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大陰唇縮小術とは(概要・基礎知識)

太ももの付け根と小陰唇の間にある、ふっくらした部分が大陰唇と呼ばれます。生まれつき肥大している方、加齢によりボリュームが失われることでしわが目立つようになったと感じた方の大陰唇の形を整える外科的手術です。

余剰な大陰唇を切除し、縫い合わせます。加齢によるハリの失いにはヒアルロン酸や脂肪注入を追加で行うことで、適度なボリュームに改善することができます。部位的に傷の治りが良く、傷跡も目立ちにくいです。溶ける糸を使用して縫合するため抜糸は不要です。施術後1カ月は性交不可となります。

クリニックによっては吸収糸で表面ではなく内側を縫合し表面を癒着させる施術も行っています。この施術方法の場合、表面がくっついたら性交渉が可能であり、最短で1週間前後となります。
切開法と比較してパートナーに知られず手術をすることも可能になります。

大陰唇縮小術が向いている人(こんなお悩みに)

・高齢により大陰唇にシワが目立つ方
・肥大化している方
・急激な体重の変化で大陰唇がたるんでしまった方

ダウンタイム/経過

術後3、4日は僅かながら出血があるため、ナプキンで圧迫の必要あります。

腫れ、痛み、内出血は術後1~2週間で落ち着きます。術後1~2カ月で傷跡は目立ちにくくなります。

術後1カ月で性交可能ですが施術方法によっては1週間で済む場合もあります。通常、溶ける糸を使用するため抜糸はありません。

費用

13~35万円

リスク・副作用

腫れ、痛み、出血、感染、後戻り、血腫、傷口が開く(無理に開いたりすると起こります)、縮小しすぎる、縮小が足りない

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

監修:

平田麻梨子医師

美容外科医

佐賀大学医学部卒業。大学病院にて勤務後、大手美容外科にて院長を経験。2018年からLa Clinique Ginza勤務。
学生のころニキビ肌に悩まされた経験から美容医療の道へ。婦人科形成が得意で、カウンセリングでの柔らかい雰囲気がデリケートな悩みを抱える女性に寄り添います。休日はパーソナルトレーナーがいるジムや料理教室に通い内側、外側からの美しさを追求しています。

佐賀大学医学部卒
九州大学病院、国立機構九州医療センターで研修を受ける
2013年湘南美容クリニック勤務、分院長を歴任
2018年自由診療、保険診療両分野の医師として活躍中

婦人科の他の治療

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  • 休診日: 年中無休

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