回数を重ねてきた美人女医インタビュー、今回は東京恵比寿駅から徒歩ですぐの麻布皮フ科クリニックの川嶋千朗院長です。開業されて15年になり、土地柄外国人の患者さんも多いのだとか。皮膚科、美容皮膚科のエキスパートとして、クリニックのこと、美容医療への思いなどたくさん語ってくれました。

レーザー治療に興味を持ったのがきっかけで美容に進出するようになりました

ー医師という職業を意識されたのはいつ頃ですか? またその理由はなんでしょうか。

川嶋先生(以下K):親戚に医師が多く、病院に彼らを訪ねた際などに白衣を着て働く姿に憧れを抱いたためです。

ー大学をご卒業されてからの簡単な経歴を教えてください。

K:東京都内、関西の皮膚科、美容外科での勤務を経て2002年に麻布皮フ科クリニックを開業しました。

ー多くの科目から皮膚科を選ばれた理由はなんでしょうか。また開業されようと思ったきっかけはなんでしょうか。

K:親戚に皮膚科の女医がいまして、彼女の勤務している大学病院を訪ねた時に凛とした佇まいで活躍しているのを見て憧れたことですね。

ー一般の皮膚科から、美容医療領域に進出されたのはなぜでしょうか。

K:レーザー治療に興味を持ったのがきっかけで美容に進出するようになりました。
幅広い治療が行え、外用・内服薬では解決が難しい疾患も治癒できるようになることがレーザーに興味を持ったきっかけでしたね。

ー川嶋先生の得意な施術、症例数が多い施術はなんでしょうか。

K:アンチエイジング治療は、ヒアルロン酸注入、フォトフェイシャル。たるみ治療はサーマクール、ニキビ治療はピーリングです。

施術をする川嶋千朗先生

ー患者さんはどのような方が多く来院されるのか、よく相談される肌に関する悩みを教えてください。

K:たるみ、ホルモン低下、にきび、にきび跡です。

ー年齢による悩みの違いはありますでしょうか。

K:はい、若年層はニキビ、ニキビ跡に悩まれている患者様が多く、年齢が上がるとたるみやホルモン低下で悩まれている方が多いです。

患者さんがご自分のライフスタイルや予算に合わせて治療を選択できるようにしています

ー多くの医療機器を導入されていますが、機器を選定する基準を教えてください。

K:施術時の痛みが強すぎないこと、自分で繰り返し施術したいと思えるものです。

ー皮膚科で保険診療をされていたときと、現在開業して、自由診療をされるときに心持ちで違いはありますでしょうか。

K:保険ではできることが限られていますが、自由診療では治療の幅が拡がります。なるべく多くの治療を紹介し、患者さんがご自分のライフスタイルや予算に合わせて選択できるようにしています。

ー美容医療は新しいテクノロジーの開発も早いですが、将来的にこれはでてくるというものや出てきて欲しいテクノロジー・機器はありますでしょうか。

K:痛みなくたるみが長期に渡り改善される機器、また妊娠線や瘢痕組織が完治する機器です。

ー先生自身のスキンケア法を教えてください。結果がでた施術、おすすめ化粧品などあれば、具体的に教えてください。

K:成長因子入りの化粧品、RegenicaとReluma のシリーズを使っています。
医療機器では、サーマクール、ダブロ、ヴァンキッシュは結果が出やすいのでおススメです。

「先生は魔術師よ」と言われました。感激しましたね

ーもし先生のご家族、お友達にクリニックをすすめるとしたら、どんなクリニック・医師をすすめますか。

K:医師が話をよく聞いてくれること、また経験が豊富であること、施術が高価、安価過ぎないところです。
高価すぎる所は単純に続かないだろうし、高価すぎる必要はないと思います。
安価すぎる所は品質が不安ですよね。

ー美容皮膚科医になって、患者さんに言われて一番嬉しかった言葉はなんですか。

K:「先生は魔術師よ」と言われたこと、また「先生は温かい」と言われたこと、どちらも一番と甲乙つけがたいです。

ーそれはどのようなシチュエーションのときに言われたのでしょうか。

K:“魔術師”はシミの患者様がIPL(フォトフェイシャル)と外用薬でシミが取れた時です。“温かい”はフィリピン人の患者様が「先生は母国のドクターみたい、日本のドクターは冷たい人ばかりだったけど先生は温かい」と言われました。どちらも感激しましたね。

たるみに関しては20代後半から対策が必要です

インタビューを受ける川嶋千朗先生

出典 http://www.kakugo.tv/

ー女性は何歳からアンチエイジングを意識し、実際ケアをするべきでしょうか。

K:たるみや日焼けは一生のうちに積算した分から生じます。
この点で言えば幼いころからの日焼け対策が必要かと思います。

ー幼児のうちから帽子や日焼け止めでの対策が必須ということでしょうか。またたるみはいつくらいからケアを始めればよいでしょうか。

K:そうです。積算したUV量で出るので幼児の内から対策が必要です。
そういう点で言えば、たるみも予防は幼いころからするのが適切ですが、実際の施術はたるみに関しては20代後半からでしょうか。個人差もありますが。

ー女性で肌がきれいなことはどれくらいの価値がありますか。

K:色の白いは七難隠す、というように、肌がきれいなことは大変価値のあることだと思います。

ー美容医療がもう少し一般的になり、抵抗なく受けられるようにはなにが必要でしょうか。

K:値段の安さ、またより安全になることです。

世界中から患者さんがいらしていただいております

ー将来は麻布皮フ科クリニックをどんなクリニックにしていきたいですか。

K:世界中から患者さんがいらしていただいておりますが、より多くの方により満足していただけるクリニックにしたいです。

ー外国の方と日本の方では、美容医療に対する意識は違いがありますでしょうか。

K:まず外見が違うので、需要も異なります。
鼻の高い、ぱっちりした方が多い国からの方は逆に鼻を低くする、又は顔を大きくしたりする希望がありますし、体に対しても日本人のように細くしたくないという方も多いです。

ー最後にみなさんにお聞きしています。若い頃の恋愛で「これは今でも思い出す」ということをそっと教えてください。

K:遠距離恋愛をしていた時に会うのを心待ちにしていたことです。

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

麻布皮フ科クリニック

麻布皮フ科クリニック
住所:東京都渋谷区広尾1-3-1ハギワラビル1-7F
電話番号:0120-005-327 / 0120-890-992
受付時間:10:00~19:00(水曜日11:00-20:00)
【麻布皮フ科クリニック公式サイト】
http://www.azabu-skinclinic.com/

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監修:

川嶋千朗 医師

麻布皮フ科クリニック

東京医科大学卒。皮膚科にて経験を積み、2002年麻布皮フ科クリニック院長に就任。
長く地域の人たちから信頼を寄せられている皮フ科クリニックです。保険診療のほかにもレーザー治療、注入などを取り入れています。患者様よりシミの治療で綺麗に改善した際に「魔術師」と言われたことも。

ガルデラマ社認定指導医
日本レーザー学会認定医など

東京医科大学卒
都内、関西等の皮膚科クリニック
麻布皮フ科クリニック