人気企画「美人女医インタビュー」第五十回は東京・銀座にあるネクサスクリニック(NEXUS clinic)の櫻井夏子(さくらい なつこ)医師です。

整形外科医として4年間大学病院で勤務した後、美容医療へ進みます。転身のきっかけはボディ版ミスコンテスト「Best Body Japan」大会への出場。厳しいトレーニングの継続、毎日の食事の節制など外側だけでなく内面の美しさも大切にしています。

婦人科美容、エイジングケアを得意とする櫻井先生。インタグラムでは、婦人科美容について、動画で積極的に発信しています。インタビュー時の印象として、美容に関して探究心が旺盛で、日々勉強されていることをわかりやすく説明してくれます。

美容医療はもちろん、美容全般や健康、トレーニングのことなど体によさそうなことも教えてくれる櫻井先生のインタビューをどうぞ!

目次

  • ・医師を志した理由は?
  • ・大学ご卒業の経歴は?
  • ・美容医療を志した理由は?
  • ・得意な施術について
  • ・ネクサスクリニックの特徴について
  • ・美容医療の医師をしていて良かったことは?
  • ・来られる患者様に多いお悩みについて
  • ・痛み対策について
  • ・女性のエイジングケア開始時期について
  • ・ご自身の結果が出た美容医療施術について
  • ・オフ、休みの過ごし方、特技について
  • ・憧れの医師について

父も祖父も医師であったため医師になりたいという思いから1番自分自身が興味をもった整形外科という分野へ進みました

ネクサスクリニック櫻井夏子医師施術

ー医師を志した理由を教えてください。

櫻井先生(以下S):父は内科医、祖父は外科医であったため漠然と医師になりたいという思いから医学部へ進学し研修期間中に、1番自分自身が興味をもった整形外科という分野へ進みました。

ーでは大学ご卒業後の経歴を教えていただけますか。

S:順天堂大学の整形外科へ入局し4年ほど勤務したのち美容医療へ進みました。

どの世代の方も美意識が高く女性としての人生を謳歌されているように感じ、自分も将来そうなりたいと思うようになりました

ネクサスクリニック櫻井夏子医師カウンセりング

ーなぜ美容医療に進まれたのでしょうか。

S:「Best Body Japan」という大会に出場しているうちにさらに“美”というものを追求したくなったからです。

ー「Best Body Japan」とはどんな大会ですか。大会に出場するにあたりどのようなトレーニングを積まれ、また大会からどのような刺激をもらいましたか。

S:一般的に肩や腹筋、脚の筋肉を強調する男性とは違い、「Best Body Japan」という大会では女性らしい体を求められるため、どちらかというと背中やお尻のトレーニングなど曲線美を生むようなトレーニングを中心に行いました。50代以上の方も参加される大会で、どの世代の方も美意識が高く女性としての人生を謳歌されているように感じ、自分も将来そうなりたいと思うようになりました。

休みの日や仕事後に勉強会や見学などへ足を運び自分の治療法が間違っていないか、より良い方法がないか勉強を続けています

ネクサスクリニック櫻井夏子医師施術

ーわかりました。次に櫻井先生の得意な施術はなんでしょうか。

S:婦人科美容、糸リフト、ボトックスやヒアルロン酸などの注入系です。

ーではそれぞれに患者さんはどんなお悩みで来院されますか。

S:婦人科美容は膣の緩みや乾燥、尿もれ、大きさや左右差などです。糸リフトや注入系はたるみなどエイジングケアを目的として来院されます。

ー婦人科はなかなか相談する機会がないという患者さんも多いなかで、カウンセリング時に心がけていることなどはありますか。

S:基本的にはご自身からお悩みを打ち明けていただくよう始めは聞き役に徹することが多いのですが、ご自身では打ち明けにくいようなデリケートゾーンのお話に関しては自分の経験を基にお話ししてみたり、比較的yes, noで答えやすいようなご質問をさせていただいたり工夫をしながらカウンセリングを行っています。

できるだけゴールを患者様と話し合って明確にすることです。また休みの日や仕事後に勉強会や見学などへ足を運び自分の治療法が間違っていないか、より良い方法がないか勉強を続けています。

ー櫻井先生は内側の美しさも大切にされていらっしゃいますが、どのようなアプローチをしているのでしょうか。

S:腸内環境を整えたり体を動かすことなどトータルで美を追求します。腸内環境に関しては日頃の食生活を含め生活習慣も大切になってきますが、プラスしてサプリなども積極的に取り入れています。筋トレは現在週2回程度で大きく分けてお尻と背中を中心として上半身のトレーニングの日、下半身のトレーニングの日と決めて行っています。

私は主に婦人科形成、糸リフト、ヒアルロン酸を得意としておりますのでこれらのご相談が多いです

ネクサスクリニック櫻井夏子医師カウンセりング

ー次にネクサスクリニックの特徴を教えてください。

S:患者様のために学術的に正しい治療を提供しているクリニックです。

ーたくさん美容クリニックがある中でネクサスクリニックに行こうと思ったわけ、決め手はありますか?

