リファームとは(概要・基礎知識)
リファームはRF(高周波)とIR(赤外線)を組み合わせてお肌を強力に引き締める治療です。リファームSTと呼ばれる美容医療用治療器を使用するため、リファーム ST という施術名で実施しているクリニックもあります。高周波は肌の真皮層に作用してコラーゲン繊維を収縮させ、肌を引き締めます。リファームでは、同時に照射される赤外線によって肌が温められ高周波が肌の奥に届きやすくなっているので、より効率的に高周波の効果を得ることが可能です。引き締め効果は術後すぐに実感できるでしょう。
また、高周波と赤外線、2つの熱エネルギーによってコラーゲン生成が促され長期的にハリをキープする効果も期待できます。数回治療を繰り返すことで、肌が持つコラーゲン生成の力そのものが活性化されるので老化を遅らせることにもつながるでしょう。
サーマクールやポラリスといった他の高周波の治療と比べ痛みが少ないのもリファームのメリットのひとつと言えます。肌を冷却しながら照射するため、術後の赤みもほんのり肌が赤くなる程度です。
リファームが向いている人(こんなお悩みに)
・切らずにしみ、しわ、たるみを改善したい方・痛みに弱い方
・ダウンタイムがとれない方
ダウンタイム/経過
施術直後は赤みが出ることがあります。施術後は紫外線を避け、保湿ケアを忘れずに行いましょう。1カ月に1回、4~10回程度、継続して治療をすると効果的です。
費用
全顔1回 4〜6万円程度*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
二宮幸三医師
東京美容皮膚科クリニック
東京慈恵会医科大学医学部医学科卒業。整形外科、麻酔科の臨床経験のち美容皮膚科にて勤務。2010年東京美容皮膚科クリニック開設。
モットーは「美容外科から切らない美容皮膚科医療へ」。ウルセラ、サーマクールなどのアンチエイジング機器に造詣が深い。またレーザー治療やメディカルエステも行い、幅広い美容皮膚科メニューを提供しています。ウルセラ認定医、サーマクール認定医、スマスセラ指導医取得。
東京慈恵会医科大学医学部医学科 卒業
慈恵医大病院 整形外科・麻酔科にて臨床研修終了
東京慈恵会医科大学解剖学講座第一 所属
Medical Plastic Surgery Clinicで従事
Central Clinic 美容外来 開設
2010年 東京美容皮膚科Clinic 開設
エイジングケアの他の治療
エイジングケアに関連する記事
-
美容入門に美容点滴と美容注射。美肌になりたい、若返りたい、身体が疲れる……そんなときに受けたい
Contents そもそも美容点滴・美容注射とは? 美容点滴や注射にはどんな種類があるの? 美容点滴を受けるまでの流れを知りたい 美容点滴の価格は? おわりに 【監修医師からのワンポイント】美容点滴は即効性があり、お仕事や家事、育児で疲れている女性の皆様の頼れる味方となる存在です。美肌効果や体調の改善に役立つだけでなく、リフレッシュや若返り効果を得る手段としても有効です。 美容クリニックでは、点滴による美容治療が盛んに行われています。よく芸能人やインフルエンサーの方々が、SNSに「今日は美容点滴に行ってきたよ!」のような投稿をしているのを目にすることがありませんか?点滴の色は無色だったり黄色だったりピンク色をしていたり、どんな薬剤が入ってるのかなと疑問に思いますよね。 また、通常は点滴は病気になったときに入院して受けるイメージが
この記事は、
GRAND BEAUTÉ MEDICAL SPAの
河合亜紀医師が監修しています。 -
水の森式ヒアルロン酸リフトを竹江総院長が詳細解説
従来のヒアルロン酸注入とは異なり、“埋める”ではなく、“引き上げ”(リフトアップ)の概念で施術を行うヒアルロン酸リフト。現在テレビや雑誌でも取り上げられ、注目されています。水の森美容外科総院長の竹江先生にヒアルロン酸リフトについて、他のエイジング治療との比較もまじえながら、わかりやすく解説していただきました。 今までのヒアルロン酸治療とは何が違うの?糸のリフトの方が効果的なのでは?そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。治療の根本的な考えから丁寧に説明されているので、初めてエイジングケア治療を検討されている方は必見。40代後半男性のモニターさんによるビフォーアフターの写真付きで、女性だけではなく男性の中高年層にも興味深い内容になっています! 顔全体のリフトアップは手術というケースが多かったのが、ヒアルロン酸注入で対応できるように進化しました ー今回はエイ
この記事は、
水の森美容クリニック 東京銀座院の
竹江渉医師が監修しています。 -
シワや血管、“老い”が出る手の甲(手背)の美容医療とは。大切な普段の自宅ケアも解説
Contents なぜ手の甲(手背)で特に老いを感じるのか 手の甲(手背)への美容医療施術 自宅でできる手の甲(手背)のケア まとめ よく、芸能人で顔はとても若々しく綺麗なのに、体のパーツで老いを感じるなんてことありませんか?よく言われるパーツとしては首と手の甲が挙げられます。また、美容医療に初めてくる方の中にお悩みとして顔と一緒に相談されるケースもとても多いです。 「普段は気にしていなかったけれど、気づいたらしわしわでおばあさんのような手になってしまって、どうして良いのかわからない。なんとかなりませんか」と患者様からよく聞かれます。確かに、手の甲や首はパーツとしてよく目に入る部分ですし、顔はUVケアや保湿をしっかりしていても、体はUVケアや保湿ができていないという方がとても多いです。 ロート製薬の調査では、半数が顔と髪の次に、手に老化を感じていることが
この記事は、
ATSUKO CLINIC 美容・形成外科の
高原厚子医師が監修しています。 -
ほうれい線ができる原因と予防&薄くする方法はコレ!
