人気企画「イケメン医師に会いたい」第十三回は大阪、名古屋などにも展開する水の森美容外科新宿院院長の雜賀俊行(さいが としゆき)先生です。
心臓血管外科で、外科医としての経験を積み、美容医療の世界へ。転身に至った経緯や得意な施術、奥様のことまで、今回も幅広く聞いてきました。
俳優の林遣都さんを彷彿とさせる外見。スタッフさんとの現場の雰囲気作りにも長けているイケメン医師の真面目なインタビューです!
雜賀先生(以下S):子供時代にけがをしたとき、助けてもらった外科医がいまして、そのときすごくその医師のことを必要だと感じました。そのときから私も必要とされる人間になりたいと思い、医師を志しました。
S:美容外科は小さな手術から大きな手術までバリエーションが豊富ですので、若い頃から外科医として活躍できる点が魅力的でした。心臓外科医時代はマイナスをゼロにする仕事でしたが、今はプラスをよりプラスにする仕事だと思い臨んでいます。
S:大学卒業後は名古屋第一赤十字病院で研修医を2年間行い、そのあと同じ病院の心臓血管外科で2年半勤務しました。
S:一番アグレッシブで自分の技術が直に返ってくるような科ですので、高校生の頃から医師として最初は心臓血管外科医になりたいと思っていました。
S:祖母が心臓病で亡くなったのと、流行っていた医療ドラマ『医龍』の影響で心臓外科がすごくかっこいいと思っていました。
S:そこで主にやっていたのが大動脈弁置換術という手術で、悪くなった心臓の弁を取り換えるような手術でした。人工心肺も使っていましたので、一度心臓を止めて新しく取り換えて、また心臓を動き出させるという手術をしていました。
S:そうですね。
S:得意なのは心臓外科をやっていましたので細かい技術を要する施術です。メスで切って糸で縫うような切開系の目、鼻、脂肪吸引などです。どちらかというとプチ整形といわれるものよりも外科手術のほうが好きです。ただ、最近はヒアルロン酸やボトックスのような施術も患者様の満足度が高いので、積極的に取り入れてやっています。
S:今まではほうれい線単体や、顎単体などへの注入が多かったですが、最近はリフトアップするための注入術があります。ヒアルロン酸だけでリフトアップをさせることができるようになっていますので、若い方からニーズが多く、当院でも積極的に取り入れています。
S:今までのボリュームアップというのは、一つの部位をリフトアップさせるのが主流でしたが、それプラス靭帯を引き上げて固定するようなイメージで、骨の上、顎などを引っ張って形を作っていくようなリフトアップを組み合わせると効果が出ています。
S:そうですね。こめかみなどに入れると、目の開きはよくなりますので、そのあたりも組み合わせて患者様に合った施術と必要最低限の本数でできるように考えています。
S:まず、メリットとしては、ダウンタイムが圧倒的に少ないことです。もちろん内出血のリスクはありますが、内出血が出なければほとんど腫れも少なく、翌日には出勤されてる方がほとんどです。
変化の状態としてもいきなり変わったという印象よりも自然な引き上がり方、無理に引っ張られているという不自然さはありませんので、イメージとして、年齢がマイナス5歳になるようなと表現しています。デメリットとしては一生は持ちませんので、定期的なメンテナンスが必要となることです。
S:持ちは最初入れてから半年から1年ぐらいですが、2~3回続ければ効果が長持ちしてきますので、1〜2年に延びていきます。
S:まず注入の角度など、解剖学的に考えて正しい位置で打たないと、しっかりとリフトアップしなかったり、あとは血管や神経も傷めてしまいますので、外科医として解剖をイメージしながらしっかり打っていくところです。
S:そうですね。外科医ですので実際に切って中を見たこともありますので、イメージできます。その点は中を見たことがない医師よりはイメージができ、手技に反映しやすいと思います。
S:いらっしゃいます。
S:ボリュームダウンというよりも靭帯が落ちてくることで、たるみが気になる若い方は多いので、基本的には頬骨や顎のライン、あとはこめかみなどに打ちます。顔のVラインを意識し、小顔効果の目的でされる若い方は多いです。
