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人気脱毛部位ランキングで上位にランクインするのがハイジニーナ脱毛。今では「やっておくのが常識」という声も多く、ハイジニーナ脱毛に興味を持つ人が増えているといいます。
ここでは、ハイジニーナ脱毛についてよく知らないという人のために、ハイジニーナ脱毛の基本情報のほか、やっておくことのメリット、どこで受けるべきか、という点などについて詳しく解説していきたいと思います。
【監修医師からのワンポイント】
ハイジニーナは、案外熱傷や凍傷などのトラブルが多い脱毛部位です。したがって医療機関での施術がおすすめです。
目次
1.ハイジニーナ脱毛とは?
1-1.VIOラインやアンダーヘア脱毛と同じじゃないの?
1-2.ハイジニーナ脱毛はどんな点で衛生的なの?
2.ハイジニーナのメリットとデメリット
2-1.ハイジニーナのメリット
2-2.ハイジニーナのデメリット
2-3.アンダーヘアがなくなっても大丈夫?
3.ハイジニーナと意識の変化
3-1.海外セレブはハイジニーナが常識
3-2.日本のモデル、タレントは?
4.ハイジニーナ脱毛にまつわる疑問
4-1.Vラインにはどんな形がある?
4-2.Vラインの範囲は?
4-3.Iラインとは? Iラインの範囲は?
4-3-1.粘膜部分の照射はできる?
4-4.VIO脱毛の施術前の事前処理とは?
4-4-1.Oラインはどうする?
4-5.ハイジニーナ脱毛の痛みは?
4-6.どんな格好で施術するの?
4-7.ハイジニーナ脱毛時の体勢は?
5.ハイジニーナ脱毛はエステとクリニック、どっちがいい?
5-1.脱毛エステとクリニックの効果の違い
5-1-1.脱毛エステのハイジニーナ脱毛
5-1-2.クリニックのハイジニーナ脱毛
5-2.脱毛エステとクリニックを料金体系で比較
5-2-1.脱毛エステ
5-2-2.クリニック
5-3.クリニックでハイジニーナ脱毛は受けるべき
6.ハイジニーナ脱毛を受けるクリニックの選び方
7.まとめ
1.ハイジニーナ脱毛とは?
ハイジニーナ脱毛とは、デリケートゾーンの脱毛のことです。
ハイジニーナの語源は、英語の「Hygiene(ハイジーン)」です。Hygieneには「衛生」という意味があり、デリケートゾーンのムダ毛を処理することで衛生的、もしくは清潔になることから、デリケートゾーンの脱毛をハイジニーナ脱毛と呼ぶようになりました。
1-1.VIOラインやアンダーヘア脱毛と同じじゃないの?
「ハイジニーナ脱毛とVIOライン脱毛、もしくはアンダーヘア脱毛はどう違うの?」という人もいるでしょう。
この3つについては日本と海外とでは捉え方が異なります。
ハイジニーナ脱毛が盛んな海外においては、「ハイジニーナ=アンダーヘアを無毛にすること」を意味します。いわゆる、パイパンと呼ばれるものです。もし、アンダーヘアの一部が残っている場合はハイジニーナとは言いません。それに対して、VIOライン脱毛やアンダーヘア脱毛と呼ばれるものには、アンダーヘアの一部を残した脱毛も含まれます。
しかし、日本ではハイジニーナ脱毛とVIOライン脱毛、アンダーヘア脱毛は同じもののことを指す場合も多くあります。ですから、脱毛サロンやクリニックのメニューに『ハイジニーナ脱毛』とあっても、必ずしもアンダーヘアを無毛にする必要はなく、VIO脱毛と同様にアンダーヘアの一部を好きな形に残すことが可能ということが少なくありません。そのため、クリニックや脱毛サロンのメニューで、ハイジニーナ脱毛と表示されている場合は、通常のVIOライン脱毛やアンダーヘア脱毛と同じと考えていいのか確認する必要があります。
1-2.ハイジニーナ脱毛はどんな点で衛生的なの?
