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人気企画「美人女医インタビュー」第四十一回は、東京・銀座と大阪にあるゼティスビューティークリニックの守屋亜妃(もりや あき)先生です。
院長の鉄先生の看板治療である鼻の治療以外にも多くのメニューを取り揃えていて、その中でも皮膚科治療、脂肪注入をはじめとしたエイジングケア、外科オペなど幅広く担当されている守屋先生。
皮膚科で経験を積み、もともと興味があった美容医療の道へ。ナチュラル志向に基づく患者さんへの提案や、紫外線対策の大切さなど、守屋先生の美容医療に対するスタンスがよくわかるインタビューになりました。
温かみのあるほんわかした雰囲気は、一朝一夕で醸し出せるものではなく、ついなんでも悩みを話したくなります。
見た目によらず!?実はアクティブだったプライベートや今後のビジョンまで詳細に語っていただきました!
目次
- ・医師を志した理由
- ・大学卒業後の経歴
- ・美容医療を志した理由
- ・得意な施術について
- ・ゼティスビューティークリニックの特徴について
- ・来られる患者様に多いお悩みについて
- ・痛み対策について
- ・女性のエイジングケア開始時期について
- ・自身で結果が出た美容医療施術について
- ・ゼティスビューティークリニックの将来像
- ・オフ、休みの過ごし方について
- ・ワークライフバランス、働き方について
- ・憧れの医師について
- ・SNSで注目している医師について
歯科医の家系ですが、小さい頃からどちらかというと歯よりは人体に興味があり、年月を重ねるごとに、父のような人の役に立つ仕事をしたいなと思い、医師の道に進みました
ー医師を志した理由について教えてください。
守屋先生(以下M):歯科医の家系でしたので、医療は身近にありました。小さい頃からどちらかというと歯よりは人体に興味があり、年月を重ねるごとに、父のような人の役に立つ仕事をしたいなと思い、医師の道に進みました。
ーそこは歯科医ではなく?
M:実は歯医者さんが治療するときのドリル音が少し苦手で(笑)。体全体を診れる医師になりたいと思いました。親からも自由な道に進みなさいと言われていましたので、応援してくれました。
ー大学卒業後の経歴をお願いします。
M:大学卒業後は昭和大学江東豊洲病院で2年間研修医をしました。皮膚科や形成外科をはじめ内科、外科、救急、産婦人科など多くの科で学びました。大学を卒業する前から皮膚科や形成外科の、見た目が変わる治療に興味があり、将来は美容に携わりたいと考えていました。美容の治療でも皮膚の疾患の患者様が来る場合もあると思い、保険診療である東京女子医科大学東医療センターの皮膚科に入局し、皮膚科医を経て、ゼティスビューティークリニックに入職しました。
ー皮膚科で学ばれたことはありますか。
M:皮膚に湿疹のようなものができたり、皮が剥けてくる症状で診察に来られる患者様は、メンタル的に負担がある場合があることがわかり、皮膚のケアだけではなく、内面までしっかりケアをすることが大事だと学びました。
あまり知られていないですが、実は皮膚科では手術もします。その手術を通して疾患を治すだけではなく、皮膚を切除し綺麗に元の状態に戻すという技術も学びました。
コンプレックスの解決策としてメイクやダイエットがありますが、医者が手助けできるのは美容外科、美容皮膚科の分野で、悩んでる人の心を助けてあげたいと思いました
ーでは、美容医療を志したきっかけを教えてください。
M:私自身、学生のときに太っていたことなど、誰しもコンプレックスがある時期があると思います。コンプレックスが少しずつ解決していくと、心も考え方も前向きになり、様々なことについてポジティブに人生を進められるきっかけになると思います。その解決策としてメイクやダイエットがありますが、医者が手助けできるのは何かと考えたときに美容外科、美容皮膚科の分野で実際に悩んでる人の心を助けてあげたいと思ったのがきっかけです。
ー守屋先生が美容皮膚科に通うきっかけはありますか。
M:同じ場所にニキビが何度もできるのが嫌だなと思ったことがきっかけです。どうすれば肌がきれいになるのか、はじめはデパートコスメを使用してみたり研究をしていました。しかし思った通りにいかないので美容医療に頼ろうと思い、美容皮膚科に勉強もかねて通い始めました。レーザー治療を始めて、クリニックでの治療で良くなっていく過程で、並行して生活習慣を改善してみたり、ホームケアも自分で頑張らなければ治らないことを身をもって経験しました。
ーホームケアで一番重要なことはなんでしょうか?