S:はい、糸リフトやハイフ(高密度焦点照射式超音波治療)が流行ってきている影響もあり、輪郭を整える施術は比較的若い方でも気になさってる方は多いと思います。まだたるみが気になっていない方でもヒアルロン酸リフトは効果があると思います。
S:はい。そう思います。
S:水の森美容外科の特徴は外科医としてのプライドを持っている医師が多く、職人気質な人が多いです。派手な美容外科医はあまりいなくて、落ち着いた雰囲気の医師が多い気がします。スタッフも同様です。
S:外科医は技術が全てだと思っています。中には給料が高いという理由で、美容外科に入る医師もいると思いますが、それでは長い目で見たときに生き抜いていけないと思いましたので、給料云々よりもしっかりとした技術を習得できて、その結果患者様に満足してもらえるような人間、ドクターになれるのではないかと思い、竹江総院長とお会いして、その瞬間に決めました。ほかのクリニックは見てないです。
S:そうですね、はい。
S:たった1人の患者様を明るい気持ちにさせることができただけで、世界がちょっと明るくなったような、そんな気分になれることです。
S:この辺りは若い方が多いので、目、鼻、あとは脂肪吸引のご相談が多いです。ただ以前勤務していた、水の森美容外科名古屋院では50〜60代の患者様も多く、エイジングケアの治療を中心にやっていました。
S:そうですね。少し異なります。
S:そうですね。エイジングケアの経験を20〜30代の方にもしてもらえるように、ヒアルロン酸リフトの本数を下げたり、部位を変えたりして、できるだけ施術を受けやすくしたいと思っています。名古屋院で培った技術を新宿院で応用したいです。
S:痛み対策は、必要最低限の施術時間で抑えることです。針の細さ、麻酔液の使い方を工夫してるのはもちろんですが、だらだらと手術をすることが患者様にとっては一番苦痛ですので、必要最低限で抑えるのが痛み対策として、最も大事かと思います。
S:はい、1回で決めるということです。
S:気になったらすぐです。そうすることで最低限の治療で最大限の効果が出せると思っていますので、あまり遅過ぎてはいけないし、かといって気にならないときからやっても、あまり意味がないと思いますので、ちょっと気になってきたかなというぐらいがちょうどいいと思います。
S:私はまだやったことはありませんが、そろそろボトックスあたりから始めていこうと思っています。
S:そうですね。やはりダウンタイムが少ないのと、予防という意味ではすごくいい治療だと思います。
S:患者様の紹介でつながっていけるような、そういったクリニックにしたいと思っていまして、そのためにはカウンセリングから施術まですべて満足してもらえるようなクリニックにしていきたいと思います。トレンドに左右されことなく、10年後、20年後も考えた治療を提案していけるように努力しています。
S:まず大前提として、ドクターが日々努力している姿、勉強している姿や患者様に対して丁寧な施術をしている姿を見せることがあります。それがあってこそこちらの指示が伝わると思いますので、私たち医師ががちゃんとしてないと、いくら言ったところで「先生は何もしてないじゃないの?」となりますので、まずはそこが大事です。
ドクターのクオリティをしっかりと保つことが重要と考えます。それで朝や日々の声掛けであったり、水の森美容外科の理念をしっかり伝えていくというようなベーシックなことから始まるのではないかと思います。
S:そうですね。
S:オフは最近は娘2人とずっと遊んでいます(笑)。最近長女がやっとコミュニケーションが取れるような年齢になってきましたので、すごく楽しいです。
S:名古屋から東京に来たばかりですので、いろいろ巡りたいところですけど、こういう時期なので家で遊ぶことが多いです。
S:子供が生まれる前はダイビングを年に1回、宮古島に行ってやるのが一番の趣味でしたが、最近は全然できてないです。
S:今バランスがすごくいいと思います。オフがしっかり取れますから、オンも全力で頑張れる状況です。
