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人気企画「美人女医インタビュー」第四十五回は、全国25院を展開、30年以上の歴史がある城本クリニック立川院の滝本磨理香(たきもと まりか)先生です。
医師として目指しているのは「患者さんに寄り添う医師」。その理由は10代の頃にさかのぼります。
大学病院、米国留学を経て、城本クリニックで形成外科専門医として幅広いオペ治療を担当し、自分の施術体験も交えながらのエイジングケアでは患者さんの人気も高いそう。
インタビュー中の優しい雰囲気が親近感をグッと増し、モデル顔負けの高身長の滝本先生に、美容医療への想い、プライベートなどたくさん話していただきました!
目次
- ・医師を志した理由
- ・大学卒業後の経歴
- ・美容医療を志した理由
- ・得意な施術について
- ・城本クリニックの特徴について
- ・美容医療の医師をしていてよかったこと
- ・来られる患者様の悩みについて
- ・痛み対策について
- ・女性のエイジングケア開始時期について
- ・自身で結果が出た美容施術
- ・城本クリニッックをこんなクリニックに
- ・オフ、休みの過ごし方について
- ・忘れられない恋愛
- ・憧れの医師
- ・SNSで注目している医師
父にキッパリと「治療法はない」と伝えた医師の姿を受けて、少しでも患者様に寄り添う医師でありたいなと思うようになりました
ー医師を志した理由を聞かせてください。
滝本先生(以下T):祖母、父を10代で立て続けに亡くした時、その時の医師の対応があまりに冷たく、説明も全く分からなかったんです。少しでも長く生きられるように可能性を探る父に対して、キッパリと「治療法はない」と伝えた医師の姿を受けて、少しでも患者様に寄り添う医師でありたいなと思うようになりました。今は大学病院から離れて美容の世界に入りましたが、以前と変わらず、患者様ひとりひとりに寄り添っていこうという心掛けが今に生きていると思います。
ーその時の思いから、患者さんに寄り添う医師になろうと。では、大学ご卒業後の経歴を教えてください。
T:埼玉医科大学国際医療センター初期研修医を経て、埼玉医科大学病院形成外科・美容外科で研鑽を積みました。形成外科専門医を取得し、現在は城本クリニックで働きながら週に1日は埼玉県の霞ヶ関南病院で保険診療に携わっています。
美容医療の領域に進む上で、必ず形成外科の専門医を取った上で行こうと決めていました
ー美容医療に進まれたのはなぜでしょうか。
T:もともと美容医療に興味があり、自身もメイクや化粧品集めが好きでした。ただ美容医療の領域に進む上で、必ず形成外科の専門医を取った上で行こうと決めていました。
美容医療領域と形成外科領域では重なっている部分もあります。これらの領域では正しい解剖の知識が必要であるにも関わらず、誤ってヒアルロン酸を動脈内に注入する事例も起きています。そういった事例を万が一起こした場合に、どの動脈が詰まったかを速やかに考察することで、対処法の迅速さや的確さにも差が出てくると考えます。
ー形成外科の知識が美容においても重要なのですね。美容医療の医師として診療の際に気をつけていることはありますか。
T:患者様が希望する手術が適応なのか、過剰治療にあたるのかを医学的に評価し、不要なら止めるなど適切な治療を提供する責務も担っていると考えております。正しい美容手術の知識が広まっていくといいなと思って、患者様には知識のお裾分けと思って色んな話をしています。
ーでは、滝本先生の得意な施術を教えてください。
T:糸リフト、ヒアルロン酸を併用したたるみ治療は大変ご好評をいただいております。それから陥没乳頭や乳頭肥大などの乳頭形成も広く行っております。そういったご相談は女医希望が多いため、そこを理解した上で希望の形や授乳機能の温存の要否に合わせて手術しております。
ー次に、現在所属している城本クリニックの特徴を教えてください。
T:城本クリニックは形成外科専門医、外科専門医、美容外科経験者で構成されるクリニックです。手術に対して親切丁寧な説明を心掛け、術後管理も徹底しております。ベテランの先生が多いので、技術的にも安心していただけるかと思います。
ー医師のあいだで意見交換などはありますか?
