人気企画「美人女医インタビュー」第七十八回は、東京・銀座にあるビアンカクリニック(BIANCA CLINIC)銀座の幡手亜梨子(はたで ありす)先生です。

ビアンカクリニックは銀座・表参道に展開し、美容外科、美容皮膚科、美容内科から再生医療、審美歯科まで包括的に提供。なかでも、広大なフロアとラグジュアリーな院内が特徴的なビアンカクリニック銀座は堀田和亮理事長率いる各分野の精鋭チームが美と健康をトータルサポートしています。

この場所で活躍するのが、形成外科専門医の幡手先生。かつてアイドルとして人を笑顔にしていた異色の経歴の持ち主です。「美容外科は形成外科の一分野」と語る先生は、マイナスをゼロに近づける再建医療のその先、さらに上を目指せる美容の領域に大きなやりがいを見出し、この道に。

特に、得意とするのは、原因を見極め、デバイスや外科手技を組み合わせる「お顔のたるみ治療」。パーツだけでなく顔全体のバランスを重視し、違和感のない若返りを追求しています。形成外科専門医として組織の治りや将来の変化までを熟知しているからこそ「先々のために今、何が必要か」を論理的に提示できるのが強みです。
 
現れた瞬間、周りをパッと明るくするオーラを纏った幡手先生。難しいことも噛み砕いて気さくに語ってくださり、インタビュー中も「これ見てください!」とインスタで解説してくれたり、恋バナで盛り上がったり。誰もが心を開いてしまう、どんな悩みも自然と話せてしまうような「親しみやすさ」は、まさに先生の大きな魅力です。

美容外科医が形成外科専門医である必要性はあるのか? 患者さんのこと、ビアンカクリニックでの日々、アイドル「LinQ」時代の活動、忘れられないキュンとする恋愛の思い出、さらには生きる活力をもらえる推しアーティストや弾丸旅行などなど、たっぷりお話しいただきました!

それでは、幡手先生の素顔に迫るインタビューをどうぞ!

目次

母が入院治療を受け、とてもつらそうにしている姿を見て「自分がどうにかしてあげたい」と思ったことが医師を志したきっかけです

biancaclinic_幡手亜梨子医師

ー医師を志した理由を教えてください。

幡手先生(以下H):医師を志したのは幼少期の頃です。母が入院治療を受け、とてもつらそうにしている姿を見て「自分がどうにかしてあげたい」と思ったことがきっかけです。
当時は医師という職業を明確に意識していたわけではありませんが、自分も気管支が弱く通院していた中で、助けてくださった先生方の姿を見て「私もこうなりたい」と思うようになりました。

ー大学卒業後のご経歴を教えてください。

H:卒業時には形成外科に進みたいと考えていました。症例数や治療の幅を考えると関東の方が充実していると感じ、上京して形成外科の盛んな研修病院を選びました。

ー形成外科を選ばれた理由は何でしょうか。

H:医学部4年生の時に受けた、形成外科の講義が転機でした。講義自体は4コマほどでしたが、事故や先天的な疾患によって形が損なわれた部分を、緻密なデザインと治療で見事に修復していくビフォー・アフターの仕上がりに強い感銘を受けました。その時「自分もこの分野に携わりたい」と進むべき道が定まりました。

ー医学部時代にアイドル活動もされていたそうですね。

H:アイドル活動は医学部に入ってからで、妹が私の分までオーディションに応募したことがきっかけです。妹が合格し、事務所から「お姉さんも応募していましたよね」と声をかけられて参加することになりました。妹に「一緒にやろう」と誘われて始めた、やや消極的なスタートでした。

運動は決して得意な方ではありませんでしたが、歌は好きでしたし、いざ始めてみると気づけば卒業まで駆け抜けていました(笑)。自分の活動を通じて、目の前の方が笑顔になったり元気づけられたりする姿を見る。
それは大きなやりがいでしたし、何より「人と人をつなぐ仕事なんだ」と肌で実感しました。医学部生という肩書もあって、肺がん学会の広報大使の機会をいただくなど、活動の幅もどんどん広がっていきました。

