ぱっちりした二重になるための手術の中でも切開することなく、手軽に受けられる印象のある埋没法の手術。腫れぼったいまぶたがイヤで毎朝アイプチやメザイクで二重にしてからメイクしている人の中には思い切って手術を受けようと考えている方も多いのではないでしょうか。切らない埋没法はダウンタイムが少ないと言われていますが、実際どうなのか、気になりますよね。そこで実際に手術を受けた方がその経過を紹介しているブログを探してみました。末広型、平行型、失敗例別に紹介しますので、手術を受けようか迷っている方は、チェックしてみては?
埋没法は技術レベルの高い医師が施術すれば、手術時間も短く失敗が少ない手術だと言われています。まずは埋没法の手術で希望の二重を手に入れたブロガーさんのブログを紹介しましょう。
ブログ名「腫れない!埋没法経過blog」
出典 http://ma88pa.blog.fc2.com/
元々、一重だった両目をアイプチで「片方奥二重・片方一重、ただしつけまつげをつけると二重」にしたというブロガーさん。一度、安さにつられて2万円程度の2点留め埋没法を実施するも、かなり腫れて幅も狭すぎて片方は1年で取れてしまったという失敗を経験し、2度目の手術で満足のいく結果が得られたというケースです。実施したのは挙筋法による埋没法手術。手術直後から1か月は毎日、画像をアップしているので術後の腫れがどんな風に引いていくか気になる方は要チェックです。最新の画像は術後1年のもの。施術クリニックの記載はありません。
ブログ名「二重埋没法*経過blog」
腫れぼったい二重でアイプチを使用していたものの、産後に15キロ太ったことでアイプチを使ってもキレイな二重ができなくなってしまったブロガーさん。その後19キロ痩せたものの、アイプチをしても取れやすくなってしまったため、埋没法での手術を決意。手術当日のカウンセリングから、手術前の麻酔や手術中の様子についても書かれています。施術は城本クリニック柏院で最新の画像は術後1年経過したときのものになっています。
ブログ名「埋没法体験ブログ《経過記録**》 」
両目が腫れぼったい一重だったブロガーさんの経過記録。アイプチやメザイク、絆創膏などで二重を作っていたそうですが、右目はガンコな一重で二重を作りづらかったそう。術後、2年くらいは自然な二重がキープできていたものの、2年半を経過した時点で右目の二重ラインが薄れてきてしまったようです。再度手術を受けるなら切開法を選ぶとのこと。腫れが引くまでの期間や周りにバレるかどうかなど、分かりやすいQ&Aで答えてくれています。施術は城本クリニック新宿院で最新の画像は術後3年と2か月のものです。
ブログ名「二重埋没・テラガチャピン」
腫れぼったい両目を9ミリ幅という幅広平行の二重にしたケース。埋没法のうち、挙筋法にて施術を受けているブロガーさんです。ブログ名の通り、術後は手術したことがはっきり分かるような幅広の二重になり、腫れも4カ月程度続いたようです。ご本人も「二重にするなら無理な幅広にせず、自然な範囲で。私ももっと幅を狭くすればよかったです」とおっしゃっていますが、6年経過した最新の画像でもきれいな二重をキープされていることが分かります。こちらのブロガーさんも城本クリニックの施術のようです。
ブログ名「二重整形☆経過blog ☆メイク☆」
うっすら線がつく程度の一重をつけまつげで平行二重に見せていたブロガーさん。切開しなければ手に入らないと思っていた幅広平行二重が埋没法の挙筋法という方法で可能になるとカウンセリングで勧められ、施術を受けたそうです。術後4年の画像でもかなりキレイな二重をキープしているようです。4年にわたって毎月、アップしている経過写真は必見です。
「カウンセリングで切開法を希望したのですが、私の目は瞼に脂肪があまりなく、目を開く力が弱いので
切開で幅広い二重にすると眠たそうに見える。ラシイですわ。(笑) そこで先生からの提案で挙筋法を勧められました。」
ブログ名「埋没挙筋法幅広二重経過ブログ」
もともと平行二重と末広二重のアンバランスな目元をメザイクで平行二重にしていたブロガーさん。手術直後、右目が失敗しているかも?と不安を持っていたようですが、徐々に落ち着き3年半経った最新の画像でもきれいな二重をキープしています。
ブログ名「平行型埋没法経過ブログ」
埋没法で二重にしたものの、ほとんどラインが消えかかってしまい、まぶたの脂肪を取り除く施術と埋没法を同時に行う再手術を受けたブロガーさんです。二重の幅を閉じたときに11mmという幅広の二重にし、納得の二重を手に入れたケース。歌手の浜崎あゆみのようなお人形系パッチリ二重になっています。
