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人気企画「美人女医インタビュー」第八十二回は、東京・自由が丘駅からほど近いセレンクオーツクリニック(Serene Quartz Clinic)で院長を務める中村杏奈(なかむら あんな)先生です。
やわらかな光が差し込む、ゆったりとした空間で美しさも心も満たしてくれる「セレンクオーツクリニック」。クリニック名には“心の平穏”を取り戻してほしいという想いが込められています。
中村先生が得意とする施術は、くま取りや糸リフト。それぞれ3,000件以上の実績を誇ります。徹底しているのは「やりすぎない自然な美」。確かな技術と丁寧なアプローチで理想のエイジングケアを叶えてくれます。心のケアまで見据えた、通うほどに気持ちまで前向きになれる診療スタイルが印象的です。
終始、柔らかく親しみやすい笑顔でお話ししてくださった中村先生。話題が深まるにつれ、仕事もプライベートも全力でやり切る、情熱的で飾らない素顔がのぞきます。仕事と子育ての両立、開業への思い、心理カウンセリングのこと、やりきった!?恋愛エピソード、意外な趣味のお話まで……。中村先生の等身大の魅力に迫りました。それではどうぞ!
目次
- ・医師を志した理由は?
- ・大学ご卒業後の経歴は?
- ・美容医療を志した理由は?
- ・得意な施術について
- ・セレンクオーツクリニックの特徴について
- ・美容医療の医師をしていて良かったことは?
- ・来られる患者様に多いお悩みについて
- ・痛み対策について
- ・女性のエイジングケア開始時期について
- ・ご自身の美容法(結果が出た美容医療施術)は?
- ・どのようなクリニックにしていきたいか
- ・オフ、休みの過ごし方、趣味特技など
- ・ワークライフバランス、働き方について
- ・忘れられない恋愛について
- ・憧れの医師
- ・SNSで注目している医師
幼い頃から父が診療に励む姿を見て育ち、「自分も将来は誰かの役に立つ医師になるのだろう」と自然と考えるようになりました

ー医師を志した理由を教えてください。
中村先生(以下N):父が医師だったことが大きなきっかけです。幼い頃から父が診療に励む姿を見て育ち、「自分も将来は誰かの役に立つ医師になるのだろう」と自然と考えるようになりました。他の職業を選ぶことは選択肢にありませんでした。
ーお父様は何科でいらっしゃったんですか。
N:父は外科、呼吸器外科でした。
ー大学卒業後のご経歴をお聞かせください。
N:卒業した大学病院で初期研修を2年間行い、その後、初期研修中に子供を出産した関係もあって、一旦美容皮膚科のクリニックで非常勤として働き始めました。それが思いのほか楽しく、5年ほど非常勤で美容皮膚科のクリニックに勤務しました。その後5年間、TCB東京中央美容外科で勤務し、現在に至ります。

ー美容の道に進もうと思われたきっかけは、ご出産後ということでしょうか。
N:そうですね。ただ、元々美容には興味がありました。後期研修は皮膚科を選択しようと思い、内定もいただいていたのですが、出産の関係でキャリアのタイミングを調整する時期があり、その際に美容のアルバイトをしたところ、意外と楽しくて。そういう経緯もあり、元々興味はありましたが、生活スタイルの面も関係していたと思います。
得意な施術はくま取りと糸リフトです。決してやりすぎないことを心がけています

ー中村先生が得意とされている施術は何ですか。
N:くま取りと糸リフトです。
ーホームページを拝見したのですが、くま取りと糸リフト、二重、それぞれ3,000件以上の症例実績をお持ちなんですね。
N:前職の美容外科が大手だったので、非常に多くの患者様を担当させていただく機会に恵まれ、症例経験を積むことができました。
ー患者さんはそれぞれどのようなお悩みやご希望で来院されていますか。
N:くま取りのご相談では、目の下が膨らんでいるというお悩みが多いのですが、ご自身で「膨らみ」と自覚されているというよりは、「なんとなく目の下が気になる」とおっしゃっていらっしゃることが多いです。
二重施術は以前は若い方のご希望が中心でしたが、最近はくま取りでご来院された際、上まぶたのたるみを気にされている方も多いため、そういった方に二重治療をご提案することが増えています。
糸リフトについては、美容医療の認知が広がったことで名称をご存じの方も増えましたが、シンプルに「顔のたるみが気になる」とご相談に来られる方も大勢いらっしゃいます。
機器による皮膚の照射治療に比べ、糸リフトは1回でより確実な引き上げ効果を実感していただけるため、たるみが気になる方には糸リフトをお勧めしています。

