PR

赤ら顔治療とは(概要・基礎知識)

毛細血管拡張などによる顔の赤みを治療する施術です。赤ら顔の原因には毛細血管拡張症の他に、炎症、日焼けなどがあります。毛細血管拡張以外が原因の赤ら顔は、それぞれの原因に応じた治療が必要となります。

血管拡張症の赤ら顔は、何らかの原因で皮膚の下にある毛細血管が拡張し、透けて見えることで顔が赤く見えます。顔全体が赤くなるケースもあれば鼻の周りや頬、Tゾーンなど限定的に赤くなっているケースもあります。

毛細血管拡張症の赤ら顔の治療には毛細血管の中の酸化ヘモグロビンに反応するレーザーやIPLを使って血管を収縮させて赤みを抑える治療の他、外用薬や内服薬(漢方など)による治療を行うこともあります。なお、治療に使われる機械は、ヘモグロビンに反応するレーザーである「Vビーム」やロングパルスYAGレーザーを搭載した「ゼオ」などがあります。

赤ら顔の原因が毛細血管拡張症や赤あざをはじめとする血管腫などの場合、レーザー治療でも保険が適用されることがありますが、治療と治療の間を3カ月ほどあける必要があります。自由診療の場合、2週間から1カ月おきに治療を受けることも可能です。

赤ら顔治療が向いている人(こんなお悩みに)

・顔の赤みを改善したい
・毛細血管拡張症を改善したい方
・赤いあざを薄くしたい方

ダウンタイム/経過

Vビームレーザーでは、施術後顔がほてったような状態となり3日ほど続きます。場合によっては内出血が起こることもあります。
IPLの治療では、ヒリヒリ感が翌日まで続く程度です。
いずれも症状に応じて複数回、治療が必要になります。

費用

Vビームレーザーの場合、顔全体で30,000~35,000円程度 IPLは顔全体で1回20,000~25,000円程度 1ショットは2,000円程度 

リスク・副作用

強い赤みが1カ月程度続くケースがあります。また、まれに腫れ、水ぶくれ、内出血、やけど、色素沈着などが起こることもあります。

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

監修:

蘇原しのぶ医師

しのぶ皮膚科

東海大学医学部卒業。皮膚科医として大学病院で経験を積み、都内の皮膚科にて副院長を歴任。2016年しのぶ皮膚科開院し院長に就任。
しのぶ皮膚科では、一般皮膚科治療はもちろん、美容治療はヒアルロン酸注入を中心に、先生目当てに患者様が来ている。安心してリピートできるクリニックとして人気に。さまざまなSNSで積極的に発信、テレビ出演も多数。

日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医
日本皮膚科学会会員など

東海大学医学部卒
北里大学皮膚科
獨協大学皮膚科
新宿皮フ科副院長
しのぶ皮膚科院長

美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)の他の治療

美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)の治療が受けられるクリニック

  • 住所: 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目133-2 医療モール WelBe 5F
  • 最寄駅: JR線、東武線大宮駅西口徒歩2分
  • 院長: 伊藤 哲郎
  • 診療時間: 10:00~19:00
  • 休診日: 年中無休
  • 住所: 大阪府大阪市北区梅田1-11-4大阪駅前第4ビル6F
  • 最寄駅: JR大阪駅中央改札口徒歩約7分、JR北新地駅東改札口徒歩約5分、阪神梅田駅D-28出口徒歩約5分、阪急梅田駅中央改札口徒歩約10分、地下鉄御堂筋線梅田駅南改札口徒歩約5分、地下鉄谷町線東梅田駅9番出口徒歩約3分、地下鉄四つ橋線西梅田駅7~10番出口徒歩約5分
  • 院長: 松下 尚弘
  • 診療時間: 10:00~20:00
  • 休診日: 年中無休
  • 住所: 北海道札幌市中央区北一条西3-3-10 KOKOHOTEL札幌駅前 3階
  • 最寄駅: 札幌市営地下鉄 大通駅、地下鉄南北線・東豊線さっぽろ駅
  • 院長: 村山 健二
  • 診療時間: 9:00~18:00
  • 休診日: 元日

美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)に関連する記事

  • ボトックス注射の意外と知られていないこと、現場目線で美容ナースが徹底解説

    Contents ボトックスとは ボトックスの種類 ボトックスの副作用 ボトックスの価格 注入する箇所 まとめ 太陽の光が眩しかったり、体をどこかにぶつけて痛みがある時に出てくる眉間のシワは年代問わず起こり得ます。ただ、そのシワは年齢を重ねれば重ねるほどに残ってしまうのです。咄嗟の時だけでなく、常におでこや眉間のシワがあるととても老けた印象を与えてしまいます。 子どもにおばあちゃんの絵を描いてと言うと、シミではなくシワを描くことが多いことからもパッとみて年齢を感じてしまう部分だということがお分かりいただけるかと思います。ある調査で自分と友人の顔で、気になるポイントを考えた結果では1位はどちらもたるみなのですが、自分で気になる2位はシミで、友人の顔で気になるポイント2位はシワだったのです。※1 著者の勤務するクリニックではシミを気にして来院さ