アイドルグループ「LinQ」として活動する中で、それまで接点のなかった方々が学会の取り組みに関心を持ってくださったり「たばこをやめたよ」と声をかけてくださったりすることも。こうした経験の一つひとつが、人の気持ちを前向きに変えられるという自信になり、最後まで活動を続ける大きな原動力になりました。

私は、美容外科は形成外科という大きなジャンルの中の一分野だと考えています

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ー幡手先生は形成外科に長く携わって、形成外科専門医でいらっしゃいます。美容医療を中心にしようと決めた理由は何でしょうか。

H:研修医の頃には、美容をやろうと思っていました。私は、美容外科は形成外科という大きなジャンルの中の一分野だと考えています。形成外科は、マイナスの状態をできるだけきれいに、できるだけ美しく、ゼロに近づけていく医療です。

他の科でも元の健康な状態に戻す治療は行いますが、形成外科の中の美容外科は、そこからさらに上の美しさを目指せる分野です。そこに大きなやりがいを見出しましたし、同時に技術を磨き続ける必要性も痛感しています。ゼロの状態の方に施術する以上、マイナスにすることは許されません。その分、責任の重さを常に自覚しています。

それから、学生時代に長くアイドル活動をして、多くの女性と接する中で、どんなにかわいく見える方でも、美しさを保つために陰で努力を重ねていることを知りました。その人なりの美しさがあり、それを目指して努力している姿に触れたことも大きかったですね。

命に直接関わる医療とはまた違いますが、患者様のその後の人生が、より明るく前向きなものになるようにサポートしたいと思い、美容医療を中心に進むことを決めました。

年齢を重ねることで気になってくる頬やフェイスラインのたるみに対して、デバイスと外科的手技を組み合わせた施術を中心に行っています

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ー得意な施術を教えてください。

H:強いて言えば、たるみ治療です。年齢を重ねることで気になってくる頬やフェイスラインのたるみに対して、糸リフトやHIFUなどを受けても十分な効果を実感できなかった方が、切開リフトまでは踏み切らなくても改善できるような、デバイス(シワ・たるみなどの改善を行う医療機器)と外科的手技を組み合わせた施術を中心に行っています。

それでも難しい場合はフェイスリフトを検討することもありますし、今後はそうした手術にもさらに力を入れていきたいと思っています。ただ、日本では切開リフトを希望される方はまだ少ないので、まずはできるだけ切らずに改善する方法を提案することが多いです。

ーお顔全体のエイジング治療をされているのですね。具体的にはどのような治療でしょうか。

H:年齢を重ねた方向けの治療を中心に行っていますが、若い方でも、例えばまぶたの治療など部分的な施術も行っています。

具体的には、まず、その方の「たるみの原因」が何かをしっかり見極めるところから始めます。たとえば、糸リフトやHIFUで改善できそうであれば、それをご提案しますし、別の原因がある場合は、それに合わせた治療を選びます。

脂肪のボリュームが原因であれば、必要な分だけ脂肪吸引を行い、さらにRF(高周波)の機器で内部を引き締める治療を組み合わせることもあります。少し外科的な処置になりますが、よりしっかりとした引き締め効果が期待できます。

また、表面からRFを当てて肌を引き締め、小ジワを改善しながら、必要に応じて糸リフトを併用し、組織を安定させることもあります。これは「引き上げる」というより、引き締めた状態を保つための補助として使うイメージです。さらに、エイジングケアではお顔全体のバランスを見ることが大切です。

たとえば、鼻先が下がってきている、唇のボリュームが減っているといったサインがあれば、ヒアルロン酸で自然に補ったり、必要に応じてボトックスを行ったりします。このように、原因に合わせて治療を組み合わせ、全体として違和感のない若返りを目指しています。

美容はその場限りと思われがちですが決してそうではありません。その時々の「きれいでありたい」という気持ちに寄り添いながら、長く伴走していけます

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ーいろいろな提案ができるからこそ、その方に合った最適な治療ができる。

H:私自身もそれを目標にしています。一人ひとりの患者様に長く寄り添っていけるのが、美容医療の大きな魅力だと感じています。保険診療は一定期間の治療で区切りがつくことが多く美容はその場限りと思われがちですが、決してそうではありません。その時々の「きれいでありたい」という気持ちに寄り添いながら、長く伴走していくことができます。

