医療をこれから始めようと考えている方にとってはそれもすごく新鮮で、人がやっているのを見ることで「ちょっと受けてみよう」と思うんだと分かりました。
自分が起こした行動に対して、わかりやすいレスポンスが得られたので、インスタライブには意義があると思いました。ボトックスなど比較的多くの方に受けてもらいやすい施術についてはもっと積極的に発信してもいいかな、と思いました。

ー拝見しましたが、結構ブスブス打っているのを見ると痛さもなさそうですし、あの程度の痛みでできると皆さん同じように感じているかもしれません。

H:はい。しゃべりながらできるのかと。でも男性の方からは「針をブスブス刺されて痛くないんですか」とコメントがあったのですが、針は34ゲージの細い針なので刺してもそんなに痛くないです。レゴブロックを踏んだほうがよっぽど痛いです。でも、未知なる物に対する恐怖が痛みを実際よりも大きくしているのだと思います。34Gの針を顔に刺される痛みは正直少ないです。

そこの恐怖感をなくすため、第一歩を踏み出すのに、誰かが施術を受けている動画を見ると、身近に感じてもらえると分かりました。でも、以前、治療風景を見ると皆さんやりたくなるのかなと思って、糸のリフトアップ施術についてすごく不安がっていた患者様に動画を見せたことがありました。そしたら怖くなったようで「もう絶対しないです」と言っていたので、針を刺すぐらいまでだなと思いました(笑)。

ー糸の施術はそこまで痛くはない?

H:私はそこまで痛くはないとは思いますが、少し感覚がマヒしているのかもしれません。医療機器等のノイズ音や骨伝導で感じる剥離されている音、初めてオペ台に乗るなど、いろんなことが相まって迷走神経反射(ストレスで一時的に低血圧になりふらつきや失神を起こす)みたいなのを起こされる方もいらっしゃいます。知らないことは人間は怖いんです。
一回受けて問題なかった、大丈夫だったと分かると次からは恐怖ではなく痛みについてだけしっかり感じることができるようになります。

ー良くチェックしているインスタのアカウントはありますか?

H:医師のアカウントについてはいろんな方々を拝見しますが、海外の先生のアカウントもよく見ます。ニューヨークなど海外の最先端の方々も発信してくれるので、そこで治療を知り、日本での取り扱い会社を調べると、ないということもあります。海外とは美的な感覚の違いもあり面白いです。

ロシアンリップというバーンと腫れたような唇のヒアルロン酸注入をされるロシア人の先生をフォローをしたらセミナーのお誘いが来て、「いやいや、(日本人には向かないので)絶対それは要らないんだけど」(笑)と思ったこともあります。
あとは日本の医師ではリアルで知ってる、THE ONE.の上原恵理先生や赤坂ステラクリニックの柳下悠先生。
あと麗ビューティー皮フ科クリニックの居原田麗先生からは新しい機器などの情報を知ることが多いです。芸能人を見るように一ファンとして見ています。ブランディングなどすごく勉強になります。

BIANCAクリニックの堀田和亮先生は研修医時代の後輩なんですが最近スカーレス治療(医療アートメークの技術でストレッチマークなどを修正する治療)で傷跡などをすごくきれいにカモフラージュしていて、そういうニッチなところを見つけるのも含めて先見の明があって上手だなと思って見ています。あとは上原先生のクリニックにいらっしゃる東京大学出身の伊藤明日香先生の発信もいろいろ調べられていてすごいなと思いながら見ています。

あとはオペだと朝日林太郎先生という日本医科大学の美容外科・美容後遺症外来を担当されている先生がいらっしゃいます。他院の修正の相談を受けたときに、自分がやらない分野も含めて、私たち開業医から、どこに紹介すればいいのか分からないんです。朝日先生は目の修正手術を多くされていて経験も多いです。基本的に開業医の先生は修正手術など一筋縄でいかない相談はご迷惑になる可能性がありますが、それを嫌がらずに受けてくれる稀有な先生です。

大学病院に在籍していらっしゃいますが、美容での経験も多く、いろいろ受けてくださって、とてもありがたいです。大げさですが、大学病院で、しっかりとしたスキルを持った医師が行う後遺症外来というのは美容外科の「最後の砦」だと思っています。特に朝日先生も勤務医ですから、どんなに大変な、リスクのある手術をしても金銭面のメリットは全くないはずです。

それを、顔を出して、リスクも引き受けて、紹介患者様を引き受けてくださる、さらに、美容医療全体の技術の底上げまで考え、ご自身の技術を惜しみなくだしてくれるとても稀有な存在だと思っています。彼のような形成外科医が増えると日本の美容医療の未来がとても明るいと思っています。

ーかなりチェックされてますね。部位ではありますか?

