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Contents
- 人中はなぜ伸びるのか
- 人中短縮ができる美容医療施術
- まとめ
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たるみ治療のニュースタンダード・HIFU ウルトラセルQプラスとは
筆者は現役の美容ナースとして、日々カウンセリングから施術までたるみ治療を行っています。30代半ばからたるみやたるみによるシワはご自身でも気になりだす方が多く、一度の施術では終わらず納得できるまで長期間かかる根気のいる治療と言えるでしょう。 また、他人から見た時にはシミよりシワやたるみの方が年齢を感じるということがわかっています。そのため、見た目年齢を下げることを目的としたアンチエイジングでまず第一に取り掛かるのはたるみやシワ治療がおすすめです。そのたるみの原因も様々です。なぜたるみは引き起こされるのかについて、まずは解説していきます。 【監修医師からのワンポイント】たるみとは、加齢や生活習慣、外的刺激などが原因で生じます。部位別の原因は皮膚・皮下脂肪・靭帯・スマス筋腱膜と関係があります。原因をしっかりと検索し、かかりつけ医と治療を考えていきましょう。治療も大切ですが、普段から紫
この記事は、
たなか内科の
黒木いしえ医師が監修しています。 -
日本生まれのRFたるみ治療機器サーマジェンとは。HIFUとの比較、相乗効果も解説
Contents サーマジェンとは サーマジェンの痛みやダウンタイムについて やはり継続治療が必要? サーマジェンと併用すると良い施術 まとめ 美容クリニックに勤務する筆者は、様々な美容施術や美容外科のオペを受けたり、クリニック専売のスキンケアを使用しています。患者さんの痛みや不安を理解するためということはもちろんなのですが、肌や顔にコンプレックスがあるため少しでも自分の理想とする自分になるべく、数えきれないくらいの施術を行っています。 様々な施術を行ってきて特に気に入っているのは、20代後半に入って顔のたるみが気になるようになってきたため受けたサーマジェンです。たるみ治療といえば、ハイフも人気ですし私自身もとても好きで、特にリニアを定期的に継続して行っていたのですが、ダイエットで8キロほど痩せたことによって皮膚の表面がたるんでしまったのです。 リニ
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美人の黄金比に近づける【人中短縮メイク】で顔の長さやのっぺり感を解消!
若いころと比べて「顔の長さやのっぺり感が気になる」というお悩みはありませんか?キレイにメイクを仕上げても、顔のコンプレックスを解消するのはなかなか難しいですよね。そんなお悩みを解決してくれるのが、鼻と唇の距離を近づけて見せる「人中短縮メイク」。 そこで今回は、顔ののっぺり感を解消して、美人の黄金比に近づける人中短縮メイクのやり方をご紹介します。大人でも自然に仕上がるポイントや美容ライターおすすめのアイテムをご紹介するので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。 「人中」とは? 「人中」とは、鼻と上唇の間にある縦のくぼみのことです。人中は、顔の中心に位置しているため、長さや深さによって顔の印象が大きく変わります。人中が長いと顔が大きく見え、のっぺりとした印象を与えます。一方、人中が短いと小顔で美人な印象に見えます。そのため、人中を短く見せることは美人の秘訣とされて
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切らないリップリフトの効果、口コミ、ダウンタイムなど
口角がキュッとあがった口元は幸せそうでポジティブな印象を与えてくれます。モデルや女優といったいわゆる美人、かわいいと言われる女性たちも皆、口角があがっている人ばかり。とはいえ、人によっては筋肉のはたらきによって口角が下がってしまう人もいます。そこでオススメしたいのがリップリフト。ここではリップリフトがどんな施術なのか、また今、人気の切らないリップリフトについて詳しく説明していきます。 目次 1.女性らしいハッピースマイルを作るリップリフトという方法 1-1.リップリフトとは 1-2.リップリフトの効果 1-3.従来のリップリフト手術 1-4.リップリフト手術の口コミ 2.切らないリップリフトとは 2-1.切らないリップリフト 2-2.切らないリップリフトのメリット、デメリット 2-3.切らな