ハイジニーナの語源は「衛生」を意味するHygiene(ハイジーン)にあることを先ほどお話しました。では、どんな点でハイジニーナ脱毛は衛生的と言えるのでしょうか?
ハイジニーナ脱毛が衛生的と言える理由は、アンダーヘアがなくなることでムレにくくなるという点にあります。アンダーヘアがあると、どうしてもムレやすくなり、そのために雑菌が繁殖してニオイが発生しやすくなります。生理中や夏の時期は特に不衛生になりがちです。しかし、アンダーヘアを処理することで通気性が良くなりますから、ムレが軽減され、雑菌の繁殖も抑えられます。
また、通常アンダーヘアには尿や経血、おりものなどがくっついてしまいます。ですから、アンダーヘアがあるとデリケートゾーンは不潔になりやすいんです。しかし、アンダーヘアを全処理すると、尿や経血がアンダーヘアにくっつくということもなくなり、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなります。
このような理由から、ハイジニーナ脱毛は衛生的と言われているのです。
2.ハイジニーナのメリットとデメリット
中にはVIOラインの毛をすべて処理するハイジニーナをやっている人もいます。どうしてハイジニーナにするのでしょうか?
ハイジニーナにすることのメリットとデメリットを比較してみましょう。
2-1.ハイジニーナのメリット
ハイジニーナにするメリットは次の5つです。
- 小さな水着や下着からアンダーヘアがはみ出る心配がない
- アンダーヘアが無くなることでデリケートゾーンを清潔に保ちやすくなる
- アンダーヘアの自己処理をしなくて良くなる
- アンダーヘアが抜けて床に落ちることもなくなる
- 男性によってはハイジニーナが好みということもある
ハイジニーナにしてしまえば、小さな下着や水着を着る時にアンダーヘアがはみ出る心配をする必要がなくなります。そのため、面倒な自己処理をしなくても良くなります。また、人が遊びに来た時にアンダーヘアが抜けて床に落ちてしまっていたりすると気まずいものですが、ハイジニーナにしてしまえば毛が抜けるという心配もありません。デリケートゾーンのムレも改善されますから、デリケートゾーンを清潔に保ちやすくなります。
さらに、これは好みが分かれるところではありますが、男性によってはVIOラインは全処理が好みという人もいます。
2-2.ハイジニーナのデメリット
ハイジニーナにはデメリットもあります。ハイジニーナのデメリットとしては、次の4つが挙げられます。
- 温泉などで恥ずかしい思いをすることもある
- 男性に遊んでいると思われることもある
- 結婚して子供ができた時にどう説明すべきか悩ましい
- 年取った時にちょっと恥ずかしいかも!
ハイジニーナにしてしまうと、いかにも「やりました」感が出てしまいます。ですから、温泉などでも何となく注目を浴びてしまいますし、男性によっては「ハイジニーナ=遊んでいる」というイメージを持つ人がいますから、マイナス評価になってしまうこともあります。また、結婚して子供ができた時にどう説明するかという問題もありますし、年を取っておばあちゃんになった時にハイジニーナだとちょっと気が引けるかもしれません。
2-3.アンダーヘアがなくなっても大丈夫?
ハイジニーナではアンダーヘアをすべて処理してしまいますが、「アンダーヘアを全部処理してしまっても大丈夫なんだろうか?」と不安に感じる人もいると思います。「生えているからには目的があるのでは?」という気もしますよね。
実際のところ、アンダーヘアはどうしてあるのでしょうか?
