人気企画「美人女医インタビュー」第七十七回は、横浜・みなとみらいにあるeクリニック(e-clinic)横浜みなとみらい院で院長を務める坂本優衣(さかもと ゆい)先生です。

eクリニックは、円戸望統括院長が全国に展開する美容外科・美容皮膚科クリニック。
横浜みなとみらい院では全身麻酔設備を備えるなど、幅広いお悩みや難度の高い手術にも対応できる体制を整えています。

坂本先生が得意分野としているのが「鼻整形」。その背景には、自身も鼻の施術を受け、顔のパーツの中でも鼻がいかに印象を左右するかを身をもって実感したことがあります。
「自分自身が施術を受けて本当に良かったと感じているからこそ、鼻の形の美しさには強いこだわりがあります」ーそう語る坂本先生が目指すのは、360度どこから見ても自然で、お顔全体に馴染む「目立ちすぎない美しさ」。患者さん自身では把握しきれない細かな角度や黄金比まで丁寧に見極め、長い人生の中で違和感なく馴染み続けるデザインを提供しています。
  
自ら総額500万円をかけて美容医療を経験し、ダウンタイム中の姿もオープンに発信する坂本先生。
インタビュー中も、ご自身のきれいなお鼻、目元など、また「ほとんど分からない」傷跡まで見せてくださいました。

患者さんへの想い、クリニックへの想い、気になる坂本先生の執刀医、ご自身で受けたすべての整形の話、ご主人のエピソードなど。普段は聞けない坂本先生のプライベートな一面から、誠実な診療スタイルまで盛りだくさんの内容でお届けします!
それではどうぞ!

目次

母の影響が大きいです。人の役に立ちたいという思いと美しさへの関心の両方が自分の中の土台になり、医師を志すきっかけになりました

eclinic-yokohama_坂本優衣医師

ー坂本先生が医師を志した理由を教えてください。

坂本先生(以下S):母の影響が大きいです。母が看護師として働いていたので、医療がとても身近な環境で育ちました。母から「医師は人の役に立てる素晴らしい仕事だよ」と言われたこともあり、医師という仕事に憧れを持つようになりました。

また、子供の頃から美容医療にも触れる機会がありました。20〜30年前のまだ今ほど一般的ではない時代でしたが、美容医療を取り入れている方や、美意識の高い方の姿を見て影響を受けたと思います。人の役に立ちたいという思いと、美しさへの関心の両方が、自分の中の土台になり、医師を志すきっかけになりました。

ーお母様が看護師さんということで美容医療も身近にあったのですね。

S:母が看護師だったので、医師という仕事自体が身近に感じられましたし、美容医療についても自然と知る機会がありました。現在ほど世の中に浸透していなかったですが、母の周りでは美容医療に関する会話が普通にあり、美容医療を特別なものではなく身近なものとして感じていました。

ー大学卒業後のご経歴を教えてください。

S:大学卒業後は、地元の町田市民病院で初期研修を行い、麻酔科や外科など幅広い診療科を学びました。当時はまだ専門を絞らず、さまざまな分野を経験させていただいた時期です。2年間の研修を終えた後「医師としての基礎的な素養を深めたい」と考え、内科に進みました。

特に地域医療に力を入れ、患者様の人生に寄り添う診療を続けてきたのですが、その過程で見た目や美しさに自信を持てずにいる方が少なくないことを実感しました。

もともと美容医療に興味があったことに加え、外科的な手技にも挑戦したいという思いが強くなり「美容医療を通して患者様の人生に前向きな変化をもたらしたい」と考えるようになりました。そうした内科での経験を経て、美容医療の道へ進みました。

自分自身が施術を受けて良かったと実感していることも、鼻整形に強い関心を持った理由の一つです

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ー坂本先生の得意な施術を教えてください。

S:現在、特に得意としているのは鼻整形です。私自身も鼻や目元の施術を受けた経験があり、その中で鼻の形の美しさに強いこだわりを持つようになりました。

顔のパーツの中でも鼻は印象を大きく左右する重要な部位だと感じていますし、自分自身が施術を受けて良かったと実感したことも、鼻整形に強い関心を持った理由の一つです。

鼻整形に注力して研鑽を重ねてきた結果、多くの患者様に来院いただけるようになり、経験を通して技術を高めることができたと感じています。

ー鼻整形での治療のこだわりを教えてください。

S:鼻と一言で言っても正解は一つではありません。二重の場合は「二重にしたい」「幅はこのくらい」といった具体的なイメージを持ちやすいのですが、鼻は横顔を含めた360度のバランスをイメージできる方が少ない部位です。