ー得意な施術であるくま取りと糸リフトでの、中村先生のこだわりを教えてください。
N:決してやりすぎないことを心がけています。糸リフトも、引き上げようと思えばぎゅっと直後に引き上げることはできるのですが、特にある程度の年齢になってくると、不自然な仕上がりを避けたいと望まれる方も多いので、そこは避けるようにしています。
くま取りに関しても、取ろうと思えば脂肪はどんどん取れてしまいますが、やりすぎると凹んでしまったりすることがあるので、適度な治療を目指しています。
ー例えば糸リフトで患者さんが「もっとしっかり上げたい」と言われた場合はいかがですか。
N:患者様がご希望されるのであれば、しっかりと上げることもあります。
いずれは心理カウンセリングも取り入れたいです。クリニック名のセレンには心の平穏、クオーツには心身を整えるパワーストーンを重ねています

ーセレンクオーツクリニックの特徴を教えてください。
N:このクリニックは、30代後半ぐらいから50代、60代ぐらいの患者様を想定して開院しました。そのためエイジングケアにおいても、先ほどの話ともつながりますが、やりすぎず、自然で調和の取れた美を目指すことを考えています。
もう1点は、外見を整えるだけでなく、気持ちの面でも前向きになっていただけるよう、いずれは心理カウンセリングも取り入れていきたいと思っています。
クリニック名の「セレン(Serene)」には心の平穏という意味を込めていて、「クオーツ(Quartz)」には心身を整えるパワーストーンのイメージを重ねています。通っていただくことで気持ちまで明るくなれる場所にしたいという想いが込められています。
ー中村先生のお名前をクリニック名にされなかったのはなぜでしょうか。
N:ご自身の名前を入れられるクリニック様も多くありますよね。ただ私自身は自分を前面に出さなくてもいいかなと考えていまして、このクリニック名にしました。
ー心理カウンセリングとの連携も考えているのですね。
N:今はその第一歩として、初診の患者様に心理問診を受けていただいています。データを集めながら具体的な展開方法を模索している段階です。いつか良い形で実現させたいです。
「新しいことにチャレンジできた」などお顔の変化をきっかけに人生が好転していくサポートができた瞬間は、やはりやっていてよかったなと思います

ー美容医療の医師をしていてよかったことはありますか。
N:施術の仕上がりに満足していただけることはもちろん、「キレイになったことで自分に自信がつき、仕事で昇進できた」「新しいことにチャレンジできた」といったお声をいただいたときです。お顔の変化をきっかけに人生が好転していくサポートができたと感じられる瞬間は、やはりやっていてよかったなと思います。
ー来院される患者さんに多いお悩みは何ですか。
N:今は私が糸リフトなどの施術を推している影響もあると思いますが、たるみのご相談が最近増えています。あとはシミのお悩みもよく寄せられます。
ーどのような年齢層の方が来院されていますか。
N:今は40代の方が多い印象です。
ー地元の患者さんも多いのでしょうか。
N:はい、自由が丘周辺にお住まいの方が中心です。新宿や渋谷のような大きなターミナル駅とは異なり、地元の方が日常の延長で通いやすい環境なのだと感じています。
ー施術の痛み対策はどのようなことをされていますか。
N:前職でも行っていたのですが、特に麻酔の際が痛いので、麻酔中は看護師が患者様の肩をとんとんと優しくたたいています。それが安心すると言ってくださる方が多いですね。あとは、「痛みは大丈夫ですか」と声掛けを多くしながら、ゆっくり進めるようにしています。
私の考えとしては、可能であれば20代後半から少しずつ始めていただくのが理想的です

ー女性はいつ頃からエイジングケアを始めた方がいいでしょうか。
N:私の考えとしては、可能であれば20代後半から少しずつ始めていただくのが理想的です。いきなり本格的な施術を行う必要はありません。例えば、日焼け止めを毎日しっかりと塗ることも立派なエイジングケア、予防対策の一つです。
紫外線対策の習慣自体は若いうちから持っておくに越したことはありませんが、20代後半からは日焼け止めに加え、たまにでもフォトフェイシャルなどの光治療を取り入れてコツコツとシミ対策をしておくと、将来のお肌に大きな違いが出てきます。

