アンダーヘアの脱毛を考えたことがありますか? 少し興味はあるけど……という方も多いのではないでしょうか。アンダーヘアの処理方法にはVIOゾーンを完全に脱毛してしまう「ハイジニーナ」とムダ毛の量を減らして整える「減毛」の2種類があります。

ここでは、ハイジニーナとは?という疑問に対する答えや、ハイジニーナ脱毛のメリットや脱毛方法、アンダーヘアを減らしたい(減毛したい)人はどうしたらいいのかといった点について、口コミなども交え、ご紹介したいと思います。

目次

  • 1.ハイジニーナ(VIO)or 減毛? アンダーヘアの処理ってどうすればいい?
  • 1-1.ハイジニーナ(VIO)脱毛とは?
  • 1-2.ハイジニーナ脱毛のメリット「清潔な女性」「衛生的な女性」と呼ばれるわけは?
  • 1-3.ハイジニーナのその他のメリットとは
  • 1-4.ハイジニーナ脱毛のデメリット
  • 1-5.おすすめは程よく、形を整えて体毛を残す方法
  • 1-6.いまや男性にとっても常識? アンダーヘアの脱毛
  • 1-7.アンダーヘアの自己処理には危険がいっぱい!?
  • 1-8.どんな服装でするの?痛みは?
  • 1-9.エステでのハイジニーナ脱毛って?
  • 2.まとめ

1.ハイジニーナ(VIO)or 減毛? アンダーヘアの処理ってどうすればいい?

アンダーヘアのお手入れが常識になりつつあることは分かっていても「どこまで、どうやって処理したらいいのか分からない」という人が多いのでは? まずはアンダーヘアの処理方法として知名度が高いハイジニーナ脱毛はどんなメリット・デメリットがあるのか考えてみましょう。

1-1.ハイジニーナ(VIO)脱毛とは?

聞きなれない方も多いと思うので、この脱毛の詳細から見ていきましょう。千葉スキンケアクリニックでは、“VIO”の部位を下記のように説明しています。

Vライン(ビキニライン)・Iライン(陰部周り)・Oライン(肛門周り)のデリケートゾーン(中略)海外の女性たちの間ではポピュラーな施術です。なかなか相談しにくく、それだけに深く悩まれている方も少なくありません。

出典 http://chiba-skincare.jp/

これまでムダ毛のお手入れと言えば、ワキや腕、脚などが一般的でした。しかし、10年くらい前からデリケートゾーンと呼ばれるVIOゾーンのムダ毛のお手入れが新しい大人の女性のマナーとして定着しつつあるのです。

欧米では、ずっと昔から女性のマナーとして当然のことと考えられているVIOゾーンのムダ毛のお手入れ。ミス・ユニバース日本代表のディレクターを務めたイネス・リグロンさんも、就任当時、日本の女性がアンダーヘアのお手入れをしていないことに驚愕したと語っています。

1-2.ハイジニーナ脱毛のメリット「清潔な女性」「衛生的な女性」と呼ばれるわけは?

見えない部分だからとつい、お手入れを怠りがちなアンダーヘア。でも、デリケートゾーンは蒸れやすく不衛生になりやすいパーツでもあります。ハイジニーナ脱毛とはまったくムダ毛をなくしてしまう脱毛のこと。ムダ毛がなくなることによって、常に衛生的な状態をキープすることができます。

衛生的と言われるわけを、ウィルクリニックでは、このように説明しています。

女性は毎月月経があります。また排卵前から排卵期にかけて透明なオリモノ(子宮頚管粘液)が多量に分泌されます。当然陰毛に付着し、清潔な状態を保ちにくくなります。(中略)
IVOラインを脱毛することは、デリケートエリアを衛生的に保つことにつながります

出典 http://www.will-be.jp/

ハイジニーナ(VIO)脱毛は衛生的に見ても推奨されているのです。デリケートなゾーンですから、きれいに保てるのは嬉しいですね。

1-3.ハイジニーナのその他のメリットとは

ハイジニーナ脱毛は清潔さが保てるという他にもいくつかメリットがあります。

■男性からも好印象?

アンダーヘアの脱毛を考える皆さんにとって気になるのが、男性の意見。「完全にムダ毛のないハイジニーナ脱毛でドン引きされない?」「まったく処理しないのはNG?」という疑問を持つ人もいますよね。

確かにすべてのアンダーヘアを脱毛するハイジニーナ脱毛は男性でも好みが分かれるところ。ハイジニーナ脱毛に対して

  • 美意識が高い
  • 清潔感があってキレイ
  • 見えないところにも気を使っているという感じがする

こんな好印象を持つ男性もいるようです。人によって違うようですが、なにもお手入れしないのはちょっと……という男性が多くなってきているのではないでしょうか。アンダーヘアのお手入れは女性のマナーとして意識してよいと言えるかもしれません。

■いろいろな水着や下着のデザインを選べる、躊躇しなくていい

水着になるときや、パートナーとのプライベートな時間を過ごすとき、お手入れをしていなくて焦った経験のある方はいませんか? また、ビキニやタンガ、Tバックなど水着や下着の形によってはアンダーヘアがはみ出たり、盛り上がってしまうなどの目も当てられない事態に見舞われた経験のあるかたもいるかもしれません。

ハイジニーナ脱毛をしておけば、こんな心配や失敗もゼロに。どんな水着でも下着でもOK!となり、自分に自信が持てるようになったという人もいます。

■かゆみや色素沈着の予防にもつながる?

