ベイザー脂肪吸引(VASER LIPO)とは(概要・基礎知識)

通常の脂肪吸引に加え、超音波のベイザー波で脂肪を液体状に溶してカニューレで吸引します。細胞壁・血管・索状組織へのダメージや出血が少なく、手術時間が従来の施術時間より短縮されるため、通常よりもダウンタイムが短くなります。
ベイザーでは皮下脂肪の90%までの除去が可能なため、従来の脂肪吸引より浅い層(皮膚のすぐ下)の脂肪までとれるので痩せ型の方でも脂肪を吸引することができます。

通常の脂肪吸引では術後施術個所のたるみが気になる方が多いですが、ベイザーでは皮下の繊維組織の構造を保ったまま脂肪細胞のみを除去できるため、術後はお肌の引き締め効果があり、たるみの心配は軽減されます。

施術直後は一時的に強い腫れやむくみが生じ、術前より太くなって見えたり、体重が吸引前より増加することがあります。これは施術時に使用する麻酔、むくみが原因で起こります。術後1カ月程で落ち着き始め、その後時間の経過と共に徐々に落ち着き最終的な仕上りまでは約3カ月かかります。

その間、施術部位を圧迫することで施術部位の皮膚の引き締めや腫れやむくみ軽減のために術後の圧迫は仕上がりを左右するうえで重要です。

ベイザー脂肪吸引(VASER LIPO)が向いている人(こんなお悩みに)

・広範囲を細くしたい
・気になるパーツを細くしたい方
・食事制限や運動はしたくない方
・ダウンタイムやダメージを最小限にしたい方

ダウンタイム/経過

10日までは強い腫れ、内出血がでる可能性があります。強い筋肉痛のような痛みが長い場合1カ月を要しますが通常は約2週間で落ち着きます。
吸引部位の抜糸を術後7日目に行います。
顔などはダウンタイムが比較的短いですが部位、吸引量により異なります。術後1週間は24時間着圧タイツ、ガードルなどで施術箇所を圧迫固定します。

費用

18~90万円※施術部位により金額の変動あり

リスク・副作用

腫れ、痛み、感染、血が溜まる、吸引の取り残し、吸引後の陥没や凸凹、吸引部周辺の知覚の麻痺、しびれ(基本は約1年以内に改善しますが稀に戻らない場合もあります)、皮膚のたるみ、色素沈着、傷跡のもり上がりやへこみ、色素沈着

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*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

監修:

堀田和亮医師

BIANCAクリニック銀座

日本大学医学部卒業。形成外科、皮膚科、麻酔科にて美容外科医として必要なスキルを学び、その後大手美容外科に勤務。2014年東京・渋谷にクリニックを立ち上げて全国に分院を展開。現在は2018年東京・銀座に美容クリニックBIANCAクリニックを開院し院長に就任。
豊富な知識を数多くの施術に活かしています。特にヒアルロン酸注入、ボトックス注入治療では、アラガン社のドクター向け注入指導講師も務めています。

日本大学医学部卒業
大手美容クリニックにて分院長として勤務
2014年 東京・渋谷に新たなコンセプトのクリニックを立ち上げる
2018年 東京・銀座に「BIANCA cosmetic surgery & medical spa」を開院し院長に就任、現在に至る

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    竹江渉医師が監修しています。

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    この記事は、
    S Beauty Clinic
    山本祐未医師が監修しています。

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