M:一番重要なのは日焼け対策です。あとお化粧を落として寝ることです。いくら疲れていても徹底してます。
ーもし万が一、お化粧を落とさずに寝てしまった場合は?
M:その場合、次の日はパックを頑張ります。小さい積み重ねがきれいな状態に持っていくと思います。
全体的に見て、この方の若返りには何が必要かを判断して複合的に施術を提案しています
ー得意な施術についてお願いいたします。
M:シミ取りや毛穴などのお肌の治療はもちろん得意ですが、全般的な若返りも得意としています。注入系のボトックスやヒアルロン酸でシワを改善させることや、手術としては、クマ取りをして疲れた印象を改善しています。あとは糸リフトでフェイスラインをしっかり出すことを得意としてます。全体的に見て、この方の若返りには何が必要かを判断して複合的に施術を提案しています。
ー患者様が思っていた施術とは別の方法を提案されることも?
M:例えばほうれい線が気になる方は、ヒアルロン酸注入を希望して来院されますが、医師から見て希望箇所にピンポイントに入れてしまうと不自然になる場合があり、なぜほうれい線が目立つようになったのか、なぜ目の下のクマが気になるかの原因をまず説明します。治療の段階を経て、ヒアルロン酸が効果的になるパターンや、最初からヒアルロン酸のみで解決しようとすると注入量も増えて不自然なお顔になってしまうパターンなど、そのあたりも私から提案させていただきます。
あとは患者様のダウンタイムがどれくらい取れるか。手術OKの方の場合は手術まで提案させてもらいます。どうしてもダウンタイムが取れない場合は、患者様のライフスタイルに合わせた治療方法をご提案してます。
ー守屋先生のインスタで、額やこめかみの脂肪注入の症例を多く拝見しましたが、脂肪注入をする際の若返りの基準、こだわりはありますか?
M:額、こめかみの脂肪注入は若い方をはじめ、50~60代の幅広い世代の方にも人気の治療になります。若い方には韓国の女優さんのような丸いおでこが人気ですので、どこから見てもほんのり丸さが出ているような丸みを意識しています。しかし40〜50代の方に同じデザインを行うと、不自然になります。エイジングケアとして脂肪注入をされる方には、不自然にならないナチュラルさをイメージして、少しボリュームを押さえたデザインで作っています。
脂肪注入をすることで骨々しさがなくなり女性らしさが出たり、年を重ねていくとどうしても脂肪が下がり、げっそりして疲れた印象が出てしまうので、ボリュームがなくなってしまったところに脂肪を補って、ふっくらかつ元気に見えるような施術を40〜50代の方には行ってます。
ー健康的な印象になることも重要。
M:無理に若返らせるよりは、同い年の人と比べたときに「あっ、きれい」と思ってもらえるような印象になるよう心掛けてます。
ーマイナス何歳くらいがイメージでしょうか。
M:マイナス5~8歳ぐらいです。例えば患者様が50代で全体的に若々しそうな方の場合はもう少し若く見えるように頑張ってみたり、患者様に合わせています。あとはその方の好みもありますので、最適なところを見つけて作っていきます。
「オペ、治療を引き受ける患者様と一生お付き合いできるような関係を築く」ことを心掛けています
ー脂肪注入で使用するコンデンスリッチとナノリッチについて詳しく教えてください。
M:まず脂肪を採取して遠心分離にかけて血液や麻酔液、使用できない脂肪細胞を取り除いて、残った脂肪細胞を用います。一度遠心分離をかけて、粒子が大きい状態がコンデンスリッチ、そこからさらに粒子を細かくしたものがナノリッチになります。使い分けですが、粒子が大きいコンデンスリッチはボリュームを出しやすく形を作りやすいので、おでこや目の下のゴルゴエリア、頬のこけに使用しています。