T:ドクター同士で、技術的なディスカッションを活発に行っております。お互いを鼓舞する存在であり続けるため、症例についてお互いに検討することはクリニックのためにも必要不可欠かと思います。
患者様の高い美意識を正しい知識と技術で後押しできる存在でありたいなと思い、様々な治療の選択肢をお話しさせていただいております
ー美容医療の医師をしていてよかったことはありますか。
T:特にエイジングケア系の手術では、前後の差が歴然なため、満面の笑みで感謝されることが多く、そこからエネルギーをもらっています。外見がいい方向に変わると、自然と内面の変化にもつながっていくため、すごく輝いてらっしゃるのがこちらとしても嬉しいです。そういったお手伝いをさせていただけることは、この上ないことだと思います。
ー貴院に来られる患者さんに多い悩みは何でしょう。年代別にあれば教えてください。
T:10〜20代は埋没法による二重手術が圧倒的に多いですね。30代からはボトックスやたるみ治療、脂肪吸引などの治療が多く、40〜50代からは眼瞼下垂症手術や糸リフトで来院される方が多いです。
ー美容皮膚科治療ではいかがでしょうか。
T:シミの治療は意外と20代半ばくらいからいらっしゃる方が大勢いらっしゃいます。シミと認識されているものの中には、正確にはシミでないこともあります。しかしその高い美意識を正しい知識と技術で後押しできる存在でありたいなと思い、様々な治療の選択肢をお話しさせていただいております。
ー治療の際の痛みの軽減についてはどのようにされていますか。初めての方や、痛みに敏感な方もいらっしゃいます。
T:注射針で刺される痛みに対して、当院ではクーリングをするなどして対応しております。また術中の不安が痛みにつながることも多いため、施術中はスポンジのボールを握って緩和する、麻酔テープを予め貼ることも可能です。
ーなるほど。次に女性はエイジングケアをいつからした方がいいでしょうか。
T:広い意味でのエイジングケアですが、10代から紫外線対策はしておくべきかと考えます。紫外線による皮膚のダメージは長期的には光老化として肌に出てきます。またたるみの原因にもなりますので、必ず日焼け止めを塗って外出しましょう。屋内でも紫外線はガラスを通過しますので、日焼け止めを塗っておいた方が良いでしょう。
ーやはり紫外線対策が重要と。
T:20代後半ごろからたるみが出てきたなと感じたら、HIFU(高密度焦点式超音波)やラジオ波治療など機械を用いた治療をご検討下さい。
定期的なピーリングやダーマペン、レーザー治療、引き締め治療のHIFUやイントラジェンを行うことで、良い状態を維持できるためオススメです
ーみんな知りたい滝本先生の美容法を教えてください。実際に受けてみて結果がでた美容医療施術はありますか?
T:日々の基礎化粧品にサリチル酸やグリコール酸、アクティブビタミンAを取り入れたケアを行っております。また当院にもございますが、定期的なピーリング(皮膚の状態に合った薬剤をお顔に塗布し古い角質を除去するケア)、やダーマペン(皮膚に医療用の極細の針で穴を開けることでターンオーバーを促進し毛穴などの改善に効果的な治療)、レーザー治療、(お顔の)引き締め治療のHIFUやイントラジェンを行うことで、良い状態を維持できるためオススメです。
ービタミンA系のコスメは最近注目されていますね。次ですが、今後城本クリニックをどのようなクリニックにしていきたいですか。
T:当院は30年以上の歴史あるクリニックですが、時代が変わっても幅広い世代のニーズに応えていけるようなクリニックでありたいなと思います。そのためには技術力はもちろん、知識のアップデートも怠らないことが重要です。
育児をしながらもフルタイム勤務をする全ての女性に敬意を払います
ーここからプライベートのことをお伺いします。休日はどのように過ごしていますか。
T:オフの日は平日にできない用事を済ませたり、家族に会いにいくことが多いです。静かに映画を観たり手術の勉強をしたり、ジョギングをしたり……ありきたりですね(笑)。
ーいえいえ。滝本先生は診療でご多忙だと思いますが、仕事とオフの区切りや、ライフワークバランスについて考えていることはありますか。
T:とにかくメリハリだと思います。家では極力趣味に没頭したり、仕事と一線を画すように気をつけています。また平日は帰ってくるのが遅いので、作り置きおかずを用意することで夕食開始時刻を遅くしないように心掛けています。
ー作り置きは、時短になりますね。次に忘れられない恋愛について……。
T:ないです(笑)。
ー了解致しました(笑)。では、憧れている女医さんはいらっしゃいますか。
T:特定の人ではありませんが、育児をしながらもフルタイム勤務をする全ての女性に敬意を払います。女医が働きやすい環境が整うといいなと常々思っています。
ーそれでは最後に、インスタでよく見ている医師のアカウントは?
