イオン導入とは(概要・基礎知識)
皮膚には、外的刺激から自らを守るバリア機能があります。このバリア機能は有害な不純物などの異物が侵入するのを防いでくれますが、肌に有用な美容成分の浸透も妨げてしまうという側面があります。イオン導入は皮膚に微弱な電流を流すことにより、電力の反発を起こさせ、バリア機能を一時的に低下させて有効成分を浸透させる治療方法です。浸透しにくいビタミンC誘導体などを肌の深部まで届けることが可能となり、化粧品として肌に塗るときの30~50倍もの浸透効果が発揮できるとされています。
使用する成分は美白・美肌効果のあるビタミンC誘導体(APPS)ののほか、美白・保湿効果のあるプラセンタ、肌荒れ改善・シミの解消に効果が期待できるトラネキサム酸、毛穴の開きを改善するGG(グリシルグリシン)などがあります。
イオン導入は痛みや副作用がほとんどなく、継続することで肌コンディションを底上げし、老化を遠ざけることにつながります。費用も比較的安く、美肌のための基本的なケアとして取り入れたい施術のひとつです。
イオン導入が向いている人(こんなお悩みに)
・シミやニキビ跡を薄くしたい方・肌に透明感が欲しい方
・毛穴の開きが気になる方
ダウンタイム/経過
施術中は、ピリピリとした電気刺激を感じることがありますが痛みはほぼありません。治療中は日焼けに注意し、定期的に通院することが望ましいと言えます。
費用
1回3,500~5,000円程度 使用する成分を複数組み合わせることも可能です。リスク・副作用
ピリピリとした電気刺激はあるものの、副作用はほぼありません。ペースメーカーを使用している方は治療を受けることができないので、注意しましょう。*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
蘇原しのぶ医師
しのぶ皮膚科
東海大学医学部卒業。皮膚科医として大学病院で経験を積み、都内の皮膚科にて副院長を歴任。2016年しのぶ皮膚科開院し院長に就任。
しのぶ皮膚科では、一般皮膚科治療はもちろん、美容治療はヒアルロン酸注入を中心に、先生目当てに患者様が来ている。安心してリピートできるクリニックとして人気に。さまざまなSNSで積極的に発信、テレビ出演も多数。
日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医
日本皮膚科学会会員など
東海大学医学部卒
北里大学皮膚科
獨協大学皮膚科
新宿皮フ科副院長
しのぶ皮膚科院長
美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)の他の治療
美容皮膚科(シミ、しわ、毛穴、ニキビ治療等)に関連する記事
-
花粉症ボトックスとは? 鼻水が辛すぎる方へ
花粉症とは、スギやヒノキといった植物の花粉が原因で引き起こされるアレルギー症状のことです。 目の痒みやくしゃみ、鼻水などの症状が起こるのが特徴で、日常生活に様々な影響を及ぼします。 今回は花粉症に効くボトックスを中心にさまざまな治療法を紹介します。 花粉症の治療法について 花粉症の治療は内服薬を用いて行うのが一般的です。 また、内服治療は効果が高く、金銭的な負担が少ないというメリットもあります。 その他の治療法としましては、 減感作療法 アレルギー症状を引き起こす原因物質を、少量ずつ繰り返し注射していく治療法です。 体が原因物質に慣れることで、アレルギー反応を抑えることができます。 ヒスタグロビン注射 ヒスタミンというアレルギー誘発物質の抗体をつくるため、ヒスタグロビン
この記事は、
いなばクリニックの
稲葉岳也医師が監修しています。 -
マイヤーズカクテルの効果とは。クリニック独自の配合も
美容成分や疲労回復成分を血管に直接注入することで、体にいい成分をダイレクトに取り込める美容点滴。プラセンタ点滴やにんにく点滴などが有名ですが、不足しがちなビタミンやミネラルを点滴するマイヤーズカクテルも根強い人気のある治療方法です。日本での知名度はプラセンタ点滴などに比べると低めですが、アメリカでは古くから実施されていた点滴で安全性と信頼度の高い治療になっています。ここではマイヤーズカクテルについて詳しくお話していきます。 【監修医師からのワンポイント】 マイヤーズカクテルは、サプリメントとは違って、消化管を通らずにダイレクトにビタミン・ミネラルを点滴で血管に注入するため効率が良いエイジングケアであると言えます。抗酸化作用・代謝機能改善作用があり、細胞から活力を与えてくれるので、様々な不調や肌トラブルの改善にも期待できますね
この記事は、
福井内科医院の
福井美典医師が監修しています。 -
太もも・お尻のストレッチマーク・肉割れを消す方法
ストレッチマークとは ストレッチマークとは別名「肉割れ」、「妊娠線」とも言われています。 胸や腹部、お尻、二の腕、太ももなどの皮下脂肪が多くあり、皮膚が乾燥しやすい部分にできるひび割れのような線で、日本人の80%にみられるともいわれています。幅は数ミリ程度で、大きなものになると長さは10センチを超え、裂けた線が皮膚表面を波打つように伸びて見えます。大きさや形はさまざまですが、特に痛みや出血は伴わず、まれに痒みを感じる場合があります。 皮膚は上から表皮・真皮・皮下組織の3層から成り立っています。ストレッチマークは皮膚が裂けたように見えるため、肌表面の表皮が傷ついたものと感じやすいですが、実はストレッチマークは表皮の下の真皮層が傷ついたことによりできる線なのです。 表皮は水分を含んでおり、伸縮性を持っているため、簡単にその組織が壊れたり傷ついたりすることはありません
-
フォトフェイシャルの効果、副作用など専門医の見解まとめ!