そのため、患者様ご自身が把握しきれない部分も含めて、お顔全体に自然になじみ、目立ちすぎない仕上がりを大切にしています。派手な鼻をご希望される方もいらっしゃいますが、できるだけ長い人生の中で違和感なくなじむ鼻を目指しています。

角度など、いわゆる黄金比とされる要素も参考にしながら、その方のお顔立ちとのバランスを丁寧にすり合わせたうえでご提案させていただいています。

ーお顔全体のバランスが大切と。

S:例えば鼻だけを高くしても目元とのバランスが取れない場合には、目元の施術をご提案することもあります。また、鼻翼基部の凹みやほうれい線部分へのアプローチ、口元や人中のバランス調整など、トータルで整えることでより自然な仕上がりになります。

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ー鼻整形の難しさは何でしょうか。

S:鼻整形では、患者様それぞれのポテンシャルを見極めることが大切になります。建物をイメージしていただくと分かりやすいのですが、鼻は高さのある構造のため、笑ったときに横へ引っ張られたり、上からの負荷がかかったりします。

なので、形を維持するうえで軟骨の状態がとても重要になります。赤ちゃんのお鼻は丸くて可愛らしいですが、成長とともに軟骨が高くしっかりしてくることで鼻筋が通ってきます。ただ、軟骨の硬さには個人差があり、しっかりした軟骨があれば高いデザインを作りやすいですが、柔らかい場合には限界があります。

そのため、患者様のご希望と実際に実現できる範囲とのバランスを丁寧にすり合わせることが大切になります。

技術統括医師の飯田秀夫医師の症例を見学しながらポイントを自分の中でしっかり消化していく形が多いです

eclinic-yokohama_坂本優衣医師

ーeクリニック 横浜みなとみらい院の特徴を教えてください。

S:横浜みなとみらい院では全身麻酔設備を備え、高難度な手術にも対応しています。また、技術統括医師の飯田秀夫医師が在籍し、修正手術のご相談にも多く対応しています。

eクリニック全体のモットーである「高品質な医療を低価格で」という理念のもと、適正で通いやすい価格設定を大切にし、美容医療をより身近に感じていただけるクリニックを目指しています。この2点が大きな特徴です。

ー飯田先生から手術を教わることはありますか。

S:実際の患者様で直接指導を受けるというよりも、飯田医師の症例を見学しながらポイントを自分の中でしっかり消化していく形が多いです。

飯田医師が行っているカダバートレーニングにも参加しています。ハワイでの解剖実習でご献体様を用いて鼻整形の技術を学び、自分の疑問点や改善したい点を確認しながら技術向上に努めています。

毎日がポジティブになった」「生活が楽しくなった」といったお声をいただくと、美容外科医冥利に尽きると感じます

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ー美容医療の医師をしていて良かったことを教えてください。

S:患者様が可愛くなった喜びを一緒に分かち合えることもうれしいですが、それ以上に「毎日がポジティブになった」「生活が楽しくなった」といったお声をいただくと、美容外科医冥利に尽きると感じます。

ー貴院にいらっしゃる患者さんに多いお悩みや年齢層について教えてください。

S:私が鼻整形を得意としていることもあり、患者様はやはり鼻のお悩みで来られる方が多い印象です。鼻のお悩みが一番多く、その次に多いのがクマ取りのご相談です。

最近はWeb等でクマ取りの広告を多く見かけることもあり関心が高まっていますし、eクリニックでは裏ハムラ法など、単に脂肪を除去するだけでなく移動させる技術を各ドクターが提供していますので、その点に魅力を感じてご相談に来てくださる方も多いと感じています。

年齢層はとても幅広いです。10代で鼻整形を検討される方もいらっしゃいますし、60代でクマ取りを希望される方、70代でヒアルロン酸によるシワやクマの改善をご希望される方など、本当にさまざまな年代の方にお越しいただいています。

ー外科の施術は痛みを伴うと思いますが、痛みの対策はどのようなことをされていますか。

S:体への負担が大きい手術の場合は、静脈麻酔を使用し、基本的に寝た状態で手術を行っていますので、手術中に怖さや痛みを感じることはほとんどありません。ボトックスやヒアルロン酸など起きた状態で行う施術では、麻酔クリームや笑気麻酔を併用しながら「今少しチクッとしますね」「大丈夫ですか」とお声掛けを行い、安心して受けていただけるよう配慮しています。

