ハッピーリフトとは(概要・基礎知識)

イタリアのPromoItalia社が開発した医療用の溶ける糸を埋め込むことで気になるたるみを引き上げる施術法です。

使用する糸は体内で吸収されても副作用が起こる心配はほとんどありません。すでに手術用の吸収糸として使用されている素材でもあるため、安全に使うことができます。異物が残るのが心配という方にも適した治療です。

糸は両端から中央に向かってフェザー状に毛羽だちのようなトゲがついています。このトゲが皮膚をしっかりと引き上げ、たるみを解消します。皮膚を切開する必要がないので、ダウンタイムがほとんどなく、大きな傷が残る心配もありません。

ハッピーリフトはこめかみに固定しなくても頬や額、頸部、下垂した眉付近など好きな場所に糸を埋め込めるので、自由度が高く引き上げたい部分をピンポイントで引き上げることができる特徴があります。また、糸が吸収される過程で周囲にコラーゲンが生成されるため、吸収後も一定期間リフトアップ効果が持続します。将来的なたるみの予防を希望する方にも、おすすめの治療と言えるでしょう。

ハッピーリフトが向いている人(こんなお悩みに)

・ほうれい線やフェイスラインのたるみが気になる方
・切らずにリフトアップしたい方
・首のたるみが気になる方
・眉が下がってきたのが気になる方
・たるみが軽度の方
・将来的なたるみを予防したい方

ダウンタイム/経過

局所麻酔を使用するため、施術中の痛みはほとんどありません。

施術後に引っ張り感や軽い腫れが数日続くことがありますが、徐々に消失します。内出血が起こると2週間程度残ることもあります。稀に刺入部が硬くなることがあります。

費用

糸1本で1~2万円。頬のリフトアップでは4~6本程度の使用が一般的です。

リスク・副作用

術後、腫れやむくみ、引っ張り感が出ることがあります。腫れやむくみは2~3日がピークで1週間から10日ほどで引いていきます。内出血が起きた場合もメイクで隠せる程度です。

【すぐに探せます![地域✕施術]全国おすすめクリニック一覧はこちら】


*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。

監修:

滝本磨理香医師

世田谷形成外科・美容外科クリニック

埼玉医科大学国際医療センター初期研修医を経て、埼玉医科大学病院形成外科・美容外科で研鑽を積む。2021年4月城本クリニック入職し、立川院、池袋院等に所属。また保険診療にも携わる。2022年柏院院長に就任。2026年世田谷形成外科・美容外科クリニック開業。
得意施術は糸リフト、ヒアルロン酸を併用したお顔のたるみ治療、陥没乳頭や乳頭肥大などの乳頭形成術です。「患者さんに寄り添う医師」がモットー。

形成外科専門医
ICLSプロバイダーなど

埼玉医科大学国際医療センター 初期臨床研修医
埼玉医科大学病院形成外科 助教
ワシントン大学形成再建外科 留学
城本クリニック 入職
城本クリニック 柏院 院長
世田谷形成外科・美容外科クリニック開業

エイジングケアの他の治療

エイジングケアに関連する記事

  • 水の森式ヒアルロン酸リフトを竹江総院長が詳細解説

    従来のヒアルロン酸注入とは異なり、“埋める”ではなく、“引き上げ”(リフトアップ)の概念で施術を行うヒアルロン酸リフト。現在テレビや雑誌でも取り上げられ、注目されています。水の森美容外科総院長の竹江先生にヒアルロン酸リフトについて、他のエイジング治療との比較もまじえながら、わかりやすく解説していただきました。 今までのヒアルロン酸治療とは何が違うの?糸のリフトの方が効果的なのでは?そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。治療の根本的な考えから丁寧に説明されているので、初めてエイジングケア治療を検討されている方は必見。40代後半男性のモニターさんによるビフォーアフターの写真付きで、女性だけではなく男性の中高年層にも興味深い内容になっています! 顔全体のリフトアップは手術というケースが多かったのが、ヒアルロン酸注入で対応できるように進化しました ー今回はエイ

    この記事は、
    水の森美容クリニック 東京銀座院
    竹江渉医師が監修しています。

  • 進行度ごとの目元のしわ改善法。おすすめ美容液・クリームほか

    空気が乾燥する季節になると、目元のシワが気になりはじめるという人はいませんか?うっすらと浮かんだちりめんジワや深くくっきりと刻まれたしわが気になって、思い切り笑うことができないという方もいるかもしれませんね。でも、目元のしわは初期段階でケアを始めれば、深いしわになるのを防ぐことも不可能ではありません。ここで目元のしわを改善するための方法について、しわの進行具合ごとに詳しく解説していきます。 目次 1.目元のしわってなぜできるの? 1-1.目元のしわができる原因とは 1-2.目の疲れやこんな習慣が原因になることも 2.目元のしわを改善する方法 2-1.目元のしわを改善するコスメ 2-2.美容外科でのケア 13.まとめ 1.目元のしわってなぜできるの? カラスの足跡とも呼ばれる目元のシワ。笑ったときにできる「ハッピーライン」とポジティブにとらえる人もいます