女性なら誰でも一度は経験したことのある、デリケートゾーンのかぶれやかゆみ。その原因は汗やムレ、下着による接触性皮膚炎、カンジダの感染症などいろいろあります。

カンジダ菌はもともと人間の体内にもある菌なのですが、生理前や疲れたとき、病中病後など体力が落ちたときに増殖してかゆみやかぶれを引き起こすことがあります。このときに、アンダーヘアの量が多く、伸びた状態だとかぶれやかゆみを感じやすくなったり、よりムレが起こりやすくなりがちです。

また、生理のときに使用するナプキンは通気性が悪く、かぶれやムレ、かゆみなどを起こしやすい素材。アンダーヘアのお手入れをしていない場合、さらに不快感が強くなります。

デリケートゾーンは皮膚がデリケートで色素沈着を起こしやすいパーツ。かゆみがひどくなると、ただでさえ黒ずみやすいデリケートゾーンにダメージを与えることになってしまいます。ハイジニーナ脱毛をしておけば、こうした肌トラブルのダメージも最小限で抑えられることに。

1-4.ハイジニーナ脱毛のデメリット

ハイジニーナ脱毛は衛生的で快適!という声があるものの、実はデメリットがまったくないわけではありません。まず、完全に体毛がない状態をパートナーがどう思うか?というのは、考え方の変化や相手によっても変わってくること。ハイジニーナ脱毛を完了させて、まったく毛が生えてこないという状況に後悔する人もいるのだそうです。

少し前にはハリウッド女優のキャメロン・ディアスが「アンダーヘアは残しておくべき」と発言して注目を集めましたよね。では、ハイジニーナ脱毛をするとどんなデメリットがあるのでしょうか。

  • ・出産時や温泉にいくときなどに恥ずかしい思いをする
  • ・汗がべったりと肌について不快感がある
  • ・加齢とともに肌がたるんでくると、ムダ毛がまったくない場合、たるみが目立つ
  • ・パートナーによっては嫌がられる

若い時には気になりませんが、Iラインは年齢とともに肌のハリがなくなってきて、立った姿勢のときにたるみが目立つようになります。体毛があると肌が覆われているので、それほど目立ちませんが、まったく毛がない状態だとたるみが顕著に目立つことに。お相撲さんのお尻を思い浮かべると分かりやすいかもしれません。

また、ワキと同じようにムダ毛がなくなることによって汗がたらたらと肌を伝って流れ落ちる感覚が不快という人もいます。

1-5.おすすめは程よく、形を整えて体毛を残す方法

ハイジニーナ脱毛にはちょっと抵抗があるけれど、アンダーヘアを整えたいという方は、クリニックで相談してアンダーヘアを減らすお手入れをしてみてはいかがでしょうか。

人気があるのはビキニラインを逆三角形型や卵型に整えたり、指2本分くらいの幅にすること。この形からはみ出る部分は脱毛して、形どる部分はムダ毛を薄くするという方法です。

また、Iラインは両サイド指1本分くらい残して、残りの部分は脱毛。Oラインは完全にツルツルにする……という方法を選んでいる人が多いそうです。

残す部分も間引きするような感覚で、アンダーヘアを薄くすることができます。なりたいスタイルに合わせて最適な方法を提案してくれるので、是非、カウンセリングで相談してみてください。

1-6.いまや男性にとっても常識? アンダーヘアの脱毛

出典 https://panasonic.jp/

欧米では女性がVIOゾーンの脱毛をするのは常識ですが、実は男性も同じ。ヨーロッパのスポーツジムなどシャワールームを共有する場所では男性であっても、カットもせず、伸ばし放題でアンダーヘアの処理をまったくしていない場合、苦情があがることもあるそうです。

日本ではまだそこまで意識が高まっていませんが、今年になってパナソニックから男性用ボディトリマーが販売されたことからも、徐々に男性の意識にも変化が生まれていることが分かりますね。

男性向けの医療脱毛といえば、これまではヒゲや腕、脚などが一般的でしたが、アンダーヘアの脱毛コースにも対応しているところが増えています。

1-7.アンダーヘアの自己処理には危険がいっぱい? 

手が届きにくく、見えづらいVIOゾーン。手探り状態でムダ毛の自己処理を行うと、思わぬケガやトラブルが起こることもあります。ビキニゾーンならまだしも、IラインやOラインは粘膜付近なので、カミソリを当てるのはNG。

脱毛クリームやムースなどの使用も注意が必要。肌がデリケートな部分にダメージを与えることになりますし、粘膜部分に触れるとしみることが。また、ワックスで脱毛する人も多いようですがV、Iラインの肌は引っ張る力を加えることで徐々にたるんでいくので要注意です。

各医療機関でもハイジニーナ(VIO)脱毛を勧める理由として自己処理のリスクを挙げられています。

にしやま形成外科皮フ科クリニックより

アンダーヘアのむだ毛が多いと毛根の炎症や慢性的な湿疹を起こしやすく、色素沈着を併発することもあるのです。

出典 http://www.nishiyama-clinic-nagoya.com/

自己処理では剃りにくいだけでなく、リスクも高いことが分かりますね。

1-8.どんな服装でするの? 痛みは?