ナノリッチは粒子が細かくサラサラなので目の際や唇に使用します。皮膚が薄いエリアにコンデンスリッチを入れるとしこりになりやすいので、その場合はナノリッチを使用します。浅いところに入れられるのがナノリッチのメリットです。
ーでは、ゼティスビューティークリニックの特徴を教えてください。
M:鉄院長が鼻が専門で、鼻の施術の患者様が多いですが、鉄院長の考え方としては鼻だけではなく目やフェイスライン、お肌のトータルビューティーをサポートできるクリニックを目指しています。また外側からの治療だけでなく、栄養療法等で内側からも美しくなることができます。
「オペ、治療を引き受ける患者様と一生お付き合いできるような関係を築く」ことを心掛けています。オペや施術を任せていただくので、どのような悩みでも責任をもって向き合っていくのがクリニックの方針です。
ー銀座のゼティスビューティークリニックには4人の先生がいらっしゃいますが、それぞれの担当は決まってますでしょうか。
M:基本的に鉄院長はオペ中心になります。黒田副院長が注入系をはじめ栄養療法や体の内面からのサポートを行っています。私は外科、皮膚科ともにオールマイティに担当しており、最近では栄養療法に関して黒田先生に教わっています。
オペを積極的にされる患者様は20代が多いと思います。30〜40代になるとオペに少し抵抗があったり、お仕事の都合上ダウンタイムがしっかり取れない方もおられますので、切ったりしない肌治療などが多いです
ー来院される患者様はどのような悩みが多いでしょうか。
M:脂肪注入を中心に施術していますので、額、こめかみのへこみが気になる方や、長期間ヒアルロン酸でこめかみを丸くしていたけど、何度も繰り返したくないという方が脂肪注入に来院されています。あとはシミやニキビが治らないなど肌のお悩みも多いと思います。
ー年齢層はどれくらいでしょうか?
M:オペを積極的にされる患者様は20代が多いと思います。30〜40代になるとオペに少し抵抗があったり、お仕事の都合上ダウンタイムがしっかり取れない方もおられますので、切ったりしない肌治療などが多いです。
ー銀座という土地柄ではどうでしょうか。
M:東京駅が近く、全国から来やすい場所にあり、地方から来られる方もいます。学生の方や、銀座なので、夜のお仕事の方も来られます。また院長が中国人であるのと、受付に中国語を話せるスタッフがおりますので、コロナの前は中国から来られる方もいました。今でも日本に住んでいる中国の方が来られます。お肌の悩みやクマ取りに関しても、スタッフが通訳に入ってカウンセリングをしています。
クマ治療で静脈麻酔が嫌だという方には笑気ガスにして、施術中にお声掛けをしています
ーそれでは施術の際の痛み対策についてお願いいたします。
M:基本的に塗る麻酔、笑気ガスの麻酔、静脈麻酔、挿管する全身麻酔の4つで分けています。皮膚治療で少しの痛みを伴う場合は塗る麻酔を使用します。全顔のシミ取りの場合も、レーザーが全顔に当たると結構痛いので塗る麻酔で緩和します。
あとはヒアルロン酸やボトックス注入の場合、針が刺さるときが痛いので、まずしっかりクーリングをして表面の痛みを取り、冷えて痛いのか、針が痛いのか分からない状態にして施術をします。それでも針が怖い方には笑気ガスを使用します。
脂肪注入や脂肪採取のオペになると、静脈麻酔でしっかり寝てる状態で施術を行っています。
ークマ取りや目の際の場合はいかがでしょうか。
M:恐怖心もあるのでクマに関しては基本的には静脈麻酔をお勧めしています。クマの原因である脂肪を取り出すときに多少引っ張るのですが、引っ張られている違和感や痛みが局所麻酔のみでは取れないので、静脈麻酔で寝てる状態で施術をしています。ただ、静脈麻酔が嫌だという方には笑気ガスにして、施術中にお声掛けをしています。恐怖心や麻酔液の痛みはありますので、局所麻酔をうまくまくことと、お声掛けを積極的にすることを心がけています。