アンダーヘアの目的は大きく2つあるといわれています。1つは、アンダーヘアで大切な部分を衝撃などから守るため、もう1つはアンダーヘアで保温するためということです。しかし、この2つの目的はショーツを履いてしまえばアンダーヘアが担う必要はほとんどなくなります。子供の頃は生えていないアンダーヘアですから、脱毛したからといって実際にはとくに問題はないというのが実情です。
3.ハイジニーナと意識の変化
日本ではちょっと前まではVIO脱毛自体があまり浸透していませんでしたが、最近では小さな下着や水着が増えてきたためにオシャレを思いっ切り楽しむならハイジニーナ脱毛が必要と考える女性が増えてきています。
こうした意識の変化は、海外のテレビドラマや映画の影響もあります。ドラマや映画の中で主人公がハイジニーナ脱毛をやっている場面を観て、「アンダーヘアもお手入れすべき」ことに気付いたという人も少なくありません。また、ハイジニーナにしていることを公表している芸能人やモデルの影響もあり、アンダーヘアをお手入れするのは常識という風に考える人も多くなってきました。
3-1.海外セレブはハイジニーナが常識
日本では最近話題に上るようになったハイジニーナですが、海外セレブの間では以前からハイジニーナにするのが常識とされてきました。欧米では、ほかの部位の毛は処理しなくても、ハイジニーナは処理するべきものという考えが浸透しているので、一般人でもアンダーヘアをお手入れするのはごく普通のこととなっています。
セレブの間ではハイジニーナを公言している人も多く、パリス・ヒルトンやブリトニー・スピアーズ、ジェシカ・シンプソン、リンジー・ローハンといったセレブ達がハイジニーナであることを公言しています。
3-2.日本のモデル、タレントは?
海外セレブだけでなく、日本のモデルやタレントの中にはハイジニーナにしていることを公言している人は少なくありません。
有名なのは叶恭子さん(叶姉妹のお姉さんのほう)、岡本夏生さん、ほしのあきさん、壇蜜さんなど、セクシー系のタレントさんのほか、モデルのマリエさん、マギーさん、そして指原莉乃さんや高橋みなみさんなどのアイドルまで、ハイジニーナにしていることを公言しています。
4.ハイジニーナ脱毛にまつわる疑問
アンダーヘアをツルツルの全処理までしなくても、形を整えるために「VIO脱毛をやろうかな」と考えている人は結構多いと思います。しかし、いろいろと不安もあってハイジニーナ脱毛に踏み出せないという人は少なくないのではないでしょうか。他の人にはオープンには聞きにくい部位なだけに、疑問がなかなか解消しないまま月日が過ぎてしまうということもあるでしょう。
ここでは、VIO脱毛にまつわるよくある疑問に答えていきますので、ぜひ参考にしてくださいね!
4-1.Vラインにはどんな形がある?
Vラインってどこの部位のことか分かりますか? Vラインはビキニライン、つまり足を揃えて立った時に正面から見える部位のことです。
このビキニラインの脱毛をVライン脱毛と呼んでいます。脱毛サロンやクリニックでは、Vラインの形を自分の好みにすることができます。定番は下記の6タイプです。
それぞれの形を解説していきます。
- ◆逆三角形型
- ◆Iライン型
- ◆オーバル型
- ◆Uライン型
- ◆スクエア型
- ◆ブラジリアンスタイル
人気のある形のひとつでトライアングル型とも呼ばれています。Vラインを逆三角形型に整えるだけですから、いかにも「やりました感」はありません。ショーツからはみ出ない程度の広さに整えるので、小さめショーツを履いた時でも安心です。
Vラインを細く整えるもので長方形型とも呼ばれています。アンダーヘアの残る範囲が狭いので、「やりました感」はあります。でも、その分かなり小さい水着や下着でも着こなせるというメリットがありますので、セクシー路線を目指す女性には人気がある形です。
Vラインを卵型に整えます。女性らしく、とても自然な形なので「やりました感」はありません。きちんと整えられたオーバル型のVラインは男性好みの形でもありますよ。
VラインをUライン型に整えます。とても自然な形ですので、アンダーヘアを整えたいけど絶対バレたくないという人にはオススメです。
Vラインを正方形に整えたのがスクエア型です。Iライン型の幅を広げた形になります。Iライン型よりは「やりました感」は軽減されるので、Iライン型にはちょっと抵抗があるという人でも選びやすい形です。
いわゆるハイジニーナと呼ばれるもので、Vラインの毛をすべて処理したのがブラジリアンスタイルです。海外では人気ですが、先ほど述べましたように、メリットとデメリットとがありますから、ハイジニーナにするなら両方をよく比較した上でやるようにしましょう。
定番の形は上記の6つですが、なかにはVラインをハート型や星型にするなど遊び心のあるデザインを選ぶ人もいます。
4-2.Vラインの範囲は?