ーなぜ20代後半からのケアをおすすめされるのでしょうか。
N:どうしても30代に入ると、蓄積されたダメージによってシワやシミなどのエイジングサインが少しずつ表面化してくるからです。本格的な変化が現れる前から予防を始めておくことで、お肌の老化スピードを緩やかにすることができます。
ただ、これは私が美容医療業界にいて、20代のクリニックスタッフさんたちがそういう意識を持ってケアをしているのを見ているから、私の基準かもしれません。一般的には30代に入ってからでも決して手遅れということはないと思います。
くま取りや糸リフト、あご下の脂肪吸引も効果を実感できた施術です。ピーリングとフォトフェイシャルも継続しています

ー中村先生ご自身が実際に受けて良かった施術を教えてください。
N:たくさんあります(笑)。くま取りや糸リフトは受けて本当に良かったと感じていますし、あご下の脂肪吸引も効果を実感できた施術です。
また、ピーリングとフォトフェイシャルも継続しています。1年ほどお手入れをお休みすると、やはり少しずつ肌のくすみが気になり始めてしまうので、コツコツ継続することが大切だと実感しています。
ー糸リフトはどのくらいの頻度で受けられていますか。
N:数年前から1年から1年半に1回ほどのペースで継続しています。とは言っても、実は私も美容医療業界に入るまでは「施術が怖い」というイメージがとても強くて、長年手を出すことができませんでした。
単に綺麗にするというだけでなく、もう一歩、患者様の背景に踏み込んだ医療やサービスを提供したいと考えています

ー今後、セレンクオーツクリニックをどのようなクリニックにしていきたいですか。
N:先ほどもお伝えした通り、単に綺麗にするというだけでなく、もう一歩、患者様の背景に踏み込んだ医療やサービスを提供したいと考えています。
また美容医療に関しても、以前勤務していた大手美容外科ではマニュアルに沿った診療が中心で、取り入れる薬剤や製剤を自分で決めることはできませんでした。開業した現在は自由に選択できる環境になりましたので、質の高い治療法や製剤の導入を追求していきたいです。
ポールダンスは20代前半ぐらいから細々とやっているのですが、最近やっと再開したところです

ーここからプライベートについてお伺いします。お休みの日はどのように過ごされていますか。
N:小学生の子どもがいるので、休日は家事や子どもの用事を済ませているとあっという間に一日が終わってしまいますね。
ーインスタグラムを拝見したのですが、ポールダンスをされているのでしょうか。
N:そうなんです、よく見つけられましたね(笑)。フィード投稿だと結構昔のものになりますよね。20代前半ぐらいから細々とやっているのですが、たまにやってはまた間隔が空いて、というのを繰り返していて、最近やっと再開したところです。
ー始められたきっかけは何だったのでしょうか。
N:今から15年ほど前に、ポールダンスが話題になった時期がありましたよね。その頃にYouTubeで競技としてのポールダンス映像を目にして、その時に「すごく格好いい! こんなにアクロバティックに踊れたら気持ちよさそう」と思ったのがきっかけでした。
ただ、最初に体験レッスンへ行った際、技の難しさに「これは無理だ」と一度挫折してしまって……(笑)。当時は同じ教室にあった、アクロバティックなことはせず、可愛い衣装を着て踊るバーレスククラスに思わず逃げてしまったんです。
それでも数年が経ち、「やっぱり挑戦したい」と思い立ち、ポールダンスを再開しました。なかなか難易度は高いですが、いつか格好よく踊れるようになることを目指して、マイペースに続けています。
ーアクティブな一面もお持ちなんですね。
N:私自身、普段はアウトドアというより基本的にインドア派なんです(笑)。ただ、たまに「何か新しいことに挑戦してみたい」という気持ちが出てくるんですよね。
自分のペースで時間を捻出しながら、少しずつプライベートや子どもと向き合う時間も大切にしていきたいですね

ー開業直後でお忙しい時期かと思いますが、ワークライフバランスはいかがですか?
N:働き方の見直しも、開業を決意したきっかけの一つです。以前勤務していた大手美容外科では院長を務めさせていただいていたのですが、当時は日々の残業に追われ、子どもと過ごす時間がなかなか取れずにいました。
現在も開業したばかりで同じくらい忙しい毎日ですが、自分のペースで時間を捻出しながら、少しずつプライベートや子どもと向き合う時間も大切にしていきたいですね。
恋愛って、そこまで限界までやり切るものではないのかもしれません(笑)

