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※この記事は田中医師が表参道スキンクリニック大阪院在籍時に取材をした記事です。 人気企画「美人女医インタビュー」第四十六回は、東京表参道、名古屋、大阪、沖縄に展開している、表参道スキンクリニック大阪院の田中美紀(たなかみき)先生です。 中学時代に通った皮膚科で美容治療をやっていて、それに感銘
ゼオスキンヘルス(ZO SKIN HEALTH)はアメリカの皮膚科医であるゼイン・オバジ氏が開発した医療機関専売の化粧品です。ゼオスキンヘルスは医師の指示のもと肌の状態や悩みに合わせて、プログラムをカスタマイズするので自分の肌に合わせて使用することができます。
ゼオスキンヘルスはハイドロキノンとトレチノインを使用したものでターンオーバーが早くなり、コラーゲンが増生し、真皮層が厚くなり、加齢で機能が落ちた幼若細胞の活性化をすることでシミ、そばかす、肝斑、ニキビ、ニキビ跡、小じわ、毛穴改善など幅広い悩みに効果を発揮します。
しわやシミの原因のほとんどが「光老化」という老化現象によりますが、ゼオスキンヘルスには光老化に効果を発揮するビタミンAが含まれているため、様々な悩みに適応があるとされています。そして、カウンセリングを行い悩みに応じた組み合わせで使用することができます。製品によっては皮むけや赤みが出ることがあります。
自身の肌の悩みと使用中の経過を相談しながら使用できることが最大の魅力です。
シスペラはアミノ酸の一種であるシステアミンが7%配合されています。システアミンとは人の母乳に多く含まれている天然由来の必須アミノ酸でL-システインから生成されています。そのため安心して肌に塗って使用することができます。ハイドロキノンで起こる副作用の皮むけ、赤み、かぶれ、光毒性などがないためダウンタイム、副作用が心配な方にはシスペラのほうがお勧めです。
またハイドロキノン、トレチノインのように5カ月使用したら3カ月休薬という制限がないため通年性でお使い頂けます。シミや肝斑、くすみの改善、ツヤハリに効果を発揮します。ちなみに新しくなったシスペラにはアイソバイオニックアミドとAHAが新たに配合され、インテンシブ、ニュートラライズ、ブーストの3製品をシステムとして使用します。
薄い肝斑やレーザーでしみが消えなかった方ににおすすめで、シスペラは1カ月ほどの使用で効果を実感することができます。美白効果だけでなく、線維芽細胞に働きかけコラーゲンを増加させる作用があるので使用後数日で肌のモチモチ感、ツヤ感を実感して頂けます。新しいシスペラにはレチノールも配合されているため、目の周囲などは避けて頂きます。
1日1回を16週間継続し、その後は週2回継続することで肌の状態が維持されます。使用方法は、塗布前に肌を十分休め、洗顔後は1時間程度空け、インテンシブを塗布して15分待ったのちにニュートラライズにて洗顔をして、ブーストを塗布。夜はこの3本で完結します。朝はお好きなスキンケア製品をお使いください。
塗布後、熱感やピリピリ感を感じる方もいらっしゃいますが落ち着きます。
人気企画「美人女医インタビュー」第四十五回は、全国25院を展開、30年以上の歴史がある城本クリニック立川院の滝本磨理香(たきもとまりか)先生です。 医師として目指しているのは「患者さんに寄り添う医師」。その理由は10代の頃にさかのぼります。 大学病院、米国留学を経て、城本クリニックで形成外
ダイエット点滴は、体脂肪を効率良く燃焼させる薬剤をメインに配合した点滴です。代謝を高めて痩せやすい体質に改善するためリバウンドが少ない施術とされています。また、手術なしでダイエットしたい方に適した痩身のための施術です。運動や食事の管理との併用で効果が高まります。
ダイエット点滴には、体脂肪の増加を抑制し、効率良く体脂肪を燃焼させるために、食事によって得られるブドウ糖(炭水化物)を即エネルギーに変換し代謝をアップさせたり、冷え性やむくみの改善に効果的な「αリポ酸」やアミノ酸の仲間で高い脂肪代謝効果のある「L-カルニチン」がメインとして配合されています。
その他の薬剤は、クリニックによって多少違いますが、体内で不足しているアミノ酸、ビタミン、肝機能、消化機能を高める薬剤を配合していることが多く痩身効果以外にも美肌と健康におすすめの施術といえます。