最近では、パーソナルカラー診断や骨格診断・顔タイプ診断などが若い方を中心にとても人気になっています。特に、顔タイプ診断では曲線的な顔なのか直線的な顔なのかで大人顔・子ども顔などと自身の顔タイプにより似合う服装やメイクが異なります。
そのため、大人っぽく見せたい方や逆に若々しく見せたい方など自分の好みと顔タイプをメイクや美容医療で擦り合わせる方も少なくありません。自分の顔タイプを知るだけでも、どのようなメイクや髪型が似合うのか客観的にわかりますし、美容医療においても応用できます。
特に目元や口元は少しの変化で雰囲気が変わるパーツであるため、オペや注入治療などを積極的に行いやすい部分です。筆者自身も目元の印象を柔らかくしたい・唇をぷっくりさせたいという希望があり、ヒアルロン酸やボトックスによる施術を受けています。
それにより、目の幅を大きく見せることができていますし、薄い唇は口紅でリップラインを取らなくても満足できています。たった数mmという少しの変化でも顔のバランスが整ったり、印象は変わるのだということを身をもって実感しており、同じような希望がある患者様にもよく提案しています。
若い方から高齢の方まで気にされているのが、人中(じんちゅう、にんちゅう)の長さです。人中とは、鼻の下から唇に伸びる部分であり白唇部と呼ばれたりしています。この部分は顎から下唇と比較して1:2であるとバランスとして美しいとされており、芸能人やモデルなど綺麗と言われる方に注目してもこのバランスの範疇であることが多くあります。
そのため、バランスを見ながらこの対比に近づけることでより顔のバランスを取ることができるようになるのです。雑誌やインターネットでも、人中短縮のストレッチやマッサージなど様々紹介されていますが、改善は難しく、美容医療の施術により改善ができる場合が多くあります。今回は切らない人中短縮について詳しく解説していきます。
人中はなぜ伸びるのか
では、人中が伸びるとなぜ顔が間伸びして見えたり年齢を感じるのでしょうか。まず、中顔面といって目元から口元のラインが長い方は大人っぽく見えるという特徴があります。そのため、人中の幅が長い方は顔の中心に余白があることになり、中顔面と同じく顔が縦に長い印象を与えてしまうのです。
花王の研究によると年齢を重ねることにより唇のボリュームが少なくなり薄く見えることや白唇部(人中)が長くなっていたことがわかったのです。各年代の口元の写真からもわかるとおり、70代になると上下とも唇が薄く人中が丸みを帯びながら伸びているのがわかります。
皮膚のコラーゲンやエラスチンが低下し、肌の弾力がなくなるため、皮膚が伸びることも一因にあります。また、日々口を動かしているため、口輪筋の発達により唇が引っ張られることによっても人中が伸びていると考えられます。
そのため、逆に考えると唇にボリュームがあり人中が短いと若々しい口元でいられることになります。唇へのボリュームと人中を短くする施術を行うと若々しい口元になれるというのはまだまだ認知されていないため、マスクを外した時に老けた印象になるという方は特に施術を行うと、周りの方と差をつけてアンチエイジングが可能です。
オペによる人中短縮もありますが、ダウンタイムが長く傷跡が残る可能性もあるため、今回はダウンタイムがほぼなく傷跡が残るリスクも少ない施術を紹介していきます。
人中短縮ができる美容医療施術
人中短縮といえば手術を思い浮かべる方が多いかと思いますが、傷が目立ちやすかったり、ダウンタイムが長いためなかなか手術に踏み切れない方が多くいらっしゃいます。確かに、切らない美容施術は手術に比べると効果が出にくいものがほとんどですが、ダウンタイムや痛みが少なく気軽にチャレンジできるため人気があります。
手術は怖いけれど、少しでも人中を短くしたいという方がほとんどですので安心してくださいね。人中短縮ができる切らない美容医療の治療はいくつかあります。その中でも、人中の皮膚にアプローチするものと、より奥深くの皮下や筋肉にアプローチするもので別れますので順に解説していきます。
サーマジェン、ハイフ
サーマジェンやハイフなどで皮膚に熱を加えることによってコラーゲンやエラスチンを増加させてボリュームを出したり、伸びている皮膚をキュッと引き締めるというものです。熱を皮下に加えることにより痛みやダウンタイムもほとんどなく、継続することにより効果も持続させることができます。