ー皆さんにお伺いしているのですが、若い頃の忘れられない恋愛のエピソードを教えていただけますか。
N:そんな質問ですか(笑)。思い返すと、やっぱり学生時代にお付き合いした方との恋愛ですね。当時は半年ほどで一度別れてしまったのですが、その後に再会して。そこから5年ほど付き合って、最終的に結婚したんです。
ーということは、ご主人とのエピソードですか。
N:……と思いきや、実はその後に離婚していまして(笑)。今はシングルなんです。なので元旦那さんとの話なのですが、やっぱりそれが人生で一番の大恋愛だったなと感じますね。
でも、そこまで人を好きになって、自分の中でやり切った恋愛だったからこそ、今はまったく未練もなく気持ちよく吹っ切れています。ただ、何でも全力でやり切ろうとしすぎるのも考えものだな、というのが大きな学びですね。恋愛って、そこまで限界までやり切るものではないのかもしれません(笑)。
憧れの医師は今泉スキンクリニックの今泉明子先生です。SNSの症例写真で一目置いている医師は表参道レジュバメディカルクリニックの平田玲奈先生です

ー憧れている医師はいらっしゃいますか。
N:素晴らしい先生がたくさんいらっしゃいますが、美容医療の分野でしたら今泉スキンクリニックの今泉明子先生です。常に学会等で活躍されていて、本当に尊敬できる先生です。
私自身も実際に施術を受けたことがあるのですが、不要な治療はお勧めしないという姿勢がとても印象に残っています。医師としてのキャリアも長く、今もなお第一線で輝かれている姿は本当に格好良いです。
ー最後の質問ですが、インスタグラムなどのSNSの症例写真で一目置いている医師はいらっしゃいますか。
N:一目置いているというと少しおこがましいのですが、仲良くさせていただいている表参道レジュバメディカルクリニックの平田玲奈先生です。
実は初期研修医時代の同期なのですが、私より5年ほど早く開業されていて、私も開業初期の時期に少し働かせていただいた経験があります。インスタグラムの世界観も洗練されていますし、学術的な情報を多く発信されているので、いつも素敵だなと思って拝見しています。
ーありがとうございます。インタビューは以上です。
N:ありがとうございます。
プラス5(中村先生をよく知るための5つの質問)
Q:ずっと推してるアーティストと最近推しているアーティストを教えてください
A:私自身の推しはあまりないんですけど、子どもが今BTSの『テテ』を推しています
Q:スタッフや家族から、どんな性格だと言われますか?
A:結構、優しいと言われます
Q:これだけはメーカーがなくなったら困る、好きなお酒の銘柄(ブランド)は?
A:好きでよく飲むのは、『角ハイボール 〈濃いめ〉』です
Q:SNSでバズってるけど、実は微妙な施術やトレンドは?
A:エクソソームはちょっとまだエビデンスが少ないかなと思って、うちでは扱ってないです
Q:今の美容医療業界で、正直”やりすぎ”だと感じることは?
A:最近施術の価格を下げ過ぎかなと思っています
*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込です。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

セレンクオーツクリニック
住所:東京都目黒区自由が丘2丁目17-6
BIOPHILIA PLACE JIYUGAOKA1階
診療時間:9:00~18:00
休診日:不定休
カウンセリングを申し込む
※中村医師の診察をご希望の場合、ご予約時にその旨お伝え下さい。
撮影:新井章大
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監修:
中村杏奈 医師
セレンクオーツクリニック(Serene Quartz Clinic)
東京慈恵会医科大学卒業。同大学病院での初期研修後、美容皮膚科を経て大手美容外科で院長を務める。2026年セレンクオーツクリニックを開業。くま取りや糸リフト、二重施術においてそれぞれ3,000件以上の豊富な症例実績を誇る。「やりすぎない自然な美しさ」にこだわった丁寧な治療に定評がある。
将来的な心理カウンセリングとの融合も見据え、患者の心まで前向きにする美容医療を追求している。
得意な施術は、くま取り、糸リフト。
東京慈恵会医科大学卒業
東京慈恵会医科大学本院 初期研修修了
都内美容皮膚科クリニック勤務
大手美容外科 高田馬場院 院長
大手美容外科 町田院 院長
Serene Quartz Clinic開業
- 住所: 東京都目黒区自由が丘2丁目17-6 BIOPHILIA PLACE JIYUGAOKA1階
- 最寄駅: 自由が丘駅徒歩5分
- 院長: 中村杏奈
- 診療時間: 9:00~18:00
- 休診日: 不定休
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