陰核(クリトリス)包茎術とは(概要・基礎知識)

陰核(クリトリス)包茎術とはクリトリスを覆っている皮膚を切除することで、外部からの刺激が直接伝わるようになり、感度が良くなり、不感症改善に繋がります。また、大部分が包まれていると、分泌物や垢が溜まることで不衛生な状態になり、臭いの原因にもなります。

施術方法はかぶさっている皮膚を切開し、縫い合わせます。手術時間は約30分と短時間で終わります。傷跡は非常に目立ちにくい部位となり、翌日から日常生活を送ることができますが、激しい運動は約1カ月は控えると良いでしょう。縫合には吸収される糸を使用するため抜糸の必要はありません。術後1カ月は傷が開かないためにも性交は控えましょう。

陰核(クリトリス)包茎術が向いている人(こんなお悩みに)

・クリトリスを覆う包皮を切除したい方
・臭いや垢が溜まって気になる方
・不感症の方

ダウンタイム/経過

術後の痛みは2~3日で落ち着きます。また術直後~4日は僅かながら出血・腫れがあるため、ナプキンで圧迫をしてください。

術後1カ月で性交可能です。
通常、溶ける糸を使用するため抜糸はありません。

費用

10~15万円

リスク・副作用

腫れ、出血、陰核を傷つけてしまう、手術の傷跡が残る、感染、左右差、糸の露出、後戻り、形成のし過ぎ、形成が足りない、傷口が開く(施術部位を無理に触る)

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*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

監修:

平田麻梨子医師

美容外科医

佐賀大学医学部卒業。大学病院にて勤務後、大手美容外科にて院長を経験。2018年からLa Clinique Ginza勤務。
学生のころニキビ肌に悩まされた経験から美容医療の道へ。婦人科形成が得意で、カウンセリングでの柔らかい雰囲気がデリケートな悩みを抱える女性に寄り添います。休日はパーソナルトレーナーがいるジムや料理教室に通い内側、外側からの美しさを追求しています。

佐賀大学医学部卒
九州大学病院、国立機構九州医療センターで研修を受ける
2013年湘南美容クリニック勤務、分院長を歴任
2018年自由診療、保険診療両分野の医師として活躍中

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