イントラジェンとは(概要・基礎知識)
ラジオ波(RF)と呼ばれる高周波を肌に格子状に照射し熱を加えることでコラーゲンの生成を促して内側から肌を引き締める治療です。GFR(Grid Fractional Radio frequency)テクノロジーを採用しているため、GFRとも呼ばれています。GFRは皮膚の奥にいくにつれて熱エネルギーが均一に広がるため、効果にムラが出ることなく、効率よく肌を引き締めることができます。照射によって真皮のコラーゲン繊維が収縮するので即時の引き締め効果があり、ハリ感を実感することが出来ます。またその後3か月程度のあいだ、真皮層でのコラーゲンの産生を持続的に促されるため、肌のハリ感、小じわの改善、毛穴の改善、リフトアップなどの効果がさらにあらわれてきます。
従来のRF治療機と比較してイントラジェンは、肌表面へのダメージをおさえることができるようになり、同じような原理で肌を引き締めるサーマクールCPTなどの施術より痛みが少なくなりました。さらにサーマクールCPTと比較して費用も安くなっています。
イントラジェンが向いている人(こんなお悩みに)
・小じわを改善したい方・目立つ毛穴が気になる方
・たるみが気になる方
・痛みに弱い方
ダウンタイム/経過
赤みが出ることがあるが数時間から1日で引いてきます。ダウンタイムはほとんどありません。当日からメイクが可能です。
紫外線を避け、保湿を心がけましょう。
費用
全顔8~10万円程度リスク・副作用
術後、赤みが出る方が多くなっています。副作用はほとんどありませんが、術後紫外線対策と保湿が必要です。
*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
五反田希和子医師
美容外科医
長崎大学医学部医学科卒業。
美容医療は「喜びの医療」をモットーに診療し、形成外科専門医のほかに日本レーザー医学会専門医としての資格を持つ。
長崎大学医学部医学科 卒業
国立病院機構 九州医療センター
久留米大学病院 形成外科
済生会福岡総合病院 形成外科
久留米大学病院 形成外科
宗像水光会病院 形成外科
久留米大学病院 形成外科
済生会二日市病院 形成外科
ビスポーククリニック福岡院 院長

エイジングケアの他の治療
エイジングケアの治療が受けられるクリニック
- 住所: 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目133-2 医療モール WelBe 5F
- 最寄駅: JR線、東武線大宮駅西口徒歩2分
- 院長: 伊藤 哲郎
- 診療時間: 10:00~19:00
- 休診日: 年中無休
- 住所: 大阪府大阪市北区梅田1-11-4大阪駅前第4ビル6F
- 最寄駅: JR大阪駅中央改札口徒歩約7分、JR北新地駅東改札口徒歩約5分、阪神梅田駅D-28出口徒歩約5分、阪急梅田駅中央改札口徒歩約10分、地下鉄御堂筋線梅田駅南改札口徒歩約5分、地下鉄谷町線東梅田駅9番出口徒歩約3分、地下鉄四つ橋線西梅田駅7~10番出口徒歩約5分
- 院長: 松下 尚弘
- 診療時間: 10:00~20:00
- 休診日: 年中無休
- 住所: 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー24F
- 最寄駅: JR新宿駅西口徒歩10分 、東京メトロ丸の内線西新宿駅直結、都営地下鉄大江戸線都庁前駅徒歩5分
- 院長: 中村 大輔
- 診療時間: 10:00~19:00
- 休診日: HP等でご確認ください。
エイジングケアに関連する記事
-
日本生まれのRFたるみ治療機器サーマジェンとは。HIFUとの比較、相乗効果も解説
Contents サーマジェンとは サーマジェンの痛みやダウンタイムについて やはり継続治療が必要? サーマジェンと併用すると良い施術 まとめ 美容クリニックに勤務する筆者は、様々な美容施術や美容外科のオペを受けたり、クリニック専売のスキンケアを使用しています。患者さんの痛みや不安を理解するためということはもちろんなのですが、肌や顔にコンプレックスがあるため少しでも自分の理想とする自分になるべく、数えきれないくらいの施術を行っています。 様々な施術を行ってきて特に気に入っているのは、20代後半に入って顔のたるみが気になるようになってきたため受けたサーマジェンです。たるみ治療といえば、ハイフも人気ですし私自身もとても好きで、特にリニアを定期的に継続して行っていたのですが、ダイエットで8キロほど痩せたことによって皮膚の表面がたるんでしまったのです。 リニ
-
進行度ごとの目元のしわ改善法。おすすめ美容液・クリームほか
