フォトフェイシャル(IPL)とは(概要・基礎知識)
有害な紫外線を除いた幅広い波長を持つマイルドな光・IPL(Intense Pulsed Light)を照射することでシミ、そばかす、くすみ、ニキビ、赤ら顔などさまざまな肌トラブルの改善を目指す治療方法です。IPLの光は肌トラブルの原因であるメラニン色素やヘモグロビンの色素のみに反応して熱に変わりダメージを与えます。光によってダメージを受けた色素はターンオーバーとともに徐々に表面に浮き上がって剥がれ落ちていきます。シミやくすみ、赤みなど複数のトラブルに同時にアプローチできるのがフォトフェイシャルの特徴と言えるでしょう。
また、光によって肌のターンオーバーが活性化されるため、コラーゲンを作り出す繊維芽細胞の働きが高まりキメや質感の整ったハリのある肌に近づくことができます。
IPLの光はマイルドでトラブルのない正常な皮膚組織へのダメージは最小限です。施術後の痛みや腫れ、赤みが少なくダウンタイムを気にせず治療を受けられるのも大きなメリットのひとつです。
フォトフェイシャル(IPL)が向いている人(こんなお悩みに)
・トータルな美肌を目指す方・シミやくすみを改善したい方
・赤ら顔が気になる方
・肌のハリ低下が気になる方
ダウンタイム/経過
腫れや痛みがなく、直後からメイクすることもできます。1回でも効果を実感できますが、肌トラブルの程度によって必要な治療回数は異なります。
費用
顔全体で1回2~3万円程度リスク・副作用
日焼けをしている方、光アレルギーのある方、心臓病、糖尿病の症状がある方や妊娠中、妊娠の可能性のある方は治療不可となっています。*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
蘇原しのぶ医師
しのぶ皮膚科
東海大学医学部卒業。皮膚科医として大学病院で経験を積み、都内の皮膚科にて副院長を歴任。2016年しのぶ皮膚科開院し院長に就任。
しのぶ皮膚科では、一般皮膚科治療はもちろん、美容治療はヒアルロン酸注入を中心に、先生目当てに患者様が来ている。安心してリピートできるクリニックとして人気に。さまざまなSNSで積極的に発信、テレビ出演も多数。
日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医
日本皮膚科学会会員など
東海大学医学部卒
北里大学皮膚科
獨協大学皮膚科
新宿皮フ科副院長
しのぶ皮膚科院長
美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)の他の治療
美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)に関連する記事
-
老化の8割は紫外線!? 光老化の予防策と美容皮膚科的ケア
Contents 紫外線によってお肌はどうなる? 光老化の起きるメカニズム 光老化を防ぐためにはどうするか 起きてしまった光老化への対処法 紫外線によりシミができてしまうということはみなさんご存知かと思いますが、実はしわやたるみも引き起こしてしまうとご存知だったでしょうか? なんと加齢に伴う生理的な老化が2割に対して、紫外線を浴びることで生じる光老化は8割をも占めると『the New England Journal of Medicine』という海外の医学雑誌により論じられています。 実はこれほどまで怖い紫外線による影響についてどうして起こるのか、対策、生じてしまった肌悩みはどうやって解決していくと良いのかお話ししていきます。美容医療を受けるのであれば紫外線対策は必須ですのでぜひご一読ください。 【監修医師からのワンポイント】皮膚
この記事は、
BIANCAクリニック銀座の
横山歩依里医師が監修しています。 -
判別が難しいシミの種類と30代からの美容皮膚科的シミ治療とは
ふと鏡を見るとそこに映る「シミ」に自分の年齢を感じるのは誰もが一度は経験することかと思います。シワやたるみより自分自身で1番気になるところはシミだと言われています。シミがあるだけで隠すためにメイクの時間もかかり、憂鬱な気持ちになった方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな年齢を感じるシミについて、一言でシミと言っても様々な種類があるため、まずはシミの種類について大まかに解説、その後美容クリニックでの治療法にもふれます。 【監修医師からのワンポイント】女性は、肝斑というもやもやしたシミが出現しやすいです。一般的なシミである老人性色素斑は、シミ取りレーザーでの治療が一般的ですが、肝斑に対しシミ取りレーザーを当てると逆に悪化してしまいます。そのため、肝斑の有無や適切な治療方針を考えることが非常に大切です。 判別が難しいものも。シミの種類と
