プラセンタ注射(ラエンネック、メルスモン)とは(概要・基礎知識)
プラセンタとはヒトの胎盤(たいばん)です。胎盤には赤ちゃんの細胞を育て活性化させるための成長因子としてのアミノ酸やビタミン、酵素などが豊富に詰まっています。この胎盤から抽出されたエキスがプラセンタエキスです。日本では40年以上前から肝機能障害などの治療薬としてプラセンタ製剤が使用されていましたが、美容や疲労回復改善などにも効果があることが分かってきました。
美容クリニックではシミやくすみ、乾燥、ニキビなどの炎症を抑える美肌効果のほか、慢性的なだるさや疲労感の改善などのために自由診療のひとつとしてプラセンタ注射が行われています。一方、肩こりや腰痛などの体の痛みや冷えといった更年期障害の症状があれば保険適用で治療を受けられる場合もあります。
プラセンタ注射で使用されているプラセンタ製剤は正常分娩したヒトの胎盤から抽出されたエキスです。日本では「ラエンネック」「メルスモン」の2つが厚生労働省、薬事法の承認を受けた製剤として一般的に使用されています。
プラセンタ注射(ラエンネック、メルスモン)が向いている人(こんなお悩みに)
・肌の衰えが気になる方・くすみやシミにお悩みの方
・慢性的なだるさや疲労感を改善したい方
ダウンタイム/経過
注射時の痛み以外、ダウンタイムはほとんどありません。まれに患部が硬くなったり、痛みが続くことがありますが徐々に消失します。
費用
1回2,000~2,500円 症状によっては保険適用となることがあります。リスク・副作用
重い副作用は報告されていません。注射部位が硬くなったり、施術後頭痛を感じることがあります。また、ごくまれに肝機能障害が報告されています。*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
蘇原しのぶ医師
しのぶ皮膚科
東海大学医学部卒業。皮膚科医として大学病院で経験を積み、都内の皮膚科にて副院長を歴任。2016年しのぶ皮膚科開院し院長に就任。
しのぶ皮膚科では、一般皮膚科治療はもちろん、美容治療はヒアルロン酸注入を中心に、先生目当てに患者様が来ている。安心してリピートできるクリニックとして人気に。さまざまなSNSで積極的に発信、テレビ出演も多数。
日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医
日本皮膚科学会会員など
東海大学医学部卒
北里大学皮膚科
獨協大学皮膚科
新宿皮フ科副院長
しのぶ皮膚科院長
美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)の他の治療
美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)に関連する記事
-
夏バテの原因と予防・軽減に摂りたい美容クリニック専売のサプリメント&内服薬
Contents 夏バテは何が原因で起こるのか 夏バテの予防、軽減のために取り入れたい栄養素 サプリメントと薬の違い 毎年の夏の厳しい暑さに見舞われて、夏バテになってしまうという方も多いのではないでしょうか? フェーン現象という言葉もよく聞くようになり、世界的にも毎年気温が上がっているようです。日本でも8〜9月の気温はいずれの地方でも近年のほうが高いところが多く、昔の気温を思い出しても、毎年高くなっていく傾向にあると予測されています。今後もまだまだ暑い日が続くため、今回は夏バテを予防、軽減するようなサプリメントについて紹介していきたいと思います! 夏バテは何が原因で起こるのか どんな症状があると夏バテ? 暑さによって以下のような症状が現れることがあり、これらを夏バテと呼んでいます。 ・全身の疲労感
-
ルミキシルの口コミ、使用法など。低刺激の美白クリーム
市販の美白化粧品に使用されている成分にはビタミンC誘導体やアルブチン、コウジ酸などがあります。高価なものも多いようですが、あまり変化が感じられないという方も多いのではないでしょうか。また、クリニックで処方されるハイドロキノンは一定の効果があるものの、刺激を感じたり肌が白ぬけしたりする恐れがあるため万人向けとは言えません。そこで注目したいのが、次世代美白成分と呼ばれるルミキシルです。ルミキシルはほとんど刺激がなく、肌トラブルの心配をせずに透明感のある肌に導いてくれる成分として人気があります。ここでは美白成分ルミキシルについて詳しく解説していきます。 【監修医師からのワンポイント】ルミキシルは朝晩の使用が可能なこと、かぶれにくく敏感肌の方でも使用できることから、リピーターさんが多いアイテムです。私もずっと愛用しています。正しいスキンケアや、美容内服との併用でより美白効果が高まっていきます