空気が乾燥する季節になると、目元のシワが気になりはじめるという人はいませんか?うっすらと浮かんだちりめんジワや深くくっきりと刻まれたしわが気になって、思い切り笑うことができないという方もいるかもしれませんね。でも、目元のしわは初期段階でケアを始めれば、深いしわになるのを防ぐことも不可能ではありません。ここで目元のしわを改善するための方法について、しわの進行具合ごとに詳しく解説していきます。 目次 1.目元のしわってなぜできるの? 1-1.目元のしわができる原因とは 1-2.目の疲れやこんな習慣が原因になることも 2.目元のしわを改善する方法 2-1.目元のしわを改善するコスメ 2-2.美容外科でのケア 13.まとめ 1.目元のしわってなぜできるの? カラスの足跡とも呼ばれる目元のシワ。笑ったときにできる「ハッピーライン」とポジティブにとらえる人もいます
この記事は、
六本木スキンクリニックの
鈴木稚子医師が監修しています。 -
“バブみ”を作り出す顔への脂肪注入。定着率を高める脂肪の加工法とは
若い頃は顔の脂肪が気になっていたのに、40代頃から顔が痩せてきたという方いませんか?筆者はクリニックでの勤務中や街中で30代以上の方を毎日何十人も見ていますが、お顔のボリュームがある方よりも痩せていて骨張ってきている方がほとんどを占めています。 ただ、本人はあまり気づいておらず、顔が痩せたのは長年のコンプレックスがなくなってよかったと言われる方も中にはいます。丸かった顔がスッキリすると嬉しくなるのは筆者も経験があります。 ただ、顔が痩せてしまうと老けて見えるという意外と知られていないデメリットがあるのです。コケ顔(痩せたお顔)はやつれて疲れたように見えたり、ネガティブな印象を与えてしまうため、適度に女性らしい丸みのあるカーブをお顔につけてあげると多幸感のある女性らしいふっくらとした雰囲気になります。 顔は加齢によって骨密度が減少したりすることで骨が小さくなり、脂肪が減っ
この記事は、
KIMI CLINIC 形成・美容外科の
志藤宏計医師が監修しています。 -
肌を育てるヒアルロン酸ジャルプロを詳細解説。併用すると効果的な治療も紹介
Contents ヒアルロン酸とは ヒアルロン酸の種類 ジャルプロの特徴 老化と真皮細胞外マトリックス(ECM)、皮下組織のリガメントのお話 ジャルプロに似ている施術、組み合わせたい施術 【監修医師からのワンポイント】ジャルプロをはじめとしたECM製剤で真皮を日頃からケアしておくことは、見た目にハリが出たり、小じわが改善したりという効果はもちろん、レーザーの反応を高めたり、炎症に耐えうる肌につながったりという効果もあります。また、針による注入の刺激自体が細胞がコラーゲンやエラスチンの生成、血流の促進、炎症をおさえる、などの生理的な応答を引き起こすため、多方面から皮膚のレジュビネーションを図ることが可能です。ジャルプロはご自身の持つポテンシャルをほんの少し後押しする、そんな治療です。 ヒアルロン酸とは ヒアルロン酸の注入といえば頬の
この記事は、
ART LOUNGE CLINICの
中野陽子医師が監修しています。 -
アンチエイジングではなく、バックエイジングの時代! 今話題のNMNとは
Contents NMNとは NMNはどうやって摂る? NMNとエクソソームとの違いは? NMNの価格 論文から見るNMNの本当の効果 まとめ 加齢による様々な体の不調やこれまで可能であったことが不可能になる苦痛、衰えていくことへの恐怖など、エイジング=老化に対して若返りの治療をアンチエイジング治療といいます。 現代ではハイフや糸リフトなど多様なアンチエイジング施術だけでなく、さらにバックエイジングという細胞からの若返りに注目が集まっています。ただ見た目が若返るというアンチエイジングではなく、細胞からの若返りがクローズアップされることが多く、点滴やサプリメントで欠乏しているビタミンや成長因子などを取り入れるということが美容医療では一般的になってきました。 その中でも特にバックエイジングができる薬剤として注目されているのがNMNです。成長因子やサイトカイ
この記事は、
銀座美容メディカルクリニックの
関根彩子医師が監修しています。 -
たるみ治療はレイヤー(層)で考える! レイヤーごとのたるみ治療方法
たるみ治療といえば、最近ではハイフが1番人気のある施術かもしれません。ですが、もっとよく調べるとハイフ以外にもたくさんのたるみ治療があることに気がつくと思います。超音波、RF、ヒアルロン酸……一体自分的にはどれがたるみに効果のある治療なのか、調べても一般の方が理解するのはとても難しいと思います。 多くの治療を比較して、どの治療が自分に1番効果があるのか、皆さん迷ってしまうのではないでしょうか? 今回はそんなたるみ治療難民の皆さまに、クリニックではどういった考え方でたるみ治療を提案しているのか、ドクターはどこを診てたるみ治療をすすめているのか、そのひとつの極意をお伝えしていきます。 【監修医師からのワンポイント】たるみは年齢とともに進行し、誰しも避けられない変化です。たるみを完全に元通りにすることは難しいですが、個人に合った治療方法により、大きく改善したり予防的な効果が期待でき
この記事は、
PERSONAL BEAUTY CLINIC TOKYO 銀座の
川守田詩乃医師が監修しています。
他の治療カテゴリ
スポンサーリンク