もちろん、必要な施術は年齢や状態によって変わっていきます。だからこそ、幅広い技術を身につけたうえで、その時に本当に合う治療を提案できるドクターでありたいです。

ーお顔のたるみ治療で大切にしていることは何でしょうか。

H:先ほどのお話と重なる部分もありますが、パーツだけでなく、お顔全体のバランスで考えることを大切にしています。患者様は「ここだけのたるみが気になる」とおっしゃることも多いのですが、その部分だけを治療して本当に理想に近づくのかを、私たちは慎重に考える必要があります。

ご希望をしっかり伺ったうえで、患者様がイメージされている結果に近づくためには別のアプローチが必要な場合もあります。そうした点も含めて、全体を見ながら最適な治療をご提案するよう心がけています。

「先々のために今こうしておいたほうがいいね」という選択もできる。この長期的な視点での判断力こそが、私たちの強みだと思っています

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ー形成外科専門医として「傷跡をきれいに縫う」など良い点はありますか。

H:「美容外科医が形成外科専門医である必要性」については、私自身も改めて考えることがあります。実際、形成外科や形成外科専門医出身でなくても、美しく仕上げる素晴らしい先生はたくさんいらっしゃいます。
ただ、形成外科の専門医であるメリットというのは、技術的な部分ももちろんですが、一針一針をその状況でより美しい状態に保つための縫合など、多くの数をこなしてきている点にあると思っています。

そこは、最初から美容へ行かれた先生たちとは、経験のレベルが違うと感じます。例えば、ある特定の傷を1,000症例経験している先生がいたとしても、私たちは形成外科医として毎日、多種多様な傷を医療として扱い続けてきました。そのパターンの多さは、絶対に私たちのほうが多いはずです。

それはもう、技術というより体に染み付いている「癖」のようなものかもしれませんね(笑)。傷口を愛護的に扱う、丁寧に縫うというのは最低限のベースであって、その一段上の組織がミクロの単位でどう治っていくかを想像しながら手を動かしています。そこが形成外科専門医の良いところなのかな、と思っています。

あとは、やはり「長期経過」を診ている強みがありますね。専門医を取る前は色々な病院へ行きますが、同じ患者様を半年間診続けないと、形成外科専門医取得のための症例にはなりません。半年間ずっと診ていると、傷が長期的にどう変化していくかが分かります。

だからこそ、美容整形の術後に患者様の状態が変化したとしても「こういう経過を辿るから大丈夫です」と予見を持って伝えられますし「先々のために今こうしておいたほうがいいですね」という選択もできます。この長期的な視点での判断力こそが、私たちの強みだと思っています。

幅広い施術方法や薬剤がそろっているのが特徴だと思います。同じ目的でもさまざまな選択肢を提示できるところが、ビアンカクリニックの強みであり魅力です

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ービアンカクリニック銀座の特徴を教えてください。

H:あくまで私なりの印象にはなりますが、土地柄もあって海外の患者様がとても多いことだと思います。また、お仕事が忙しい方や人と会う機会の多い経営者の方、ダウンタイムをできるだけ減らしたいといったご希望の方などが多く来院されます。

そうした方々に対して、たとえば同じ「毛穴を改善したい」という目的でも、その方の状況に合わせて選択できるよう、幅広い施術方法や薬剤がそろっているのが特徴だと思います。デバイスだけでなく、内服や点滴、手術まで含めて、一人ひとりに合った治療を提案できます。

つまり、同じ目的でもさまざまな選択肢を提示できるところが、ビアンカクリニックの強みであり魅力です。そのために、私たち医師だけでなくスタッフ全員が、新しい治療の習得や既存治療の効果向上、ダウンタイムを減らす工夫などを日々学び続けています。

大変な面もありますが、その分、患者様にはラグジュアリーな空間とおもてなしの中で、最先端の治療を受けていただけるところが大きな魅力だと思っています。

堀田和亮先生ご自身はカリスマ性のある先生ですが、ほかの医師もスターに育てたいという想いを持っていらっしゃると感じました

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ー数あるクリニックの中で、なぜビアンカクリニックに勤務を決めたのでしょうか。