イタリアのPromoItalia社が開発した医療用の溶ける糸を埋め込むことで気になるたるみを引き上げる施術法です。
使用する糸は体内で吸収されても副作用が起こる心配はほとんどありません。すでに手術用の吸収糸として使用されている素材でもあるため、安全に使うことができます。異物が残るのが心配という方にも適した治療です。
糸は両端から中央に向かってフェザー状に毛羽だちのようなトゲがついています。このトゲが皮膚をしっかりと引き上げ、たるみを解消します。皮膚を切開する必要がないので、ダウンタイムがほとんどなく、大きな傷が残る心配もありません。
ハッピーリフトはこめかみに固定しなくても頬や額、頸部、下垂した眉付近など好きな場所に糸を埋め込めるので、自由度が高く引き上げたい部分をピンポイントで引き上げることができる特徴があります。また、糸が吸収される過程で周囲にコラーゲンが生成されるため、吸収後も一定期間リフトアップ効果が持続します。将来的なたるみの予防を希望する方にも、おすすめの治療と言えるでしょう。
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1960年代降圧薬として使用されていたのがミノキシジルです。
副作用で多毛が見られたため、薄毛治療に対して1980年に外用薬として発売されたのがロゲインです。その後大正製薬から1999年にリアップ、2005年にリアップレディが発売され、その後、アンファー、ロート製薬、東和薬品からもミノキシジル配合外用薬が発売されています。
効果は発毛や育毛の促進、抜け毛の予防などこちらもリアップと同等です。ミノキシジルの配合率という点でも、「リアップX5」とロゲインは同じ5%です。ただし、女性向けリアップであるリアップリジェンヌと、女性向けのロゲインでは配合率が異なります。リアップリジェンヌが1%であるのに対し、女性向けロゲインは2%配合です。
リアップとロゲインの最も大きな違いは、日本で認可されているかという点です。アメリカ製のロゲインは日本では認可されていません。また価格面で比較した場合、ロゲインのほうが安く設定されていることが多いです。
効果はほぼ同等のため、予算に合わせて選んでもいいでしょう。ただし、クリニックによって取り扱いが異なります。なお、ロゲイン・リアップともに、効果が出にくい薄毛・抜け毛のタイプがあります。ロゲインなどで対応できない薄毛・抜け毛でも、高濃度のミノキシジル外用薬や別の薬(ミノキシジルタブレットなど)で改善可能なこともありますので、カウンセリングで相談してみましょう。
Merz社によるとパントスチン(Pantostin)は女性の薄毛であるFAGA(女性男性型脱毛症)の治療薬(外用薬)です。有効成分のアルファトラジオールが抜け毛の原因となるジヒドロテストステロン(DHT)の生成を阻害し、毛髪を守り抜け毛を予防します。
女性も加齢によって女性ホルモンの分泌が低下し、男性ホルモンの影響を受けやすくなって抜け毛が増え、薄毛が進行することがあります。パントスチンは女性でも使用できるようにDHT抑制効果を設計しているので安心です。また、女性用の育毛用内服薬パントガールと併用することで、より高い育毛効果が得られます。
パントスチンは副作用がほとんどなく長期使用できることもメリットのひとつです。使用開始時には、一時的に抜け毛が増えることがありますが、次第に落ち着いていきます。 早い人では1カ月程度で変化を実感できることもあります。
なお、パントスチンは男性でも使用可能です。従来のAGA治療薬で性欲減退などの副作用が起きた方にも適していますので、カウンセリングで医師に相談されるとよいでしょう。
発毛、育毛に効果のある薬剤を頭皮に直接、注射器、機器を使って注入することで薄毛や抜け毛を改善していく治療法です。ニードル育毛セラピーといって、注射器を使わずに施術しているクリニックもあります。
育毛メソセラピーは、内服薬や外用剤よりも頭皮に直接働きかけるため、薬が効いてほしいポイントにダイレクトに成分を届けることができるというメリットがあります。使用する薬剤は育毛剤にも使われる「ミノキシジル」の他、発毛を促す「成長因子(グロースファクター)」、毛髪に含まれるたんぱく質ケラチンを構成する「アミノ酸システイン」の他、ビタミンなどをクリニックで独自に配合していることもあります。