    この記事は、
    上野美容外科•美容皮膚科
    伊藤裕子医師が監修しています。

  • そばかすは消えないって思ってない? そばかすをきれいにするための3つの方法

    「そばかすは可愛らしい」という印象を持つ方は多くいますが、実際にそばかすがあることで悩んでいる方が多いのも事実。「小さい頃はそばかすって言えたけど、大人になったらただのシミって思われる」、そんな友達の発言を聞くこともしばしばあります。でも現代の美容医療ならそばかすだってきれいに治療することが可能なのです。 今回はそばかすの治療方法について詳しく解説していきます。 【監修医師からのワンポイント】 そばかすは遺伝的な要因もあるため、一度改善しても再発しやすいタイプのシミです。光やレーザー治療、内服治療、外用治療などを併用することで、再発しにくくなりますので、医療機関でよく治療方針を相談して治療を行うことが大切です。 そもそもそばかすって何?シミと何が違うの? そばかすは別名「雀卵斑(じゃくらんはん)」と呼ばれます。そばかすの見た目がすずめの卵の表面に似ている

    この記事は、
    PRIMA CLINIC (プリマクリニック)
    佐藤亜美子医師が監修しています。

  • ダーマペンと相乗効果をもたらすエクソソーム等のコンビネーション治療解説

    今やすっかり美容医療における定番メニューとなった感のあるダーマペン。 ニキビ跡や毛穴の開きの改善だけでなくシミ・くすみ、小じわの改善など美肌治療として汎用性があることから様々なスキントラブルの改善治療として多くの方が受けられています。 本記事ではダーマペンのをお伝えした上で、近年選択肢が広がってきたダーマペンのコンビネーション治療の特徴や料金相場などを解説します。 どの施術を組み合わせれば自分に最も適しているかを迷われている方の一助になれば幸いです。 【監修医師からのワンポイント】 毛穴、肌質改善、ニキビ跡に対して薬剤を併用することで肌に合ったものや相乗効果が期待されます。どの薬剤が適しているか医師と相談しましょう。また、施術後の炎症後色素沈着を抑えるための保湿や日焼け止めなどの遮光は必須です。 ダーマペンとは https:/

    この記事は、
    美容皮膚科医
    永岡紘子医師が監修しています。

  • 美容整形を検討する前に読むべき役立つ医師ブログ9選

    女性なら誰もが「もっとキレイになりたい!」と思うもの。美しくなるための手段には化粧品を使ったスキンケアや美肌効果の期待できるサプリメントなどいろいろありますが、こうした手段と一線を画した効果が期待できるのが美容整形・美容医療の施術です。 美しくなるための最終手段といってもいい美容医療ですが、効果、副作用やダウンタイム、高額な料金に対する不安が大きいのも事実。このような不安を持っている方に是非、チェックして欲しいのが美容外科や美容皮膚科のクリニックの医師のブログです。ここで美容整形を検討する前に読むべき本当に役立つ医師ブログ10選を紹介します。 「美容外科開業医の独り言」 みやた形成外科・皮ふクリニック・宮田成章医師 東京・虎ノ門にある「みやた形成外科・皮ふクリニック」の院長・宮田成章医師のブログ。自身が「業界ではマニアックな美容外科医・形成外科医とし

  • フォトフェイシャルの効果、副作用など専門医の見解まとめ!

    古くからのことわざに、”色白は七難隠す”というものがあります。このようなことわざが存在するほど、いつの時代でも日本人女性は美白を意識して生活してきたということなのでしょう。そして現代では”ヤマンバ”や”ガングロ”などが一部の若い女性たちの間で流行ったこともありましたが、依然として、抜けるような色白な肌は不動の人気を誇っていますね。それでは、今回は美白を目指す女性たちの心強い味方、フォトフェイシャルとはどのような施術なのか、効果、副作用などを専門医の見解を交え解説して行くことにしましょう。 【監修医師からのワンポイント】 フォトフェイシャルはしみや赤み、しわ、ハリの低下など、様々なお悩みに幅広く効果のあるマイルドな治療です。ダウンタイムも少ないので、美容医療初心者の方もトライしやすく、定期的なお肌メンテナンスにもおすすめの大変人気の治療です。 目次 1.フォトフェ

    この記事は、
    PRIMA CLINIC (プリマクリニック)
    佐藤亜美子医師が監修しています。

  • 夏バテの原因と予防・軽減に摂りたい美容クリニック専売のサプリメント&内服薬

    Contents 夏バテは何が原因で起こるのか 夏バテの予防、軽減のために取り入れたい栄養素 サプリメントと薬の違い 毎年の夏の厳しい暑さに見舞われて、夏バテになってしまうという方も多いのではないでしょうか? フェーン現象という言葉もよく聞くようになり、世界的にも毎年気温が上がっているようです。日本でも8〜9月の気温はいずれの地方でも近年のほうが高いところが多く、昔の気温を思い出しても、毎年高くなっていく傾向にあると予測されています。今後もまだまだ暑い日が続くため、今回は夏バテを予防、軽減するようなサプリメントについて紹介していきたいと思います! 夏バテは何が原因で起こるのか どんな症状があると夏バテ? 暑さによって以下のような症状が現れることがあり、これらを夏バテと呼んでいます。 ・全身の疲労感

美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)のコラムを見る

の治療カテゴリ