目頭切開とは
最終更新日:2020年7月10日
目頭切開とは(概要・基礎知識)
目頭から上まぶたにかぶさってい東洋人特有の蒙古襞(もうこひだ)をメスで切開することで目の横幅が広く、黒目がはっきりとして切れ長な目元が形成されます。目と目の幅のバランスを整えることで鼻が高く見られる効果もあります。目頭切開を行うことにより平行型二重を作成できる場合とできない場合があります。
目頭切開の手術方法は様々な方式が用いられます。代表的な方法はクリニックによって名称は変わりますが主に「Z法、W法、リドレープ法」などが行われており、それぞれの方法によってメリット、デメリットがあります。
目頭切開の適応外の方や手術方法、やり過ぎた場合などで、不自然な目頭となり顔の印象も大きく変わることがあります。
術後約2~3ヶ月は傷跡が赤く目立つ可能性があり、特にケロイド体質の場合赤みが強く、皮膚が盛り上がる可能性があります。約6ヶ月で傷は目立ちにくくなりますが、手術方法、やり過ぎ、体質によっては傷が目立つ場合があります。目頭切開後の修正はいくつかの方法が行われていますが、皮膚が多く取り去られている場合は修正が困難となることもあります。
目頭切開が向いている人(こんなお悩みに)
・蒙古襞が目頭の皮膚に被さっている方
・切れ長の目元にしたい方
・目と目の間が広い方
・目頭から平行型の二重のラインを作りたい方
施術の流れ
目頭切開単独の場合は腫れや内出血は限局的です。埋没法や全切開法と併用するとまぶたの腫れが7-10日ほど生じます。
5~7日で抜糸となり、抜糸後はメイクが可能なので術後の赤みカバーができます。術後2-3ヶ月は傷が赤く盛り上がることがあります。
費用相場
19~28万円前後
リスクと副作用
腫れ、痛み、内出血、目がゴロゴロ、目頭の開きがイメージと違う

監修: 依田拓之医師
よだ形成外科クリニック
東邦大学医学部卒業。形成外科医として経験を積み、美容外科院長を歴任。宮城県仙台市に2010年よだ形成外科クリニックを開業。2020年で開院10周年。
日本形成外科学会認定専門医の資格を持ち、現在では少なくなった総合的な美容医療を地域に提供しています。目元、鼻などの美容外科治療はもちろん、エイジングケア、美肌、男性・女性のAGA、男性診療まで幅広いメニューは安心してかかりつけ医にできそうです。
東邦大学医学部卒
東京警察病院形成外科入局
美容外科クリニック院長
よだ形成外科クリニック院長
目もとの治療
目もとの治療が受けられるクリニック
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