うっすらと浮かぶほうれい線は老けた印象を与えてしまうシワのひとつ。鏡を覗いていてハッとした経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。一度できてしまったほうれい線を消すのは簡単ではありませんが、不可能とも言えません。ここでは気になるほうれい線を薄くするいろいろな方法について詳しくご紹介します。 目次 1.気になるほうれい線を薄くする方法とは 1-1.ほうれい線の原因 1-2.ほうれい線を薄くするスキンケアケア 1-3.ほうれい線を薄くする美顔器 1-4.ほうれい線を薄くするエクササイズ 2.美容外科・美容皮膚科で行うほうれい線のケア 2-1.注入系のケア 2-2.機器によるケア 2-3.その他のケア 3.まとめ 1.気になるほうれい線を薄くする方法とは ほうれい線は薄いうちに手を打てば、目立たなくすることも不
この記事は、
八重洲形成外科・美容皮膚科の
原かや医師が監修しています。 -
ヒアルロン酸製剤の種類と新しいヒアルロン酸製剤の解説、最近の施術傾向とは
Contents ヒアルロン酸とは ヒアルロン酸を入れる場所 ヒアルロン酸の種類 最近のヒアルロン酸注入の傾向 まとめ ボトックスやヒアルロン酸製剤を用いた治療は美容皮膚科でも美容外科でも毎日たくさんの方が受けられている施術です。数年前まではボトックスやヒアルロン酸といってもまだまだ敷居が高かったり、存在すら知らない方がほとんどでした。 しかし、レーザー治療などで美容医療が広く一般的になってきたことによりボトックスやヒアルロン酸などの注入治療も身近な存在と感じるようになった患者さんが増えています。美容クリニックで勤務する看護師として肌の施術をしながらお話していると、「気になっているけれど私に合っているのかしら?」というお声をよくいただきます。また、ボトックスは定期的に受けているものの、ヒアルロン酸は価格がやや高いため悩んでいるという方も多くいらっし
この記事は、
Bellefeel Clinic新宿の
中務秀一医師が監修しています。 -
頬のたるみの原因を知り、症状進行度に応じた解消法を実践!
顔を大きく見せて、一気に見た目年齢をアップさせる頬のたるみ。ほうれい線やブルドッグラインもしくはマリオネットラインの原因にもなり、頬がたるんでいるだけで、10歳以上老けて見られてしまうこともあります。加齢による肌の衰えが大きな原因ですが、実はそれ以外にも頬のたるみが起こる理由があります。ここでは頬がたるむ原因や改善方法についてお話していきます。 【監修医師からのワンポイント】頬のたるみ方は遺伝します。皆さんも、皆さんのご両親のような顔にだんだんなっていきます。たるみの原因は皮膚・脂肪・筋肉・骨格によるものなど多岐にわたります。信頼できるドクターに診てもらい適切な治療を受けましょう。 目次 1.頬のたるみって? 1-1.頬のたるみって? 1-2.頬のたるみが起こる原因 2.頬のたるみを改善する方法 2-1.頬のたるみを改善するコスメ 2-2
この記事は、
プリズムビューティークリニック 町田院(PRISM Beauty Clinic 町田院)の
畑山知輝医師が監修しています。
他の治療カテゴリ
スポンサーリンク