H:きっかけは、3~4年前に学会で理事長の堀田和亮先生の講演を拝聴したことです。患者様向けではなく、ドクター向けに「クリニックが良質な状態で継続していくためには、全員がWin-Winの関係であることが大切」というお話をされていました。

患者様に喜んでいただき、信頼関係を築きながらリピートにつなげていくこと、そしてドクター一人ひとりを締め付けるのではなく、それぞれのやりたいことを良い方向に伸ばしていくクリニックでありたいという方針に「まさに自分が働きたい環境だ」と共感しました。

堀田先生ご自身はカリスマ性のある先生ですが、ほかの医師もスターに育てたいという想いを持っていらっしゃると感じました。実際に入職してみて分かったのは、想像以上に自由度が高いことです。

新しい治療への挑戦はもちろん、これまで知らなかった分野であっても、それを実行に移せるようなサポート体制が非常に手厚く整えられていました。

一生を通してずっと寄り添い続けていけるような関係は他ではなかなかないことで、何よりの喜びです

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ー美容医療の医師をしていて良かったことは何でしょうか。

H:患者様に長く寄り添えることです。保険診療では、一定期間の治療が終わると関わりが一区切りになることも多いです。一方で美容医療では「きれいでい続けたい」「若くあり続けたい」という、ほぼ全人類に共通する望みがあると思います。

その望みにしっかり応えられる技術と知識があれば、その患者様の主治医としてずっと一緒に歩んでいけるんですよね。それは患者様にとっても私にとっても、どちらにも嬉しいことです。単にどちらかの利益になるだけではなく、お互いに幸せを感じられます。

「先生のおかげで、施術してから毎日が楽しい」と喜んでもらえるのは、本当に幸せな仕事だなと思います。一生を通してずっと寄り添い続けていけるような関係は、他ではなかなかないことで、何よりの喜びです。

海外からの患者様も多くいらっしゃいます。限られた時間の中でその日のコンディションに合わせて組み合わせを判断し、ご提案することが求められます

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ービアンカクリニック銀座にいらっしゃる患者さんに多いお悩みは何でしょうか。

H:当院は海外からの患者様や旅行中の方も多くいらっしゃいます。そうした「旅行者の方」に絞ってお話しすると、やはり「今日帰国する」「回数は重ねられない」「ダウンタイムや手術は無理」といった、スケジュール面での制約が非常に多いのが特徴です。

その中で、いかに「今日という1日」で最大限の効果を出すか。強いレーザーを何種類も重ねることは物理的に難しいので、その日のコンディションに合わせて組み合わせを判断し、ご提案することが求められます。患者様からも「とりあえず今日、何か一つでもできることはありますか?」と聞かれることがよくあります。

ー「今すぐ、この場で」というニーズに応えるわけですね。なかなかそのようなクリニックは少ないと思います

H:なかには「これから観光に行くので」という方もいらっしゃいます。ですので、ダウンタイムがほぼゼロの施術を充実させているのは、そうした方々のニーズに応えるためでもあります。
お悩みの内容そのものよりも「今すぐ・1回で・ダウンタイムなしで」という、条件面でのご相談が多いのが、海外からお越しいただく方ならではの傾向かもしれません。

ー施術の痛みに不安になる患者さんもいらっしゃると思います。痛みの対策はどのようなものがありますか。

H:当院は、部分麻酔から全身麻酔まで対応が可能で、施術の侵襲度や患者様の痛みの感じ方に合わせて方法を選択しています。また「ビアンカ麻酔」という特有な組成の麻酔を使用し、痛みをかなり軽減できるのが特徴です。

例えば肌育注射など、痛みが強くて治療を進めるのが難しいと言われる施術でも、この麻酔を併用することで安心して受けていただけるケースが多いです。

個人的にも、私自身がとても痛がりで怖がりなので、患者様の不安には特に気を配っています。注射を行う際も、針の角度や刺し方まで細かく工夫し、できるだけ負担が少なくなるよう心がけています。

