ウルセラ(ウルセラリフト)とは(概要・基礎知識)

高密度焦点式超音波=HIFU(ハイフ=High Intensity Focused Ultrasound)と呼ばれる超音波を一点に集約し、肌の表面にダメージを与えることなく、皮下の層に熱を起こしてSMASを引き上げるリフトアップ法です。

確かなリフトアップ効果を得るためにはSMASへのアプローチが必須ですが、皮膚を切開する手術には抵抗がある方も多いでしょう。ウルセラは「切らないリフトアップ」とも呼ばれ、術後2カ月程度の時間をかけて徐々に効果が現れるため周りに気づかれる心配もありません。

ウルセラはサーマクールよりも皮膚の深い位置に超音波を照射できるとされます。おもな施術部位は、目もと、眉、首(上部)、額(側頭部)、フェイスライン、こめかみ、頬など。たるみ治療の定番サーマクールとの併用をすすめているクリニックもあります。なお、ウルセラはFDA(米国食品医薬品局、日本の厚生労働省のような機関)認可の医療機器です。

ウルセラ(ウルセラリフト)が向いている人(こんなお悩みに)

・切らずに顔のたるみを改善したい方
・下顔面のたるみが気になる
・フェイスラインがたるんでいる

ダウンタイム/経過

表面的な赤みは数時間で消失します。1週間程噛む筋肉(咬筋)が筋肉痛のようになることがあります。まれにエラの辺りが腫れることがありますが1~2週間でおさまります。

費用

顔全体で17~40万円くらい

リスク・副作用

認定医照射が必須。まれに内出血が起こることがあります。 また、しびれや違和感が出ることがありますが、1カ月程度で消失します。クリニックにより照射数がかなり差があります。

【すぐに探せます![地域✕施術]全国おすすめクリニック一覧はこちら】

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

監修:

二宮幸三医師

東京美容皮膚科クリニック

東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。整形外科、麻酔科の臨床経験のち美容皮膚科にて勤務。2010年東京美容皮膚科クリニック開設。
モットーは「美容外科から切らない美容皮膚科医療へ」。ウルセラ、サーマクールなどのアンチエイジング機器に造詣が深い。またレーザー治療やメディカルエステも行い、幅広い美容皮膚科メニューを提供しています。ウルセラ認定医、サーマクール認定医、スマスセラ指導医取得。

東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
慈恵医大病院 整形外科・麻酔科にて臨床研修終了
東京慈恵会医科大学解剖学講座第一 所属
Medical Plastic Surgery Clinicで従事
Central Clinic 美容外来 開設
2010年 東京美容皮膚科Clinic 開設

エイジングケアの他の治療

エイジングケアに関連する記事

  • 日本生まれのRFたるみ治療機器サーマジェンとは。HIFUとの比較、相乗効果も解説

    Contents サーマジェンとは サーマジェンの痛みやダウンタイムについて やはり継続治療が必要? サーマジェンと併用すると良い施術 まとめ 美容クリニックに勤務する筆者は、様々な美容施術や美容外科のオペを受けたり、クリニック専売のスキンケアを使用しています。患者さんの痛みや不安を理解するためということはもちろんなのですが、肌や顔にコンプレックスがあるため少しでも自分の理想とする自分になるべく、数えきれないくらいの施術を行っています。 様々な施術を行ってきて特に気に入っているのは、20代後半に入って顔のたるみが気になるようになってきたため受けたサーマジェンです。たるみ治療といえば、ハイフも人気ですし私自身もとても好きで、特にリニアを定期的に継続して行っていたのですが、ダイエットで8キロほど痩せたことによって皮膚の表面がたるんでしまったのです。 リニ

  • ヒアルロン酸注入の基礎とその注入法“ビスタシェイプ”

    ヒアルロン酸の注入は、シワ取りなどの若返りを始め、鼻や顎、バストの形成などに用いられている方法です。そして、若返りのシワ取りといえば、ボツリヌス治療(ボトックス)もよく知られていますね。ヒアルロン酸注入やボツリヌス治療はそれぞれに異なった特徴を持ち、それぞれに若返りのシワ取りを実現させる方法ですが、現在では、より合理的に若返りを実現させるビスタシェイプ(VISTA-Shape)という治療法が登場してきました。 それでは、ヒアルロン酸注入とはどのような施術かおさらいをするとともに、その効果や特徴、最新のビスタシェイプについて解説します。 ヒアルロン酸注入の効果と特徴とは? ヒアルロン酸注入は、メスを使用することなく注射針でヒアルロン酸を皮下に注入し、鼻や顎の形成、そして、気になるシワの部分に注入することにより、シワの溝を目立たなくする効果を持っています。また、ヒアル

    この記事は、
    いなばクリニック
    稲葉岳也医師が監修しています。

  • ほうれい線ができる原因と予防&薄くする方法はコレ!