何か治療をしてみたいけれど、注入はまだ怖いという方や初めてだから大きな変化があると周りにバレてしまうのが嫌な方、マイルドに治療したい方におすすめです。筆者もハイフやサーマジェンをされる方に人中の長さが気になるかどうかを確認して、気になる方には人中へレーザーを照射しています。
特に人中の皮膚が厚めの方は実感しやすいことが多く、薄い方でも2〜3回行うと実感があったという方がいらっしゃいます。価格も人中のみ照射であれば1万円程度からありますのでお試しされるのも良いでしょう。直後の実感は若干効果が感じられる程度と薄い方が多いのですが、続けて行うと徐々に引き締まりを感じる方が多く、値段もお手頃のため気になったらちょこちょこ施術を受けるとおっしゃる方が多くこちらも人気のある施術です。
フォトナレーザー
フォトナレーザーは粘膜に照射するタイプのレーザーであり、口の中から熱を加えることで人中の引き締まりを促すものです。フォトナレーザーの中でも、スムースリフトやスマイルリフトと呼ばれる施術で、口の中からレーザーを照射すると粘膜・筋肉層・筋膜層・脂肪層という幅広い層を引き締めることができます。
また、人中のみではなく口周り全ての引き締まりが期待できるため、ほうれい線やマリオネットラインに悩む方にも有効です。ハイフでは神経などを避ける必要があるためなかなか口周りの照射はできません。しかしフォトナレーザーは口周りに照射できる魅力的な機械ですが、まだまだ認知度が低く取り扱っているクリニックも少ないため近くに施術できるクリニックがない場合も多いのがデメリットです。
また、ハイフなどと比べて価格が少しお高いというところもデメリットのひとつではありますが、ダウンタイムもほとんどなく、施術中少し熱さを感じる程度であるため、こちらのレーザーも初めて施術を受ける方におすすめです。
口周りで80,000円から100,000円程度、人中のみで30,000円から50,000円程度となかなかのコストがかかります。しかし、半年に1回の施術でも効果の持続はあるため、多少値段が高くても頻繁に受けるものよりもこちらが良いとおっしゃる患者様も少なくありません。
効果も直後から実感できるため、ヒアルロン酸など注入治療に抵抗がある方やハイフは神経損傷のリスクがあるため怖いという方にも好評です。直後から唇がぷるっとしてたるみの改善があるので、多少痛くてもやって良かったとおっしゃる方が多い施術です。
唇ヒアルロン酸
唇のヒアルロン酸は年齢により薄くなってきた唇をぷっくりボリューム感のある唇にすることができる施術です。ボリューム感をあまり出したくない方でも注入の仕方でリップラインを出すように入れることもできますし、M字リップやCカールリップなど唇の形を好みに合わせて変えることもできます。
カニューレといって先の丸い針を使うと内出血もわずかに抑えることができますし、形を整えやすいため追加で料金がかかることが多いですが、形にこだわりのある方やダウンタイムを最小限で済ませたい方は使用すると良いでしょう。アラガン社のボルベラという製剤がよく使用され、半年から1年程度で吸収されることや溶解剤を注入すると安全に溶かすことができるため少しずつ注入することをおすすめします。
量を多く注入してしまうとバランスが悪くなったり、ボリュームが出過ぎて理想と違うデザインになったりしますので注意が必要です。理想の唇を持った方(アイドルやモデル、芸能人など)の写真を見せていただくと医師と理想のすり合わせができるのでより理想に近い形にすることが可能です。
医師の得意なデザインがあったりもするので、症例写真で好きなデザインであるか確認されるとなお満足できる施術になるかと思います。0.1ccずつ売られているクリニックであれば、上唇だけで0.3〜0.6cc程度でまずバランスを見て、非常に唇が薄い方やM字やCカールにしたい方は1cc程度必要なこともあります。
価格も入れる量によって変わりますのでクリニックのホームページを確認して余裕を持っておくと良いでしょう。直後は少し腫れますが、ヒアルロン酸を注入すると理想的な形になるので満足度は非常に高く、ヒアルロン酸注入に抵抗がある方であっても早くやっておけば良かったとおっしゃる方がとても多いです。
