その他の美容皮膚科

  • 傷跡・ケロイドができる原因と治療法をタイプ別に解説

    傷跡やケロイドを治したいと思っている方は多いのではないでしょうか? ケガや水ぼうそう、ニキビ、手術、帝王切開、火傷、リストカットなどみなさんどこかに程度の差はあれ傷跡があるかと思います。そもそも傷跡とケロイドの違いってなんだろう、治療法はどんなものがあるのかといった疑問に対して全てお答えしていきます。 また美容医療は自分の外見に自信を持たせてくれたり、より綺麗になることで嬉しい効果が沢山あります。しかし医療行為であり施術を受けるにあたってどうしてもリスクとして傷跡やケロイドは上がってくるかと思います。施術の効果とリスクどちらも知って選択することが大切なため美容医療を検討している方はぜひご一読頂けると有難いと思います。 【監修医師からのワンポイント】瘢痕(傷跡)なのか、ケロイドなのか。近年、連続した病態であることが示唆されていますが、その治療方法や難易度から臨床的には区別した方

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    TRUE.ginza
    岩田勇児医師が監修しています。

  • ADM治療とは

    ADMは「後天性真皮メラノサイトーシス(aquired dermal melanocytosis)」の略で両側性太田母斑様色素斑とも呼ばれる症状です。やや青みを帯びた褐色や灰色、茶褐色など色調はさまざまでで詳しい原因は分かっていません。

    通常のシミが皮膚の浅い層である表皮層に存在しているのに対し、ADMは皮膚の深い層である真皮層に色素があるため光治療や低出力のレーザートーニングなどでは対応できません。そこで使用されるのがQスイッチレーザーやルビーレーザー、ピコレーザーなどです。

    いずれのレーザーもメラニン色素の黒い色に反応、皮膚の深くまで浸透するため短時間で施術可能であり、かつ高い効果が期待できます。Qスイッチアレキサンドライトレーザーやルビーレーザーは保険適応となりますが、ピコレーザーをはじめとする一部のレーザーは自由診療となります。必要な施術回数は症状によって異なりますが、3~6回程度要することが多くなっています。

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    しのぶ皮膚科
    蘇原しのぶ医師が監修しています。

  • クマ治療とは

    目の下のクマは原因によって3つのパターンがあります。ひとつ目は血行不良によってうっ血が起こることによる青いクマ。ふたつ目は色素沈着による茶色っぽいクマ、そして最後が目の下の皮膚がたるんで影ができることによって起こる黒っぽいクマです。複数の原因によって起きていることもあり、美容液やクリームなどで改善させることは難しいと言えます。

    美容クリニックでのクマの治療は原因に合わせて最適なものを選ぶことができます。血行不良による青いクマならジェネシスなどのレーザーや体の中から血行を良くするにんにく注射やプラセンタ注射、茶色いクマならフォトフェイシャルやイオン導入、黒いくまならたるみを改善するヒアルロン酸注射やサーマクールアイなどが有効です。

    また、 イオン導入やケミカルピーリングといった美肌のための治療やハイドロキノンやトレチノインなどの外用薬、貧血を改善するサプリメントなどを組み合わせて総合的にクマの治療を行うこともできます。

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    いなばクリニック
    稲葉岳也医師が監修しています。

  • 膝の黒ずみケア〜クリームから美容皮膚科まで〜

    「膝の黒ずみが気になってしまって、ミニスカートを履けない」 「膝の色が黒ずんでいるため、ほかの人から指摘をされてしまった。つらい」 「本当は短い丈のものが好きなのに、膝が出ると思うとどうにも……」 このように悩む人は多いのではないでしょうか。 「黒ずんだ膝」というのは、気付いたらできていたということも多くあり、自分自身でとても気になるものです。 女性だと、夏場でスカートだと他人からもよく見える「膝の黒ずみ」ケア法について、市販のクリームから美容皮膚科までみていきます。 膝の黒ずみが起きる原因とは何か 肌の黒ずみのなかでも、膝の黒ずみはとてもよく目立つ部分です。長いスカートやパンツを履けば隠れるものではありますが、その黒ずみを気にして、ファッションに制限ができるのは悲しい限りですよね。 では、このような膝の黒ずみが起きる原因はいったいどこにあるのでしょうか

  • 花粉症ボトックスとは? 鼻水が辛すぎる方へ

    花粉症とは、スギやヒノキといった植物の花粉が原因で引き起こされるアレルギー症状のことです。 目の痒みやくしゃみ、鼻水などの症状が起こるのが特徴で、日常生活に様々な影響を及ぼします。 今回は花粉症に効くボトックスを中心にさまざまな治療法を紹介します。 花粉症の治療法について 花粉症の治療は内服薬を用いて行うのが一般的です。 また、内服治療は効果が高く、金銭的な負担が少ないというメリットもあります。 その他の治療法としましては、 減感作療法 アレルギー症状を引き起こす原因物質を、少量ずつ繰り返し注射していく治療法です。 体が原因物質に慣れることで、アレルギー反応を抑えることができます。 ヒスタグロビン注射 ヒスタミンというアレルギー誘発物質の抗体をつくるため、ヒスタグロビン

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    稲葉岳也医師が監修しています。

  • 太もも・お尻のストレッチマーク・肉割れを消す方法

    ストレッチマークとは ストレッチマークとは別名「肉割れ」、「妊娠線」とも言われています。 胸や腹部、お尻、二の腕、太ももなどの皮下脂肪が多くあり、皮膚が乾燥しやすい部分にできるひび割れのような線で、日本人の80%にみられるともいわれています。幅は数ミリ程度で、大きなものになると長さは10センチを超え、裂けた線が皮膚表面を波打つように伸びて見えます。大きさや形はさまざまですが、特に痛みや出血は伴わず、まれに痒みを感じる場合があります。 皮膚は上から表皮・真皮・皮下組織の3層から成り立っています。ストレッチマークは皮膚が裂けたように見えるため、肌表面の表皮が傷ついたものと感じやすいですが、実はストレッチマークは表皮の下の真皮層が傷ついたことによりできる線なのです。 表皮は水分を含んでおり、伸縮性を持っているため、簡単にその組織が壊れたり傷ついたりすることはありません

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