S:クリニックに来て頂けるとお分かり頂けるかと思うのですが、エントランスから診察室までとてもおしゃれな空間で、ここで毎日働けたら素敵だなと思ったのと、ネクサスクリニックの理念である「幸せの連鎖」という言葉にも感銘を受けました。

ークリニックでは施術ごとに担当があるのでしょうか。

S:特に担当などはありませんが、各医師で得意施術は異なります。私は主に婦人科形成、糸リフト、ヒアルロン酸を得意としておりますのでこれらのご相談が多いです。

ーでは美容医療の医師をしていて良かったことは?

S:保険診療ではあまり患者様の笑顔をみる機会を得ることが少ないのですが、美容医療では施術直後お鏡を見ていただいた際などに「すごい、こんなに変わるなんて! 本当にやってよかった!」と喜んでいただけた時に嬉しい気持ちになります。

ー次に、銀座はOLさんやマダムの方などが多いイメージですが、土地柄など来られる患者さんに多いお悩みはありますか。

ネクサスクリニック櫻井夏子医師カウンセりング

S:あまり土地柄によるものは感じないです。やはり所属医師の得意施術のクマ治療、埋没、糸リフト、婦人科形成のご相談が多いですが、年齢も10代の方から60代以上の方まで幅広くお越しいただいておりますし、お悩みもさまざまな印象です。

ー男性で多く寄せられる悩みはありますか?

S:最近では肌質改善などかなり細かいところまで気にされて治療にいらっしゃる方も多い印象です。特に男性に関しては女性よりも日焼けをしてきている方が多いように思いますので、しみだけでなくしわや肌の弾力のなさが目立ちます。また皮脂の分泌が女性よりも多いためニキビやニキビ跡のクレーターでお悩みの方も多い印象です。

ー男性も美容に敏感になる方が増えている印象です。では櫻井先生が行なっている治療の際の痛み対策は?

S:ボトックスなど注入系は振動させるペンを使用したり、麻酔などは十分使用しながら痛みをなるべく最小限にできるよう治療しています。

ポテンツァは毛穴が綺麗になくなり満足している施術です。またボトックスは目周りや口角、えらに使用しており、3カ月おきに注入しています。今後外科治療を受けるとしたらそろそろまた糸リフトの頃かなと思っています

ネクサスクリニック櫻井夏子医師カウンセりング

ー女性はいつからエイジングケアをするべきでしょうか。

S:早ければ早いほど良いので30代からでも始めていただきたいです。

ー婦人科美容に関してですが、美容医療的にはファーストステップとしてどのような施術がよいですか。

S:特に膣の緩みなどは放置してしまうと、お湯漏れや尿もれといった症状だけでなく骨盤臓器脱などのリスクにも繋がります。ファーストステップとしては膣のヒアルロン酸などでしょうか。またご来院いただいた方には膣トレの仕方などもご説明させていただいています。

ーでは櫻井先生が実際に受けて結果が出た美容医療施術を教えてください。また今後外科的な治療を受ける予定はありますか。

S:ポテンツァは毛穴が綺麗になくなり満足している施術です。またボトックスは目周りや口角、えらに使用しており、3カ月おきに注入しています。そのほかとしては糸リフトを1年に1回、HIFUを半年に1回、サーマジェンを3、4カ月に1回、ミラノリピールを1カ月に1回程度行っています。今後外科治療を受けるとしたらそろそろまた糸リフトの頃かなと思っています。

常にある程度の体型はキープできるように食事や運動は心がけています

ネクサスクリニック櫻井夏子医師カウンセりング

ー定期的にたくさん受けてらっしゃるのですね。では「Best Body Japan」の大会準備で、身体を絞る時期などあると思いますが食べたいものはどのように節制していますか。

