膣縮小・膣壁縮小とは(概要・基礎知識)

生まれつき、加齢、出産により緩んでしまった膣、膣壁を外科的治療で縮小させます。女性器の美容外科的治療はとてもデリケートな内容です。特に膣のゆるみはパートナーとの関係性にも大きく関わるだけでなく、膣のゆるみは尿漏れ等の日常生活にも影響を及ぼします。

膣縮小の方法としては、筒である膣の壁の粘膜を3〜4cm切除し縫合することによって物理的に縮める方法がメインになります。施術時間も30分~1時間で終わります。クリニックによって術後2日間はタンポンを入れ、抗生剤入りのローションを処方するクリニックもあります。また抜糸については溶ける糸を使用するため必要ありません。術後約1カ月は性交は控えてください。

膣壁縮小はクリニックによって施術方法がいくつかあります。より長期的に根本的に改善する方法としては、緩んでいる膣壁の筋肉を縫い合わせる方法があります。また、膣の壁をその裏側からボリュームを出すことで膣の内腔を狭くする方法として、ヒアルロン酸や脂肪注入という方法もあります。またヒアルロン酸は6カ月~で吸収されてしまいます。

膣縮小・膣壁縮小が向いている人(こんなお悩みに)

・膣が緩んでいると感じている方
・出産後膣が緩んでしまった方

ダウンタイム/経過

大まかな痛み腫れは約1~2週間で落ち着きます。
術後3、4日は僅かながら出血・腫れがあるため、ナプキンやタンポンで圧迫の必要あります。

術後1カ月で性交可能。通常溶ける糸を使用するため抜糸はありません。

※ご自身の脂肪使用の場合は脂肪吸引部位の圧迫、抜糸があります。

費用

23~40万円

リスク・副作用

腫れ、出血、感染、内出血、膣入口付近の縫合のみでは効果が薄い可能性あり

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

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