年代やライフスタイルで適した治療は変わります。その方の状況に合わせて不要なものは控えるように、足りない部分はしっかりとお伝えしています

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ー女性はいつからエイジングケアを始めるべきでしょうか。

H:私は「気になったときが始めどき」でよいと思っています。その時に気になることを、無理のない範囲で少しずつケアしていくことが大切です。ただ、最近はSNSの影響もあって、必要以上の治療を希望される方もいらっしゃいます。

本当に必要かどうかを見極め、別の方法のほうがよい場合はそちらをご提案し、過剰だと感じる施術はお勧めしないようにしています。年代やライフスタイルによって適した治療は変わりますので、その方の状況に合わせて、不要なものは控えるように、足りない部分はしっかりとお伝えしています。

糸リフトを年1回ほど入れています。ピーリングやボトックスなども適切な間隔で取り入れ、予防として定期的に続けています

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ー幡手先生ご自身はどのような美容医療を受けていますか。

H:大きくアンチエイジングをしようとすると、どうしても大がかりな処置が必要になることがあります。ただ、私自身は仕事柄ダウンタイムを取りにくいこともあり、大きな施術は必要最低限にとどめ、できるだけ予防やスローエイジングを意識したケアを心掛けています。

例えば、かつてボトックスといえば「眉間のシワを消す」「目尻のシワを止める」といった、特定のシワだけをターゲットにする手法が主流でした。しかし今は筋肉の動きに合わせて打ち方や部位を調整し、より自然に理想のバランスを目指すことができます。

大きなシワだけでなく細かな小ジワの改善はもちろん、フェイスラインをシュッと整えることも可能です。顔には「下に引き下げる筋肉」があるのですが、そこが常に強く働いていると、お顔はどんどん下へ引っ張られ、たるみの原因になってしまいます。

ぐーっと下に引く力をボトックスで適切に緩めてあげる。そうすることで、フェイスラインが綺麗なラインに戻り、結果としてエイジングのスピードを緩やかにしてあげることができます。ですので私自身は、現時点でそれほどたるんでいないとしても、糸リフトを年1回ほど入れています。

これは引き上げというより、あくまでたるみ予防のためです。ピーリングやボトックスなども適切な間隔で取り入れ、予防として定期的に続けています。大きく変えるのではなく、少しずつ良い状態を保っていく。その積み重ねが大切だと考えています。

ビアンカはホスピタリティがしっかりしているので、そこもさらに高めながら、医師としてだけでなく、人としてもよりよい人間になっていきたいです

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ー今後ビアンカクリニックをどのようなクリニックにしていきたいですか。

H:そんな大きなことを(笑)。私個人がどうこうというより、クリニック全体の目標としては、 世界的に、日本の代表として誇れるクリニックにしていきたいと思っています。
海外の患者様に来ていただくのはもちろんですが、エビデンスや製剤、治療法も、常に世界基準でどうかを考えながら取り入れていきたい、そういう方向を目指しています。

ービアンカクリニックの中で、幡手先生はどのような医師像を目指していますか。

H:保険診療の頃から今まで、 自分が痛がり、怖がりだからこそ、 患者様の気持ちを考えて、優しく接することをずっと意識してきました。ビアンカはホスピタリティがしっかりしているので、そこもさらに高めながら、医師としてだけでなく、人としてもよりよい人間になっていきたいと思っています。

思い立ったその日に深夜便を取って弾丸で海外に行くこともあります。それから、Official髭男dismの10年来のファンです

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ーここからプライベートについてお伺いします。お休みの日はどのように過ごされていますか。

H:旅行が好きなので、思い立ったその日に深夜便を取って弾丸で海外に行くこともあります。以前、香港に行った時は、金曜の深夜に出発して、月曜の早朝に帰ってきたこともありました。その時は後輩と行きましたが、予定が合えば誰かと行きますし、イベントやちょっとしたお出かけなら一人でも気にせず行きますね。

ー本当に行動力がありますね。

H:いえいえ、差が激しいんですよ。家でゴロゴロする日もあれば、予定を詰め込む日もあって(笑)。でも基本的にはスケジュールを埋めがちなタイプかもしれません。
それから、Official髭男dismの10年来のファンなので、ライブチケットが当たれば必ず行っています。