いつも患者様には「今日が一番若い」ということと、「少し何か気になる……」と思ったら一日でも早くエイジングケアはしたほうがいいとお伝えしています
ー次に守屋先生は女性はいつからエイジングケアをしたほうがいいとお考えでしょうか。
M:気になったその日から始めた方がいいと思います。いつも患者様には「今日が一番若い」ということと、「少し何か気になる……」と思ったら一日でも早くエイジングケアはしたほうがいいとお伝えしています。気になる程度は皆さん様々ですので一概にいつからとは決められません。ですが日焼け止めを塗るなど紫外線の予防対策は日々心掛けていただければと思います。
日光に当たることで骨が丈夫になるなど成長に必要なことはありますので、完全に日陰だけにいることは難しいと思いますが、紫外線が皮膚に与えるダメージは多くありますので、最低限日焼け止めはこまめな塗り直しが大切です。
ー子供の頃から日焼け止めでケアをしたほうがいいのですね。では20代、30代ではどのようなエイジングケアのお悩みが多いですか?
M:20代の方ではソバカスの改善や肌をきれいにしたい、「輪郭がぼやけてきた気がする」などたるみのお悩みが多いと思います。30代半ばの方は肝斑やお肌の色みです。色むらがあると少し老けた印象になりますので、お肌の色みを改善したい方が多いと思います。
ー具体的にどのような治療をされますか。
M:お顔のたるみや弛みの治療はハイフ(高密度焦点式超音波)や糸リフトがあります。目の下のたるみ、クマの治療は手術が怖いと迷われる方がいらっしゃいますが、眼窩脂肪が出始めてたるみが進行すると目の下がポツッと出て皮膚を伸ばしてしまい、結膜側(下瞼の裏側)から余分な脂肪を取り除くオペだけでは皮膚が余りシワシワになるケースもあります。
そうなるとお顔の表側から余った皮膚を切除する施術も必要になりますので、気になったら早めに取り除いたほうがいいと思います。
肝斑の場合はトーニング(肝斑箇所に弱いレーザーを当て、シミ、肝斑の原因といわれるメラノサイトをおさえ、肝斑を薄くしていく治療)を主体とし生活指導も行なっています。生活指導では適切な日焼け止めの塗り方や洗顔方法をお伝えしています。肝斑でお悩みの方の洗顔を伺うと、お肌をこすりながら洗う方がいらっしゃいます。クリニックでできることとご自宅でできる対策も理解していただき施術をしています。
ー洗顔方法、日焼け止めの他にホームケアでできることはありますか。今ゼオスキンヘルス(ZO SKIN HEALTH。医療機関のみ取り扱いの化粧品)が注目されていますが、貴院でも置いてます。
M:ゼオスキンはきちんと使えばビフォー・アフターの効果が明確に分かるので人気があります。すぐにきれいになりたい、短期間で効果を出したい方には施術に加えゼオスキンを併用していただくと満足度が高いと思います。お肌のお悩みでは肝斑、全体的にシミが多い方、美白、お肌の色むらをなくしたい方に多くご使用いただいています。
ゼオスキンにもいろいろなラインナップがあって、クリニックでの施術は一切なく3カ月間集中的にご自宅だけで行うセラピューティックコースがあります。使うと真っ赤になって皮剥けなどダウンタイムがあります。ダウンタイムが取れない方へは、クリニックとゼオスキンのアイテムの組み合わせをご提案しています。
ーゼオスキンをエイジングケアの一環としてお使いになる方はいますか。