一般的にVラインとは足を揃えて立った時に正面から見える範囲の逆三角形のアンダーヘアのことを呼んでいます。しかし、脱毛エステによってVラインの範囲は異なります。正面から見えるアンダーヘア全体をVラインと呼ぶ脱毛エステやクリニックもあれば、ビキニラインの両サイドのみをVラインと呼んでいるところもあります。
また、逆三角形部分をさらに上下に分けて、トライアングル上・トライアングル下という風に細かく分けているところもあります。ですから、「Vライン脱毛」といっても脱毛エステやクリニックによって含まれる範囲が異なるという点を思いに留めておきましょう。
4-3.Iラインとは? Iラインの範囲は?
Iラインというのは一般的にVラインの奥の部分、足を揃えて立った時に正面から見えない性器周りのアンダーヘアのことをいいます。
Iラインの範囲も脱毛エステやクリニックによって若干異なります。例えば、粘膜側はどこまで脱毛ができるかは脱毛エステやクリニックによって違いますし、VラインとIラインの境目についても明確に規定されていませんので、脱毛エステやクリニックの判断によります。
4-3-1.粘膜部分の照射はできる?
Iラインの粘膜部分は脱毛エステでは処理してもらえません。脱毛エステによっては粘膜部分ギリギリまで脱毛してもらえるところはあるものの、基本的に脱毛エステでは粘膜部分の脱毛はできないと覚えておきましょう。
粘膜部分の脱毛はクリニックで可能です。しかし、クリニックによっては粘膜部分の照射は断られることもありますから、粘膜部分も脱毛したいという人は事前に問い合わせておくのがオススメです。
4-4.VIO脱毛の施術前の事前処理とは?
脱毛エステやクリニックに行く前にはあらかじめ事前処理を行っておく必要があります。事前処理としては、施術部分の毛を施術予定日の前日までに剃っておくことが必要となります。ただ、事前処理は早くやり過ぎてしまうと、また毛が伸びてしまうので、早くても施術予定日の3日前くらいにやるようにしましょう。
他の部位の脱毛の場合は、事前処理としてT字カミソリで剃ってしまってもそんなに問題ないですが、VIOラインの場合は、T字カミソリでは剃りにくい部位もありますし、肌を傷つけてしまう可能性もあるのでオススメできません。
VIOライン脱毛の事前処理には、フェイス用の電気シェーバーを使うのがオススメです。なぜフェイス用かといいますと、ボディ用の電気シェーバーだと幅が広いため、Iラインの狭い部分はシェービングしにくいからです。その点、眉や鼻の下などの狭い部分でもキレイに剃れるようにつくられているフェイス用のシェーバーなら、Iラインなどの狭い部分でもキレイにシェービングすることができます。シェーバーを使ってアンダーヘアを処理する場合は、まずはハサミなどで短く毛をカットしてから使用すると、スムーズに処理することができますよ。
4-4-1.Oラインはどうする?
Oラインは自分では見えない部位のため、無理に自分で剃ろうとすると危険です。ですから、脱毛サロンやクリニックによっては自己処理なしでもOKというところが少なくありません。例えば、脱毛サロンではミュゼプラチナム、銀座カラー、キレイモなどはOラインについては、施術前にサロンスタッフが処理してくれます。クリニックでは、湘南美容外科クリニック、アリシアクリニック、フェミークリニックなど、多くのクリニックでOラインの事前処理はやってもらえます(脱毛サロン・クリニック、ともに別途シェービング料金が必要なことがあります)。
しかし、一部の脱毛サロンでは剃り残しがあってもサロンスタッフによって処理はしてもらえませんので、自分でVIOの事前処理をできる自信がないという人はVIO脱毛を決める前に確認してください。
4-5.ハイジニーナ脱毛の痛みは?
