鼻プロテーゼ 修正 抜去とは
最終更新日:2020年7月10日
鼻プロテーゼ 修正 抜去とは(概要・基礎知識)
過去鼻に入れたプロテーゼによって、鼻筋が不自然である、鼻先が上を向いてくる(アップノーズ)、プロテーゼの色が透けて見える、異物感が強くなってくるなどのトラブルが起きた場合、プロテーゼの抜去が選択肢に上がってきます。
こうしたトラブルは術者の技量、プロテーゼの形の調整不足、サイズや形の不一致などが原因で起こりやすい現象です。
ただし、挿入に問題がない場合でも、年齢とともに筋肉や皮膚のハリが衰えることや経年によるプロテーゼの変形、周囲に起こる石灰化が原因で見た目が不自然になることもあります。
通常、プロテーゼを抜去したあと修正手術を行う場合、炎症がおさまるまで3~6カ月程度待ってから再度施術を受ける必要があります。なお、抜去は鼻腔内から行うため、傷は外から見えません。
鼻プロテーゼ 修正 抜去が向いている人(こんなお悩みに)
・過去の他院で入れたプロテーゼを抜きたい方
・修正したい方
施術の流れ
腫れ、痛み、内出血が1週間ほど続く場合もありますが、徐々におさまります。
費用相場
10~15万前後(挿入と同じクリニックだと安くなることもある)
リスクと副作用
プロテーゼが飛び出ている場合やプロテーゼと皮膚との癒着がある場合は鼻の形の変形を来すことがあります。
鼻の高さが元に戻ってしまうので、高さなどを維持するのであれば、改めて手術やヒアルロン酸注入などの施術を受けることになりますが、皮膚の状態によっては再手術などができないこともあります。

監修: 依田拓之医師
よだ形成外科クリニック
東邦大学医学部卒業。形成外科医として経験を積み、美容外科院長を歴任。宮城県仙台市に2010年よだ形成外科クリニックを開業。2020年で開院10周年。
日本形成外科学会認定専門医の資格を持ち、現在では少なくなった総合的な美容医療を地域に提供しています。目元、鼻などの美容外科治療はもちろん、エイジングケア、美肌、男性・女性のAGA、男性診療まで幅広いメニューは安心してかかりつけ医にできそうです。
東邦大学医学部卒
東京警察病院形成外科入局
美容外科クリニック院長
よだ形成外科クリニック院長
鼻の治療
鼻の治療が受けられるクリニック
鼻プロテーゼ 修正 抜去に関連する記事
- 関連する記事はこれから登録されます。