フェイスリフトとは(概要・基礎知識)

頬、口元、首にかけてのたるみを改善する施術です。耳に沿って、頬のあたりまで広範囲に切開し、SMAS(superficial musculo-aponeurotic system=スマス)と呼ばれるおでこからこめかみ、頬にわたって表在する筋膜群と皮膚を引き上げて縫合し、リフトアップ効果を図ります。

「リガメント法」と呼ばれる方法では骨とSMAS、皮膚をつなぎとめている靭帯(リガメント)をいったん切り離し、皮膚やSMASを引き上げた後に再度固定します。皮膚やSMASと比べ硬い組織であるリガメントを使って引き上げを行うと、後戻りがしにくく、効果が持続しやすいと言われています。

広範囲の引き上げが期待でき、効果は半永久的に続きます。40代以降、たるみが顕著な方に適応となる施術です。

フェイスリフトが向いている人(こんなお悩みに)

・ほうれい線、マリオネットラインが気になる方
・首のエイジングサインが気になる方
・大幅に若返りを図りたい方
・後戻りしない効果を希望する方

ダウンタイム/経過

全身麻酔で行うため、痛みはなし。
希望により、局所麻酔や静脈麻酔で行うことも。
腫れは1週間がピーク、2週間ほどで落ちつきます。術後包帯で圧迫しますが、施術の翌日には外すことができます。その後、1週間程度で抜糸です。
耳の前から切った場合の傷は6カ月~程度で、白くなり、目立たなくなります。術後数カ月は赤みが残ります。

費用

60~90万円程度

リスク・副作用

効果が高い分、ダウンタイムが長い施術です。
腫れは2週間程度、むくみは1~3カ月程度。切開する耳の周囲に傷跡が残ります。まれに顔面神経麻痺、引きつった感じが出ることがありますが、徐々に解消します。

【すぐに探せます![地域✕施術]全国おすすめクリニック一覧はこちら】

*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

監修:

堀田和亮医師

BIANCAクリニック銀座

日本大学医学部卒業。形成外科、皮膚科、麻酔科にて美容外科医として必要なスキルを学び、その後大手美容外科に勤務。2014年東京・渋谷にクリニックを立ち上げて全国に分院を展開。現在は2018年東京・銀座に美容クリニックBIANCAクリニックを開院し院長に就任。
豊富な知識を数多くの施術に活かしています。特にヒアルロン酸注入、ボトックス注入治療では、アラガン社のドクター向け注入指導講師も務めています。

日本大学医学部卒業
大手美容クリニックにて分院長として勤務
2014年 東京・渋谷に新たなコンセプトのクリニックを立ち上げる
2018年 東京・銀座に「BIANCA cosmetic surgery & medical spa」を開院し院長に就任、現在に至る

エイジングケアの他の治療

エイジングケアに関連する記事

  • アンチエイジングではなく、バックエイジングの時代! 今話題のNMNとは

    Contents NMNとは NMNはどうやって摂る? NMNとエクソソームとの違いは? NMNの価格 論文から見るNMNの本当の効果 まとめ 加齢による様々な体の不調やこれまで可能であったことが不可能になる苦痛、衰えていくことへの恐怖など、エイジング=老化に対して若返りの治療をアンチエイジング治療といいます。 現代ではハイフや糸リフトなど多様なアンチエイジング施術だけでなく、さらにバックエイジングという細胞からの若返りに注目が集まっています。ただ見た目が若返るというアンチエイジングではなく、細胞からの若返りがクローズアップされることが多く、点滴やサプリメントで欠乏しているビタミンや成長因子などを取り入れるということが美容医療では一般的になってきました。 その中でも特にバックエイジングができる薬剤として注目されているのがNMNです。成長因子やサイトカイ

    この記事は、
    銀座美容メディカルクリニック
    関根彩子医師が監修しています。

  • ダブロの効果、副作用など。切らずに顔の引き上げを

    年齢とともにゆるんでいくフェイスライン、頬のたるみ。こうしたエイジングサインは肌の深い部分にある筋肉の衰えによって起こるため、化粧品で解消することは、まず不可能と言われています。とはいえ、たるみは放置しておくとどんどん進行してしまうもの。でも、切開するフェイスリフトの手術は怖いという方がほとんどですよね。そこで、検討してみたいのが切らずに顔の筋膜層にアプローチできるとして人気が高い「ダブロ」という施術です。ここではダブロがどんな施術なのかについて、詳しく説明していきます。 目次 1. 切らずに顔の筋膜層にアプローチ!ダブロってどんな施術? 1-1.ダブロとは 1-2.ダブロの効果と照射可能範囲 1-3.ダブロはどんな人に向いている? 1-4.ダブロとウルセラ、サーマクールの違い 1-5.ダブロのダウンタイム・副作用 1-6.ダブロの失敗例 1-7.ダブロの口