若ければ若いほど良いとは思いますが、まずは20代から対策を始めていただくと、より良い状態を保ちやすいと考えています

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ー女性のエイジングケアはいつから始めるべきでしょうか。

S:これは理想を言えば、生まれた時から意識していくのが一番良いと思っています。特にお子さんがいらっしゃる世代のお母様には、栄養バランスの良い食事や適度な運動、そして紫外線対策を小さい頃から習慣にしてあげてほしいと感じています。そうした積み重ねは、将来の肌や体の状態に大きく影響してくるからです。

一方で、実際にエイジングが気になり始めるのは、20代から30代前半にかけての時期が多いと思います。体の中では抗酸化力が少しずつ弱くなり、コラーゲンや女性ホルモンも減少していくため、変化を感じやすくなります。だからこそ、20代の頃からしっかり予防を意識することが大切です。

若ければ若いほど良いとは思いますが、まずは20代から対策を始めていただくと、より良い状態を保ちやすいと考えています。

ー日焼け対策は気軽にできそうです。

S:学生時代に日焼け止めをあまり使っていなかった方ほど、シミやシワが気になりやすい傾向があります。「若いから大丈夫」と思わず、お子さんの頃から紫外線対策をしてあげることが将来の肌にとって大切だと思います。

額と頬に脂肪注入、目元は埋没、目尻切開とタレ目形成。鼻は、右耳から軟骨を採取して移植する手術を受けました。そのほかには、顎の脂肪吸引と太ももから少量の脂肪を採取して脂肪注入豊胸を受けました

eclinic-yokohama_坂本優衣医師

ーホームページを拝見しましたが、坂本先生ご自身は500万円ほどかけて美容医療を受けられているそうですね。

S:はい(笑)。まず、額と頬に脂肪注入を行いました。丸みのあるおでこにしたいことと、頬がこけているとゴツゴツした印象になってしまい、男性的に見えるのが気になっていたためです。目元は二重の埋没を行い、目尻切開とタレ目形成も受けました。

少しつり目気味だったので、白目を少し大きく見せたいなと思い、自然なタレ目になるよう統括院長の円戸望医師に執刀をお願いしました。鼻については、右耳から軟骨を採取して移植する手術を受けました。触ると少し軟骨がない感じはありますが、見た目ではほとんど分からないと思います。

ーとても自然できれいで、傷跡も分からないです。

S:タレ目形成の際には目の下の皮膚も少し切開していますが、そこまで傷は目立たない場所です。こうした点については、患者様にも「この部分は傷が目立ちにくいので大丈夫ですよ」としっかりお伝えしています。そのほかには、顎の脂肪吸引と、太ももから少量の脂肪を採取して胸に入れる脂肪注入豊胸も受けました。

当時、eクリニックで「ふんわりバスト」という新しいメニューを出す予定があり、少量を採取して少量を注入することでダウンタイムを抑える内容だったため、私自身が体験しました。結果的に脂肪の定着も良く「これならメニューとして提供しよう」となった経緯があります(笑)。

ーダウンタイム中の包帯の姿もTikTokで拝見しました。先生ご自身が施術を受けていることで、患者さんも相談しやすくなりますね。

S:ありがとうございます。うれしいです。皆さんの参考になればと思って載せさせてもらっています。整形をしているかどうかで、どうしても少し心の壁のようなものが生まれてしまうことがあると思います。

ただ「私も施術を受けています」とお伝えすると「それなら悩みを話しやすい」と感じていただけることが多く、私自身もそれを実感しています。患者様が安心して相談してくださることは、とても良かったと感じています。

患者様への接し方や対応についても常に意識し、クリニック全体でより良い医療サービスを提供できるよう努めています

eclinic-yokohama_坂本優衣医師

ーeクリニックは札幌から那覇まで全国展開をされています。その中で主要な横浜院の院長を務める坂本先生ですが、今後どのようなクリニックにしていきたいですか。

S:横浜みなとみらい院としては、モットーである「お客様満足度100%」を大切にしながら、そこに近づけるクリニックにしていきたいと考えています。その目標を実現するために、スタッフ同士がお互いの仕事に責任を持ち、気づいた点はしっかり伝え合うようにしています。

また、患者様への接し方や対応についても常に意識し、クリニック全体でより良い医療サービスを提供できるよう努めています。

ーここからプライベートについて伺います。オフの日はどのように過ごされていますか。

S:オフの日は基本的にインドアなので、自宅でゆっくり過ごしたり、近所のカフェまで散歩に行ったりしています。また、インスタに掲載する症例解説の動画撮影や編集を行うことも多いです。