最近は人気でなかなか当たらないんですが、たくさんライブをしてくれるようになってありがたいです。音楽って、YouTubeやCDで聴いているだけでも元気はもらえるんですけど、ライブはまた全然違うんですよね。

実際に会場に行くと、生きる活力みたいなものを本当にいただけるんです。「明日も頑張って生きよう」と自然に思えるというか。だから、行けるならできるだけ行くようにしています。

ーとてもお忙しいと思うのですが、お仕事とプライベートのバランスはどのように工夫されていますか。

H:もう、ワーク・ワーク・ワークライフぐらいのバランスなんですけど(笑)。でも実は、以前に保険診療をしていた頃は週7日、あるいは週6.5日働いていたので、今は休みが固定されている分、きちんと休めている感覚があります。休みが多いわけではないので、その分、密度を上げて過ごそうと思っています。

その結果、かなり活動的になってしまうんですけど、休みの日に「寝ることだけが休息」ではないと思っています。いろんなことに興味を持ったり、旅行に行ったりして、気持ちをリフレッシュするようにしています。

何度もメールの問い合わせをしたりしてメッセージなどを確認していました(笑)。今ではできないような、ちょっとキュンとする思い出ですね

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ー皆さんにお伺いしていますが、若い頃の忘れられない恋愛を教えてください。

H:(笑)。それ、これまでの先生方の回答を見ました。

ー皆さんたくさん答えてくださっています。

H:そうですよね。私はゆきんこ先生(太田有紀先生)と仲がいいんですけど、太田先生、すごくうまくかわしてましたよね(笑)。推し活の話に持っていっていて、「なるほど、そういう手もあるんだな」と思いました(笑)。
私は、恋愛は全部忘れられないというか、結構しっかり覚えているタイプなんです。挙げるとすれば、中高生の頃の恋ですね。

中学から高校にかけて好きだった人がいて、その人と話すきっかけを作るために、流行っているものや相手の好きなことを毎日少し勉強して「今日はこの話題を振ろう」と準備したりしていました。
当時は携帯電話がガラケーだったので、お風呂に入りながら何度もメールの問い合わせをしたりしてメッセージが来ていないかを確認していました(笑)。今ではできないような、ちょっとキュンとする思い出ですね。

遠い存在として尊敬している先生がいます。ニューヨークで美容形成をされているAndrew Jacono先生です

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ー憧れの医師はいらっしゃいますか。

H:憧れと言っていいのか分からないのですが、遠い存在として尊敬している先生がいます。ニューヨークで美容形成をされているAndrew Jacono(アンドリュー・ジャコノ)先生です。フェイスリフト1件が何千万円とも言われるほどの世界的に有名な先生で、非常に完成度の高いリザルトを出される方です。

正直、数件手術をされれば生活は十分なはずなのに、それでも日々手術を続け、その症例を発信されています。さらに、唇裂などの先天性疾患を持つお子さんのために、医療を十分に受けられない地域へ赴き、手術を行い、その経過もきちんと報告されているんです。

引き受けなくてもいい立場なのに、ブレずに続けている。その姿勢がとても尊敬できます。私自身も、あくまで「人の人生をより良くするために医療を行う」という気持ちは忘れずにいたいと思っています。

ー最後の質問ですが、インスタの症例写真など、参考にされている医師はいらっしゃいますか。

H:医師の症例写真ももちろん拝見しますが、参考にしているという意味では、美容師さんのアカウントを見ることのほうが多いかもしれません。症例写真は、形成外科的な視点で見ると「角度は揃っているか」「条件は同じか」など、どうしても細かいところが気になってしまうんですよね。

自分にできているかはいったん置いといてなのですが、そこはとても大切にしている部分です。その一方で、美容師さんの投稿には、光の入り方がきれいだったり、ロケーションが美しかったりと、ビジュアル表現として学べることが多いと感じています。

ー写し方ということですか?

H:そうですね。カメラの設定や光の当て方、色の見せ方など「良い結果をより分かりやすく、美しく伝えるためにどうしているのか」という視点で見ています。
もちろん症例写真は、同じ角度・同じ条件で撮影することが大前提ですが、その中でも見やすく伝える工夫は大切だと思っています。なので、医師の症例写真というより、アートや美容師さんの投稿などから、表現のヒントをもらうことが多いですね。

ーありがとうございます。インタビューは以上です。

H:ありがとうございました。

プラス5(幡手先生をよく知るための5つの質問)

Q:お気に入りのファッションブランドとその理由は?

