レーザートーニング(メドライトC6)とは(概要・基礎知識)
スイッチNd:YAGレーザーを使用した色素性皮膚疾患用の医療機器「メドライトC6」は通常のシミ治療の他、これまで治療が難しいとされていた肝斑を改善させることができる「レーザートーニング」という照射モードを搭載しています。このレーザートーニングでは、弱いパワーのレーザーを均一に照射することでメラニン色素を徐々に減らし、境界線のはっきりしないシミや肝斑を悪化させずに改善することが可能です。また、肝斑やシミ、そばかす、ニキビ跡といった色素性皮膚疾患を薄くしながらも、正常な肌の細胞にはダメージを与えないため、副作用が起こるリスクも最小限に抑えられています。
また、肌の真皮層にまでレーザーが浸透することでコラーゲンの生成が促されます。これによって肌にハリが戻り、毛穴の目立たないキメの整った肌に整う効果も期待できます。 二の腕や背中、お尻や太ももにできるブツブツ「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」改善にも効果的です。
レーザートーニング(メドライトC6)が向いている人(こんなお悩みに)
・肝斑やシミが気になる方・肌のくすみが気になる方
・色素性トラブルと肌のハリ低下を同時に改善したい方
ダウンタイム/経過
施術中は輪ゴムをはじくような軽い痛みがあります。施術後は1週間程度軽く赤みが出ることがありますが、徐々に消失します。
肝斑の場合、約1週間おきに4~5回の施術で改善することが多くなっています。
費用
肝斑部分 1回20,000~25,000円程度リスク・副作用
治療後に赤みが残ることがあります。また、ごくまれに水疱や火傷、色素沈着が起こる場合があります。*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
蘇原しのぶ医師
しのぶ皮膚科
東海大学医学部卒業。皮膚科医として大学病院で経験を積み、都内の皮膚科にて副院長を歴任。2016年しのぶ皮膚科開院し院長に就任。
しのぶ皮膚科では、一般皮膚科治療はもちろん、美容治療はヒアルロン酸注入を中心に、先生目当てに患者様が来ている。安心してリピートできるクリニックとして人気に。さまざまなSNSで積極的に発信、テレビ出演も多数。
日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医
日本皮膚科学会会員など
東海大学医学部卒
北里大学皮膚科
獨協大学皮膚科
新宿皮フ科副院長
しのぶ皮膚科院長

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