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剛毛で悩んでいる女性は意外と少なくありません。しかし女性にムダ毛はNGとみられることが多い昨今。画面に映し出された芸能人の毛が処理されていないというだけで大きな話題になってしまうのですから、剛毛さんにとってはかなり辛いものがあります。ここでは、剛毛でお悩みの方のために脱毛・自己処理などによる解消方法をお伝えします。

目次

• 1.剛毛で悩んでいる女性は意外と多い
• 2.あなたは剛毛?　剛毛の人はこんな毛の生え方
• 3.なぜ剛毛になる?　遺伝以外にも理由が?
• 3-1.剛毛が多い箇所は?
• 3-2.剛毛の悩みを手軽に解消できるレーザー脱毛
• 3-2-1.剛毛だと効果が高い?
• 3-2-2.でも毛周期の関係で脱毛期間は長い?
• 3-2-3.剛毛は毛根が深い傾向
• 4.剛毛の自己処理は難しい
• 4-1.剛毛向きの脱毛ワックス
• 4-1-1.アンジェリカワックス
• 4-1-2.ヴィート脱毛ワックスシート
• 4-2.家庭用脱毛器で処理する
• 5.剛毛にはやっぱりレーザー脱毛がオススメ
• 5-1.剛毛だと料金が高くなる?
• 5-2.レーザーでの痛みは強い?
• 5-3.結局全身脱毛がお得?
• 6.まとめ

女性にはムダ毛はないものという世間のイメージと裏腹に、剛毛で悩んでいる女性は意外と多くいます。生まれつき毛が濃い目だったという人もいますし、思春期の時期に急に毛が濃くなったという人もいます。

毛が濃いと剃ってもジョリジョリとしてしまいますし、そうかといって何もしないとそれはそれで見せられたものではありません。ですから、剛毛の女性にとってはどのように毛を処理するかが悩みとなります。

なかには剛毛でないのに「自分は剛毛だ」と思い込んでいる女性もいます。
自分は剛毛なのか剛毛でないのかを見極めるためのチェックポイントをお知らせしますので、チェックしてみてください。

• ■腕や足などの毛が太くて硬い
• ■ワキやアンダーヘアの毛が伸ばしっぱなしだとジャングル状態
• ■ムダ毛を毎日処理しないとすぐに目立つ
• ■近くで見ると剃った後の毛の断面が分かる

いかがですか?　当てはまる点がありますか?
ムダ毛は誰にでも生えているものです。ですから、薄い毛が少々生えているからといって、「自分は剛毛だ」と感じる必要はありません。しかし、生えている毛が太くて硬いしっかりとした毛なら剛毛といえます。また、ワキやアンダーヘアの毛は太くて硬い毛質なのが普通ですが、びっしりと生えてジャングル状態になっているなら間違いなく剛毛グループです。
通常、女性のムダ毛のお手入れは1週間に2～3回が平均的な回数ですが、毎日処理しないと毛が目立ってしまうという人、剃った後の毛の断面が見えてしまうという人も剛毛といえるでしょう。

そもそもどうして剛毛になってしまうのでしょうか?
よく言われる原因のひとつが、遺伝です。両親の両方、もしくはその一方が剛毛だと剛毛になりやすいのです。しかし、剛毛の原因は遺伝だけではありません。
なかには、両親は毛深くないのに子どもが毛深くなったり、両親が毛深いのに子どもは毛深くなかったりすることもあるからです。また両親が剛毛でも子どもがツルツルというケースもありますし、両親がツルツルでも子どもが剛毛になるというケースもあります。では、剛毛になるのは遺伝以外のどんな理由が考えられるのでしょうか?

ワキ毛にかかわらず体毛が濃い人もいれば薄い人もいます。
原因は何通りかありますが、ホルモンの関係や遺伝またストレスが大きく関与しているといわれています。

遺伝は親の顔や体型などと同じように体毛の濃さも遺伝すると言われています。
両親共に毛深い場合はその確率も高くなりますが隔世遺伝による説もある為、たとえ両親が濃くなくても濃くなる事があります（毛深い遺伝子やその確率についてはまだ詳しく分かってはいないようです）。

ホルモンによる影響は主に男性ホルモンに含まれるテストロンは毛や皮膚に強く関与している為、女性で体毛が濃い方はこの男性ホルモン（テストロン）の分泌が活発な人と言えます。
では体毛の濃さとストレスは関係があるのでしょうか。これは仕事のストレスなどで男性ホルモンが増えて、毛が濃くなるというもの。

過剰なストレスで自律神経が乱れ自律神経のバランスが崩れる事で、同時にホルモンバランスも崩れます。男性ホルモンの分泌量が増えると、体毛は濃くなる為過剰なストレスで毛深くなるということは起こり得る事といえます。

剛毛になる原因は、遺伝以外にもホルモンやストレスが影響しているということです。ストレスがあると、ホルモンバランスが崩れやすくなるために、ムダ毛が濃くなるということですから、どちらにしても剛毛になる原因にはホルモンが関係していることになります。もし、大人になって急に毛が濃くなったということがあれば、ストレスによるホルモンバランスの乱れによるものの可能性があります。

3-1.剛毛が多い箇所は?

いくら剛毛といっても、カラダ全体が太くて硬い毛に覆われているという女子はほぼいないでしょう。では、剛毛が多い箇所とはどこなのでしょうか?

