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美脚になりたいから、にっくき脂肪を根こそぎ吸い取ってみた/北条かやの脂肪吸引(太もも、ふくらはぎ)体験記

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「終わりましたよ~」……目を開けると、手術室の天井と医師、看護師の顔が見えた。「ありがとうございます。すっかり寝てました。何時間かかりましたか?」「今2時半だから、4時間ですね」「え、そんなに!?」麻酔の注射をしてからの記憶が一切ない。手術を始めたのが午前10時だから、4時間以上も眠っていたのだ。その間にすべてが終わっていたことが信じられず、タイムスリップしたような気分である。麻酔の時はあんなに緊張していたのに、すべてが嘘のように終わっている。看護師さんが、私の脚をバンテージのようなものでぐるぐる巻きにしていく。長時間のオペを終えた上原先生は「また来ますね」と声をかけつつ、手術室を出て行った。これから長いダウンタイムが始まるのだ。

脂肪吸引後、麻酔が効いている状態

細い脚が欲しくて、何でも試した

太ももとふくらはぎの脂肪吸引をしようと思ったのは、もう何カ月も前だ。長年のコンプレックスだった脚の太さをなんとかしたくて、ジム通いに自宅での筋トレ、ダイエットサプリに置き換えシェイク、炭水化物ダイエットなど、ほぼ全てのダイエット法を試した。しかし頑張って痩せても、ふくらはぎはなかなか細くならない。スキニーデニムが膝下でつっかえる。知人にも「ふくらはぎだけ太いね」と言われる。写真を撮ると、明らかにふくらはぎがぽっこりしている。細い脚を手に入れるため、食事制限をどんどん厳しくしていった。過度なダイエットでストレスがたまり、ドカ食いしてしまう。罪悪感で絶食するも、その反動でまたドカ食い。すべてが悪循環だった。もう何もかも嫌だと思った。そこでついに、脂肪吸引を決意したのである。

私たちが太るのは、体の中の脂肪細胞がふくらむからだ。ダイエットすれば脂肪細胞が小さくなって痩せるが、リバウンドすればまた、ひとつひとつの脂肪細胞が大きくなって元通り。その、にっくき脂肪細胞自体を、カニューレという細い棒のようなもので文字通り「吸い取る」のが脂肪吸引手術である。10年間、ダイエットとリバウンドを繰り返してきた私にとって、脂肪吸引は最後の希望だった。

脂肪細胞自体を減らせば、リバウンドしにくい

脂肪吸引は大掛かりな手術になるし、ダウンタイムもある。痛みも相当ひどいと聞く。プチ整形と違って満足行かない結果になっても元に戻せないし、ネットには悪いうわさばかり流れている……怖い。でもやってみたいという好奇心が勝った。

これまで、痩せる注射(BNLS)や、筋肉を弱らせるボトックス注射など色んな美容整形を試してきたが、大きな痩身効果は得られなかった。ダウンタイムが短く、リスクの小さい施術は効果もマイルドなのだ。脂肪吸引は逆で、いわばハイリスク・ハイリターン。痛みや術後のケアなど大変さ(リスク)はあるが、腕の良い医師を選べば確実に結果が出る。脂肪細胞自体を減らしてしまうのだから、その部分は必ず細くなるしリバウンドもしづらい。ダウンタイムの辛さや失敗のリスクは承知のうえで、できるだけそのリスクが低いような先生を見つければいい。悩みに悩んで、私は湘南美容外科クリニックで脂肪吸引をすることに決めた。

先生のブログと症例写真を徹底研究

脂肪吸引についての、おおまかな情報は美容外科のHPを見れば簡単に手に入る。今回私が行ったのは「ベイザー」という機械を用いた脂肪吸引だ。「ベイザー波で脂肪だけを溶かして抽出するため脂肪が取りやすく、従来の脂肪吸引より多くの量が取れる」「ダウンタイムが短い」「脂肪を取ってたるんだ皮膚のひきしめ効果がある」という。比較的新しい機械なので費用も高いが、痩せ型の人でも多くの脂肪が取れるというので挑戦することにした。

湘南美容外科クリニックを選んだ理由は、HPに症例写真が数多く載っており、自分と同じような体型の人も多く手術を受けていることが分かったからだ。しかもかなり細くなっている。費用も他院より割安だ。総合的にみてコストパフォーマンスが良さそうだと感じた。あとはどの先生に依頼するか……。当たり前だが、先生によって得意な手術分野がある。脂肪吸引が好きで、得意で、沢山取り組んでいる先生が理想だ。ブログを検索していると、自宅から通いやすい両国院の上原憂大先生(31)を見つけた。年齢の割に症例数が約1000件と非常に多く、ブログでは、脂肪吸引の技術を日々追求されている様子が伝わってくる。良い意味で美脚へのこだわりが強そうだ。あとはカウンセリングで自分の理想のラインを伝え、どのくらい叶えてくれそうか、できないことはできないと言ってくれるか、リスクの説明があるかどうかで決めよう。というわけで両国院に初診の予約をし、カウンセリング当日を迎えた。触診があるかもしれないので、念のため脱ぎ着しやすい格好で出かける。

カウンセリング前の北条かや

●手術後は動きづらくなるので、ゆったりとした服装で。下半身のバンテージ隠しの意味合いも

ギリギリのラインを超えると凸凹に!?