費用も異なるため、自分の毛髪の悩みに合ったクリニックを選びましょう。また、育毛メソセラピーとよく似た施術で、薬剤にヒト由来の幹細胞を培養したものから抽出した成分であるAPPEを配合したHARG療法を実施しているクリニックもあります(AAPEもグロースファクターの種類であるため)。
クラツーαは脂肪のみを冷却して脂肪細胞を破壊することができる冷却痩身機器です。また従来機では1台1部位の施術しかできませんでしたが、クラツーαは1台で2部位の施術が可能になったことと、大小7つのアプリケーターが用意されているため様々な部位に対応できるようになり、今までは施術が難しかったワキやヒザ上の施術も行うことができます。
クラツーαは、脂肪が他の組織と比べて高い温度で凍る性質を活かし、カップ状の特殊なアプリケーターで吸引をかけ、脂肪を4度で冷却します。冷却された脂肪細胞は凍結、結晶化し自然死します。破壊された脂肪は1~3か月かけて体外へ排出されます。従来のダイエットは脂肪細胞の数を変えることは不可能なため、脂肪細胞それぞれの大きさを小さくする効果しかなく、リバウンドすると元に戻ってしまいますが、クラツーαは細胞自体を減らすためリバウンドの可能性は少なくなります。
クラツーαは従来の180度両面冷却方式の機器から進化し、360度冷却可能なアプリケーターを使用するため時短により効率的に冷却作用を促し、より効果を実感することができます。
人気企画「美人女医インタビュー」第五十回は東京・銀座にあるネクサスクリニック(NEXUS clinic)の櫻井夏子(さくらい なつこ)医師です。 整形外科医として4年間大学病院で勤務した後、美容医療へ進みます。転身のきっかけはボディ版ミスコンテスト「Best Body Japan」大会への出場
自分の体(お腹、太ももなど)から採った脂肪をバストに注入していく施術です。注入した脂肪のバストへの生着率が約30~50%と言われていますが近年は定着率を上げる方法で1~2カップサイズを上げられます。
施術方法はピュアグラフト法、コンデンスリッチ法が主流となります。ピュアグラフト法は採取した脂肪をピュアグラフトシステムで透析します。2層の特殊フィルターで死活細胞や老化細胞等を除去し、脂肪細胞や成長因子が含まれる純度の高い良質な脂肪細胞のみを生成します。
コンデンスリッチ法は採取した脂肪から不純物や水分を除去し、濃縮技術で老化、肥大化した脂肪細胞も徹底除去します。定着に有利な細胞だけが濃縮されたコンデンスリッチファット(CRF)だけを仕分けることが可能です。
以前の脂肪注入ではバストにしこり、石灰化になるリスクがありましたが、上記の方法を用いることでしこり、石灰化の可能性が低くなり、脂肪の定着率もあがりました。
バストを2カップ以上大きくするためにシリコンバッグを挿入する術式です。バッグの挿入位置により大胸筋下法、乳腺下法、大胸筋筋膜下法が選択されます。体形に合わせて挿入筋膜を決定しますが、インプラントの輪郭が出にくい大胸筋筋膜下法が多く、わきの下を切開するため傷は目立ちません。
シリコンバックはコヒーシブシリコンバッグ、Motiva(モティバ)など希望のバストの形、ボリュームに合わせてバッグを決定します。
ラウンド型のバッグは正面から見た時に丸いバストを作ることができます。バストが小さい人や特別大きくない人(A~Cカップくらい)に対し、自然に綺麗でバストを大きくするのに向いています。また元々バストの大きい人に対し、さらに大きくする場合にも向いています。アナトミカル(ティアドロップ)型は横から見たときに下半分が大きく下にボリュームが出た乳房の形をしています。
アナトミカル型は乳房下溝(起きた状態で、バストが垂れたときにできるシワの部分)を切開し、直視下にプロテーゼの位置を調節します。元々バストが大きい人で、バストの上のほうにもボリュームがある場合、乳房下溝の切開から入れます。
陥没乳頭とは乳頭が突出せず、乳輪内に埋まっている状態です。原因は何らかの理由により乳管(乳汁を乳頭へ運ぶパイプラインの役目を担っている管)が成長しきれなかったり、乳首をささえる周りの組織が未発達であったりということなどが考えられます。乳頭が不衛生になりやすく乳頭炎、乳腺炎を起こしたり、乳輪下膿瘍を繰り返す場合があります。また、授乳の障害となる場合があります。見た目が気になるという方もいます。