S:現在は大会には出場していないため”絞る”ということはありませんが、常にある程度の体型はキープできるように食事や運動は心がけています。

ー以前インスタで食品のことについて、かなり詳しく投稿されていましたが、食事で気をつけていること、これは食べるの控えたほうがいいとか、節制していることとかを教えてください。

S:例えばコンビニのお弁当やお惣菜などは添加物が気になるためほとんど食べません。基本的にお弁当を毎日持参しています。また外食などの際は気にせず食べますが、家で食べる際はなるべく自炊をして夜のみお米などの炭水化物は摂取していません。また白米などの精製されたいわゆる白い炭水化物と呼ばれるものはあまり積極的に食べないようにし、家で食べるお米も雑穀米にしています。

お子さんもいらっしゃるのにフルタイムで働き一切疲れも見せずにいつも全力でパワフルな女性、酒井知子院長先生が憧れです

ネクサスクリニック櫻井夏子医師

ーそれでは、ここからプライベートをお聞きします。オフの過ごし方、趣味特技などは?

S:筋トレ、勉強、愛犬の散歩などです。

ー筋トレをはじめてからの身体の変化はありますか? また勉強の内容はどのような事でしょうか? ちなみに愛犬の犬種も教えてください。 

S:筋トレをしてウエストが細くなったこととお尻の高さが高くなりました。ただウエストは細くなってヒップは筋肉により大きくなったので既製品の服が合わなくなりました。飼っている犬はチワワとカニンヘンダックスのミックス犬です。
勉強は主に栄養学についてやもちろん美容医療について勉強しています。

ーお尻の高さが高くなるのは羨ましいです。ワークライフバランスについてはいかがですか。

S:現在は子供がいないためフルタイムで仕事をしていますが出産などを機会に働き方に関しては徐々にスタイルは変えていきたいです。

ネクサスクリニック櫻井夏子医師ミーティング

ーお忙しいと思いますが日々のSNS、動画の発信はいつ作成しているのでしょうか。

S:仕事中の空き時間か、休みの日、仕事後です。

ー動画で今後発信したいこと、企画など、SNS発信で気をつけていることはありますか。

S:もっと美容医療、婦人科美容などが一般的になって敷居が低く感じてもらえるような発信をしていきたいのと、フェムケア関連については女性のライフスタイルの向上にも結びつけられるのでより一層力を入れていきたいです。

ー最近ではフェムケアという言葉をよく目にします。最後の質問ですが、憧れの医師を教えてください。

S:院長の酒井知子先生です。お子さんもいらっしゃるのにフルタイムで働き一切疲れも見せずにいつも全力でパワフルな女性、憧れです。

▼ネクサスクリニックの医師インタビュー記事はこちらも

プラス5(櫻井医師をよく知るための5つの質問)

Q:いつも飲んでいるサプリなどがあれば教えてください!

A:アルベックス、ワカサプリのVitC+D、ヘム鉄、亜鉛、マルチビタミン

Q:「Best Body Japan」に出場するきっかけは?

A:元々はダイエット目的で始めた筋トレ

Q:今一番欲しいものは?

A:さらなる技術

Q:美容の医師にとってもっとも大切なものは?

A:向上心・探究心

Q:故郷のよいところを教えてください

A:港が綺麗なところ

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

ネクサスクリニックエントランス

ネクサスクリニック(NEXUS clinic)
住所:東京都千代田区有楽町2丁目3−5aune有楽町 6階
電話番号:03-6264-5885
診療時間:10:00〜19:00(最終受付 初診17:00/再診17:30)
休診日:不定休

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※櫻井医師の診察をご希望の場合、ご予約時にその旨お伝え下さい。
撮影:田渕日香里

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監修:

櫻井夏子 医師

NEXUS clinic

東京女子医科大学医学部卒業。整形外科医を経て大手美容クリニ ックで副院⻑を務め、2022年NEXUS clinic入職。得意施術は婦人科美容、エイジングケア。婦人科美容については、SNSの動画で積極的に発信しています。プライベートでは筋トレと愛犬の散歩などが趣味。健康美を競う『ベストボディ・ジャパン2019』ドクター部門準グランプリ、『ベストボディ・ジャパン2020』ドクター部門グランプリ。


日本整形外科学会
日本抗加齢医学会

東京女子医科大学卒業
順天堂大学学部附属順天堂医院にて整形外科に携わりその後美容医療へ
大手美容外科入職
同グループ銀座院 副院⻑就任
NEXUS clinic 入職

この記事の監修ドクターが所属するクリニック

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