筆者も口角を上げるようにヒアルロン酸を入れてもらったのですが、直後から満足しており、やって良かった施術のひとつです。鏡に映る唇をついついみてはニコッと笑顔になれるので、ヒアルロン酸を入れたことにより自然に口角も上がるようになりました。
人中ボトックス
人中ボトックスとは、口輪筋という筋肉を緩めてあげることで、人中を下に下げる力を緩めて、下に下がっていた上唇が上方向にめくれ上がり人中が短くなるというものです。筋肉も年齢とともに収縮が強くなったり癖づいてしまうので、20代のうちから収縮が強い方はボトックスを注入すると癖がなくなり、皮膚の進展もゆっくり進行するといえます。
上唇と人中の境目にボトックスを少量注入するだけで効果が出るので、形状を変えることに抵抗がある方はヒアルロン酸よりもボトックスの方がおすすめできます。また、ヒアルロン酸とボトックスを併用することでより人中短縮の効果を実感できるので効果的に施術を受けたい方はボトックスとヒアルロン酸を併用することを推奨します。
ダウンタイムは針跡と内出血が出ると2〜4週間程度かかります。ただ、内出血が出なければダウンタイムはほとんどありません。口輪筋にボトックスが効くと力が入りづらくなるため、うがいの時に水が漏れたりストローが吸いづらくなるというデメリットはありますが、日常生活にほとんど影響がない程度ですので安心なさってください。
価格もクリニックによって異なるのですが、韓国製のボトックスであれば数千円から施術可能ですのでコストパフォーマンスもバッチリです。
まとめ
人中は長いと中顔面が長く見えやすいため、大人顔に見えることがよくあります。そのため、特に元々面長の方は特に気にしている方が多い印象です。年齢を重ねるとさらに気になってくる部位ですが、若い方でも気にされていることがよくあります。悩んでいる方は少なくないのです。
メイクで人中の長さの改善をするという動画や雑誌もありますが、どうしても不自然になってしまうことがほとんどですし、メイクだけでは改善の難しい部位ですよね。手術だと効果は抜群ですがダウンタイムや痛みだけでなく、かなりの金額もかかりますし、メイクでは満足な効果が得られないため、ご自身に合った切らない人中短縮の施術をされると良いでしょう。
ほんの数ミリの変化が顔のバランスを変化させて若々しい印象になることが多く、バランスを見ながら少しずつ治療をされてみてください。ひとりひとり顔のパーツもバランスも違うので不自然にならない範囲でバランスを整えるというのがポイントです。
元々は人中が長くなかったという方でも加齢で人中がわずかに伸びるだけでバランスの変化が起きてしまうので、気になったら早めに対策するようにされてください。患者様の中でも、気にはなっていたけれどなかなか手が出せずに人中がすごく長くなってしまったと後悔される方もおられるので気になった今が施術のタイミングです。
▼人中短縮をもっと知るための記事はこちら
【記事の執筆・レビューに使用した参考文献等】
記事の正確性等の確保方法及び参考文献の取り扱いについては、Call to Beautyの編集プロセスをご覧ください。
・『日本人女性における加齢に伴う口もとの形状変化を確認~唇は薄く、鼻の下は長くなり丸みを帯びる~』(2020年花王株式会社)
*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
トマト看
4年制大学の看護学科を卒業後総合病院のICUで1年勤務。その後、美容クリニックに勤務して3年目の、看護師としては4年目になる。美容クリニックはパート含め計6院の美容外科・皮膚科勤務歴があり使用した機械や介助についたオペも多い。高校生の頃から肌荒れに悩んでおり、スキンケアマニアのため市販のスキンケアやドクターズコスメの知識も豊富である。
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執筆:
トマト看看護師
4年生大学の看護科を卒業後ICUを1年経験し、救急医療や重症看護を学んだ。その後、複数の美容皮膚科や美容外科で経験を積み美容看護師として働いて3年目になる。日頃からエビデンスやその方それぞれにあった美容医療を提案している。
患者さんからの指名も多く、美容の豆知識を呟いているX(旧Twitter)ではフォロワー2,500人と支持を得ている。
3次救急病院(ICU)
美容皮膚科
美容皮膚科・外科
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