A:CELFORDです。落ち着いた可愛さとシルエットが好き。普段使いできるし、急にご飯のお呼ばれをしてもそのまま向かえるから。

Q:次に弾丸で狙っている海外のスポットは?

A:フィリピンです。知り合いがいて、案内してくれるっていってたので楽しみにしてます。

Q:Official髭男dismの特に「この曲をライブで聴くと、どうしても泣いてしまう・元気が湧き出る」という特別な1曲は何ですか?

A:「コーヒーとシロップ」です。
初期の歌なのですが、ファンになってすぐの頃、曲をたくさん調べている中で出会いました。
私は正直メンタルが強いわけじゃないので、悩んだり落ち込んだりしながらもそれを受け入れてやっていかないとどうにもならないのですが…
そんな自分では言語化できなかった気持ちがすごく上手く表現されていて感動しました。
世の中にはきっとこの歌詞の気持ちが全く理解できないタイプの方もいる中で、Official髭男dismはこれを表現して共有して昇華させてくれる、私にとっては人生の支えになるようなアーティストです。

Q:かつてのステージの上で輝いていた頃の衣装。今でも思い出す一着はありますか?

A:白衣装と呼ばれる、デビューの衣装です。
当時はグループにも全然お金がなくて、自分達の私服で間に合わせてた衣装もありました。
だけどこのメインである白衣装は、ふわふわのデザインで、その子のイメージにあった博多織の帯の色が選ばれてて、着ると気持ちが引き締まるというか…高まる衣装でした。
夏の復活ライブでも着ましたが、当時のことが思い出されてうるっとなりました。

Q:休日にふとした拍子につい出てしまう職業病はありますか?

A:カフェやレストランで、隣の女性グループが美容トークしてることとかよくあると思うんですけど、こうしたら良さそうだなとか、解決法あるけどな~とか考えちゃいますね。雰囲気によっては声をかけることもあって、実際、治療に来てくれたことがあります。

▼BIANCAクリニック他の医師のインタビュー記事はこちら




*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

biancaclinic_幡手亜梨子医師

ビアンカクリニック 銀座
住所:東京都中央区銀座1-8-19 ONE GINZA 12階
電話番号:050-3196-4834
診療時間:10:00~19:00
カウンセリングを申し込む

※幡手医師の診察をご希望の場合、ご予約時にその旨お伝え下さい。
撮影:田淵日香里

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監修:

幡手亜梨子 医師

BIANCAクリニック銀座

九州大学医学部医学科卒業。アイドルグループ(LinQ1期生 )としてメジャーデビューし、その後医師へ転身。大学病院で形成外科医、形成外科臨床助教として研鑽を積む。アイドル時代の経験から美容に対する理解が深まり、形成外科医として患者さんの美しさを引き出す施術を提供している。
得意施術は、注入治療、脂肪吸引、糸リフト、婦人科美容など。特に顔のたるみ治療を得意としている。
ミスユニバース九州大会2011ファイナリストの顔も持つ。

2016年 九州大学医学部卒業
2017年 新東京病院 初期臨床研修
2019年 自治医科大学附属病院 形成外科、同附属のさいたま医療センター 形成外科
2020年 新小山市民病院 形成外科、ルーチェクリニック
2021年 帝京大学附属病院 形成外科
2022年 JR東京総合病院 形成外科・美容外科、有明ひふかクリニック
2025年 BIANCAクリニック勤務

この記事の監修ドクターが所属するクリニック

  • 住所: 東京都中央区銀座1-8-19 ONE GINZA 12階
  • 最寄駅: 東京メトロ銀座線銀座駅徒歩4分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口徒歩1分、東京メトロ銀座線京橋駅3番出口徒歩3分 、 JR 有楽町駅京橋口出口徒歩8分
  • 院長: 雜賀 俊行
  • 診療時間: 10:00~19:00
  • 休診日: 年末年始