    この記事は、
    THE ROPPONGI CLINIC 恵比寿院
    長尾沙也加医師が監修しています。

  • 広く浸透しているスレッドリフト(糸リフト)の種類を詳細解説! 多くて迷っているかたへ

    Contents スレッドリフトとは スレッドリフトの種類 まとめ コロナ渦も過ぎ、マスクを外す方がより一層多くなっている印象があります。そうなると気になるのはシミよりもたるみという方が増えており、シミの治療中でもたるみの相談を受けることがとても多いです。 たるみ治療といえば皆さんが思い浮かぶものとしてハイフやスレッドリフト(糸リフト)が多いのではないでしょうか。数年前まではスレッドリフトはまだまだハードルが高く、芸能人はしている人が多いのかなと言われる患者さんが多かったのですが、ここ最近はご友人がしていて効果がよかったから自分も気になっていてと話される方が増加しています。 それほどスレッドリフトが身近になってきたのではないかと思います。ただ、まだまだ痛みや価格から一歩踏み出せないそんな方も少なくはありません。身近になってきたスレッドリフトですが

    この記事は、
    自由が丘ウェルエイジングビューティークリニック
    福田知佐子医師が監修しています。

  • 肌を育てるヒアルロン酸ジャルプロを詳細解説。併用すると効果的な治療も紹介

    Contents ヒアルロン酸とは ヒアルロン酸の種類 ジャルプロの特徴 老化と真皮細胞外マトリックス(ECM)、皮下組織のリガメントのお話 ジャルプロに似ている施術、組み合わせたい施術 【監修医師からのワンポイント】ジャルプロをはじめとしたECM製剤で真皮を日頃からケアしておくことは、見た目にハリが出たり、小じわが改善したりという効果はもちろん、レーザーの反応を高めたり、炎症に耐えうる肌につながったりという効果もあります。また、針による注入の刺激自体が細胞がコラーゲンやエラスチンの生成、血流の促進、炎症をおさえる、などの生理的な応答を引き起こすため、多方面から皮膚のレジュビネーションを図ることが可能です。ジャルプロはご自身の持つポテンシャルをほんの少し後押しする、そんな治療です。 ヒアルロン酸とは ヒアルロン酸の注入といえば頬の

    この記事は、
    ART LOUNGE CLINIC
    中野陽子医師が監修しています。

  • 頬のボリュームをなくしほうれい線の予防ができるメーラーファット除去について

    【監修医師からのワンポイント】メーラファットが多い方は、笑った時に頬のふくらみが目立ち、顔が大きく見えてしまうことがあります。メーラーファットはダイエットでも落としにくい脂肪です。 メーラーファット除去は無理なダイエットをせずに、すっきりとしたお顔立ちになることができますが、脂肪を取りすぎると逆に老けたお顔立ちになる可能性もあるので、医師のカウンセリングをしっかり受けた上で検討しましょう。 顔のボリュームやたるみで悩んでいる方はマスクを外す機会が増えてさらに多くなっています。鏡を見て頬やほうれい線で悩んでいて何をしていいのかわからないと相談されることも以前のコロナ禍より増えています。 顔のボリュームやたるみの原因についても1番大きく関わっているのは脂肪です。そもそも、顔では脂肪のパーツが分かれており特にほうれい線付近にある脂肪として気になる部分がメーラーファットで

    この記事は、
    ゼティスビューティークリニック 池袋院
    沈竟卉医師が監修しています。

  • たるみ治療はレイヤー(層)で考える! レイヤーごとのたるみ治療方法

    たるみ治療といえば、最近ではハイフが1番人気のある施術かもしれません。ですが、もっとよく調べるとハイフ以外にもたくさんのたるみ治療があることに気がつくと思います。超音波、RF、ヒアルロン酸……一体自分的にはどれがたるみに効果のある治療なのか、調べても一般の方が理解するのはとても難しいと思います。 多くの治療を比較して、どの治療が自分に1番効果があるのか、皆さん迷ってしまうのではないでしょうか? 今回はそんなたるみ治療難民の皆さまに、クリニックではどういった考え方でたるみ治療を提案しているのか、ドクターはどこを診てたるみ治療をすすめているのか、そのひとつの極意をお伝えしていきます。 【監修医師からのワンポイント】たるみは年齢とともに進行し、誰しも避けられない変化です。たるみを完全に元通りにすることは難しいですが、個人に合った治療方法により、大きく改善したり予防的な効果が期待でき

    この記事は、
    PERSONAL BEAUTY CLINIC TOKYO 銀座
    川守田詩乃医師が監修しています。

エイジングケアのコラムを見る

の治療カテゴリ