M:いらっしゃいます。ゼオスキンの特徴でもあるビタミンAがお肌の細胞の新陳代謝やコラーゲンの生成を促す効果があります。お肌にいいのはビタミンCのイメージが皆さん強いようですが、ビタミンAもとても大事です。シミ、たるみ、ハリの不足、コラーゲン減少によるシワなどお肌のダメージの原因の8割は紫外線をはじめ太陽光の影響です。
紫外線によってもたらされるお肌の老化を光老化と言います。ビタミンAをしっかり取り入れることでお肌の回復の手助けやダメージを予防できますので、結果的に8割の光老化の予防になり、エイジングケアにつながります。
定期的にピーリングとトーニングをして、最後にデルマシオ(DERMATION)というエレクトロポレーションで美容成分をしっかりお肌に入れています
ー先生はいつからエイジングケアを意識されましたか。
M:私は中学生のときはテニス部で真っ黒でした(笑)。テニスをやりながらも日焼け止めはこまめに塗っていましたが、間に合わなくて日焼けしていました。高校2年生ぐらいから毎日日焼け止めは塗っていたと思います。初めて美容クリニックに行ったのは大学生のときです。
ニキビ治療で通いましたが、学生はあまりお金がないので、通っても半年に1回でした。今思えばこのペースで何か効果があったのか分かりませんが、継続的に美容医療施術を受け始めたのは1〜2年前です。ニキビ跡の赤みを消したかったのでトーニングやゼオスキンを使い、継続して1年半ほどです。
ー他に結果が出た美容医療施術があれば教えてください。
M:定期的にピーリングとトーニングをして、最後にデルマシオ(DERMATION)というエレクトロポレーションで美容成分をしっかりお肌に入れています。劇的に直後から変化がある治療ではありませんが、攻めの治療と守りの治療を1〜1カ月半に1回ぐらい行うことでダウンタイムも少なく徐々に改善しています。
当院で受けていますが、最近は忙しくてあまり時間が取れないのでメインはゼオスキンでケアをしています。毛穴の開きや汚れなどは施術的なものを加えたほうがより結果がいいので、一概にこれのみで解決できるとは言いにくいのですがシミ、乾燥などはゼオスキンで賄えるかなと思います。
外科的な治療は好きです。ダウンタイムなど患者様の負担はありますが、大きな効果が期待でき患者様にもご満足いただいています
ーなるほど。では、ゼティスビューティークリニックをどのようなクリニックにしていきたいですか。
M:クリニックは東京銀座と大阪に展開しています。遠方からお越しいただかなくても主要な都市できちんとした医療施術が適切な価格で受けられるクリニックを作ることが鉄院長の考えです。銀座院としては鉄院長が鼻のオペに造詣が深く、開院当初は鼻のお悩みでいらっしゃる方がほとんどでした。
ですが当院は美肌治療や鼻以外の美容外科手術、栄養療法まで患者様のご要望に幅広くお応えできる体制を整えています。今後も皆さんにSNSなどで情報を発信し、皮膚科治療等ももり立てていきたいと考えています。
ー守屋先生は美容皮膚科以外に鼻尖形成など鼻の手術も行なっていますが外科的な治療は好きですか。
M:外科的な治療は好きです。ダウンタイムなど患者様の負担はありますが、大きな効果が期待でき患者様にもご満足いただいています。ただその一方でお顔にメスを入れる責任の重さを感じています。
ー手術をご希望の方のカウンセリングで気を付けていることはありますか。
M:患者様と同じ目線に立ちお悩みにしっかり向き合うことです。患者様の中にはご自分が何について悩んでいるのか、手術で本当にプラスに変わるのかお悩みをうまく伝えられない方や、今はwebサイト、SNS等で情報を入手しやすく誤った知識を得ている方もいらっしゃいます。
患者様がどのような状態が理想なのかじっくりお話を聞きこちらの考えもきちんとお伝えし、徹底してカウンセリングを行い信頼関係を築くことを大切にしています。無理に信頼関係がない中でオペをしてもトラブルの原因になりますのできちんとコミュニケーションを取りながらカウンセリングをするようには心掛けています。