VIOラインは、デリケートゾーンとも呼ばれているように、とてもデリケートな部位です。そのため、脱毛時は痛くないと言われている脱毛エステの光脱毛でも痛みを感じる人が少なくありません。
でも、痛みの感じ方には個人差があり、「痛くない」と感じる人もいます。クリニックでの脱毛だと痛みを軽減するために麻酔を使用することもできますから、痛みが苦手という人は相談してみるといいですよ。
4-6.どんな格好で施術するの?
ハイジニーナ脱毛をやる前にちょっと心配なのが、どんな格好で施術をするのかという点ではないでしょうか?
下半身は「丸見え状態だと恥ずかしい!」と感じる人が多いと思いますが、大抵の脱毛エステでは使い捨ての紙パンツが用意されていて、それを履いた状態で施術を受けます。ただ、そのままだとキレイに脱毛することができませんので、施術時はスタッフがその紙パンツをズラしながら照射を行なっていきます。ですから、結局はサロンスタッフには丸見えではあるのですが、紙パンツを履いていることで「裸でなはない」という気休めにはなるのかもしれません。
脱毛エステでも、紙パンツなしというところもあります。脱毛ラボの場合は紙パンツが有料で、希望者のみ履くようになっていますし、キレイモは施術直前まで紙パンツを履いているものの、脱毛時には紙パンツを脱ぐ必要があります。
クリニックでは、アリシアクリニックが紙パンツを用意されているものの、ほかのクリニックでのVIO脱毛については下半身は何もつけずに脱毛というところが基本と思っておきましょう。
「下半身が丸見え」というと恥ずかしいと感じるかもしれませんが、施術するスタッフは慣れた手つきでスピーディに処理してくれますので、恥ずかしいなどと思っている時間はなく、あっという間に終わってしまいますよ。
4-7.ハイジニーナ脱毛時の体勢は?
ハイジニーナ脱毛時の体勢も気になりますよね。ハイジニーナ脱毛は、基本ベッドに横になったまま施術を受けますが、Vライン、Iライン、Oラインで体勢が異なります。
Vラインの場合は、仰向けになった姿勢のままで施術を受けていきます。紙パンツを履いている場合は、スタッフが紙パンツをズラしながら照射していきますので、こちらはリラックスして横になっているだけでOKです。
Iラインの場合は、施術する方の足を立てて横に倒します。ヒザを曲げた状態です。片方の照射が終わったら、反対側の足を倒して反対側も照射します。
Oラインの場合は、サロンやクリニックによって体勢が異なります。うつ伏せになったまま、スタッフがお尻を広げながら照射するケースもあれば、横向きになって施術を受けることもあります。また、サロンやクリニックによっては四つん這いになって施術を受けるということもあるようです。
最初はちょっと抵抗あるかもしれませんが、回数を重ねるうちに慣れますので、頑張って乗り切ってくださいね。
5.ハイジニーナ脱毛はエステとクリニック、どっちがいい?
ハイジニーナ脱毛をするにあたって、「エステとクリニック、どっちで脱毛を受けた方がいいの?」と疑問に思う人は少なくないでしょう。
そもそもエステがいいのか、クリニックがいいのかという論争はどうして起こるのでしょうか?