    うっすらと浮かぶほうれい線は老けた印象を与えてしまうシワのひとつ。鏡を覗いていてハッとした経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。一度できてしまったほうれい線を消すのは簡単ではありませんが、不可能とも言えません。ここでは気になるほうれい線を薄くするいろいろな方法について詳しくご紹介します。 目次 1.気になるほうれい線を薄くする方法とは 1-1.ほうれい線の原因 1-2.ほうれい線を薄くするスキンケアケア 1-3.ほうれい線を薄くする美顔器 1-4.ほうれい線を薄くするエクササイズ 2.美容外科・美容皮膚科で行うほうれい線のケア 2-1.注入系のケア 2-2.機器によるケア 2-3.その他のケア 3.まとめ 1.気になるほうれい線を薄くする方法とは ほうれい線は薄いうちに手を打てば、目立たなくすることも不

    この記事は、
    八重洲形成外科・美容皮膚科
    原かや医師が監修しています。

  • たるみ治療はレイヤー(層)で考える! レイヤーごとのたるみ治療方法

    たるみ治療といえば、最近ではハイフが1番人気のある施術かもしれません。ですが、もっとよく調べるとハイフ以外にもたくさんのたるみ治療があることに気がつくと思います。超音波、RF、ヒアルロン酸……一体自分的にはどれがたるみに効果のある治療なのか、調べても一般の方が理解するのはとても難しいと思います。 多くの治療を比較して、どの治療が自分に1番効果があるのか、皆さん迷ってしまうのではないでしょうか? 今回はそんなたるみ治療難民の皆さまに、クリニックではどういった考え方でたるみ治療を提案しているのか、ドクターはどこを診てたるみ治療をすすめているのか、そのひとつの極意をお伝えしていきます。 【監修医師からのワンポイント】たるみは年齢とともに進行し、誰しも避けられない変化です。たるみを完全に元通りにすることは難しいですが、個人に合った治療方法により、大きく改善したり予防的な効果が期待でき

    この記事は、
    PERSONAL BEAUTY CLINIC TOKYO 銀座
    川守田詩乃医師が監修しています。

  • シワや血管、“老い”が出る手の甲(手背)の美容医療とは。大切な普段の自宅ケアも解説

    Contents なぜ手の甲(手背)で特に老いを感じるのか 手の甲(手背)への美容医療施術 自宅でできる手の甲(手背)のケア まとめ よく、芸能人で顔はとても若々しく綺麗なのに、体のパーツで老いを感じるなんてことありませんか?よく言われるパーツとしては首と手の甲が挙げられます。また、美容医療に初めてくる方の中にお悩みとして顔と一緒に相談されるケースもとても多いです。 「普段は気にしていなかったけれど、気づいたらしわしわでおばあさんのような手になってしまって、どうして良いのかわからない。なんとかなりませんか」と患者様からよく聞かれます。確かに、手の甲や首はパーツとしてよく目に入る部分ですし、顔はUVケアや保湿をしっかりしていても、体はUVケアや保湿ができていないという方がとても多いです。 ロート製薬の調査では、半数が顔と髪の次に、手に老化を感じていることが

    この記事は、
    ATSUKO CLINIC 美容・形成外科
    高原厚子医師が監修しています。

  • 進行度ごとの目元のしわ改善法。おすすめ美容液・クリームほか

    空気が乾燥する季節になると、目元のシワが気になりはじめるという人はいませんか?うっすらと浮かんだちりめんジワや深くくっきりと刻まれたしわが気になって、思い切り笑うことができないという方もいるかもしれませんね。でも、目元のしわは初期段階でケアを始めれば、深いしわになるのを防ぐことも不可能ではありません。ここで目元のしわを改善するための方法について、しわの進行具合ごとに詳しく解説していきます。 目次 1.目元のしわってなぜできるの? 1-1.目元のしわができる原因とは 1-2.目の疲れやこんな習慣が原因になることも 2.目元のしわを改善する方法 2-1.目元のしわを改善するコスメ 2-2.美容外科でのケア 13.まとめ 1.目元のしわってなぜできるの? カラスの足跡とも呼ばれる目元のシワ。笑ったときにできる「ハッピーライン」とポジティブにとらえる人もいます

    この記事は、
    六本木スキンクリニック
    鈴木稚子医師が監修しています。

エイジングケアのコラムを見る

の治療カテゴリ