古くからのことわざに、”色白は七難隠す”というものがあります。このようなことわざが存在するほど、いつの時代でも日本人女性は美白を意識して生活してきたということなのでしょう。そして現代では”ヤマンバ”や”ガングロ”などが一部の若い女性たちの間で流行ったこともありましたが、依然として、抜けるような色白な肌は不動の人気を誇っていますね。それでは、今回は美白を目指す女性たちの心強い味方、フォトフェイシャルとはどのような施術なのか、効果、副作用などを専門医の見解を交え解説して行くことにしましょう。 【監修医師からのワンポイント】 フォトフェイシャルはしみや赤み、しわ、ハリの低下など、様々なお悩みに幅広く効果のあるマイルドな治療です。ダウンタイムも少ないので、美容医療初心者の方もトライしやすく、定期的なお肌メンテナンスにもおすすめの大変人気の治療です。 目次 1.フォトフェ
この記事は、
PRIMA CLINIC (プリマクリニック)の
佐藤亜美子医師が監修しています。 -
ダーマペンの効果や治療の間隔等を解説
でこぼこ状になったニキビの跡や、目立つ毛穴、しみやシワ、たるみといったエイジングまで幅広い肌の悩みに対応できるのがダーマペンです。その名の通り、ペン状の器具を使って肌に小さな穴をあけ、肌が持っている創傷治癒効果によって肌のコンディションを改善するというもの。穴をあけるというと、ちょっと怖いイメージがありますが、ダーマペンとはどんな治療なのでしょうか。 目次 1.ニキビ跡の治療や肌の若返りに・ダーマペンとは 1-1.ダーマペンの効果とは 1-2.ダーマペンの痛み・ダウンタイムはどのくらい 1-3.ダーマペンの副作用 1-4.ダーマペンの失敗例ってあるの? 2.ダーマペンの施術 2-1.ダーマペンは自宅でもできる? 2-2.ダーマペンの個人輸入 2-3.美容外科で受けるダーマペン 3.まとめ
この記事は、
しのぶ皮膚科の
蘇原しのぶ医師が監修しています。 -
判別が難しいシミの種類と30代からの美容皮膚科的シミ治療とは
ふと鏡を見るとそこに映る「シミ」に自分の年齢を感じるのは誰もが一度は経験することかと思います。シワやたるみより自分自身で1番気になるところはシミだと言われています。シミがあるだけで隠すためにメイクの時間もかかり、憂鬱な気持ちになった方も多いのではないでしょうか?今回は、そんな年齢を感じるシミについて、一言でシミと言っても様々な種類があるため、まずはシミの種類について大まかに解説、その後美容クリニックでの治療法にもふれます。 【監修医師からのワンポイント】女性は、肝斑というもやもやしたシミが出現しやすいです。一般的なシミである老人性色素斑は、シミ取りレーザーでの治療が一般的ですが、肝斑に対しシミ取りレーザーを当てると逆に悪化してしまいます。そのため、肝斑の有無や適切な治療方針を考えることが非常に大切です。 判別が難しいものも。シミの種類と
この記事は、
美容皮膚科医の
大久保里紗医師が監修しています。
他の治療カテゴリ
スポンサーリンク