脱毛エステとクリニック、別個のものではあるものの、どちらも脱毛できる施設ですよね。そのため、混同している人が少なくありません。
しかし、実際にはエステは国家資格のないスタッフによる脱毛で、クリニックは専門の医師や看護師が常駐している医療機関での脱毛です。どちらも永久脱毛が可能と思い違いしている人が多いのですが、実はそうではありません。
脱毛エステでは永久脱毛はできないんです
日本の法律では、医療機関による脱毛のみが永久脱毛と呼べることになっており、医師免許を持っていない人がレーザーなどの強力な光線を使って脱毛行為を行うことは禁止されています。
ですから、永久脱毛を受けることができるのはクリニックでの脱毛のみです。脱毛エステでの脱毛は、実際のところは脱毛というよりも抑毛という方が適切なのかもしれません。しかし、脱毛エステと呼ばれているように、「脱毛」という言葉が使用されているために、「脱毛エステとクリニックは脱毛できる場所=どちらも同じ」というイメージを持つ人も少なくないんです。
5-1.脱毛エステとクリニックの効果の違い
脱毛エステでは永久脱毛はできませんが、それでも効果はそれなりに実感することはできます。とはいえ、クリニックでの脱毛とエステでの脱毛は完了までに必要とされる施術回数が異なります。
5-1-1.脱毛エステのハイジニーナ脱毛
脱毛エステでハイジニーナ脱毛を行ったとすると、効果の表われ方に個人差はあるものの、完了までに通う回数は12~20回程度です。VIOラインは効果が表われるまでに時間がかかるため、もっと通う必要がある人もいます。
では、12~20回施術を受ける場合、どれくらいの期間脱毛エステに通う必要があるのでしょうか?
一般的に施術は2~3カ月に1回の頻度で受けることができますから、もし2カ月に1回の頻度でお手入れを受けたとすると、2年~3年4カ月は通う必要があることになります。もし3カ月に1回の頻度でお手入れを受けたとすると、3年~5年も通わなければなりません。
かなり長期間通う必要がありますよね。では、クリニックの場合はどうなのでしょうか?
5-1-2.クリニックのハイジニーナ脱毛
クリニックでハイジニーナ脱毛を行ったとすると、こちらも個人差があるものの、完了までに通う回数は平均6~9回が目安です。つまり、脱毛エステに通う場合の半分くらいの回数でお手入れが完了するということになります。
期間にすると、2カ月に1回の頻度で施術を受けた場合は1~1年半、3カ月に1回の頻度で施術を受けた場合は1年半~2年3カ月となります。かなり短い期間で脱毛が完了するということです。
ですからスピードで考えると、断然クリニックがオススメとなります。
5-2.脱毛エステとクリニックを料金体系で比較
VIO脱毛をするにあたって気になるのが施術料金ですよね。脱毛エステとクリニック、料金体系はどうなっているのでしょうか? 主な脱毛エステとクリニックの料金体系を比較してみましょう。
5-2-1.脱毛エステ
◆脱毛エステA
大手脱毛エステの中でも人気が高い脱毛エステA。脱毛エステAのVIO脱毛の施術料金は下記のとおりです。
ハイジニーナ7VIO脱毛コース デイプラン(平日の日中ご利用)通常価格:1回32,400円、4回129,600円、6回194,400円 ※価格はすべて税込
◆脱毛エステB
老舗サロンの脱毛エステB。VIO脱毛については下記の施術料金となっています。
VIO・5プラン:1回16,500円、2回30,800円、3回46,200円、4回52,360円、6回64,680円、8回80,080円 ※価格はすべて税込
5-2-2.クリニック
◆脱毛クリニックA
脱毛クリニックAでのVIO脱毛の施術料金は以下のとおりです。
VIOハイジニーナ(V全体):初回限定9,800円、1回24,200円、5回85,470円、8回109,780円 ※価格はすべて税込
◆脱毛クリニックB
脱毛クリニックBも脱毛で人気の高いクリニックです。以下が脱毛クリニックBの脱毛料金となります。
ハイジニーナ(VIO):1回9,800円、3回28,500円、6回54,000円 ※価格はすべて税込
脱毛クリニックBのVIO脱毛は料金が低価格です。脱毛エステよりも施術回数は少なくて済みますから、料金だけでみると脱毛エステに通うよりも安くつくと考えられます。