陥没乳頭は仮性(引っ張るなどすれば出てくるがすぐにひっこんでしまうもの)の場合であればマッサージや乳頭吸引器で治療可能なケースも少なくありません。真性(乳首を引っ張り出すことができないもの)の場合は手術が一番有効な治療法になります。手術方法はクリニックによって差異はありますが、基本的には陥没している乳首を引っ張り出して、乳首の根元を縫合し後戻りしないようにするものです。
重症のケースでは皮弁を作成して乳首の土台となるように縫合する方法が取られることもあります。基本的に乳管を温存する手術なので、授乳には問題ありません。なお、授乳をする必要がある方は保険適応となります。
乳房縮小術はバストの組織や脂肪を取り除いてボリュームを減らし、あまった皮膚を切除・縫合することでバストを小さく整える手術です。乳房縮小をすることで、大きすぎるバストを整えてバストの形を保つことができます。全体のバランスを整えるだけでなく、大きすぎるバストが原因の肩こりや腰痛、運動障害、垂れているバストの裏側の皮膚の湿疹やびらんなどを改善する効果もあります。
手術方法は元のバストの大きさ、形、希望する仕上がりによって異なります。手術の方法によっては、傷跡が目立つリスクがあります。乳頭・乳輪は本来の乳頭・乳輪の一部もしくは全部を、新しいバストにおいて良い位置となるように考慮して移動します。
クリニックによっては、乳房縮小のことをリダクション、マンマリダクションと呼ぶところもあります。
乳房吊り上げ術は老化や妊娠、授乳による急激なサイズ変化、乳腺自体の重みなどによって下垂し変形したバストを改善します。サイズを維持したままバストの位置を上げる施術方法ですが、同時にサイズ変更等の複合オペを行うこともあります。
手術方法はいくつかありますが、バストの状態、希望に応じて術式を決定します。施術方法により、ハリを同時に出したい場合はプロテーゼ等での豊胸術を同時に行うこともあります。乳輪周囲切開、マストペクシー、乳房固定術、乳房下垂修正、乳房拳上など様々な名称がついていますが、いずれもバストを持ち上げるという基本的な内容に大きな違いはありません。
術後の授乳への影響はない手術方法が一般的ですが、術後の壊死、感染等で影響を及ぼす可能性があることと、術式によっては乳房に傷が目立つ可能性もあります。
乳頭とは乳首の部分です。授乳で大きくなってしまった乳頭や、生まれつき大きな乳頭を小さく自然に整えるのが乳頭縮小術です。乳頭の一部をカットし、縫合することで乳頭を小さくします。
楔状に乳頭の先端を切除し縫合する方法や、乳頭の直径が広い(乳頭が太い)場合は、ホールケーキをピースに切り分けるようにカットし縫合する方法、乳頭の高さがある場合は、ドーナツ状に組織を切除し縫合する方法などがあります。これらの方法はあくまで一例であり、個々人の形・大きさ、授乳機能を残すかどうかの希望にあわせて医師と相談して決定します。今後、出産の希望がある方は授乳機能を残すことをお勧めします。
授乳機能を残す方法を選んだ場合、乳頭の大きさによっては希望のように小さくできない可能性があります。
女性の乳輪の大きさは平均約38mmと言われていますが、バスト全体とのバランスが重要です。乳輪縮小術とは先天的に大きい乳輪や産後の授乳で大きくなってしまった乳輪を一部切除して小さくする手術です。乳頭の根元か乳輪の縁(肌色の皮膚との境目)で切除することが多いです。
乳輪縮小で縮小できる面積はクリニックにより異なるので事前に入念なカウンセリングを行う必要があります。なお、モントゴメリー腺(乳輪にあるぶつぶつ)が気になる場合、一緒に処置が可能ですので医師に相談しましょう。
乳輪が大きいと思っている方で実は色が濃いために目立っているという場合もあります。その際にはトレチノインとハイドロキノンなど美白作用のある塗り薬やレーザー治療で乳輪の色を薄くし、乳輪を小さく見えるようにできる場合もあります。メスを使用せずダウンタイムがないため気軽に改善することが可能です。
ミラドライは2018年にマイクロ波による腋窩多汗症治療機器として、厚生労働省から正式に承認を受けた治療です。またアメリカのFDA(米国食品医薬品局)でも認められており世界的にも多汗症、わきが、減毛に効果を実証されています。