H:鼻だとビスポーククリニックの室孝明先生やヴェリテクリニックの松本茂先生が上手だなと思って見ています。ヴェリテクリニックはほんとに教育がしっかりしているようで医局みたいと聞きましたが、しっかりしたクリニックで働いてる先生はほんとに上手だし、私は鼻の手術をやらないので患者様に相談を受けたときにお薦めとして「この先生は上手だと思います」と言えるようにいろんな先生をフォローしています。

ーその先生たちを紹介することも?

H:でも、やっぱり私が上手だと思うのと患者様とのフィーリングが合うかはまた別ですので、「症例をしっかり出している先生でインスタグラムのアカウントを見て、合いそうなら、相談しに行ってみてください」とお伝えしています。当院でしている施術以外にも、誰がどの施術が得意なのかをSNSで見るようにしています。
今までは学会でそういった情報をひたすら拾っていましたが、今はSNSで日常で情報収集できるので便利だと思っています。

痩身だったらKUMIKO CLINICのスレンダー美女、下島久美子先生に部分痩せをお願いしたいと思いますが、美女すぎて行く前にダイエットしなきゃ行けないと思うと(笑)、なかなか敷居が高いです

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師_ミーティング

ー最後の質問です。今のお話とつながっていますが、もしご自分で受けるなら「この施術はこの先生に頼みたい!」を教えてください。

H:鼻は室先生です(笑)。目は自分で切りたいと思います。自分でデザインして縫合が上手な当院の先生に切ってもらおうと思います。レーザー系だったらみやた形成外科・皮ふクリニックの宮田成章先生にやってもらいたいし、痩身だったらKUMIKO CLINICのスレンダー美女、下島久美子先生に部分痩せをお願いしたいと思いますが、美女すぎて行く前にダイエットしなきゃ行けないと思うと(笑)、なかなか敷居が高いです。

ヴェリテクリニックの松本先生に頬などが下がってきたのを「糸できませんか」と相談をしているところですが「えっ、ほんとに来るんですか」みたいなことを言われたので、やっぱり同業者に来られると嫌なのかと思ったので(笑)、まだ具体的には決定してないです。

ー多くの先生がやっている注入系ではありますか?

H:注入系は自分で受けるのはあまり好きではないのですが、いわきクリニック形成外科・皮フ科の岩城佳津美先生です。
岩城先生になら「気持ち控えめに注入してください」とお任せして受けてみたいです。岩城先生の症例はとてもきれいで注入の神だと思います。

ーありがとうございます。ほかに言い残されたことがありましたら(笑)。旦那様(超ハイスペックイケメン社長)とは仲良く? イケメンすぎて心配になりませんか?

H:全然心配にならないですよ(笑)。多分今までもモテてきてるから、今さら突然モテるってこともないですし。変わらないです。

ー了解しました(笑)。こちらのクリニックに来られることはあるんですか。

H:美容施術は受けてくれませんが、たまに来ます。自転車で爆走して転んだりするんです。「会社も大きくなったし、自転車は転ぶからやめて」と自転車禁止令を出しましたが、最近忘れたのかまた自転車に乗ってるので、ヘルメットを被るか、自転車をやめるかの二択にしようかなと思ってます(笑)。

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*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

八重洲形成外科・美容皮膚科_原医師_エントランス

八重洲形成外科・美容皮膚科
住所:東京都中央区日本橋3-4-14 八重洲N3ビル4F
電話番号:03-6265-1981 
診療時間:月曜〜金曜10:00〜17:30 ※土曜は隔週
【Instagram】@dr.kaya_kay
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※原先生の診察をご希望の場合、ご予約時にその旨お伝え下さい。
撮影:Take Ohta(SIMA)

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監修:

原かや 医師

八重洲形成外科・美容皮膚科

東京女子医科大学医学部卒業。2015年八重洲形成外科・美容皮膚科を開院。
形成外科時代にレーザー治療の魅力に魅せられて、経験を積みレーザー専門医の資格を取得し、レーザー治療をメインとするクリニックを開院しました。クリニックを始めるにあたり、一人の患者様ととことん向き合い納得のいくまですり合わせをすることを大切にし、患者様から信頼をよせられています。

形成外科専門医
レーザー専門医など

東京女子医科大学医学部卒
同大学形成外科学教室入局
八重洲形成外科・美容皮膚科院長

この記事の監修ドクターが所属するクリニック

  • 住所: 東京都中央区日本橋3-4-14 八重洲N3ビル4F
  • 最寄駅: JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街22番出口徒歩0分) , 東京メトロ銀座線京橋駅徒歩4分(7番出口),東京メトロ 銀座線日本橋駅徒歩4分(B3出口)), 東京メトロ東西線日本橋駅徒歩4分(B3出口)
  • 院長: 原かや
  • 診療時間: 月曜〜金曜10:00〜17:30 ※土曜は隔週
  • 休診日: 日・祝