埋没法とひとことで言っても、その方法は瞼板(けんばん)法と挙筋(きょきん)法の2種類があります。この基本的な2つの方法にクリニック独自の手技を加えてオリジナルの方法にしているところもありますが、挙筋法の方がより腫れが少ないというのが一般的な考えとなっています。
「共立美容外科仙台院の埋没法は眼の奥にある挙筋に糸を通す挙筋法です。他院で多く行われている埋没法は瞼の中にある固い瞼板に糸を通す瞼板法です。瞼板法の場合、瞼板に糸を通すと瞼板が歪み腫れの原因になります。また、瞼をヒックリ返すとナイロンの糸が見えてしまいます。
しかし、瞼板よりも奥にあり、共立式挙筋法では柔らかい挙筋に糸を通すため腫れも少なく、挙筋は眼の奥にあるため瞼を返しても糸は見えません。もちろん瞼板は歪みません」
「(瞼板法は)2点止めになります。施術は簡単で早く終了しますが、糸は硬い瞼板の粘膜に露出します。取れ易く、腫れや出血も挙筋法に比べ強くなり、糸が眼球に接する場所で露出するので、眼の奥がゴロゴロするなど違和感強くなります」
「当院で行っている高須式クイック法は、1本の糸をループ状に留めて、点ではなく線で固定する方法であり、瞼板の裏に糸がそのまま出て残らないように1回瞼板の中に糸を通しています。そのため、瞼板法であるにもかかわらず、まぶたの裏に糸が出ることはなく、眼球に優しい方法なのです」
埋没法は「プチ整形」と言われていることもあり、簡単な手術であると考えがちですが希望をきちんと伝えられているかや医師の技術レベルなどによって、思うような二重にならないケースもあります。続いて埋没法で「失敗」してしまったと考えられるケースをいくつか紹介しましょう。
ブログ名「埋没法失敗」
出典 http://maibotsusippai.blog.fc2.com/
10年前に埋没法を受け、右目に埋没法を受けているが一重だったり奥二重だったりするので元から二重である左目に合わせて右目のみ埋没法で平行二重にしたものの、希望がきちんと伝わっていなかったために末広型の二重になってしまったケース。失敗例とはいえ、術後の写真を見ると比較的経過がいいようにも見えます。手術当日にアイプチで希望の二重ラインをつけていってしまったことで、医師はそのラインではないラインを希望していると考えてしまったようです。その後、抜糸した画像も掲載されています。カウンセリングで希望を正しく伝えることがいかに大切かが分かります。
ブログ名「プチ整形 体験レポート」
埋没法を希望していたものの当日のカウンセリングで「埋没法では平行二重にならない」と言われ、埋没法+目頭切開の施術を受けたケース。抜糸後、糸が残っていることがわかり急遽病院で診てもらったところ、看護師が抜糸を行ったとのこと。これでは病院に対して不信感を持ってしまいそうですね。
「(当日になって目頭切開を勧められて)帰って考えると余計怖くなるかも知れない、と思いそのまま施術をする事にしました。でも、目頭切開をやるとダウンタイムは伸びるし、傷後は必ず残るそうです。今から考えると、カウンセリングの後、いきなり施術は良くないと思いました」
ブログ名「タイガーリリィの二重埋没日記」
出典 http://tigerlily83.seesaa.net/
腫れぼったく脂肪多め、蒙古ひだも張っている一重を埋没法で末広型の二重にしたブロガーさん。二重の幅が広すぎたためか、1年でラインが半分消え、3年後にはほぼ一重に戻ってしまっているようです。
プチ整形とも呼ばれる埋没法は費用も安く、簡単に理想の二重が手に入れられると考えがちです。しかしまぶたのタイプや脂肪のつきかたによっては埋没法だけでは思っているような二重にならないこともあります。また失敗した例では「カウンセリングを受けた当日に手術を受けた」というケースが多いようです。
簡単に思える手術でも大切な自分の顔を変えるのですから、クリニック選びはもちろん二重の幅や手術方法まで時間をかけて、納得のいく方法を選んで手術を受けるようにしたいですね。
「湘南二重術」 29,800円(税込み)3年保証、両目2点留め、笑気麻酔込み
「埋没法」 86,400円(税込み)2点固定。ループとして固定するため、強度が高い
「プレミアムスーパークイック法」 27,853円(税込み)3年保証、両目2点留め
「埋没法」 81,000円(税込み)1年保証。自然で長持ちするツルキリ変法を採用
*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。また価格は変更になる場合があります。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
美容系全般得意なライター。自身でも美容医療を実践。
この記事が気に入ったら
いいね! しよう