スネコスとは(概要・基礎知識)

スネコスは非架橋ヒアルロン酸と6種のアミノ酸からなる製剤です。含まれる6種のアミノ酸は特許を取得した特別な比率で作られており、注入剤としてイタリアで製造・認可されています。
真皮層に注入することで線維芽細胞を刺激してコラーゲンやエラスチンの生成を促進し肌を若返らせて小じわやハリ、たるみ、肌の水分量、難しいとされるクマの改善など幅広い効果を発揮します。

また、スネコスは非架橋ヒアルロン酸なので、従来のヒアルロン酸におけるアレルギーのリスク、と言われている架橋剤が含まれていません。また、さらっとした形状であるためヒアルロン酸注入の最大のリスクである血管閉塞が起こりにくいとされています。

従来のヒアルロン酸やボトックスと異なり、何度施術を行っても不自然な仕上がりになることはなく、肌の土台からたるみや小じわが改善される治療です。施術は7日から10日ごとに4回を1クールとして注入を繰り返すことでより効果を実感しやすいといわれていますが、好きなペースで治療を受けることもできます。

スネコスが向いている人(こんなお悩みに)

・しわが気になるようになってきた方
・肌のハリやツヤが気になる方
・目の小じわが気になる方
・ナチュラルな変化を希望している方
・クマを改善したい方

ダウンタイム/経過

施術後、腫れや内出血がでることがありますが1~2週間で消失します。
針穴が一時的に目立つことがありますが自然に消失します。
まれに注入部位の疼痛・過敏性症状(発疹・掻痒感)が出ることがあります。

費用

4~21万円 ※注入回数により変動あり

リスク・副作用

腫れ、内出血、鈍痛、一時的な針穴、過敏性症状(発疹・掻痒感)

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

監修:

原かや医師

八重洲形成外科・美容皮膚科

東京女子医科大学医学部卒業。2015年八重洲形成外科・美容皮膚科を開院。
形成外科時代にレーザー治療の魅力に魅せられて、経験を積みレーザー専門医の資格を取得し、レーザー治療をメインとするクリニックを開院しました。クリニックを始めるにあたり、一人の患者様ととことん向き合い納得のいくまですり合わせをすることを大切にし、患者様から信頼をよせられています。

形成外科専門医
レーザー専門医など

東京女子医科大学医学部卒
同大学形成外科学教室入局
八重洲形成外科・美容皮膚科院長

エイジングケアの他の治療

エイジングケアに関連する記事

  • ママが溶ける糸(ショッピングリフトなど)の施術初体験! ビフォア・アフター症例写真つき/有楽町高野美容クリニック

    子育ては楽しいけど大変!元気盛り4歳男児と格闘の日々 現在、4歳の男児を子育て中の山本(33歳)と申します。息子は今年4月から幼稚園に通う活発な男の子です。息子が幼稚園に通っている間、広告関係のパートタイマーとして勤務しています。 今まで息子と外出する時は家を出るまでが戦いの毎日でした。食事にお着替え、歯磨きをするのに鬼ごっこのように追っかけ回す状態(笑)。私自身支度をする時間はありません。日焼け止めを塗って終わり。さあ出かけようと外にでると外に出ても追っかけ回す……というのが日常でした。 大変でイライラすることも多々ありますが(苦笑)、子供と触れ合う時間はとても貴重で今しかできない特別な時間でもありました。そんな息子も幼稚園に通うようになり自立心が芽生え、身の回りのことを自分で率先してやるようになりました。母親の出番もほんの少しですが少なくなっていき、頼もしくなった息

    この記事は、
    有楽町高野美容クリニック
    高野邦雄医師が監修しています。

  • 広く浸透しているスレッドリフト(糸リフト)の種類を詳細解説! 多くて迷っているかたへ

    Contents スレッドリフトとは スレッドリフトの種類 まとめ コロナ渦も過ぎ、マスクを外す方がより一層多くなっている印象があります。そうなると気になるのはシミよりもたるみという方が増えており、シミの治療中でもたるみの相談を受けることがとても多いです。 たるみ治療といえば皆さんが思い浮かぶものとしてハイフやスレッドリフト(糸リフト)が多いのではないでしょうか。数年前まではスレッドリフトはまだまだハードルが高く、芸能人はしている人が多いのかなと言われる患者さんが多かったのですが、ここ最近はご友人がしていて効果がよかったから自分も気になっていてと話される方が増加しています。 それほどスレッドリフトが身近になってきたのではないかと思います。ただ、まだまだ痛みや価格から一歩踏み出せないそんな方も少なくはありません。身近になってきたスレッドリフトですが