S:違いますね(笑)。心臓外科医時代は24時間365日、常に病院に行ける態勢で、夜中でも電話があれば30分以内には出勤しているような状態でしたので、きつい場合もありました。
S:そうですね。
S:朝から夜までしっかり働いて、そのあとはよほど緊急の患者様がいなければそのまま帰れて、家でゆっくりできますのでエネルギーを蓄えています。
S:はい。
S:恋愛はちょっと恥ずかしいので(笑)。
S:高校のときの塾の同級生です。でも、付き合ったのはずっとあとです。
S:真面目なところですかね。
S:そうですね。仲はいいです(笑)。
S:憧れの医師は心臓外科医時代のボスです。心臓外科の分野では世界的な権威でしたが、日々地道に努力されていて、細かいところでも修正を重ねて手術をよりよくしていくという手法で、派手なパフォーマンスは一切ありませんでした。
それが最終的に大きな成果につながって評価されてる先生でしたので、外科医としては本当に鏡です。
今では分野は違いますが、そういう姿を目標に今後頑張っていきたいと思います。
S:非常に厳しい先生で、毎日怒られていました(笑)。
S:ほんとに血となり肉となったので、すごくいい経験でした。あの時代がなければ今の僕はないと思いますから、感謝しています。
S:はい、つながっています。細かい手技はもちろんそうなんですけども、外科医としての姿勢や考え方はどの科目でも同じ、基礎は一緒だと思いますので、それをもって今の美容外科に応用してるような感じです。
S:ありがとうございました。
A:スペインでパエリア食べながら、ワイン飲みたいです。
A:名古屋からはすべてが程良い感じで、落ち着いて住めます。
A:様々な先生方の手術動画。
A:研修医の頃は(日本テレビ)桝太一アナウンサーに似てると言われてました。
A:玉置浩二さん。大ファンでよくYouTubeで観てます。コンサートで生の歌声を聴いた時には、感動して鳥肌立ちました。
●水の森式ヒアルロン酸リフト
施術内容:水の森式ヒアルロン酸リフトは、加齢により減少したお顔のボリュームをふっくら若々しく整えたり、リフトアップすることで小顔効果をもたらす治療です。
【施術費用】ヒアルロン酸製剤1本(1cc)56,000円×必要本数
※注入費用込み。部位に合わせて適した製剤をご提案します。
●部位別注入本数目安 ※一部
Vシェイプリフトで2本注入した例(20代女性)
リスク・副作用:内出血が1~2週間
対処法:内出血は時間の経過と共に改善します。内出血が茶色くなりましたら、お化粧にて、目立たなくさせることができます。
*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税抜きです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
水の森美容外科新宿院
住所:東京都新宿区歌舞伎町一丁目6-1 シロービル5階
電話番号:0120-973-974
診療時間:10:00〜19:00 休診日:年中無休
※雜賀先生の診察をご希望の場合、ご予約時にその旨お伝え下さい。
撮影:Take Ohta(SIMA)
水の森美容外科 新宿院
愛知医科大学医学部卒業。心臓血管外科で、外科医としての経験を積み、水の森美容外科新宿院院長に就任。外科医としての経験を活かし、切開系の目、鼻、脂肪吸引などを得意としています。患者様の要望が多いため、ヒアルロン酸やボトックスの注入も積極的に取り入れてます。玉置浩二さんの大ファンでYouTubeで鑑賞が趣味。
BOTOX VISTA®認定医
ジュビダームビスタ®認定医など
愛知医科大学医学部 卒業
名古屋第一赤十字病院 初期研修医入職
名古屋第一赤十字病院 心臓血管外科 後期研修医
名古屋第一赤十字病院 心臓血管外科 医員
名古屋第一赤十字病院 退局
水の森美容外科 入職
水の森美容外科名古屋院 副院長就任
水の森美容外科新宿院 院長就任
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