目の前に現れた上原先生は、予想通りの熱心さだった。ベイザー波を用いた脂肪吸引のメカニズムを分かりやすく説明してくれた後、履物をめくりあげ、ストッキングを脱いで触診。聞けば先生は、触るだけでどこにどんな脂肪がついているかほぼ分かるという。

湘南美容外科の上原医師の診察を受ける北条かや

●ふくらはぎの脂肪がどれくらい取れそうかチェックしているところ

先生「そこまで太くないですが、内ももと前もも、ふくらはぎは取れそうですね」

私はつい期待して、「とにかく細い脚に憧れているんです」と言ってみる。先生はやや厳しい表情になった。

「同じような細さにするのに、元がかなり太い方と、細い方では手術の難しさが違うんですね。北条さんの場合は元がそれほど太くないので、ギリギリのラインを追求する、厳しい手術になると思います。『ここまでは取ってOK』というギリギリのラインを超えて脂肪を取り過ぎると、皮膚が凸凹になってしまうんですよ。その限界ラインを超えない範囲で徹底的に脂肪を取って、美脚を目指すのが今回の手術です」

カウンセリング風景(北条かや、湘南美容外科上原医師)

●モニターで症例写真を見ながら上原先生のカウンセリング

普通~痩せ体型の人が7割

上原先生のところで脂肪吸引をする女性のうち、7割は私のような普通体型らしい。そもそも脂肪吸引は、体重70キロの人を45キロにする魔法の手術ではない。ダイエットでもなかなか落ちない皮下脂肪を取り、綺麗なボディを「デザインする」手術といった方が正確だという。

たしかに症例写真を見ると、太った人よりも普通体型の方が、脚全体がぐんと綺麗になった印象を受ける。ある程度痩せていた方が「ボディデザイン」の結果が見えやすいのだろう。上原先生いわく、かなり太った人が相談に来た場合、「まず食事制限で体重を少し落としてもらってから脂肪吸引をおすすめする」そうだ。

カウンセリングの後は、血液検査やサイズ測定、術前の写真撮影をして終了。あとは手術を待つばかりである。術後のために、下半身を隠せるロングスカートを何枚か購入、脚を曲げられない時のトイレのために紙コップも用意し、栄養食品も買い込んだ。術後1週間ほどは何も予定を入れず、引きこもる予定だ。

尿管がこんなに不快だったとは

手術当日は、6時間前から固形物の摂取が禁止になる。2時間前からは水も禁止だ。院内は冷房がきいているので、水が飲めないくらいは全く平気だった。いよいよ手術……の前に、先生が登場してマーキングをする。

脂肪吸引部位のマーキング

●手術直前。青いマジックで、脂肪を取る部分と残す部分を丁寧にマーキングしてもらう

「ここはしっかり脂肪を取る、ここは残すというのを、グラデーション状に描いていくんですね」

マーキングの仕方は医師によって異なるらしいが、湘南美容外科クリニックのスタッフさんいわく、上原先生はかなり丁寧にされるタイプ。私の足が、青いマッキーでどんどんペイントされていく。先生の目には皮膚を透かして脂肪が見えているのだろうと思うと、不思議な気分になる。

その後、頭にシャワーキャップのようなものを付けてベッドに寝転がり、生理食塩水や麻酔の点滴が入る。リラックスするための笑気ガス麻酔を鼻からチューブで吸い込み、二の腕には血圧を計る機械が取り付けられ、オペ室には「ピッ……ピッ……」という音が鳴り響く。まるで重病人でもないのに重病人になったような、変な気持ちである。「ご気分悪くないですか?」「台がちょっと下がりますね」当たり前かもしれないが、スタッフの皆さんがとても優しい。

手術中はiPodやCDを持参すれば、好きな音楽までかけてもらえるそうだ。これは素敵な気遣いだと思ったものの、手術中に「この患者さん、アリアナ・グランデが好きなんだ、ミーハーだな」「おっ、今度はジブリメドレーか、統一感ないねぇ」等と邪念を生じさせるのも嫌なのと、オペ中に先生たちの会話を聞いてみたいという雑な好奇心からBGMは辞退した。ついでに手術中はすっかり眠りこけていたので、会話を聞くどころか、こちらのいびきを聞かれていないか心配だ。

少しリラックスしてきたところへ、尿管が入った。看護師さんから「痛いですか?」と聞かれるも、痛いというより不快感がある。トイレに行きたくてたまらないが尿は出ないような気がするという、なんともいえない違和感。「痛みはないですが変な感じです」と訴えたが、手術中に垂れ流すわけにもいかないので耐える。そこへ上原先生、登場。

