フォトシルクプラスとは(概要・基礎知識)
フォトシルクプラスはイタリアDEKA社が開発したUPL(U-Shape Pulse L)という光を使った治療器による施術です。UPLは波長が広い従来のIPL(フォトフェイシャル)と比較すると、波長が狭くメラニン粒子の分解に優れていて、よりシミに特化した治療器であると言えます。IPLで薄くならなかったシミや肝斑の改善にも用いられ、効率的に治療ができることから施術費用を抑えることにもつながります。
フォトシルクプラスでは、このUPLを皮膚に照射することで、肌表面のしみと肌の奥に潜んでいるしみ予備軍や肌のくすみの原因となっている色素にも反応し、しみやくすみを改善していきます。
また、光の作用でコラーゲン生成を促進する作用があり、肌のツヤやハリアップなどの総合的な肌質向上、お肌の若返りが期待できます。その他、大人ニキビや赤みのあるニキビ跡、赤ら顔、毛穴の開きといった幅広い肌トラブルにも対応できる、優れた治療器です。
フォトシルクプラスが向いている人(こんなお悩みに)
・しみ、くすみ、肝斑が気になる方・にきび跡が気になる方
・毛穴の開きが気になる方
・総合的な美肌ケアをご希望の方
ダウンタイム/経過
輪ゴムをパチっとはじいたような軽い痛みがありますが、麻酔は必要ありません。施術後、かゆみがでる場合もありますが冷却すれば徐々に収まります。
施術後2~3日でシミがかさぶたのようになりますが、手で触らず自然にはがれるのを待ちましょう。施術後は紫外線対策が必要です。
費用
顔全体で1回20,000~40,000円程度リスク・副作用
痛み、赤み、ヒリヒリ感、かゆみなどが出ることがあります。施術後は一時的に肝斑やシミが濃くなることもあります。皮膚炎や日焼けのある人、金の糸の施術を受けたことのある人、妊娠中の人などは施術ができません。*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
蘇原しのぶ医師
しのぶ皮膚科
東海大学医学部卒業。皮膚科医として大学病院で経験を積み、都内の皮膚科にて副院長を歴任。2016年しのぶ皮膚科開院し院長に就任。
しのぶ皮膚科では、一般皮膚科治療はもちろん、美容治療はヒアルロン酸注入を中心に、先生目当てに患者様が来ている。安心してリピートできるクリニックとして人気に。さまざまなSNSで積極的に発信、テレビ出演も多数。
日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医
日本皮膚科学会会員など
東海大学医学部卒
北里大学皮膚科
獨協大学皮膚科
新宿皮フ科副院長
しのぶ皮膚科院長
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この記事は、
錦糸町皮膚科内科クリニックの
田尻友恵医師が監修しています。 -
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