「アンダーヘアの脱毛なんて、恥ずかしくて誰かにやってもらうなんてムリ!」と思っている方はいませんか? クリニックや脱毛サロンなどで、VIOゾーンの脱毛をするときには、専用のガウンに着替えて紙のショーツを身に着けて施術を始めます。

ショーツをずらして、なるべくデリケートな部分が見えないようにしながら手早く照射が行われていくので、施術時間も短め。初めのうちは抵抗があるかもしれませんが、何度か施術を受けているうちに、恥ずかしさもなくなってくると言われています。もちろん施術担当者は淡々とまったく気にすることなく、処理していくので安心しましょう。

■施術時の痛みは?

残念ながら、VIOゾーンの脱毛は他のパーツと比べると痛みが若干強いようです。人によっては我慢できない痛みと感じることもあるようですね。

痛いのはイヤ!ということでブラジリアンワックスで脱毛したという人もいますが、ブラジリアンワックスもそれなりの痛みを伴う上に、薄いデリケートゾーンの皮膚を強力にひっぱるため、肌へのダメージが大きく、肌のたるみを招くこともあります。

施術時の痛みや、施術時の服装など各クリニックからは下記のような説明が挙げられています。

中央クリニックグループより

「痛くないか不安です」という声はいつも患者様から聞かれます。痛みが心配な方にも安心の脱毛です。
医療レーザー脱毛は痛みを最小限に抑えます。従来の針脱毛は痛みがかなり強かったのですが、医療レーザー脱毛は輪ゴムで皮膚を軽くはじかれた程度の感覚しか感じません

出典 http://www.chuoh-clinic.co.jp/

不安な方に対して、ドクター松井クリニックからは、この様な説明もありました。

OラインやVライン、Iラインといったデリケート部分の脱毛は、最初は抵抗があるのですが、照射範囲も狭く施術にさほど時間がかからないので、すぐに慣れる方がほとんどです。

出典 ドクター松井クリニック

1-9.エステでのハイジニーナ脱毛って?

ハイジニーナ脱毛は脱毛サロンでも受けることができます。光脱毛なので、医療レーザー脱毛に比べると痛みが少なく、初期費用が安いため利用者が増えているということは皆さんもご存じでしょう。

ただし、脱毛サロンは費用が安いものの、太い毛が多いアンダーヘアは施術回数がそれだけ多く必要になって、何年経っても終わらないという人や、何度も施術を受けたことで医療レーザー脱毛より高くついてしまったというケースもあります。最終的にクリニックで医療レーザー脱毛をやり直すという人もいるようですね。

また、数百円のお試しで顧客を集め、高額の契約に勧誘するというエステ特有のトラブルも少なくありません。

特にアンダーヘアはムダ毛が濃く、太いため結果的に医療レーザー脱毛の方が安く済むことがほとんど。医師が在籍しているという安心感もあるので、お金をかけて脱毛するなら、医療レーザーをお勧めします。

「ミュゼのVIO脱毛について去年ミュゼでハイジニーナを4回契約し、12月で終了しました。Vラインはかなり効果を感じてほぼ生えてこなくなりました。(ただ、ハイジニーナを予約する前に3回別なプランで光を当てたので計7回当ててます)しかし、Iラインはあまり効果を感じられず、トライアングル下にいたっては全く抜けず今も脱毛前と変化ありません。4回当てても薄くなったなんて感じもなく、お店のスタッフに相談したらもう少し回数が必要との事」

出典 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/

2.まとめ

ハイジニーナ(VIO)脱毛やデリケートゾーンのムダ毛の減毛は、見た目がキレイになるだけでなく、月経やおりものがあるときの衛生面から見ても色々なメリットがあることが分かりました。
完全になくしてしまうのが不安という方でも、ムダ毛を薄くする、面積を小さくするというケアが可能です。太いムダ毛の多いアンダーヘアは脱毛エステの光脱毛より、やはり医療レーザー脱毛が安心です。アンダーヘアが気になっていた方は、これを機に医療脱毛のカウンセリングに行ってみてはいかがでしょうか?

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

yuki

kanako

美容系ライター。元美容外科勤務。

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監修:

宇井千穂 医師

やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院

都内美容クリニックの勤務を経て、2019年東京秋葉原にやさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院を開院。美容皮膚科ではシミ治療、アンチエイジングを得意とし、皮膚科ではアトピー性皮膚炎を中心に皮膚疾患を診ている。

日本美容皮膚科学会
日本抗加齢医学会など

都内美容クリニック勤務
2019年 やさしい美容皮膚科・皮フ科 秋葉原院院長

この記事の監修ドクターが所属するクリニック

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