ミラドライはマイクロ波を真皮深層から皮下組織浅層へ照射し、加熱することでアポクリン汗腺とエクリン腺にダメージを与え、破壊します。一度破壊された汗腺は半永久的に再生されることがないため、永続的な効果が期待できます。傷跡の残る切開法や一時的な効果のボツリヌストキシンに変わる最新の治療法です。
また熱が伝わる表皮から真皮浅層は、冷却機能で冷やしながらの施術を行い熱傷などの皮膚ダメージを予防します。基本的に局所麻酔を使用しての施術になるため、痛みも抑えられています。
一度の施術で多くの汗腺が破壊されますが、消滅しなかった汗腺が臭いや汗を出すことがありますので、その際には再度照射する必要があります。ダウンタイムが2~3日と短く済むため休みが取れない場合でも気軽に施術を受けることができます。また、照射によって減毛効果もあります。
メスを使わずに手軽に0.5~2カップ程度、胸のサイズアップを行うことができます。注入方法、注入層はクリニックにより様々ですが乳腺組織と胸筋の間に注入します。施術時間は30分ほどで痛みに弱い方は静脈麻酔、笑気麻酔で痛みを緩和することが可能です。
ダウンタイムがないため、翌日には学校や会社に行くことが可能です。持続期間は約1年半~2年で、一度で希望量を注入するよりも6カ月程間隔をあけて注入することが多いです。ヒアルロン酸は体内に吸収されるため、希望のサイズにならないということがあります。
使用するヒアルロン酸はクリニックにより異なりますが、SUB-QやマクロレインVRF30より粒子が丸くソフトで感触が柔らかいマンマリーヒアルや親水性ゲルで、98%は自然物質の水分で作られているアクアフィリング等使用するクリニックもあります。
ただし、ヒアルロン酸注入後しこりになる可能性や胸のエコー、マンモグラフィーが受けられない場合があります。
ドクターオバジによって開発されたメディカルスキンケアです。市販のオバジシリーズとは異なり、オバジニューダームシステムは、医師の管理・指導を受けながら自宅にて皮膚のダメージを修復・回復し、健康で若々しい肌を取り戻すためのプログラムです。
オバジニューダームシステムは、洗顔・化粧水・美容クリーム・日焼け止め・トレチノインが1セットになっています。これらを肌の状態に合わせて使うことで、細胞の再生やコラーゲンの生成を促して健康な肌を取り戻していくプログラムです。これらの基礎化粧品の中には、医療機関でしか取扱いのできない成分(トレチノインやハイドロキノン)が配合されています。なお、プログラムは肌の状態やライフスタイルによって選ぶことができます。
このオバジニューダームシステムでは、6週間を1サイクルとし、基本的に全部で18週間のプログラムが実施されます。1サイクル目は反応期で肌が乾燥したり、赤みやかゆみ角質の剥離が出ます。2サイクル目は耐久期で肌の抵抗力が上がる期間です。1サイクル目で感じたかゆみなどがなくなり、肌に弾力が生まれてきます。そして、最後の3サイクル目は完成期で肌が健康になったことを実感できるようになってきます。
18週間のプログラム終了後は、定期的なメンテナンスとなります。メンテナンスの頻度や使う基礎化粧品は、肌の状態によって異なります。医師と相談しながら続けることで、美肌を保ちやすくなります。
メディオスターは2018年に厚労省から脱毛効果と安全性の薬事承認を取得している新しい医療脱毛機になります。従来の医療脱毛は毛根等へのアプローチで脱毛をしていましたが、メディオスターは毛根より浅いバルジ(発毛因子)領域に照射し、毛を生やす組織を破壊して、毛の成長を抑制して脱毛を行います。
従来のレーザー脱毛で感じる強い痛みと衝撃は毛根がレーザー照射によって熱破壊された時に痛みを感じますが、メディオスターでは低出力のレーザーを連射することで痛みや熱さがかなり軽減されるようになりました。そのため痛み、敏感肌、アトピー肌などで脱毛を断念した方でも施術を受けることができます。
また従来のレーザーではメラニン色素に反応するレーザーとは異なるため肌の色、産毛、白い毛、毛の太さに関係なく均一に脱毛することができるようになりました。従来のレーザー脱毛では脱毛のムラを感じる背中や顔への施術も効果を実感できます。
頬、口元、首にかけてのたるみを改善する施術です。耳に沿って、頬のあたりまで広範囲に切開し、SMAS(superficial musculo-aponeurotic system=スマス)と呼ばれるおでこからこめかみ、頬にわたって表在する筋膜群と皮膚を引き上げて縫合し、リフトアップ効果を図ります。