    この記事は、
    六本木スキンクリニック
    鈴木稚子医師が監修しています。

  • 若いうちのお悩みも多い首のシワ。忘れがちな日常のケアをしつつ、切らない美容医療施術も取り入れて

    Contents 首のシワの種類 首への美容医療 自宅でできる首のシワケア まとめ 首をびよーんと引っ張る癖のある方いらっしゃいませんか?ドキッとしたそこのあなた。首を見てみると、首のたるみやシワになっているかもしれません。首は顔と繋がっているため鏡で目に入ることが多く、お悩みを相談されることが顔と同じくとても多いパーツです。 シワだけでなくイボやシミ・くすみも目につくため、お悩みの方がとても多いのです。株式会社アースケアが行なった調査によれば100人中68%の女性が首に年齢が現れると回答しています。 半数以上が顔だけでなく、首の老化により年齢を感じているのです。顔を隠して首だけを見ても若いのか年齢を重ねているのかがわかるというのは、とても興味深いなと思いました。また、コロナによりマスクをつけることが習慣化してからは化粧品原料等を製造する丸善製薬株式

  • ヒアルロン酸注入の基礎とその注入法“ビスタシェイプ”

    ヒアルロン酸の注入は、シワ取りなどの若返りを始め、鼻や顎、バストの形成などに用いられている方法です。そして、若返りのシワ取りといえば、ボツリヌス治療(ボトックス)もよく知られていますね。ヒアルロン酸注入やボツリヌス治療はそれぞれに異なった特徴を持ち、それぞれに若返りのシワ取りを実現させる方法ですが、現在では、より合理的に若返りを実現させるビスタシェイプ(VISTA-Shape)という治療法が登場してきました。 それでは、ヒアルロン酸注入とはどのような施術かおさらいをするとともに、その効果や特徴、最新のビスタシェイプについて解説します。 ヒアルロン酸注入の効果と特徴とは? ヒアルロン酸注入は、メスを使用することなく注射針でヒアルロン酸を皮下に注入し、鼻や顎の形成、そして、気になるシワの部分に注入することにより、シワの溝を目立たなくする効果を持っています。また、ヒアル

    この記事は、
    いなばクリニック
    稲葉岳也医師が監修しています。

  • 失敗しないクリニック・医師選びのコツは女医の顔にあり!?〜対談・原かや院長(八重洲形成外科・美容皮膚科)✕北条かや

    30歳。アンチエイジングを始めるにはまだ早い気がするけれど、どんなケアをすればいいの?美容皮膚科・外科って怖くない?そんな疑問を解決すべく、八重洲形成外科、美容皮膚科院長の原かや先生にお話を伺うシリーズ、後編です。かや先生の「美の秘訣」や、信頼できる美容外科の選び方など、内容盛りだくさんの後編、スタート! ▼原かや先生、北条かやさん対談記事の前編や他の記事はこちら [ctb column] 早い段階から施術して、40~50代になったときに綺麗でいられるのが理想 北条かや(以下H):タカナシクリニックの高梨先生いわく、実年齢マイナス3割は若見せできるらしいんです。エイジングの治療でどれくらい若返るか、知りたいのですが。 原先生(以下K):難しいですね。たとえば45歳で初めて美容外科に行って、若返る施術を考えるよりは、早い段階(ちょっと老けたかな?というような段階)から美容外

    この記事は、
    八重洲形成外科・美容皮膚科
    原かや医師が監修しています。

  • 目の下のクマを取りたい! ハムラ法、裏ハムラ法、現場ナースからのホントのメリット・デメリット解説

    最近では、切らない目の下のたるみ(クマ)取りという施術をSNSでもよく目にするようになりました。目の下に黄色い脂肪が乗っている動画を目にした方も多くいると思います。そういった動画や投稿では、目の下にある眼下脂肪というものを除去しています。SNSで目にするだけでなく、目元のクマ治療は実際にとても人気の高い治療になっています。 日本人を含めたアジア人では、骨格的に頬の骨よりも眼球が前に出ている方がおり、そのような方では10代から目の下の膨らみによるクマが気になってしまいます。そのため、筆者がカウンセリング相談を受ける方は40代以上の方が多いのですが、10代や20代の若い方も少なくありません。 もちろん、骨格的な要因ではなく色素沈着や血流が悪いことが原因である色クマで悩んでいる方もいます。そのような場合はオペではなくスキンケアや外用薬を提案させていただき改善することも多くありますので

    この記事は、
    金沢ふたえのクリニックf-clinic
    新田有加里医師が監修しています。

エイジングケアのコラムを見る

の治療カテゴリ