「では背中から麻酔を入れていきますね~、寝転んだまま、体育座りのような感じで丸くなって下さいね~」と言われ、いよいよ下半身の硬膜外麻酔だ。これがいちばん怖かった。何しろ背中の骨と骨のあいだに、太い針を指すのだ。少々の注射など屁とも思わないが、脊髄に針が入っていくのを想像すると身体がこわばる。看護師さんが2人がかりで私の体を丸める。「もうちょっと頑張りましょうね」「はい……」できるだけ意識をそらそうと、これは何の姿勢に似ているか考えてみた。ピンときたのがアルマジロである。体育座りというよりアルマジロになったつもりで丸まってみよう、もう少しだ……と、見たこともないアルマジロに思いを馳せているうちに硬膜外麻酔は終わった。いよいよ手術開始かぁ、と思う間もなく眠ってしまったらしく、気づいたらすべてが終わっていた。

脂肪吸引前の硬膜外麻酔

●点滴を入れたり、頭の高さを調節したり。看護師さん2人がかり

脂肪吸引で太もも裏の脂肪をとる

●いよいよオペ開始

「終わりましたよ~」目を開けると、手術室の天井と医師、看護師の顔が見えた。時計を見ると14時半。「何時間たっていますか?」「4時間です」「え、そんなに!?」硬膜外麻酔をしてからの記憶が一切ない。「あ、ありがとうございます……」と、まずはこちらがすっかり寝ている間に、痛みもなくオペを終えて下さったことに感謝し、「どれくらい取れました?」と聞いてみた。上原先生は笑顔で、「1000ml取れましたよ」と、瓶に入った脂肪を見せてくれた。うわぁ、これが私を苦しめていた皮下脂肪か! 何をしても減らなかったお前も、このベイザー脂肪吸引の前には敵うまい、今日をもってお前とはおさらばだ、せいぜい医療廃棄物として捨てられるのを待つがよい……と、執刀した先生の技術をまるで自分の手柄のように誇らしく思う。2時間ほど休んで、タクシーで帰宅した。手術直後に、帰宅ラッシュの人混みを歩くのは無理がある。タクシーを選んで良かったと思う。麻酔が効いているので痛みはまだないが、バンテージで脚全体が固定されているため、ハタから見ると「すごくゆっくり歩く人」という感じである。階段を上るのも一苦労だ。

脂肪吸引(太もも、ふくらはぎ)でとれた1000mlの脂肪

●1000ml取れた

3日目からは痛み止めも飲まないで過ごせる

今、この原稿を書いているのは、脂肪吸引から5日目である。術後3日目にバンテージの固定を取り、シャワーもできるようになった。これから1カ月は、ほぼ24時間着圧タイツでの圧迫を続ける。まだ脚全体がむくんでおり、完成した細い脚を拝めるまでには時間がかかりそうだが、だいぶ歩きやすくなった。脚の曲げ伸ばしもそれなりに自由だ。

脂肪吸引後3日目。バンテージをぐるぐる巻き

●3日目。初めてバンテージが取れる

心配していた痛みだが、麻酔が切れてから24時間ほど鈍痛を感じたものの、3日目からは痛み止めが必要ないほどであった。ふとももに、ひきつれたような不快感はあるが、想像していた範囲内だ。打合せで会った知人は「北条さん、ピンピンしてますね。もっと痛そうにしているかと思いました」と言っていた。全然痛くないといえば嘘になるし、飛んだり跳ねたりすればもっとズキズキするのだろうが、飛んだり跳ねたりしないので全く問題ない。座り仕事なら大丈夫だ。寝たきりになるかと思っていたが、ゆっくり歩く、かがむなどの動作は手術直後から可能だった。

北条かや脂肪吸引beforeの脚

●脂肪吸引前のビフォア

北条かや脂肪吸引after(3日後)の脚

●術後3日目の様子。内出血がところどころに出ている

経過には個人差があるので、全ての人に参考になるかは分からないが、私の場合は想像よりずっとマシであった。圧迫固定のタイツは、ロングスカートで隠せるので見た目にも問題ない。ここ数年、ガウチョパンツやマキシワンピのようなゆるい服装が流行っていて良かった。

同じく下半身を脂肪吸引した湘南美容外科のスタッフさんは、術後3日目に仕事復帰したそうだ。さすがに3日目は厳しそうだが、1週間あれば日常生活での不便はなくなるだろう。完成を気長に待つのもわくわくする。次のレポートは1カ月後。少しは細くなっているだろうか。今から楽しみで仕方ない。

北条かや

北条かや

1986年、石川県金沢市生まれ。ライター。同志社大学社会学部、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。最新著書は『こじらせ女子の日常』(宝島社)『本当は結婚したくないのだ症候群』(青春出版社)。その他の著書に『整形した女は幸せになっているのか』『キャバ嬢の社会学』(いずれも星海社)がある。NHK「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」、TOKYO MX「モーニングCROSS」などに出演。
【Twitter】@kaya_hojo
【Facebookページ】北条かや
【ブログ】コスプレで女やってますけど

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