「リガメント法」と呼ばれる方法では骨とSMAS、皮膚をつなぎとめている靭帯(リガメント)をいったん切り離し、皮膚やSMASを引き上げた後に再度固定します。皮膚やSMASと比べ硬い組織であるリガメントを使って引き上げを行うと、後戻りがしにくく、効果が持続しやすいと言われています。
広範囲の引き上げが期待でき、効果は半永久的に続きます。40代以降、たるみが顕著な方に適応となる施術です。
ミントリフト(ミニ)は糸を使って顔のたるみを改善するフェイスリフトです。
従来のリフティング用の糸は、糸自体に切り込みを入れていたためトゲ状の部分の強度が弱く、思うようなリフティング効果が得られないことがありました。ミントリフト(ミニ)の糸は切り込みを入れるのではなく、太めの糸にコグと呼ばれるトゲ状の突起をつけることで強度が大幅に改善されています。
コグは360°すべての方向についているため、肌を強力に持ち上げることができます。また、挿入してからしばらくするとコラーゲンが産生されるようになるので、リフトアップ効果に加え、肌のハリや弾力アップにも期待できる施術です。糸は完全に吸収されるタイプでアメリカのFDA(食品医薬品局)で認可を受けている安心して受けられる施術と言えるでしょう。
ミントリフト(ミニ)と他の糸によるリフティングとの違いは糸が吸収されるまでの期間が8~12カ月と長く、効果の持続性に優れているという点にあります。糸の挿入は切開せずにこめかみ部分やおでこの上など有毛部分から行うため、傷跡が残ることはなく針の跡も目立ちません。周りにバレることなくリフティングしたいという方にもオススメの治療方法です。
通常の脂肪吸引に加え、超音波のベイザー波で脂肪を液体状に溶してカニューレで吸引します。細胞壁・血管・索状組織へのダメージや出血が少なく、手術時間が従来の施術時間より短縮されるため、通常よりもダウンタイムが短くなります。
ベイザーでは皮下脂肪の90%までの除去が可能なため、従来の脂肪吸引より浅い層(皮膚のすぐ下)の脂肪までとれるので痩せ型の方でも脂肪を吸引することができます。
通常の脂肪吸引では術後施術個所のたるみが気になる方が多いですが、ベイザーでは皮下の繊維組織の構造を保ったまま脂肪細胞のみを除去できるため、術後はお肌の引き締め効果があり、たるみの心配は軽減されます。
施術直後は一時的に強い腫れやむくみが生じ、術前より太くなって見えたり、体重が吸引前より増加することがあります。これは施術時に使用する麻酔、むくみが原因で起こります。術後1カ月程で落ち着き始め、その後時間の経過と共に徐々に落ち着き最終的な仕上りまでは約3カ月かかります。
その間、施術部位を圧迫することで施術部位の皮膚の引き締めや腫れやむくみ軽減のために術後の圧迫は仕上がりを左右するうえで重要です。
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無毒化したボツリヌス菌を注入して気になる部分を改善する法です。眉間・額・目尻等、表情筋の動きによってできるシワに対して効果が期待できます。これらのシワは筋肉の収縮によっておこります。ボツリヌス菌の筋肉の動きを抑制する作用を利用してシワができるのを防ぐ施術です。
また、ボトックス注射は筋肉が肥大している場合はエラに注入し、物を噛むときに使う咬筋をゆるめることで小顔効果が期待できます。
皮膚を冷却しながら電気エネルギーの高周波RF(ラジオ波)による熱作用を加えることで内部のたんぱく質を変性させ、皮膚を引き締めます。同時に創傷治癒効果によってコラーゲンの生成・再生、繊維芽細胞の生成が起こり、長期的な引き上げ(リフトアップ)効果や肌の引き締め(タイトニング)効果が期待できます。
タイトニング効果は施術直後から実感でき、数カ月後にわたってリフトアップ効果が現れます。持続期間は最長6カ月程度とされています。サーマクールCPTでは振動を与えつつ、断続的に高周波を照射するため、従来のサーマクールと比較して痛みや熱感が緩和されています。また、高温状態が均一に保たれるため、より効果的に肌を引き締めることが可能になりました。
おもな治療部位は、頬(法令線)、首、輪郭・アゴ周り、口もと(マリオネットライン)、額など。目元専用の機種「サーマクールアイ」では目元への施術も可能です。