ー患者様の理想とするところをしっかり聞きだしていくと。
M:はい、そうです。あとはカウンセリングももちろん大事ですが術後の経過観察で来てくださった患者様に「何か心配なことはないですか」とお声掛けし必ずお会いしています。抜糸など主に看護師が対応することも多いのですが、ダウンタイムでお顔が腫れていたりするとやはり「ほんとにこれ大丈夫?」と心配になると思います。ご不安を取り除けるのは医者だと思いますので、患者様の気持ちに寄り添う医師でありたいです。
Kポップがすごく好きなので韓国のアイドルが踊っているのを見ていますが、きっと踊れないなと(笑)
ーアフターケアも先生が見てくださるのは安心して施術を受る気持ちになります。では、ここからプライベートなことをお伺いします。今とてもお忙しい時期だと思いますが、気分転換の仕方やオフの過ごし方を教えていただけますか。
M:実家にトイプードルとパピヨンを飼っているので、犬と戯れることとお天気がいい日はお散歩をするのが好きです。ショッピングがてら、カフェで勉強したり本を読むのが好きです。今はちょっとコロナで控えてますが、ずっと自宅に居られない性分なので外に出て気分転換しています。
ーもうテニスはされないのですか。
M:日焼けが気になるので運動はほとんどしなくなりました。働き始めた頃はテニス、ジャズダンスやヒップホップダンスもやっていました。
ーすごい、実はアクティブなのですね。時々踊りたくなりませんか。
M:そうなんです。実はアクティブだったんですけど最近は98%ぐらいのエネルギーを仕事に費やしているので残りは休息しています。ダンスも今は見る専門です。Kポップがすごく好きなので韓国のアイドルが踊っているのを見ていますが、きっと踊れないなと(笑)。見て楽しんでいます。
あとは職業柄もありますが、以前から雑誌など日本、韓国の芸能人の方のお顔や全身などトータル的に美的な観点でつい見てしまいます。各々の美的センスなど参考になります。
今は、追いかけるより想われて大切にしてもらい穏やかに過ごす方が幸せと感じることが増えました
ーでは仕事とプライベートの両立はどのようにされていますか。
M:お休みはきちんともらえていますが、今は患者様の満足度が高まるよう研修や勉強をしたり、銀座院を盛り上げて行くにはどうしたらいいかを考えています。まだそこまで年数は経っていないので、勉強をする時間は大事だと思います。
ー常にクリニックのことを考えていらっしゃるのですね。次に守屋先生の若い頃はどんな恋愛をされていましたか。
M:(笑)。大学生の頃はどちらかというと追いかける恋愛が多かったです。
ーお相手からとても好かれそうですが。
M:今は、追いかけるより想われて大切にしてもらい穏やかに過ごす方が幸せと感じることが増えました。
ーお休みの日はどのように過ごしていますか。
M:気分転換に外へ出てゆっくりショッピングしたり、水族館に行ったり、好きなカフェで勉強や本を読んで過ごしたりします。
女医さんはいかに自分を売っていけるかもあると思いますので、先生方の症例写真から学んでいきたいと思います
ーでは憧れの医師を教えてください。
M:鉄院長を尊敬しています。出会いのきっかけは、私が鉄院長の症例にとても感銘を受けたことですが、実際にお会いしたときもとても思いやりが深く優しい方でした。ギバー(giver)、テイカー(taker)という言葉がありますが、知識や技術など何でも惜しみなく与えてくれます。私は受けるばかりですが、鉄院長の技術力は素晴らしく、人間性も見習いたいです。