腕

まず挙げられるのは腕です。腕に濃い毛が生えてしまって「お手入れが大変!」という女子は少なくありません。

足のすね

スカートを履いた時やショートパンツをはいた時に見える足のすね毛。この部分の毛が剛毛という人もいます。

アンダーヘア

普段は見えない部分ですが、温泉に行ったり、Hの時などに気になるのがアンダーヘア。ここの毛は太くて濃いのは普通ですが、なかには足の付け根にまで剛毛が広がっていることで悩まされている女子もいるようです。

3-2.剛毛の悩みを手軽に解消できるレーザー脱毛

剛毛の悩みを解消するのに役立つのがレーザー脱毛です。剛毛で悩んでいる人の中には、脱毛で悩みが解消されたという人も少なくありません。

3-2-1.剛毛だと効果が高い?

剛毛で悩んでいる人の多くは、「こんなに剛毛なのでレーザー脱毛の効果が出にくいのでは?」と考えるようですが、実はレーザーは剛毛の方が効果は出やすいんですよ。逆に、すぐに無くなりそうな産毛の方が効果が出にくいんです。

3-2-2.でも毛周期の関係で脱毛期間は長い?

とはいえ、レーザー脱毛は毛周期に合わせて2～3カ月に1回の頻度でお手入れを行なっていきます。一般的に脱毛が完了するまでに5～6回は通いますから、たとえ5回で済んだとしても10カ月～1年3カ月は通うことになります。
ですから、剛毛で効果が出るのが早くても1年前後は通うことを覚悟しましょう。

3-2-3.剛毛は毛根が深い傾向

一般的に深い毛は毛根が深い傾向があります。浅いところまでしか届かない光脱毛では限界があります。レーザーの中でもヤグレーザーは深いところまで届くため剛毛には最適です。かと言って、ヤグレーザーだけでは脱毛できない毛もあるため、その場合は、アレキサンドライトレーザーやダイオードレーザーが必要になります。

「剛毛なので、脱毛サロンやクリニックに行くのが恥ずかしい」「できれば自分で処理したい」などといった理由から、自己処理をやる人もいると思います。ただ、剛毛だと自己処理は難しいのが実情です。

無理してシェービングなどをやっても、毛穴の黒い点々が目立ってしまったり、カミソリ負けしてしまったりして、結局は満足のいくような仕上がりにならないことが少なくありません。

4-1.剛毛向きの脱毛ワックス

剃る以外の剛毛さんのムダ毛の自己処理方法としては、脱毛ワックスがあります。ただ、痛みがある、埋没毛などのトラブルが起きることがあるなどのデメリットもあります。

実際に剛毛さんに使える脱毛ワックスをいくつかご紹介します。

4-1-1.アンジェリカワックス

ブラジリアンワックス専門のサロンでも使用されている脱毛ワックス。アンダーヘアを含む全身に使えるのが特徴です。100％の自然素材で、温めたりする手間が不要ですので簡単に使用できるのが特徴です。

4-1-2.ヴィート脱毛ワックスシート

あらかじめシートにワックスが付いているので、そのシートを脱毛したい部分に貼るだけという手軽な方法です。敏感肌用もあるので、肌が弱い人は敏感肌用を試してみるといいかもしれません。もちろん、剥がす時に痛みはありますし、上手にできるようになるまではコツをつかむことが必要になります。

4-2.家庭用脱毛器で処理する

自宅で脱毛サロン並みの仕上がりを手に入れるのが可能と人気の家庭用脱毛器。代表的なのはフラッシュ式タイプの『ケノン』とレーザー式タイプの『トリア』脱毛器がありますが、剛毛で悩んでいる人の中にも利用者は少なくないようです。

家庭用脱毛器は剛毛でも効果は実感できている人は多いようですが、「痛い」とか「面倒」といったデメリットはあります。また背中など自分でできない部位もありますし、1回の照射範囲が狭いので時間がかかるといったデメリットもあり、やはりプロの手による脱毛にはかないません。

トータルで考えると剛毛女子はクリニックのレーザー脱毛を受けるのがオススメです。

5-1.剛毛だと料金が高くなる?

「剛毛だとそうじゃない人よりも施術料金が高くなるのでは?」と心配する人も少なくないようですが、実際には剛毛だからといって施術料金が高くなるということはありません。

クリニックの施術メニューも見ると分かりますが、毛の量ではなく脱毛箇所ごとに施術料金が定められています。そして何回施術を受けたかで施術料金が変わってきますので、毛の濃さでは変わることはありません。

5-2.レーザーでの痛みは強い?

一般的に毛の濃い人の方が、レーザーの痛みは感じやすくなるといわれています。しかし、痛みの感じ方には個人差がありますので、剛毛の人は必ず痛みが強いとは一概にはいえません。

5-3.結局全身脱毛がお得?

剛毛で悩んでいる人の多くは、初めはワキと腕・足などから脱毛をスタートしたとしても、脱毛している箇所とそうでない箇所とのギャップが大きくなるために、最終的にはほぼ全身を脱毛したくなる可能性が高いと考えられます。

クリニックでのレーザー脱毛は、1箇所ごとに脱毛するよりもまとめて脱毛する方がお得になるケースが多いので、もし脱毛するなら初めから全身脱毛でスタートさせた方がお得になります。

いかがでしたか?　悩ましい剛毛ですが、まずは解消に向けて行動しましょう。自己処理では失敗してしまうことも少なくないので、剛毛を解消するためにはレーザー脱毛がオススメです。レーザー脱毛をする場合は、初めから全身脱毛で契約した方がお得な場合があります。ぜひ全身脱毛で剛毛コンプレックスを解消してくださいね!

＊本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

みさと

ライター。美容系全般が得意で、雑誌等に多数寄稿。