この記事は、
みやびスキンクリニックの
川北梨乃医師が監修しています。 -
30代以降の肌のくすみを現実的に改善する方法
くすみとは肌の潤いや透明感、明るさが感じられない状態のことをいい、顔全体にできることが多いです。肌荒れのように分かりやすい症状が出ることがなく、自分の肌がくすんでいると気づかず、症状が慢性化してしまうケースもあります。 くすみにはさまざまなタイプがあり、原因によって対処方法も変わってきます。ここでは、くすみの症状とそれによって顔の印象がどう変わるか、そして効果的な治療法についてご紹介します。 【監修医師からのワンポイント】肌の黄みが増えた、透明感やツヤがなくなったと感じていませんか?そのくすみの原因を知り、解決することが美肌への第一歩です。日々のスキンケアやクリニックでの施術など、美容皮膚科にご相談ください。 くすみの原因、どんな状態か くすみの症状は大きく4つに分けられ、それぞれ考えられる原因が異なります。まず、顔全体の血色が悪
この記事は、
東京銀座メディカルクリニックの
店網均医師が監修しています。 -
これってもしかして肝斑……? 多くの女性を悩ませる肝斑の特徴とその治療法とは
【監修医師からのワンポイント】 肝斑は完治が難しい、やっかいなシミの一種です。内服治療や外用治療、レーザーなどを組み合わせて複合的な治療が必要になります。ご自身でも普段から紫外線ケアや、洗顔やメイクのときにこすらないように注意するなど、肝斑を悪化させない工夫をしっかりと行ってくださいね。 そもそも肝斑って何? 肝斑(かんぱん)という言葉を一度は耳にしたことがある人は多いと思いますが、肝斑はいわゆるシミの一つです。 ほほ骨から鼻にかけての部分や額、口の周りにみられることが多い薄茶色の色素斑で、左右対称に出現するのが特徴です。また輪郭はあいまいではっきりしないものが多く、広い範囲にもやっと広がって見えます。 一般的にシミと呼ばれているものは老人性色素斑(ろうじんせいしきそはん)といい、こちらは左右対称にできるものではなく輪郭もはっきりとしているものが多いため、
この記事は、
PRIMA CLINIC (プリマクリニック)の
佐藤亜美子医師が監修しています。 -
酒さ(赤ら顔)の原因から美容皮膚科的治療、大切な日常のスキンケア法まで
お顔の赤みが気になっていても、もともとの体質だから仕方ないと諦めている方も多いのではないでしょうか?赤みには色々な原因があり、お薬やスキンケア、美容医療など選択肢がたくさんあります。今回は酒さをテーマにお伝えしていきます。 【監修医師からのワンポイント】酒さ(赤ら顔)は、「化粧水を1日10回、日焼け止めを2時間おき」で予防し、治療はVビームでVフェイシャルが第一選択となります。 Contents 赤みはどうして起きるのか 赤みの原因は何? 酒さの治療 酒さの方にあまりおすすめでない施術は? 酒さのスキンケア 赤みはどうして起きるのか お顔の赤みは血流が増加することにより引き起こされます。では血流が増加するとはどのような時でしょうか。 ①皮膚の炎症 炎症が起きると肥満細胞(アレルギー反応など免疫に関与する細胞)が産生するヒスタミ
この記事は、
皮ふと子どものあざクリニック茗荷谷の
杉本貴子医師が監修しています。 -
もう保湿で迷わない! 美容ナースが自信をもっておすすめする保湿特化スキンケアコスメ
季節によって肌質は変化するものです。 夏にはたくさん出ていた皮脂が冬になるとほとんど出なくなってしまい、私たちの肌は乾燥が強くなり、人によっては細かい皮がむけてしまうこともあるのではないでしょうか? そんな時、少しでも乾燥を軽減しようと普段のスキンケア品を見直して、保湿効果の高いものを選びますよね。けれど、実際どんな保湿剤を選べば、早く乾燥状態を改善できるのかよくわからない人が多くいると思います。この記事では、保湿について解説し、おすすめの成分やスキンケア品をご紹介していきます。 Contents そもそも保湿とは? どうして保湿が必要なのか 肌が乾燥したら気をつけること おすすめの保湿成分 おすすめの医療機関取扱コスメ おわりに そもそも保湿とは? 私たちの肌は、皮膚にもともと備わっている保湿機能によって潤いを保たれて
他の治療カテゴリ
スポンサーリンク