女医さんではルクスクリニックの奥村智子先生です。3人のお子様をお持ちでクリニックを開業されオペもこなされて、本当にすごいなと思います。面識はありませんが湘南美容クリニックにいらっしゃっるときからインスタグラムでフォローさせていただき症例を拝見しています。
ーお会いしたら聞いてみたいことはありますか。
M:やはりワークライフバランスをどのようになさっているのかすごく気になります。また表参道レジュバメディカルクリニックの平田玲奈先生も尊敬しています。技術的な部分はもちろんですがクリニックのブランディングが素敵で、一度クリニックに行ってみたい気持ちになります。
自身がSNSで発信することが苦手です。女医さんはいかに自分を売っていけるかもあると思いますので、先生方の症例写真から学んでいきたいと思います。
ー他には症例写真で一目置いている医師はいますか。またどの点に注目していますか。
M:赤坂ステラクリニックの柳下悠先生です。皮膚の知識が豊富で、理にかなった解説をされています。奥村先生や平田先生の症例写真もよく拝見しています。他の先生方の症例写真も見ますが、私が注目しているのは皮膚の知識をどのように伝えていらっしゃるかです。
外科の症例写真はきれいな仕上がりかそうでないかすぐに分かります。皮膚科はビフォー・アフターを載せても医師の技量は写真だけでは判断できないと思います。裏側に隠されているホームケアなどがあると思います。そこを大切にされているのが柳下先生から伝わってきます。
ー貴重なお話ありがとうございました。
プラス5(守屋先生をよく知るための5つの質問)
Q:好きな水族館は?
A:葛西臨海公園
Q:この施術をこの先生にしてもらいたい!を教えてください
A:鼻なら間違いなく鉄先生
Q:似ていると言われる芸能人は?
A:誰かに似てると言われたことがないのでわかりません!
Q:洋服で好きなブランドは?
A:IENA
Q:銀座の好きなお店教えてください
A:STARBUCKS RESERVE
*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
Zetith Beauty Clinic(ゼティスビューティークリニック)
住所:東京都中央区銀座4丁目2-17 銀座111レジャービル13F
電話番号:03-6271-0977
診療時間:10:00〜19:00 休診日:不定休
無料カウンセリングを申し込む
※守屋先生の診察をご希望の場合、ご予約時にその旨お伝え下さい。
撮影:Take Ohta(SIMA)
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監修:
守屋亜妃 医師
ゼティスビューティークリニック 銀座院
日本大学医学部卒業後、昭和大学江東豊洲病院にて、研修医として学ぶ。東京女子医科東医療センター⽪膚科に入局し、皮膚科医として勤務。現在はゼティスビューティークリニックにて勤務。外科オペから皮膚科まで幅広く担当。得意な施術は、脂肪注入はじめエイジングケア全般。
⽇本⽪膚科学会
⽇本抗加齢学会
日本美容皮膚科学会
日本美容外科学会
⽇本⼤学医学部卒業
昭和⼤学江東豊洲病院勤務
東京⼥⼦医科⼤学東医療センター⽪膚科にて保険診療、都内美容クリニックにて⾃由診療
2020年 Zetith Beauty Clinic 美容⽪膚科・美容内科
この記事の監修ドクターが所属するクリニック
- 住所: 東京都中央区銀座4-2-17銀座 111レジャービル13F
- 最寄駅: 銀座駅C6出口徒歩0分、有楽町駅A0(東側)出口徒歩1分、日比谷駅A1出口徒歩2分
- 院長: 鉄 鑠
- 診療時間: 10:00~19:00
- 休診日: 不定休
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