シミ治療とは(概要・基礎知識)
過剰に作られたメラニンが沈着して起こるシミ。美容皮膚科や美容外科では自宅でのスキンケアやサプリでは、なかなか対応が難しいシミに対しても積極的な治療を行っています。ひとことでシミと言っても、実際には老人性色素斑、肝斑、雀卵斑(そばかす)、ADM(あざ)、炎症性色素沈着などさまざま種類があり、経験豊かな医師でなければシミの種類を見分けるのは困難とされています。シミの種類によって、それぞれ適した治療法があり、適切な治療を施すことができるのも美容医療の特徴です。
美容クリニックでは、シミの治療に対しビタミンCやトラネキサム酸などの内服薬、塗り薬(ハイドロキノン)、光治療、レーザー治療、ケミカルピーリング、イオン導入、美白注射(点滴)など多くの治療法をおこなっているので、選択肢が多いのもメリットです。複数の治療を組み合わせて、より高い効果を目指すこともできます。
シミの色や濃さによって治療内容や期間、経過は異なります。ダウンタイムがある治療もあるため、シミの状態とライフスタイルに合わせて治療を選ぶことをおすすめします。
シミ治療が向いている人(こんなお悩みに)
・シミが気になる方ダウンタイム/経過
レーザー治療や光治療の場合はゴムで軽くはじいたような痛みがあります。レーザー治療は施術後2~3日でかさぶたができ、自然にはがれ落ちたあと、シミが薄くなります。
症状に合わせて継続した治療が必要となります。
費用
薬のみの処方は1カ月5,000~8,000円程度 機器による施術は顔全体1回10,000~150,000円程度と幅があります。リスク・副作用
痛み、ハイドロキノンを塗布する場合、使用法に誤りがあると白斑。レーザー照射など機器類を使った施術の場合は火傷のリスクがあること、施術後は患部にかさぶた。*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
蘇原しのぶ医師
しのぶ皮膚科
東海大学医学部卒業。皮膚科医として大学病院で経験を積み、都内の皮膚科にて副院長を歴任。2016年しのぶ皮膚科開院し院長に就任。
しのぶ皮膚科では、一般皮膚科治療はもちろん、美容治療はヒアルロン酸注入を中心に、先生目当てに患者様が来ている。安心してリピートできるクリニックとして人気に。さまざまなSNSで積極的に発信、テレビ出演も多数。
日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医
日本皮膚科学会会員など
東海大学医学部卒
北里大学皮膚科
獨協大学皮膚科
新宿皮フ科副院長
しのぶ皮膚科院長
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常岡有希子医師が監修しています。
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