この記事は、
美容皮膚科医の
大久保里紗医師が監修しています。 -
ハイドロキノンの効果や副作用とは。FDA認可の美白成分
ハイドロキノンの効果は、主に2つあると言われています。1つめは、シミ・ソバカスを薄くする効果が期待できること。2つめは、シミ・ソバカスの原因となるメラニン色素の合成を抑える働きがあることです。これら2つの効果について詳しく説明するために、まずはシミ・ソバカスができるメカニズムから解説していきましょう。 ●肌とメラニン色素の関係性 まず、肌の表面にシミ・ソバカスとして現れる黒い色素。これを「メラニン色素」と呼びます。肌は上から表皮・真皮・皮下組織の3つの構造に分かれています。この3つの構造の中で、メラニン色素が作られる場所は、表皮の部分です。表皮もいくつかの構造に分かれていて、厳密に言えば、メラニン色素が作られる場所は「表皮の一番下の層」で起こります。表皮の底にはメラニン色素が作られるメラノサイトという細胞があり、この細胞が活性
この記事は、
Bella Beauty CLINIC大阪心斎橋院の
石川佳奈医師が監修しています。 -
ダーマペンと相乗効果をもたらすエクソソーム等のコンビネーション治療解説
今やすっかり美容医療における定番メニューとなった感のあるダーマペン。 ニキビ跡や毛穴の開きの改善だけでなくシミ・くすみ、小じわの改善など美肌治療として汎用性があることから様々なスキントラブルの改善治療として多くの方が受けられています。 本記事ではダーマペンのをお伝えした上で、近年選択肢が広がってきたダーマペンのコンビネーション治療の特徴や料金相場などを解説します。 どの施術を組み合わせれば自分に最も適しているかを迷われている方の一助になれば幸いです。 【監修医師からのワンポイント】 毛穴、肌質改善、ニキビ跡に対して薬剤を併用することで肌に合ったものや相乗効果が期待されます。どの薬剤が適しているか医師と相談しましょう。また、施術後の炎症後色素沈着を抑えるための保湿や日焼け止めなどの遮光は必須です。 ダーマペンとは https:/
この記事は、
美容皮膚科医の
永岡紘子医師が監修しています。 -
ニキビ跡を消す方法を自宅ケアから美容皮膚科まで
ポツンとできた白ニキビは、ニキビの初期段階の状態です。そして、この状態のまま自然に治ってしまうこともありますが、そのときの体調や外部からの刺激などにより、黒ニキビから赤味を帯びた赤ニキビへと変化し、さらにその状態を放置していると化膿した黄ニキビへと変化します。 そして、状態が黄ニキビまで進行してしまうと皮膚を突き破って膿が出てくるようになり、最悪の場合には跡が残ってしまうことがあります。 それでは、ニキビ跡を治す方法やニキビ跡はどこまで消すことができるのかということについて、考えていくことにしましょう。 【監修医師からのワンポイント】軽度のニキビ跡であれば食生活やスキンケア・生活習慣を見直すことで改善することがありますがなかなか治らないニキビ跡には専門機関での治療がおすすめです。ご心配な方は早めに医療機関を受診しましょう。 もくじ 1.ニキビ跡
この記事は、
ちぐさ内科クリニック覚王山の
近藤千種医師が監修しています。 -
ボトックス注射の意外と知られていないこと、現場目線で美容ナースが徹底解説
Contents ボトックスとは ボトックスの種類 ボトックスの副作用 ボトックスの価格 注入する箇所 まとめ 太陽の光が眩しかったり、体をどこかにぶつけて痛みがある時に出てくる眉間のシワは年代問わず起こり得ます。ただ、そのシワは年齢を重ねれば重ねるほどに残ってしまうのです。咄嗟の時だけでなく、常におでこや眉間のシワがあるととても老けた印象を与えてしまいます。 子どもにおばあちゃんの絵を描いてと言うと、シミではなくシワを描くことが多いことからもパッとみて年齢を感じてしまう部分だということがお分かりいただけるかと思います。ある調査で自分と友人の顔で、気になるポイントを考えた結果では1位はどちらもたるみなのですが、自分で気になる2位はシミで、友人の顔で気になるポイント2位はシワだったのです。※1 著者の勤務するクリニックではシミを気にして来院さ
この記事は、
上野美容外科•美容皮膚科の
伊藤裕子医師が監修しています。
他の治療カテゴリ
スポンサーリンク
