こめかみ形成術とは
最終更新日:2020年5月8日
こめかみ形成術とは(概要・基礎知識)
こめかみがくぼんでいると老け込んで見えたり、いつも疲れているような印象を与えます。また、頬骨の飛び出しや張ったエラなどの骨格も余計に目立ってしまいます。
くぼんだこめかみをふっくらとさせることで、顔全体の印象を大きく変えることができます。こめかみ形成はヒアルロン酸注入、脂肪注入、プロテーゼ挿入で改善が可能です。ヒアルロン酸の場合はダウンタイムが必要なく、痛みも少ないため気軽に施術を受けることができます。
しかし効果は6~12カ月と一時的であることや、注入が足りないと感じた場合は追加する必要があります。脂肪注入は定着率が少ないですが、定着するとずっと維持できます。人工物を体内に入れたくない方にはおすすめです。
半永久的な効果を希望する場合はプロテーゼの挿入手術が適応となります。側頭毛髪内を約3~4cm切開し、筋肉と骨の間こめかみのくぼみ部分にプロテーゼを挿入します。
こめかみ形成術が向いている人(こんなお悩みに)
・痩せ型で老け顔に見られやすい方
・こめかみのへこみが気になる方
施術の流れ
ヒアルロン酸注入
注入後痛み、腫れはほとんどなく内出血が出る可能性がありますが、メイクでカバー可能です。
脂肪注入
痛み腫れは1~2週間で改善します。額の内出血はメイクでカバー可能です。脂肪吸引の箇所は術後1週間で抜糸です。脂肪吸引後の凸凹を防止するため圧迫固定を数日行います。
プロテーゼ挿入
約1~2週間ほどで大まかな腫れ、痛みは落ち着きます。
費用相場
ヒアルロン酸注入10~29万円 プロテーゼ35~40万円
リスクと副作用
ヒアルロン酸
一時的な効果、左右差、内出血、凸凹
脂肪注入
脂肪が吸収され効果を感じない、脂肪が硬くしこりのようになる、注入部位の凸凹、脂肪壊死により完全に吸収されず液化した脂肪が溜まる袋のようなものが形成される、脂肪吸引の傷ができる
プロテーゼ挿入
感染、血が溜まる、アレルギー反応、こめかみの知覚麻痺、眉毛が動きにくくなる、左右差、異物感、プロテーゼのずれ、レントゲン、CT、MRIに写る

監修: 牧野太郎医師
牧野美容クリニック
福岡大学医学部卒業。大学病院にて形成外科、麻酔科などを経験。その後様々な美容外科クリニックで経験を積み副院長などを歴任。その後2018年福岡に牧野美容クリニックを開院する。
様々なクリニックでの経験から小顔治療や輪郭、ヒアルロン酸注入など多岐にわたる施術をしています。またSNSで積極的に症例をアップし、SNSを見た患者様からの相談や施術依頼が多く寄せられています。
福岡大学医学部 卒業
福岡大学病院 形成外科 入局
福岡大学筑紫病院 外科、麻酔科
札幌手稲渓仁会病院 救急部、整形外科
神奈川県立こども医療センター 形成外科
横浜市立大学病院 形成外科
福岡大学病院 形成外科 助教
福岡大学病院 形成外科 医局長
リッツ美容外科 東京院
リッツ美容外科 東京院 副院長
牧野皮膚科形成外科内科医院
清美会クリニック、ゆめビューティークリニック
八事石坂クリニック
クリニカ市ヶ谷
2018年 牧野美容クリニック院長
輪郭の治療
輪郭の治療が受けられるクリニック
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