5-3.クリニックでハイジニーナ脱毛は受けるべき
脱毛エステとクリニックのハイジニーナ脱毛を比較してきましたが、効果の表われ方や料金面などを総合的に考えるとクリニックでの脱毛がオススメです。もちろん、脱毛エステは定期的にキャンペーンをやっているので、クリニックよりも安く脱毛ができることがあるかもしれません。
しかし、安全の点から考えると、資格のないサロンスタッフによる脱毛ではハイジニーナの脱毛にはリスクが伴います。なぜなら、VIOラインはとてもデリケートな部位ですので肌トラブルが起きやすいからです。ですから、きちんと資格をもった医師や看護師によるクリニックでの脱毛がオススメとなります。
6.ハイジニーナ脱毛を受けるクリニックの選び方
では、ハイジニーナ脱毛を受けたいという場合、どのようにクリニックを選ぶといいのでしょうか? 後悔しないハイジニーナ脱毛を受けるためには、下記の5つのポイントを事前に確認の上、クリニックを選ぶようにするのがコツです。
- 料金体系は分かりやすいか
- 事前処理はどれくらいやっておく必要があるか
- VIOラインに含まれる範囲はどこからどこまでか
- キャンセル料はかかるか
- ハイジニーナ脱毛で良い評判を得ているか
自分にとって無理でない施術料金であることはもちろんのこと、料金体系が分かりやすいかどうかも確認しておくのは大切なことです。もし料金体系が分かりにくい場合は、施術料金が高額になりがちですので、確認して曖昧な返事しか帰って来ない場合はそのクリニックでの脱毛はやめた方がいいでしょう。
また、クリニックによってはIラインやOラインの事前処理はやらなくてもOKというところもありますし、ある程度まではやっておく必要があるところもあります。また、剃り残しがある場合に剃ってはくれるものの、シェービング料金がかかるところもあります。事前に確認しておくと、後々トラブルになることを避けられます。
VIOラインの範囲についてはクリニックによって判断がまちまちですので、その点も確認しておくようにしましょう。さらに、キャンセルしたい場合は、いつまでに連絡するとキャンセル料がかからないのか、といった点についても尋ねておきましょう。
大切な点として、ハイジニーナ脱毛で良い評判を得ているクリニックかどうかという点も確認しておいてください。先ほど挙げたアリシアクリニックや湘南美容外科クリニックは、ハイジニーナ脱毛での症例が比較的多いクリニックですが、他のクリニックを検討している場合も、そのクリニックの症例、口コミ評判などをチェックするようにしましょう。
7.まとめ
いかがでしたか? 今ややっておくのが常識とまで考えられているハイジニーナ脱毛。ツルツルの無毛が本来のハイジニーナの意味ではあるものの、日本ではアンダーヘアの脱毛全般のことをハイジニーナと呼ぶことも少なくありません。ハイジニーナ脱毛を行う場合は、効果や安全面から考えてクリニックで施術を受けるようにしましょう。
*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
maricchi
美容系ライター。エステティシャンとしての経験をもつ。国内外問わず優秀なコスメを探すのが趣味。
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監修:
加藤成貴 医師
まゆりなclinic名古屋栄
鳥取大学医学部医学科卒業後、大手美容外科、美容皮膚科を経て、まゆりなclinic名古屋栄開院。主に、医療脱毛、美容皮膚科治療、エイジングケアに力を入れている。脱毛に関しては複数の脱毛機を導入、ピコレーザーでの治療も受けられ、総合的な美容皮膚科クリニックとして治療を行っている。
2009年 鳥取大学医学部医学科卒業
2009~2011年 豊橋市民病院初期研修医
2011年 名張市立病院 消化器内科、循環器内科入職後、内科医指導、循環器内科部長
2019年 大手美容外科入職
2020年 大手美容外科 宇都宮院院長兼技術指導医
2021年 大手美容皮膚科 名古屋院 院長
2022年 まゆりなclinic名古屋栄開院
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