脂肪注入法(豊胸)とは(概要・基礎知識)
自分の体(お腹、太ももなど)から採った脂肪をバストに注入していく施術です。注入した脂肪のバストへの生着率が約30~50%と言われていますが近年は定着率を上げる方法で1~2カップサイズを上げられます。施術方法はピュアグラフト法、コンデンスリッチ法が主流となります。ピュアグラフト法は採取した脂肪をピュアグラフトシステムで透析します。2層の特殊フィルターで死活細胞や老化細胞等を除去し、脂肪細胞や成長因子が含まれる純度の高い良質な脂肪細胞のみを生成します。
コンデンスリッチ法は採取した脂肪から不純物や水分を除去し、濃縮技術で老化、肥大化した脂肪細胞も徹底除去します。定着に有利な細胞だけが濃縮されたコンデンスリッチファット(CRF)だけを仕分けることが可能です。
以前の脂肪注入ではバストにしこり、石灰化になるリスクがありましたが、上記の方法を用いることでしこり、石灰化の可能性が低くなり、脂肪の定着率もあがりました。
脂肪注入法(豊胸)が向いている人(こんなお悩みに)
・自分の脂肪を使って豊胸したい方・異物を挿入することに抵抗のある方
・部分痩せとバストサイズアップしたい方
ダウンタイム/経過
バストの腫れ、痛みはおおよそ1~2週間で落ち着きます。また内出血は2~3週間で落ち着きますが稀に色素沈着として続くことがありますが約6~12カ月で色が薄くなります。脂肪吸引部位は術直後、麻酔液や浮腫みで術前より太った様に見えますが、徐々にもとに戻ります。また術直後は着圧タイツ等で圧迫固定を数日間行います。
費用
30万~180万円リスク・副作用
腫れ、痛み、しこり、石灰化、左右非対称、バストのボリュームが足りない、バストのボリュームがありすぎる、脂肪吸引の傷跡(ケロイド、色素沈着、凸凹)、テープかぶれ*本記事内でご紹介した治療機器、施術内容は、個人の体質や状況によって効果などに差が出る場合があります。記事により効果を保証するものではありません。価格は、特に記載がない場合、すべて税込みです。また価格は変更になる場合があります。記事内の施術については、基本的に公的医療保険が適用されません。実際に施術を検討される時は、担当医によく相談の上、その指示に従ってください。
監修:
柴田智一医師
ガーデンクリニック 池袋院
山梨大学医学部 卒業
町田市民病院 勤務
東京女子医科大学病院 勤務
国立病院機構災害医療センター 勤務
東京女子医科大学 勤務
鹿児島市立病院 勤務
ガーデンクリニック 入局
ガーデンクリニック横浜院 院長就任
ガーデンクリニック池袋院 院長就任
豊胸・バストの他の治療
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富田さくら医師が監修しています。
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