T:城本クリニック岡山院院長の野中大樹先生と聖心美容クリニックの牧野陽二郎先生です。
ー本日はお忙しいところありがとうございました。
プラス5(滝本先生をよく知るための5つの質問)
Q:よく観る映画のジャンルと作品は?
A:スパイアクションやSFが多いです。『007』シリーズや『ミッションインポッシブル』シリーズ、『オーシャンズ』シリーズは全て観ています。
『スターウォーズ』も大好きです。昨年追加された配信の『ザ・マンダロリアン』も全て観ました。とは言え、『ショーシャンクの空に』と『グリーンマイル』が不動のお気に入り作品ではあります(笑)。
Q:使っている基礎化粧品のメーカーは?
A:イデアルポー、ZO(ゼオ)スキン、MTコスメティクスです。
イデアルポーは何より潤うため、クーラーのかかった部屋にいた日中の肌乾燥を取り戻すために欠かせません。
ZO(ゼオ)スキンは広く普及して、アクティブビタミンAを取り入れたアンチエイジングラインとして有名ですよね。皮膚の浅層〜深層まで刺激を促し、シワや肌ハリに効果的です。シミのケアも可能なので、目的に応じて選ぶことができます。
MTコスメティクスは培養幹細胞を使ったステムケアラインを特に使用しています。ハリ不足・キメ乱れといったエイジングサインにも、乾燥・ごわつきといった肌トラブルにもWでアプローチしながら、ハリ・ツヤ・ボリュームが出る万能化粧品です。使用翌日の肌ハリを実感するので、即効性があるのかなと思います。
Q:スポーツで、ファンの選手やチームは?
A:サッカーの田中碧選手です。
Q:お酒での失敗こっそり教えてください
A:お酒は全然飲めないんです(笑)。
Q:東京の好きな場所は?
A:東京だと二子玉川にいることが多いです。なんでもあるけどゴミゴミしていない。過ごしやすいところが気に入ってます。
*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
城本クリニック 立川院
住所:東京都立川市曙町2-8-30 わかぐさビル3F
電話番号:0120-107-929
診療時間:10:00~19:00 土曜・日曜・祝日も診療
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※滝本先生の診察をご希望の場合、ご予約時にその旨お伝え下さい。
撮影:Toshiyuki Tanaka
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監修:
滝本磨理香 医師
城本クリニック 立川院
埼玉医科大学国際医療センター初期研修医を経て、埼玉医科大学病院形成外科・美容外科で研鑽を積む。2021年4月城本クリニック入職し、立川院、池袋院等に所属。また保険診療にも携わる。2022年柏院院長に就任。
得意施術は糸リフト、ヒアルロン酸を併用したお顔のたるみ治療、陥没乳頭や乳頭肥大などの乳頭形成術です。「患者さんに寄り添う医師」がモットー。
形成外科専門医
ICLSプロバイダーなど
埼玉医科大学国際医療センター 初期臨床研修医
埼玉医科大学病院形成外科 助教
ワシントン大学形成再建外科 留学
城本クリニック 入職
城本クリニック 柏院 院長
この記事の監修ドクターが所属するクリニック
- 住所: 東京都立川市曙町2-8-30 わかぐさビル3F
- 最寄駅: JR中央線/青梅線/南武線立川駅北口徒歩5分
- 院長: 横山 貴之
- 診療時間: 10:00~19:00
- 休診日: 年中無休
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