たまに旅行にも行きますが、普段はそのように過ごしています。それから、現在は麻酔科に非常勤で勤務し、月に2回ほど麻酔を担当しています。eクリニックでの手術の安全性をしっかり維持するために続けています。

ーずっと学ばれているのですね。

S:多くの美容外科医は、常に新しい技術を学びたいという思いが強いと感じています。私自身も院内外で症例見学の機会を大切にし、eクリニックのグループ内でも福岡や金沢の院へ見学に行くことがあります。特に興味のある鼻オペがある場合は、休みの日を使って見学に参加することもあります。「勉強」という感覚はあまりなく、もともと鼻のことや鼻オペについて考えること自体が好きなので、負担に感じることはありません。ただ、SNSについてはまだ大変な部分もあり、試行錯誤しながら取り組んでいます。

ー仕事とプライベートのバランスはどのようにされていますか。

S:仕事もプライベートも楽しみながら続けているという感覚で、プライベートの延長のように感じています。さすがに疲れたと感じたときは、季節に一度ほど旅行に出かけてリフレッシュしています。

主人と出会ってから、結婚っていいものかもしれない、家族を持つのも素敵だなと感じるようになりました

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ー皆さんにお伺いしていますが、忘れられない恋愛について教えてください。

S:今の主人との出会いですね。もともと私は結婚や子供に対する願望がほとんどなく「一人で生きていくのだろうな」と思っていました。でも主人と出会ってから、結婚っていいものかもしれない、家族を持つのも素敵だなと感じるようになりました。この出会いは一生忘れられないと思っています。

ー坂本先生がお顔やお胸の施術を受けることについて、ご主人はどのような反応でしたか。

S:主人は最初「そのままでも十分かわいいから、無理にしなくても大丈夫」と言ってくれました。ただ、私は美容外科医として患者様に提供できることを増やしたい、実際に自分が体験することで信頼にもつながると考えていました。

また、個人的にも「鼻がこうなったらもっと良くなるかもしれない」といった思いもあり、その気持ちをきちんと伝えました。すると「それならやってみたらいいんじゃない」と理解してくれて、最終的には応援してくれました。

憧れの医師は、同クリニックの統括院長である円戸望医師です。SNSの症例写真で注目している医師は、上井廉絵先生や石川菜緒先生です

eclinic-yokohama_坂本優衣医師

ー坂本先生の憧れの医師を教えてください。

S:憧れの医師について改めて考えましたが、eクリニックの統括院長である円戸医師は、目元や鼻を含めたトータルバランスでお顔を美しく仕上げる技術に優れ、非常にセンスのある先生だと感じています。その技術力はもちろん、クリニックを大きく展開してきた経営手腕や、スタッフ一人ひとりへの細やかな配慮にも深く尊敬の念を抱いています。

ーSNSの症例写真で注目している医師はいますか。

S:同じ鼻整形を得意としている、エックスクリニックの上井廉絵先生や、コントアクリニック東京の石川菜緒先生は、症例がとてもきれいで、見せ方や撮影方法にもこだわっていらっしゃるので、いつも注目して拝見しています。

ーインタビューは以上です。ありがとうございました。


S:ありがとうございました。

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

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eクリニック 横浜みなとみらい院
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-1 KDX横浜みなとみらいタワー 2階
診療時間:9:00~18:00
休診日:水・木
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※坂本医師の診察をご希望の場合、ご予約時にその旨お伝え下さい。
撮影:田淵日香里

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監修:

坂本優衣 医師

eクリニック(e-clinic)横浜みなとみらい院

福井大学医学部卒業。町田市民病院で初期研修後、内科医として地域医療に従事。見た目の悩みが心の壁になる現状を目の当たりにし、美容外科医へ転身。2025年よりeクリニック 横浜みなとみらい院の院長を務める。
自らも総額500万円の美容医療を経験しており、その経過やダウンタイムの様子をSNSで公開するなど、医師と経験者両方の視点から情報を共有している。
得意な施術は、鼻整形やタレ目形成など目元整形。特に鼻整形では、顔全体のバランスを重視し、360度どこから見ても自然な仕上がりを追求している。

福井大学医学部卒業
町田市民病院
在宅医療支援クリニック
大手痩身クリニック
大手美容外科・皮膚科
eクリニック

この記事の監修ドクターが所属するクリニック

  • 住所: 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-1 KDX横浜みなとみらいタワー 2F
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  • 院長: 坂本 優衣
  • 診療時間: 9:00〜18:00
  • 休診日: 水・木