    この記事は、
    自由が丘ウェルエイジングビューティークリニック
    福田知佐子医師が監修しています。

  • 頬のボリュームをなくしほうれい線の予防ができるメーラーファット除去について

    【監修医師からのワンポイント】メーラファットが多い方は、笑った時に頬のふくらみが目立ち、顔が大きく見えてしまうことがあります。メーラーファットはダイエットでも落としにくい脂肪です。 メーラーファット除去は無理なダイエットをせずに、すっきりとしたお顔立ちになることができますが、脂肪を取りすぎると逆に老けたお顔立ちになる可能性もあるので、医師のカウンセリングをしっかり受けた上で検討しましょう。 顔のボリュームやたるみで悩んでいる方はマスクを外す機会が増えてさらに多くなっています。鏡を見て頬やほうれい線で悩んでいて何をしていいのかわからないと相談されることも以前のコロナ禍より増えています。 顔のボリュームやたるみの原因についても1番大きく関わっているのは脂肪です。そもそも、顔では脂肪のパーツが分かれており特にほうれい線付近にある脂肪として気になる部分がメーラーファットで

    この記事は、
    ゼティスビューティークリニック 池袋院
    沈竟卉医師が監修しています。

  • 眉間のしわ解消法! 自力マッサージからボトックス等まで

    顔にできるしわのなかでも女性を不機嫌・老け顔に見せてしまうのが眉間のしわです。笑うとできる目尻のシワと違って眉間のしわは「いつも怒っている人」というネガティブな印象を与えてしまい、ハッピーなできごとも遠ざかってしまうかもしれません。では眉間のしわを解消・予防するにはどうしたらいいのでしょうか。 目次 1.しわの種類と原因を見きわめる 1-1.しわの種類 1-2.しわができる原因 2.眉間のしわはなぜできる? 2-1.眉間の縦ジワができる原因 2-1-1.表情グセによってできる縦ジワ 2-1-2.視力の低下によって起きる縦ジワ 2-1-3.横向きに寝ることで起こる縦ジワ 2-2.眉間に横ジワができる原因 3.眉間のしわを解消する方法とは 3-1.眉間のしわ改善のセルフケア 3-1-1.表情ぐせの改善・マッサージ 3-1-2.化粧品やテープで眉間のしわをケア

    この記事は、
    六本木スキンクリニック
    鈴木稚子医師が監修しています。

  • 顔のリフトアップ法を知りたい! 30代後半からのリフトアップ術

    頬のラインを中心に顔全体がもう少し、リフトアップしたら見た目年齢がぐんと若返るのに……。鏡を見ていて、そんな風に思ったことはありませんか?エイジングサインの中でもコスメやサプリメントなどで解消しにくい、たるみ。しかし現在では、さまざまな方法でたるみにアプローチできるようになっています。ここで最新の顔のリフトアップ方法について詳しく説明しましょう。 【監修医師からのワンポイント】顔のたるみは表皮・真皮・皮下脂肪・筋肉・骨まで様々な層の変化が重なって起こるため、一人ひとりの状態に合わせたアプローチが必要です。現在のたるみの程度やライフスタイルを考慮して、その方に最適な治療計画を組み立てることが重要といえます。 目次 1.美容外科でできる顔のリフトアップ方法とは?〜手術による切る顔のリフトアップ〜 2.切らない顔のリフトアップ方法いろいろ 3.顔のリフトアップまとめ〜効

    この記事は、
    山本クリニック ソフトメディ(山本クリニック Softmedi)
    山本晴香医師が監修しています。

  • 水の森式ヒアルロン酸リフトを竹江総院長が詳細解説

    従来のヒアルロン酸注入とは異なり、“埋める”ではなく、“引き上げ”(リフトアップ)の概念で施術を行うヒアルロン酸リフト。現在テレビや雑誌でも取り上げられ、注目されています。水の森美容外科総院長の竹江先生にヒアルロン酸リフトについて、他のエイジング治療との比較もまじえながら、わかりやすく解説していただきました。 今までのヒアルロン酸治療とは何が違うの?糸のリフトの方が効果的なのでは?そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。治療の根本的な考えから丁寧に説明されているので、初めてエイジングケア治療を検討されている方は必見。40代後半男性のモニターさんによるビフォーアフターの写真付きで、女性だけではなく男性の中高年層にも興味深い内容になっています! 顔全体のリフトアップは手術というケースが多かったのが、ヒアルロン酸注入で対応できるように進化しました ー今回はエイ

    この記事は、
    水の森美容クリニック 東京銀座院
    竹江渉医師が監修しています。

エイジングケアのコラムを見る

の治療カテゴリ