にんにく注射とは(概要・基礎知識)
にんにく注射とは、ビタミンB1が主成分の注射のことです。ビタミンB1に含まれる硫化アリルの臭いがにんにくの臭いに似ていることからこの名前がつけられました。医療機関によって注射と点滴が選べる場合があります。医療機関によって注射液の調合には違いがあり、ビタミンB1の他、ビタミンB2、B6、B12、ビタミンC、ブドウ糖などが入っている場合もあります。ビタミンB群には、疲れや倦怠感のもととなる疲労物資(乳酸)を分解し、新陳代謝を高めターンオーバーを促進する効果があるため、疲労回復効果や肌荒れの改善効果が期待できます。肩こりや腰痛にお悩みの方にもお勧めできる治療です。
にんにく注射にビタミンCが配合されているタイプなら、風邪の予防やストレスの緩和のためのケアにも役立ちます。ビタミンCには、シミのもととなるメラニンの生成を抑えたり、コラーゲンの生成を促進する作用があるため、継続して受けることでエイジングケアにもつながります。
にんにく注射が向いている人(こんなお悩みに)
・疲労、倦怠感のある方・血行が悪く冷え性の方
・肌荒れが気になる方など
・肩こりや腰痛にお悩みの方
ダウンタイム/経過
注射針を刺すときと抜くときに少し痛みを感じる場合があります。1〜2週間おきに通院する。体調が気になる時だけの来院でも可。
費用
1回1,200円~3,000円程度 点滴の方が高くなります。1~2週間おきに1回治療を受けると効果を実感しやすくなります。リスク・副作用
注射時にチクッとした痛みがあります。にんにく注射独特の匂いがありますが、すぐに消失します。*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
蘇原しのぶ医師
しのぶ皮膚科
東海大学医学部卒業。皮膚科医として大学病院で経験を積み、都内の皮膚科にて副院長を歴任。2016年しのぶ皮膚科開院し院長に就任。
しのぶ皮膚科では、一般皮膚科治療はもちろん、美容治療はヒアルロン酸注入を中心に、先生目当てに患者様が来ている。安心してリピートできるクリニックとして人気に。さまざまなSNSで積極的に発信、テレビ出演も多数。
日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医
日本皮膚科学会会員など
東海大学医学部卒
北里大学皮膚科
獨協大学皮膚科
新宿皮フ科副院長
しのぶ皮膚科院長

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